バイクの名義変更、死亡時はどうする?手続きなどやさしく解説

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※本記事は、公的機関の公表資料をもとにまとめたものです。個別の状況における具体的な判断が必要な場合は、当該地方自治体のバイク・自動車関連ページ(例:市区町村FAQ)を参考ください。

ご家族が亡くなり、車検証の所有者欄がそのままになっているバイクや車。実はこれ、通常の名義変更とは違う「相続」の手続きが必要になります。

「バイクなんて売るか捨てるだけだから、そのままでいいのでは」と思われるかもしれません。
でも、名義が故人のままだと、売却も廃車もスムーズにできないことがあります。
実は、必要な書類さえ揃えておけば、思っているより難しい手続きではありません。安心してください。


所有者が亡くなったときは「名義変更」ではなく「相続」の手続きに

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売買のときとは書類が変わります

車検証の所有者欄に記載されている方が亡くなった場合、相続(名義変更)の手続きが必要になります。必要書類は相続の状況によって異なるため、車検証の記載内容を確認したうえで、お住まいの地域を管轄する運輸支局の登録担当へ問い合わせるようにと案内されています
(出典:東北運輸局「Q5.所有者が死亡しましたが、手続きはどうすればよいですか?」)。

なお、車検証の所有者が自動車会社やクレジット会社などになっている場合は、相続ではなく通常の名義変更(移転登録)の扱いになる点も案内されています(同出典)。

難しく考えず、順番に確認していけば大丈夫です。


バイクの名義変更は排気量によって窓口・必要書類が変わります

125cc超〜250cc以下(軽二輪)の場合

軽二輪車の記載変更(名義変更)では、基本的な例として、譲渡証明書・申請書への記名・住所を証する書面(住民票の写しなど)・軽自動車届出済証・申請書(軽二輪第1号様式)・軽自動車税申告書などが必要書類として案内されています
(出典:東北運輸局「軽二輪車の記載変更等(名義変更)」)。

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250cc超(小型二輪)の場合

排気量250cc超のオートバイについては、現在の所有者と新しい所有者がともに、新たに使用する住所を管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所で手続きを行うこととされ、譲渡証明書・申請書・新所有者の住民票・委任状などが必要書類として挙げられています
(出典:関東運輸局「名義変更」東北運輸局「二輪車の記載変更等(名義変更)」)。

これらは売買を想定した基本の必要書類ですが、所有者が亡くなっている場合は、これに加えて死亡の事実と相続人が確認できる戸籍謄本など、相続に関する書類が追加で求められます。申請の内容によって必要書類が異なるため、あらかじめ電話等で確認するようにとの案内も出ていますので、事前にお近くの運輸支局へ一本連絡しておくと安心です
(出典:東北運輸局「軽二輪車の記載変更等(名義変更)」)。

排気量ごとに窓口や書類が少しずつ違うだけで、流れ自体はそれほど複雑ではありません。


自動車(普通車など)の相続・名義変更の考え方

相続人は誰になるのか

相続の順位は、第1順位が子(死亡している場合は代襲相続)、第2順位が父母、第3順位が兄弟姉妹とされ、配偶者はどの順位でも必ず相続人になると案内されています
(出典:関東運輸局「自動車の相続による手続き」)。

この考え方は自動車の登録手続き上のものですが、バイクの相続でも同じ家族関係が前提になりますので、あわせて知っておくと安心です。

相続の手続きにはいくつかのパターンがあります

自動車の相続には、相続人のうち一人が引き継ぐ「単独相続」、相続人全員で共有する「共同相続」、相続と同時に第三者への名義変更を行う方法、車検切れなどの場合に選ぶ「一時抹消登録」、廃車にする「永久抹消登録」といった手続きが用意されています
(出典:関東運輸局「自動車の相続による手続き」)。

相続と同時に第三者(買主など)へ譲る場合は、戸籍謄本(戸籍の全部事項証明書)または法定相続情報証明書に加え、遺産分割協議書・遺言書・遺産分割協議成立申立書のいずれかなど、相続の事実を確認できる書類が必要とされています
(出典:関東運輸局「第三者への名義変更(相続と第三者への名義変更を同時に手続きする場合)」)。

廃車にする場合は相続人1名の申請でも受け付けてもらえます

もう乗る予定がなく解体(廃車)する場合の永久抹消登録では、所有者が死亡している場合、相続人のうち1名の申請でも受理されるとされており、この場合は相続による移転登録(名義変更)は行わず、被相続人と申請人の相続関係、そして死亡の事実が確認できる戸籍謄本等を添えることになっています
(出典:国土交通省・自動車検査登録総合ポータルサイト「抹消登録」関東運輸局「永久抹消登録(相続人が代理で申請する場合)」)。

お子さんやお孫さんが将来困らないよう、書類だけでも早めに揃えておくと安心です。


手続き先とインターネット申請についての注意点

相談・申請の窓口

相続の手続きは書類の組み合わせが複雑になりやすいため、車検証と自動車検査証記録事項を手元に用意したうえで、自動車の使用の本拠を管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所へ事前に相談するよう案内されています
(出典:関東運輸局「自動車の相続による手続き」)。軽自動車税については、最寄りの市区町村役場への確認が必要です
(出典:東北運輸局「軽二輪車の記載変更等(名義変更)」)。

自宅からのオンライン申請(ワンストップサービス)は対象外

自動車の登録手続きは、自宅のパソコンからインターネットで申請できる「自動車保有関係手続のワンストップサービス(OSS)」も用意されていますが、相続・贈与・合併・分割・判決による自動車の譲渡、譲受は対象外とされています。相続に関する手続きは、窓口での申請が基本になる点に注意してください
(出典:国土交通省「自動車保有関係手続のワンストップサービス|申請が行える手続の種類」)。

事前に電話で確認しておくことで、当日は落ち着いて手続きできることでしょう。


まとめ|バイク・車の名義変更(死亡時)で押さえておきたい5つのポイント

  • 所有者が亡くなった場合は、通常の売買とは異なる「相続」の手続きになります(出典:東北運輸局
  • バイクは排気量(125cc超〜250cc以下/250cc超)によって窓口と必要書類が変わります(出典:東北運輸局
  • 自動車の相続には単独相続・共同相続・第三者への名義変更・一時抹消・永久抹消などの方法があります(出典:関東運輸局
  • 廃車(永久抹消登録)は相続人1名の申請でも受け付けてもらえます(出典:国土交通省ポータル
  • 相続に関する手続きはオンライン申請(OSS)の対象外のため、窓口での申請が必要です(出典:国土交通省

戸籍謄本や遺産分割協議書など、書類さえ揃えておけば、手続き自体はそれほど難しくありません。


📞 バイク・車の名義変更に関するお問い合わせ先

車検証をお手元にご用意のうえ、お住まいの地域を管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所へご相談ください。必要書類は相続の状況によって変わりますので、来庁前の電話確認がおすすめです。

全国運輸支局等のご案内(国土交通省)
廃車(抹消登録)の手続き詳細はこちら

一つひとつ確認していけば、きっと大丈夫です。

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