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終活セミナーや無料相談会は、実は思っている以上に身近な場所で開かれています。
しかし、終活セミナーや無料相談会をどこで探せば良いのか分からないまま、結局手を付けられずにいる方は少なくないと思います。
この記事では、京都市だけでなく宇治市や亀岡市、福知山市といった京都府内の他の地域も含めて、実際に活用されている探し方をご紹介します。あわせて、参加する前に知っておきたい注意点やよくある質問もまとめました。順番に読んでいただければ、今日からできる一歩が見えてくるはずです。
目次
終活セミナー・無料相談会は、どんな場で開かれているのか

相続や暮らしの手続きを分かりやすく伝える場として
相続登記の義務化をはじめ、遺言や財産整理に関する制度は見直しが行われることがあります。こうした制度は、条文だけを読んでも分かりにくいものです。遺言書の書き方やエンディングノートの活用法など、テーマは団体や回によってさまざまですが、行政や専門職団体は、制度の内容を図解や事例を交えて分かりやすく解説する場として終活セミナーを開いています
(参考:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート」)。
相談できる窓口は、府内各地に設けられている
京都府内には高齢者の暮らしを支える相談窓口が127か所設けられており、京都市内の61か所のほか、宇治市・亀岡市・福知山市など各市町村にも設置されています。
(出典:京都府「地域包括支援センター」)
こうした窓口には保健師や社会福祉士、主任ケアマネジャーといった専門職が配置されており、職員には守秘義務が課されているため、家族関係やお金のことなど話しにくい内容でも安心して相談できます。
(参考:京都市「高齢サポート(地域包括支援センター)について」)
探し方①:市区町村の広報誌・公式サイトのイベント情報を確認する

もっとも手軽に始められるのが、お住まいの市区町村が発行する広報誌や公式サイトを確認する方法です。京都市では、行政書士会と共催で終活セミナーと無料相談会を実施した実績があり、開催日時や会場、テーマ(お墓の選び方や改葬の手続きなど)が事前に告知されていました。
(出典:京都市「行政書士による終活セミナー及び無料相談会の開催について」)
公式サイトを見る際は、トップページから探すよりも「終活」「相続」「エンディングノート」といったキーワードでサイト内検索をかけるほうが早く見つかります。
また、「京都府 終活セミナー」「宇治市 無料相談会」のように、お住まいの市区町村名とキーワードを組み合わせて検索エンジンで探す方法も有効です。区役所・市役所・支所の窓口に置かれた紙の広報誌にも、ウェブサイトには載っていない地域限定の情報が掲載されていることがあるので、あわせて確認しておくと安心です。
開催頻度は団体によって異なり、定期開催のところもあれば、年に数回の単発開催のところもあるため、こまめなチェックをおすすめします。
探し方②:地域包括支援センターに問い合わせる

地域包括支援センターは、介護・福祉・健康・医療について総合的に相談できる公的な窓口で、京都府内の各市町村に設置されています。
「終活そのものについて相談したい」という場合はもちろん、「何から手をつければよいか分からない」という段階でも対応してもらえるのが特徴です。
- 京都市:「高齢サポート」という名称で市内61か所に設置されています(出典:京都市「高齢サポート(地域包括支援センター)について」)
- 宇治市:担当地域ごとにセンターが設置され、来所が難しい場合は訪問での相談にも対応しています(出典:宇治市「地域包括支援センター(高齢者総合相談窓口)のご案内」)
- 亀岡市:保健師・主任ケアマネジャー・社会福祉士が連携する総合相談機関として運営されています(出典:亀岡市「亀岡市地域包括支援センター」)
- 福知山市:「よりそい窓口」として、どこに相談すればよいか分からない段階からの相談に対応しています(出典:福知山市「地域包括支援センター」)
電話をかけるときは、身構える必要はありません。
「終活について相談したいのですが」と一言伝えるだけで、職員が状況を聞き取りながら、地域で開催されているセミナーや、必要に応じて司法書士会・社会福祉協議会など他の窓口を案内してくれます。
訪問対応をしている地域もあるため、外出が難しい方も相談しやすい窓口です。
探し方③:社会福祉協議会(社協)主催の講座を利用する

地域包括支援センターが個別の相談を主な役割とするのに対し、社会福祉協議会は地域住民向けの講座や研修の企画・実施を担っている点が特徴です。
エンディングノートの書き方講座など、終活に関する内容が取り上げられることもあります。
この社会福祉協議会は、地域住民の福祉活動を組織する民間団体で、京都市や宇治市、亀岡市、福知山市など、市区町村ごと、また都道府県単位でも設置されています。
(出典:京都市「社会福祉協議会」)
利用する際は、お住まいの市区町村社協(京都市の場合は区社会福祉協議会)に、講座やセミナーの開催予定がないか問い合わせてみましょう。
地域包括支援センターに相談した際、あわせて案内してもらえることも多いので、探し方②とセットで確認するのも効率的です。
京都府社会福祉協議会の公式サイトでも、府内向けのお知らせが随時更新されています。
(参考:京都府社会福祉協議会)
探し方④:司法書士会・行政書士会・弁護士会の無料相談会に参加する

遺言書の書き方や相続登記など、具体的な手続きについて相談したい場合は、専門職団体が開く無料相談会が心強い選択肢です。
京都司法書士会は、京都府内各地で開催する相談会をまとめて検索・予約できるサイトを公開しており、京都市に限らず府内どこからでも利用できます。相談時間は1組あたりおおむね20〜30分程度で、多くが事前予約制です。
(出典:京都司法書士会「相談会検索&ウェブ予約」)
- 京都市では区役所・支所を会場に、京都司法書士会との共催で無料相談会が開催されています(出典:京都市「司法書士無料相談会の開催について」)
- 京都府行政書士会も、相続や終活の手続きについて無料相談を実施しています(出典:京都市「行政書士による終活セミナー及び無料相談会」)
- 京都弁護士会でも法律相談の窓口が設けられていますので、権利関係や親族間のトラブルが心配な場合は公式サイトで開催状況をご確認ください
「相続」「遺言」など相談内容がある程度決まっている場合は、事前にメモを用意しておくと、限られた時間の中でも要点を伝えやすくなります。事前予約制のものが多いため、人数や時間に限りがある点にも注意しておきましょう。
探し方⑤:金融機関・葬儀社・霊園のセミナーと京都府ならではの窓口

民間主催セミナーの探し方
銀行や信用金庫、葬儀社、霊園なども、資産管理やお墓・葬儀に関する無料セミナーを開催していることがあります。京都市内に限らず、宇治市や城陽市など府内の他の地域でも、地域包括支援センターと連携したセミナーが開かれる例があります。
窓口に置かれたチラシや、各社の公式サイトのイベントページで案内されているので、普段利用している金融機関や近隣の施設があれば確認してみるとよいでしょう。
民間主催セミナーに参加するときに気をつけたいこと
民間企業が主催するセミナーは、無料で専門的な話が聞ける貴重な機会である一方、自社の商品やサービスの案内が組み込まれていることも珍しくありません。悪いことばかりではありませんが、次の点は意識しておくと安心です。
- セミナーの主催者や目的(情報提供が目的か、商品・サービスの案内も含まれるか)を、申込み前にチラシや案内文で確認する
- その場で契約や申込みを決める必要はありません。「持ち帰って家族と相談したい」と伝えて問題ない、という姿勢で参加する
- 可能であれば、家族や信頼できる人と一緒に参加するか、後で内容を共有しておく
- 複数の会社の話を聞き比べてから決めても遅くはありません
強引な勧誘を受けた、契約後に不安になったなど、困ったことがあった場合は、一人で抱え込まず、早めに相談することが大切です。
消費者ホットライン「188(いやや!)」に電話すると、お近くの消費生活センターなどの相談窓口を案内してもらえます。
(出典:消費者庁「消費者ホットライン」)
京都府ならではの窓口も活用しましょう
京都地域包括ケア推進機構では、高齢者向けの府民講座・イベント情報を京都府全域に向けて発信しています。
「京都府 終活 無料相談会」を探すときも、地域包括支援センターの情報とあわせて、この府全体の催し情報を確認しておくと、公的な主催のものを中心に選びやすくなります。
(出典:京都地域包括ケア推進機構「府民講座・イベント情報」)
よくある質問

一人で参加しても大丈夫ですか?
大丈夫です。地域包括支援センターや士業団体の相談会は、一人での来所・相談を前提に運営されています。不安な場合は、電話で問い合わせる段階から相談してみると、当日の流れを事前に教えてもらえることが多いです。
何を持っていけばよいですか?
筆記用具のほか、相談内容によっては本人確認書類や、これまでに書いたエンディングノートなどがあると話がスムーズです。何を持参すればよいか迷う場合は、申込み時に窓口へ確認しておくと安心です。
家族に内緒で相談してもいいですか?
相続や財産の話は、最終的に家族と共有が必要になる場面も多く、どのタイミングで伝えるかは窓口で相談しながら考えるとよいでしょう。それでも、地域包括支援センターの職員には守秘義務が課されているため、相談内容が無断で家族に伝わることはありません。
(参考:京都市「高齢サポート(地域包括支援センター)について」)
相談したら、その場で契約しないといけませんか?
地域包括支援センターや士業団体の無料相談会は、そもそも契約を前提とした場ではありません。民間企業主催のセミナーであっても、その場での契約は必須ではないケースがほとんどです。迷う場合は持ち帰って検討する旨を伝えて問題ありません。
オンラインでの相談はできますか?
団体によって対応が異なるため、希望する場合は申込み時にオンライン対応の可否を確認しておきましょう。京都司法書士会の相談会の一部ではオンライン予約が可能なものもあります。
(出典:京都司法書士会「相談会検索&ウェブ予約」)
参加前に確認しておきたいこと
- 費用:「無料相談会」でも、内容によって一部有料の場合があります。申込前に必ず確認しましょう
- 主催者と目的:公的機関の主催か、民間企業の主催かで、話の目的が変わることがあります
- 持ち物:本人確認書類やエンディングノートなど、相談内容に応じて必要なものを事前に確認する
- 予約の要否:多くの相談会は事前予約制です。当日参加できるかどうかも事前に確認しておきましょう
まとめ|まずは身近な窓口に一本、問い合わせてみましょう
京都市だけでなく、宇治市や亀岡市、福知山市など京都府内のどの地域にお住まいでも、広報誌・公式サイト、地域包括支援センター、社会福祉協議会、司法書士会・行政書士会・弁護士会の無料相談会、そして金融機関や葬儀社のセミナーといった複数の入口があります。民間主催のセミナーに参加する際は、この記事でご紹介した注意点も参考にしていただければと思います。
まずはお住まいの地域の地域包括支援センターに一本、電話をかけてみることから始めてみませんか。
まずはここに相談してみませんか
終活セミナーや無料相談会の探し方に迷ったら、まずは公的な窓口に問い合わせるのが安心です。
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