単身高齢者の見守りサービス・緊急通報システム比較【2026年最新版】

本ページはプロモーションが含まれている場合があります。

一人暮らしの高齢の親を持つ方にとって、「離れて暮らしていて、もしものときにすぐ気づけるか」という不安は尽きないものです。実は、こうした不安を軽減するために作られたのが「見守りサービス」です。


単身高齢者が増えている今、見守りが必要な理由

厚生労働省の「国民生活基礎調査」では、65歳以上の一人暮らし世帯(単独世帯)が年々増加していることが示されています。一方で、地域のつながりが希薄になり、近所同士で日常的に様子を確認し合う機会も減ってきました。

一人暮らしの高齢者に多い不安としては、次のようなものが挙げられます。

  • 自宅内での転倒や急病に、誰も気づけない
  • 認知症の症状による外出時の道迷い・徘徊
  • 訪問販売や特殊詐欺などの防犯面の不安
  • 離れて暮らす家族が、日々の様子を把握できない

一方で、「まだ一人でも大丈夫」「機械は苦手」といった声も多く、本人の負担が少なく、自然に生活へ取り入れられる見守り方法を選ぶことが長続きのポイントになります。


見守りサービスの主な種類と特徴

見守りサービスと一口に言っても、仕組みや目的によって大きく4つのタイプに分かれます。まずは全体像を押さえておきましょう。

種類特徴向いている人
緊急通報・駆けつけ型異常時に警備会社のガードマンが駆けつける持病がある・転倒リスクが高い
生活反応型家電・照明・ポットなどの使用状況で安否を確認自然な見守りを重視したい
GPS型外出先の位置情報を確認できる認知症・徘徊が心配
訪問型定期的な訪問により安否を確認デジタル機器の操作が苦手

それぞれ得意分野が異なるため、「何を一番心配しているか」を軸に選ぶことが大切です。持病による急変が心配なら緊急通報・駆けつけ型、自然な形で見守りたいなら生活反応型、といったように目的を明確にすると選びやすくなります。


見守りサービスと緊急通報システムの違い

「見守りサービス」と「緊急通報システム」は、しばしば同じ意味で使われますが、実は範囲が異なります。

緊急通報システムは、ボタン操作などで警備会社や消防に通報し、駆けつけや救急要請につなげる仕組みを指すことが一般的です。一方で見守りサービスは、緊急通報の機能に加えて、生活反応の検知やGPSでの位置確認、定期訪問など、より幅広い「安否確認」の手段全体を含む言葉として使われています。

つまり、緊急通報システムは見守りサービスの中の一つの機能・カテゴリと考えるとわかりやすいでしょう。「駆けつけ」を伴うかどうかが、両者を見分ける大きなポイントになります。生活反応型やGPS型の中には、駆けつけを伴わずメール通知のみで完結するサービスも多くあります。


人気の見守りサービス徹底比較

ここからは、代表的な見守りサービスをタイプ別にご紹介します。料金は目安であり、最新の料金・条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。

スポンサーリンク

① 緊急通報・駆けつけ型

HOME ALSOK みまもりサポートは、24時間365日の緊急通報と、全国のガードマンによる駆けつけが特徴です。ペンダント型の緊急ボタンのほか、看護師資格を持つスタッフへの健康相談、火災監視、生活リズムの監視機能も備えています。持病がある方や転倒が心配な方、遠方の家族が安心を求める場合に向いています。全国対応で自治体への導入実績も多く、緊急対応の早さが魅力です。一方で、駆けつけ型は月額料金がやや高めで、機器の設置が必要になる場合がある点は押さえておきましょう。

セコム 親の見守りプランも、緊急通報とガードマンの駆けつけに加え、防犯・火災監視・家族向けアプリ・異常検知機能をまとめて備えたサービスです。見守りだけでなく防犯も一括で管理したい方や、ブランドの実績を重視したい方に向いています。全国対応で心強い一方、費用は比較的高めに設定されています。

② 生活反応型(ゆるやかな見守り)

クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プランは、自宅の電球をIoT電球「ハローライト」に交換するだけで始められる手軽さが特徴です。Wi-Fiや工事は不要で、電球の点灯・消灯の動きから生活反応を検知し、異常があれば通知先へメールでお知らせします。必要に応じて、ヤマト運輸のスタッフによる訪問確認も依頼できます。ITが苦手な方や賃貸住宅にお住まいの方、まずは見守りを始めてみたい方に向いています。ただし、あくまで生活反応の検知が中心で、リアルタイムの緊急通報には対応していない点には注意が必要です。

象印 みまもりほっとラインは、通信機能付きの電気ポットを使い、給湯の情報を家族へ通知するサービスです。Wi-Fiや工事は不要で、ポットを普段通り使うだけで自然に見守りができます。高齢者本人の負担が少ないのが大きなメリットですが、緊急通報機能はなく、ポットを使わない方には不向きな点はデメリットといえるでしょう。

みまもり電池(アロン化成)は、IoT電池を普段使っている家電に入れるだけで生活反応を検知できるサービスです。工事不要で設置も簡単な反面、駆けつけや緊急通報の機能はありません。

スポンサーリンク

③ GPS・外出見守り型

ココセコムは、GPSによる位置確認と緊急通報、捜索サービス、駆けつけまで対応するサービスです。認知症の症状がある方や外出の多い高齢者の見守りに向いています。外出時も見守れるのが強みですが、その分室内での見守りには向いていません。

④ 訪問型

郵便局のみまもりサービスは、郵便局員による定期訪問で安否確認を行い、その様子を家族へ報告してくれるサービスです。訪問型と通信型を選べる点も特徴です。デジタル機器の操作が苦手な方に向いていますが、緊急時の対応そのものを目的としたサービスではない点は理解しておきましょう。

比較表①:料金・サービス内容比較(目安)

サービス名初期費用(目安)月額料金(目安)緊急通報駆けつけGPS訪問工事
HOME ALSOK みまもりサポート0円~70,565円1,870円~3,069円オプション有無選択可
セコム 親の見守りプラン74,890円~263,340円3,520円~5,610円
クロネコ見守りサービス0円1,738円訪問対応不要
象印 みまもりほっとライン5,500円3,300円不要
みまもり電池6,578円1,078円不要
ココセコム4,400円~1,320円~不要
郵便局のみまもりサービスプランによる1,070円~不要

※料金はプラン内容や契約年数、地域によって変動します。各項目は別途オプション料金がかかることがあります。サービス内容が変更となる場合があります。必ず最新料金を公式サイトでご確認ください。

比較表②:目的別おすすめサービス

目的おすすめのサービスタイプ
持病がある緊急通報・駆けつけ型(ALSOK・セコム)
費用を抑えたい生活反応型(クロネコ見守り・みまもり電池)
認知症が心配GPS型(ココセコム)
機械が苦手訪問型・生活反応型(郵便局・象印)
防犯も重視したい緊急通報・駆けつけ型(セコム)

単身高齢者・家族におすすめの選び方

kazoku

サービスを選ぶ際は、次のような視点で比較すると失敗が少なくなります。

  • 何を一番心配しているかを明確にする(急病か、徘徊か、防犯か)
  • 本人が無理なく使い続けられるかを優先する
  • 月額料金だけでなく、初期費用や解約条件も確認する
  • 家族の生活スタイルに合った通知方法(メール・アプリ・電話など)かを確認する

実は、いきなり駆けつけ型を導入しようとすると、本人が「監視されているようで嫌だ」と感じて抵抗されるケースも少なくありません。まずは生活反応型など負担の少ないサービスから始め、必要に応じて緊急通報・駆けつけ型へ切り替えていくという進め方もおすすめです。


自治体の見守り・緊急通報サービスについて

民間サービスのほかに、市区町村や地域包括支援センターに相談すると、緊急通報装置の貸与や安否確認サービスを、低料金または無料で利用できる場合があります。厚生労働省も、地域における高齢者の見守り体制の整備を進めており、自治体ごとに独自の見守り事業を展開しているケースが多くあります。

一方で、対象条件(独居であること、要介護度など)や利用できるサービス内容は自治体によって異なります。まずはお住まいの地域包括支援センターや市区町村の高齢福祉担当窓口に問い合わせてみることをおすすめします。


導入までの手順と注意点

見守りサービスを導入する際は、以下のような流れで進めるとスムーズです。

  1. 心配な点(急病・徘徊・防犯など)を家族で整理する
  2. 候補となるサービスの資料請求・見積もりを取る
  3. 本人と一緒にサービス内容を確認し、納得を得る
  4. 契約・設置(工事の要否も事前に確認)
  5. 実際に使いながら、必要に応じてプランを見直す

契約前には、最低利用期間や解約時の違約金、機器の返却条件を必ず確認しておきましょう。また、本人の意思を無視して急に導入すると、かえって不安や反発を招くことがあります。時間をかけて、本人が納得できる形で進めることが長続きのコツです。


最後に|安心できるセカンドライフのために

見守りサービスは、単身高齢者本人にとっても、離れて暮らす家族にとっても、日々の安心を支える心強い選択肢です。緊急通報・駆けつけ型、生活反応型、GPS型、訪問型と、それぞれに得意分野があるからこそ、「何を優先したいか」を明確にして選ぶことが何より大切です。

一人で悩まず、まずは資料請求や無料相談から始めてみてください。市区町村や地域包括支援センターへの相談も、安心できるセカンドライフへの一歩になります。

おすすめの記事