終活コーディネーター練習問題【葬儀編】14問+日程と費用の早見表

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終活コーディネーターをはじめ、終活系の資格を勉強している方へ。この記事では、葬儀分野のオリジナル練習問題を全14問掲載しています。今回あらたに、通夜から火葬までの日程表、葬儀形式5つの比較、香典の表書きの宗派別早見表、追加の一問一答20問、前日に見る直前チェックを加えました。葬儀分野は「法律・流れ・慣習」を分けて覚えるだけで、正答率がはっきり変わります。

この記事の使い方

  • まず○×8問と選択6問(全14問)を解きます
  • 採点したら「間違えやすいポイント」で復習します
  • そのあと日程表・形式の比較・表書きの早見表で知識を固めます
  • 追加の一問一答20問でもう一度確かめます
  • 試験前日は「直前チェック」だけを見てください
  • 本記事は特定の資格試験の公式問題・過去問ではありません
  • 葬儀の作法は宗教・宗派・地域で異なります。慣習は「一般的な形」として覚えます

この記事の内容

  1. 「葬儀」単元を学ぶポイント
  2. ○×問題1〜8
  3. 選択問題9〜14
  4. 採点結果
  5. 間違えやすいポイント
  6. 法律・流れ・慣習の3分類
  7. 通夜から火葬までの日程表
  8. 葬儀の形式5つの比較
  9. 喪主・施主・世話役
  10. 法律で決まっていること
  11. 香典の表書き早見表
  12. 服装の決まり
  13. 焼香・玉串・献花
  14. 葬儀費用の内訳
  15. 副葬品の可否
  16. 追加の一問一答20問
  17. 数字の暗記表
  18. 直前チェック
  19. よくある質問12問
  20. 次のステップ

終活コーディネーターの「葬儀」単元を学ぶポイント

終活コーディネーター資格の公式カリキュラムでは、「葬儀」が第5単元として設けられています。公式案内によると、試験は指定教材から出題され、全40問・60分の選択式および○×形式です。合格基準は100点換算で70点以上とされています。

項目内容
単元第5単元「葬儀」
出題形式選択式および○×形式
問題数全40問
試験時間60分
合格基準100点換算で70点以上
この記事の位置づけ公式教材の代わりにはなりません。理解度チェック用です

受験資格について

終活コーディネーター資格は、原則として全互協に加盟する互助会事業者、またはそのグループ企業に勤務している方を対象とした資格です。受験を検討している方は、公式サイトで最新の受験資格をご確認ください。本記事は公式教材の代わりになるものではありません。指定教材を学んだ後の理解度チェックや、葬儀分野の復習用として活用してください。

▶ 一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団|終活コーディネーター資格認定制度

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この練習問題で確認するテーマ

  • 葬儀に使われる基本用語
  • 一般的な葬儀形式の違い
  • 葬儀を行うための行政手続き
  • 喪主・遺族・参列者の役割
  • 葬儀費用と契約時の注意点
  • 服装・香典・副葬品などの基本マナー

勉強のコツ

葬儀分野では、すべてを一つの決まりとして覚えないことが重要です。火葬までの時間や火葬許可などは法律で定められています。一方、通夜の形式、香典袋の表書き、焼香の回数、棺に納める品などは、宗教・宗派・地域・施設によって異なる場合があります。

問題を解くときは、次の3つに分けて考えましょう。

  • 法律上のルールなのか
  • 一般的な葬儀の流れなのか
  • 宗教・宗派・地域ごとに異なる慣習なのか

【○×問題】葬儀編の練習問題1〜8

まずは○×問題です。答えを見る前に、自分なりの理由も考えてみましょう。

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問題1

通夜・葬儀・告別式は、すべて同じ意味の言葉である。○か×か。

答えと解説を見る

解答:×

通夜・葬儀・告別式は、関連する儀式ですが、それぞれ意味が異なります。

通夜は、一般に葬儀・告別式の前夜に、遺族や親しい人が故人を偲び、別れの時間を過ごす儀式です。

葬儀は、宗教的な考え方に基づいて故人を送り出す儀式を指します。告別式は、参列者が故人へ最後の別れを告げる社会的な儀式です。

現在は、葬儀と告別式を続けて行うことが多く、まとめて「葬儀・告別式」と呼ばれています。

出典:全日本冠婚葬祭互助協会「お葬式のマナー」

問題2

喪主と施主は、どのような葬儀でも必ず同じ人が務める。○か×か。

答えと解説を見る

解答:×

喪主は、遺族を代表して葬儀を執り行い、参列者への挨拶や葬儀社との打ち合わせなどを行う人です。

施主は、葬儀や法事の実施に関する責任者や費用負担者を指します。

一般的な個人葬では、喪主が施主を兼ねることが多くあります。しかし、社葬では、遺族が喪主を務め、会社が施主となることがあります。

そのため、喪主と施主が必ず同じとは限りません。

出典:全日本冠婚葬祭互助協会「喪主と施主のちがいは」

問題3

家族葬には法律上の明確な定義があり、法律上の親族しか参列できない。○か×か。

答えと解説を見る

解答:×

家族葬に、法律上の明確な定義や参列人数の決まりはありません。

一般には、家族や親族、故人と特に親しかった友人など、参列者の範囲を限定して行う小規模な葬儀を家族葬と呼びます。

「家族葬」という名称でも、親しい友人や知人が参列する場合があります。誰に参列してもらうかは、故人や遺族の希望に応じて決めます。

一方、参列を遠慮してもらう方への連絡方法や、葬儀後の弔問対応まで考えておくことも大切です。

参考:経済産業省「葬儀業に関する参考資料」

問題4

一日葬は、一般に通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を一日で行う葬儀形式である。○か×か。

答えと解説を見る

解答:○

一日葬は、一般に通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を一日で行う葬儀形式です。

通夜を省くため、遺族や参列者の時間的・身体的な負担を軽減できる場合があります。

ただし、前日の納棺や安置、葬儀社との打ち合わせなどは必要です。「一日ですべての準備が終わる」という意味ではありません。

また、菩提寺や宗派によっては一日葬に対応していない場合もあります。菩提寺がある方は、葬儀社だけでなく寺院にも事前に相談しましょう。

問題5

直葬・火葬式は、一般に通夜や葬儀・告別式を行わず、火葬を中心に見送る形式である。○か×か。

答えと解説を見る

解答:○

直葬や火葬式は、一般に通夜や葬儀・告別式を行わず、安置後に火葬場へ移動して火葬を行う形式です。

ただし、火葬炉の前で短い読経やお別れの時間を設ける場合もあり、内容は葬儀社、宗教者、火葬場によって異なります。

費用や負担を抑えやすい一方で、親族や知人が十分に別れの時間を持てなかったと感じる可能性もあります。

形式だけで選ぶのではなく、故人の希望、遺族の気持ち、菩提寺との関係などを確認することが大切です。

問題6

火葬は、原則として死亡後24時間を経過してからでなければ行えない。○か×か。

答えと解説を見る

解答:○

墓地、埋葬等に関する法律では、原則として死亡または死産後24時間を経過した後でなければ、埋葬や火葬をしてはならないと定められています。

そのため、直葬や火葬式であっても、死亡直後にそのまま火葬できるわけではありません。火葬までの間は、自宅、葬儀社の安置施設、火葬場の霊安室などで安置します。

感染症に関する法律などにより例外が設けられる場合もありますが、通常の葬儀では24時間経過後が原則です。

出典:厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律」

問題7

火葬は、火葬許可証がなくても、遺族の同意があれば任意の場所で行える。○か×か。

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解答:×

火葬を行うには、市区町村長の許可が必要です。死亡届などを提出し、自治体から火葬許可証の交付を受けます。

また、火葬は認可された火葬場以外の施設で行うことはできません。

実際には、葬儀社が死亡届や火葬許可申請を代行することも多くあります。ただし、遺族側でも、必要な書類や手続きの流れを把握しておくことが大切です。

出典:厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律」

問題8

葬儀社の広告に表示されたプラン料金だけを見れば、葬儀の最終的な支払総額も必ず分かる。○か×か。

答えと解説を見る

解答:×

広告に表示されたプラン料金に、葬儀で必要になるすべての費用が含まれているとは限りません。

火葬料金、式場使用料、安置料、搬送距離による追加料金、ドライアイス、宗教者へのお布施、料理、返礼品などが別料金になる場合があります。

消費者庁は、葬儀サービスの料金について、実際よりも著しく有利であると誤認させる表示をした事業者へ、景品表示法に基づく措置命令を行った事例を公表しています。

契約前には、何がプランに含まれ、何が追加費用になるのかを、書面の見積書で確認しましょう。

出典:消費者庁「葬儀サービスに関する景品表示法上の措置命令」

【選択問題】葬儀編の練習問題9〜14

ここからは選択問題です。法律の決まりなのか、慣習なのかを意識して解いてみましょう。

問題9

一般的な仏式の二日葬の流れとして、最も近いものはどれでしょう。

(1) 火葬 → 通夜 → 葬儀・告別式 → 納棺
(2) 安置・納棺 → 通夜 → 葬儀・告別式 → 出棺・火葬 → 収骨
(3) 通夜 → 火葬 → 納棺 → 葬儀・告別式
(4) 告別式 → 通夜 → 安置 → 火葬

答えと解説を見る

解答:(2) 安置・納棺 → 通夜 → 葬儀・告別式 → 出棺・火葬 → 収骨

一般的な仏式の二日葬では、故人を安置し、納棺を行った後、1日目に通夜、2日目に葬儀・告別式、出棺、火葬、収骨という流れで進みます。

地域によっては、火葬を葬儀・告別式より先に行う「前火葬」の地域もあります。また、初七日法要を葬儀当日に繰り上げて行うこともあります。

そのため、この流れは全国共通の絶対的な順序ではなく、一般的な例として理解しましょう。

関連:告別式の流れを時間割で|当日の動き

問題10

一般的な葬儀における喪主の役割として、最も適切なものはどれでしょう。

(1) 火葬許可を出す行政機関として判断する
(2) 遺族を代表し、葬儀社との打ち合わせや参列者への挨拶を行う
(3) 必ずすべての葬儀費用を一人で負担する
(4) 宗教者に代わって読経や儀式を行う

答えと解説を見る

解答:(2) 遺族を代表し、葬儀社との打ち合わせや参列者への挨拶を行う

喪主は、遺族の代表として葬儀全体の方針を決め、葬儀社や宗教者との打ち合わせ、参列者への挨拶などを行います。

ただし、すべてを喪主一人で抱える必要はありません。受付、会計、連絡、親族対応などは、家族や親族で分担できます。

また、葬儀費用を誰が負担するかは、家族の事情や合意によって異なります。喪主が必ず全額を個人負担するという法律上の決まりはありません。

問題11

葬儀や法要の案内で「平服でお越しください」と指定された場合の服装として、最も適切なのはどれでしょう。

(1) Tシャツとデニムなど普段着でよい
(2) 派手な色や光沢のある服装を選ぶ
(3) 黒・濃紺・ダークグレーなど、地味で落ち着いた略喪服を選ぶ
(4) 必ず和装の正式喪服を着用する

答えと解説を見る

解答:(3) 黒・濃紺・ダークグレーなど、地味で落ち着いた略喪服を選ぶ

冠婚葬祭で使われる「平服」は、日常の普段着という意味ではありません。

葬儀や法要では、黒、濃紺、ダークグレーなどの落ち着いたスーツやワンピースなど、略喪服に当たる服装を選ぶのが一般的です。

華美な柄、強い光沢、大きな装飾、露出の多い服装は避けます。

ただし、服装の指定や葬儀形式によって適切な装いは異なります。案内状や遺族からの連絡がある場合は、その内容を優先しましょう。

関連:喪服の格の早見表|ピークドラペルはNG?男女別アイテムと立場別マナー

問題12

通夜と葬儀・告別式の両方に参列する場合、香典を渡す回数として一般的なのはどれでしょう。

(1) 通夜と葬儀で1回ずつ、合計2回渡す
(2) どちらか一方で1回だけ渡す
(3) 毎回金額を変えて渡す
(4) 香典は必ず郵送する

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解答:(2) どちらか一方で1回だけ渡す

通夜と葬儀・告別式の両方に参列する場合でも、香典は一般にどちらか一方で1回だけ渡します。

通夜で香典を渡した場合、翌日の葬儀・告別式では受付で記帳だけを行う形が一般的です。

2回渡すと「不幸が重なる」ことを連想させるとして、避けられることがあります。

ただし、地域や遺族の方針によって対応が異なる場合があります。香典辞退の案内がある場合は、遺族の意向を尊重しましょう。

問題13

香典袋の表書きに関する説明として、最も適切なのはどれでしょう。

(1) どの宗教・宗派でも必ず「御霊前」を使う
(2) 宗教や宗派によって表書きが異なるため、事前に確認する
(3) 仏式・神式・キリスト教式はすべて「御仏前」を使う
(4) 表書きは書かず、氏名だけを書けばよい

答えと解説を見る

解答:(2) 宗教や宗派によって表書きが異なるため、事前に確認する

香典袋の表書きは、宗教・宗派によって異なります。

一般的な仏式では「御霊前」「御香典」「御香料」などが使われますが、浄土真宗では葬儀の段階から「御仏前」「御香典」「御香資」などが使われ、「御霊前」は用いない考え方があります。

神式では「御玉串料」「御榊料」、キリスト教式では「御花料」などが使われます。

宗教・宗派が分からない場合は、案内状を確認するか、葬儀社や遺族へ差し支えない範囲で確認すると安心です。

参考:浄土真宗本願寺派「よくあるご質問」

問題14

棺に入れる副葬品について、最も適切な説明はどれでしょう。

(1) 故人が好きだった物なら何でも入れられる
(2) スプレー缶や乾電池も少量なら入れられる
(3) 火葬炉や遺骨へ影響する品があるため、火葬場のルールを確認する
(4) 金属・ガラス・プラスチックほど燃えやすいため適している

答えと解説を見る

解答:(3) 火葬炉や遺骨へ影響する品があるため、火葬場のルールを確認する

棺に入れられる副葬品には制限があります。

スプレー缶、乾電池、ライターなどは、火葬中に破裂して火葬炉を損傷するおそれがあります。

金属、ガラス、プラスチック、ゴム製品などは、遺骨の損傷・変色、拾骨への支障、環境への影響につながる可能性があります。

大量の書籍、衣類、果物、飲料なども、不完全燃焼や火葬時間の延長につながる場合があります。

入れたい品がある場合は、自分で判断せず、葬儀社や利用する火葬場へ事前に確認しましょう。

出典:名古屋市「副葬品等についてのお願い」

採点結果|14問中何問正解できましたか?

正解数理解度の目安次にすること
12〜14問葬儀分野の基礎がよく定着しています公式教材で宗教・地域差や例外を確認しましょう
9〜11問基本的な流れは理解できています間違えた問題の解説と出典を読み直しましょう
5〜8問葬儀形式やマナーが一部混ざっている可能性があります法律・儀式・マナーに分けて復習しましょう
0〜4問これから基礎を固める段階です公式教材や葬儀の流れを確認して再挑戦しましょう

この採点結果は、本記事の内容に対する理解度の目安です。終活コーディネーター資格試験の公式な採点方法や合否判定を示すものではありません。

葬儀編で間違えやすいポイントまとめ

ポイント押さえどころ
通夜・葬儀・告別式は同じ意味ではない現在は連続して行われることが多いものの、それぞれ目的や意味が異なります
喪主と施主が異なる場合がある個人葬では同じ人が務めることが多いですが、社葬などでは分かれることがあります
家族葬に法律上の明確な参列範囲はない家族だけでなく、親しい友人などを招くこともあります
一日葬は通夜を省く形式直葬・火葬式は、通夜や葬儀・告別式を省き、火葬を中心に行う形式です
火葬は原則として死亡後24時間を経過してから遺族の希望だけで、死亡直後に火葬できるわけではありません
火葬には自治体の許可が必要火葬許可証の交付を受け、認可された火葬場で行います
広告価格と最終総額が同じとは限らない火葬料、安置料、搬送、料理、返礼品などの追加費用を確認します
「平服」は普段着ではない葬儀や法要では、落ち着いた色の略喪服を指すことが一般的です
香典の表書きは宗教・宗派によって異なる浄土真宗、神式、キリスト教式などでは使われる表書きが異なります
副葬品は火葬場のルールを優先する危険物、金属、ガラス、プラスチックなどは入れられないことがあります

葬儀分野は「法律・流れ・慣習」の3つに分けて覚えます

分類特徴試験での問われ方
法律で決まっていること全国共通。例外がありません○×で正面から問われます
一般的な流れおおむね共通ですが、地域差があります順序を問う形が多い
宗教・宗派・地域の慣習違って当たり前です「必ず◯◯である」という断定は誤りになります

「必ず」「すべて」が付いた選択肢は、慣習の話なら誤りです

葬儀分野で迷ったら、その内容が法律の話か慣習の話かを見てください。慣習の話に「必ず」「すべての宗派で」と書かれていれば、ほぼ誤りの選択肢です。逆に火葬の24時間や火葬許可は法律の話なので、断定した記述で正しくなります。

通夜から火葬までの日程【時系列表】

時期やることポイント
死亡直後死亡診断書または死体検案書を受け取ります死亡届と一体の用紙です
搬送・安置自宅または安置施設へ安置料がかかることがあります
7日以内死亡届の提出同時に火葬許可を申請します
納棺故人を棺に納めます副葬品はここで入れます
通夜夕方から行うことが多い省く形式もあります
葬儀・告別式翌日の午前が一般的本来は別の儀式です
出棺火葬場へ向かいます
火葬死亡後24時間を経過してから火葬許可証が必要です
収骨(骨上げ)火葬後地域差が大きい場面です
還骨法要・初七日同日に繰り上げることがあります

葬儀の形式5つの比較【早見表】

形式通夜葬儀・告別式参列者費用の傾向
一般葬ありあり制限しません高い
家族葬ありあり親族・親しい人(範囲に決まりはありません)
一日葬省きますあり限定的
直葬・火葬式省きます省きますごく少数最も低い
社葬・合同葬ありあり関係者が多い高い

家族葬の「範囲」は問われやすいところです

家族葬に法律上の参列範囲はありません。家族だけと決まっているわけではなく、親しい友人を招くこともあります。「家族葬=家族のみ」と覚えていると誤答します。「小規模に行う葬儀の総称」と理解してください。

喪主・施主・世話役の役割の違い

喪主施主世話役
役割遺族の代表として弔問を受けます費用を負担します進行を手伝います
個人葬では同じ人が務めることが多いです親族や近隣が担います
社葬では遺族の代表会社が務めることがあります会社の担当者
決め方法律の決まりはありません
挨拶喪主が行うのが一般的です

法律で決まっていること【一覧】

内容決まり
火葬までの時間原則として死亡後24時間を経過してから
死亡届死亡の事実を知った日から7日以内
火葬の許可市区町村長の許可(火葬許可証)が必要
火葬を行う場所許可を受けた火葬場
埋葬(納骨)墓地として許可を受けた区域に限られます
改葬市区町村長の許可が必要です
根拠となる法律墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)/戸籍法

24時間の例外として、特定の感染症などの場合に別の扱いが定められています。細かい例外まで問われることは多くありませんが、「原則として」という語が付く点は覚えておいてください。

香典の表書き|宗教・宗派別の早見表

宗教・宗派四十九日より前四十九日より後注意
仏式(一般)御霊前御仏前
浄土真宗御仏前御仏前「御霊前」は用いないとされます
神式御玉串料・御榊料同左「御霊前」も使われます
キリスト教式御花料同左カトリックでは「御ミサ料」も
宗教が分からない御霊前が無難とされますただし浄土真宗では避けます

出題されるのは、ほぼ「浄土真宗」です

表書きの問題は、「浄土真宗では御霊前を用いない」という点が問われます。理由は亡くなるとすぐ仏になるという教えによるとされます。ここだけ覚えておけば、表書きの問題はほぼ落としません。

服装の決まり【立場別・場面別】

呼び方誰が着るか
正喪服もっとも格が高い喪主・三親等までの近親者
準喪服ブラックフォーマル一般の参列者。いまはこれが中心です
略喪服いわゆる「平服」急な弔問・三回忌以降など
場面装い
「平服でお越しください」と言われた普段着ではなく、落ち着いた色の略喪服です
急な弔問(通夜前)喪服を避け、地味な平服にすることがあります
通夜準喪服が一般的です
葬儀・告別式準喪服。喪主・近親者は正喪服のことも
法要(一周忌まで)準喪服
三回忌以降略喪服にすることが増えます

焼香・玉串・献花の作法の違い

宗教作法回数など
仏式焼香回数は宗派で異なります(1回・2回・3回)
神式玉串奉奠二礼二拍手一礼。拍手は音を立てない「しのび手」
キリスト教式献花花が祭壇を向くように置きます
会場が混み合うとき焼香を1回に統一する案内が出ることがあります案内に従います

焼香の回数は「宗派によって異なる」が正解です。「必ず3回」といった断定は誤りになります。神式のしのび手(音を立てない拍手)も出題されやすい点です。

葬儀費用の内訳と、追加になりやすいところ

区分中身追加になりやすいか
葬儀一式の費用祭壇・棺・スタッフ・式場プランに含まれます
実費・立替費用火葬料・安置料・搬送・ドライアイスなりやすい
飲食接待費通夜ぶるまい・精進落とし人数で変わります
返礼品会葬御礼・香典返し人数で変わります
宗教者へのお礼お布施・お車代・御膳料プランに含まれません
安置日数火葬場が混んでいると延びます日数分だけ増えます

「広告価格=総額」ではないことが問われます

試験では「表示されている価格と最終的な総額は同じとは限らない」という点が出題されます。火葬料、安置料、搬送、飲食、返礼品、宗教者へのお礼は、プランの外に置かれていることが多いためです。見積書では「含まれるもの」と「含まれないもの」を分けて確認する——ここまでが解答の型です。

副葬品に入れられるもの・入れられないもの

品物理由
手紙・写真(少量)燃えます
好きだった衣類(化学繊維でないもの)
×眼鏡・指輪などの金属燃え残り、遺骨に付着することがあります
×ガラス製品・陶器溶けて遺骨に付きます
×ペースメーカー破裂のおそれがあるため、必ず申告します
×電池・スプレー缶危険物です
×厚い書籍・大量の紙燃えにくく、不完全燃焼の原因になります
果物・食品火葬場の運用によります

解答の型は「火葬場のルールを優先する」です。「思い出の品だから入れてよい」ではなく、安全と火葬の運用が優先される——ここを押さえてください。ペースメーカーの申告は、法律というより安全上の必須事項として問われます。

追加の一問一答【○×20問】

ここからは、上の14問とは別に用意した確認問題です。答えは各行の右端にあります。手で隠しながら解いてください。

  1. 通夜と告別式は、本来は同じ意味の言葉である。×
  2. 火葬は原則として死亡後24時間を経過してから行う。
  3. 火葬には市区町村長の許可が必要である。
  4. 死亡届は死亡の事実を知った日から7日以内に提出する。
  5. 家族葬は法律で参列できる範囲が定められている。×
  6. 一日葬は通夜を省く形式である。
  7. 直葬は通夜も葬儀・告別式も行わない形式である。
  8. 喪主と施主は必ず同じ人が務める。×
  9. 浄土真宗では香典の表書きに「御霊前」を用いないとされる。
  10. 神式の香典の表書きは「御花料」である。×
  11. キリスト教式では焼香ではなく献花を行う。
  12. 神式の拍手は音を立てて行う。×
  13. 焼香の回数はすべての宗派で3回と決まっている。×
  14. 「平服でお越しください」は普段着でよいという意味である。×
  15. 葬儀の広告価格には火葬料が含まれないことがある。
  16. お布施は葬儀社のプラン料金に含まれるのが一般的である。×
  17. 眼鏡や指輪は副葬品として棺に入れてよい。×
  18. ペースメーカーは事前に申告する必要がある。
  19. 埋葬(納骨)は墓地として許可を受けた区域に限られる。
  20. 火葬場が混んでいると安置日数が延び、費用が増えることがある。

間違えた番号だけ、上の表に戻ってください

1〜7は形式5つの比較と日程表、8は喪主・施主、9〜13は表書きと作法、14は服装、15〜16と20は費用の内訳、17〜18は副葬品、19は法律で決まっていることに対応しています。

数字だけを覚える【暗記表】

数字何の数字か
24時間火葬までに経過が必要な時間(原則)
7日死亡届の提出期限
1・2・3回焼香の回数(宗派によります)
二礼二拍手一礼神式の玉串奉奠(拍手はしのび手)
四十九日表書きが「御霊前」から「御仏前」に変わる目安
3種類喪服の格(正喪服・準喪服・略喪服)
5種類葬儀の主な形式(一般葬・家族葬・一日葬・直葬・社葬)
3区分葬儀費用(葬儀一式・飲食接待・返礼品)+宗教者へのお礼

試験前日に見る【直前チェック】

  • 通夜・葬儀・告別式は本来それぞれ別の儀式
  • 火葬は原則24時間経過後。火葬許可証が必要
  • 死亡届は7日以内
  • 家族葬に参列範囲の決まりはない
  • 一日葬は通夜を省く/直葬は通夜も告別式も省く
  • 喪主=遺族の代表、施主=費用の負担者。分かれることがある
  • 浄土真宗では「御霊前」を用いない
  • 神式は御玉串料/キリスト教式は御花料
  • 焼香の回数は宗派で異なる。「必ず3回」は誤り
  • 神式の拍手は音を立てないしのび手
  • 「平服」は普段着ではなく略喪服
  • 広告価格と総額は同じとは限らない
  • お布施はプランに含まれないのが一般的
  • 副葬品は火葬場のルールが優先。金属・ガラスは不可
  • ペースメーカーは必ず申告する
  • 埋葬は墓地として許可を受けた区域だけ

よくある質問

この問題は公式の過去問ですか
いいえ。オリジナルの練習問題です。特定の資格試験の公式問題や過去問を転載・再現したものではありません。
葬儀分野は何から覚えればよいですか
法律で決まっていることからです。24時間・7日・火葬許可・埋葬の場所。ここは例外がなく、断定した記述で正しくなるので確実に得点できます。
慣習の問題はどう判断すればよいですか
「必ず」「すべての宗派で」という語が付いていたら、ほぼ誤りです。慣習は宗教・宗派・地域・施設で違うのが前提だからです。
通夜と告別式の違いが分かりません
通夜は夜通し故人を見守る儀式、葬儀は宗教的な儀式、告別式は別れを告げる場という違いがあります。いまは連続して行われますが、本来は別のものです。
家族葬は家族しか参列できませんか
いいえ。参列範囲に決まりはありません。親しい友人を招くこともあります。「小規模に行う葬儀の総称」と理解してください。
喪主と施主はどう違いますか
喪主は遺族の代表として弔問を受ける人、施主は費用を負担する人です。個人葬では同じ人が務めることが多いですが、社葬などでは分かれます。
香典の表書きで、いちばん出題されるのはどこですか
浄土真宗です。「御霊前」を用いず「御仏前」とされる点が問われます。ここだけ覚えれば、表書きの問題はほぼ落としません。
焼香は何回が正しいですか
宗派によって異なります。1回・2回・3回のいずれもあります。「必ず◯回」という選択肢は誤りです。会場が混み合う場合は1回に統一する案内が出ることもあります。
「平服」とは普段着のことですか
違います。葬儀や法要では落ち着いた色の略喪服を指すことが一般的です。ここは頻出です。
葬儀費用の問題で気をつけることは
「広告価格と最終総額は同じとは限らない」という点です。火葬料・安置料・搬送・飲食・返礼品・宗教者へのお礼が別になっていることが多いためです。
副葬品の問題はどう考えればよいですか
「火葬場のルールが優先される」が解答の型です。金属・ガラス・危険物は入れられません。ペースメーカーは必ず申告します。
ほかの分野の練習問題はありますか
あります。相続編・お墓と供養編・エンディングノート編を用意しています。まず総合クイズで苦手な分野を見つけてから進むのがおすすめです。

次のステップ|相続編と総合クイズにも挑戦しよう

葬儀編を解き終えたら、相続、お墓・供養、介護、医療、エンディングノートなど、ほかの分野も少しずつ学んでいきましょう。まずは総合クイズで全体的な理解度を確認し、苦手な分野を見つける方法がおすすめです。

公式・参考情報

まとめ

葬儀編で押さえる要点

  • 法律・流れ・慣習の3つに分けて覚えます
  • 法律は24時間・7日・火葬許可・埋葬の場所の4つ
  • 慣習の問題に「必ず」「すべて」が付いたら、ほぼ誤り
  • 通夜・葬儀・告別式は本来それぞれ別の儀式
  • 家族葬に参列範囲の決まりはありません
  • 浄土真宗では「御霊前」を用いない
  • 「平服」は普段着ではなく略喪服
  • 副葬品は火葬場のルールが優先。ペースメーカーは申告

葬儀分野は、覚えることが多く見えますが、試験で問われるところは決まっています。法律の4項目、形式の5つ、表書きの宗派差、服装の3つの格、費用の区分、副葬品の可否——この6つの表を覚えれば、得点は安定します。間違えた問題だけ、対応する表に戻ってください。

本記事は、終活・葬儀に関する一般的な学習用のオリジナル練習問題です。特定の資格試験の公式問題・過去問ではなく、試験での出題や合格を保証するものではありません。葬儀の作法・表書き・服装・副葬品の可否は、宗教・宗派・地域・施設によって異なります。法律や制度は改正される場合があります。具体的な葬儀の進め方や費用については、葬儀社および市区町村の窓口にご確認ください。

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