忌み言葉チェックリスト完全版|葬儀・結婚式・弔電別一覧と言い換え表

本ページはプロモーションが含まれている場合があります。

※本記事は2026年6月時点で確認できる情報をもとに作成しています。忌み言葉や言い換えの慣習は、地域・家族・宗教・宗派・式場・葬儀社の方針によって異なる場合があります。正式な弔電・祝電・挨拶文を作成する際は、必要に応じて式場スタッフ、葬儀社、電報サービス等へご確認ください。

「この言葉、葬儀で使っても大丈夫?」「結婚式のスピーチに忌み言葉が入っていないか確認したい」「弔電や祝電で失礼にならない言い換えを知りたい」と迷っていませんか。

葬儀・弔電・結婚式・祝電などの改まった場面では、普段は自然に使っている言葉でも、不幸や別れを連想させるとして避けた方がよいとされる表現があります。これを忌み言葉といいます。

ただし、忌み言葉は「この単語が出たら必ず失礼」という単純なものではありません。葬儀と結婚式では避ける理由が違い、宗教・宗派・地域・文章の文脈によって判断が分かれる言葉もあります。

この記事では、葬儀・弔電・結婚式・祝電で注意したい忌み言葉をチェックリスト形式で整理し、自然な言い換え例を一覧表でわかりやすく紹介します。弔電、祝電、手紙、挨拶、スピーチを書く前の確認用としてご活用ください。

まず確認|忌み言葉チェックリスト

  • 葬儀・弔電:重ね重ね、たびたび、再び、続いて、死ぬ、死亡などは避けるのが無難です。
  • 結婚式・祝電:別れる、切れる、終わる、離れる、破れる、絶えるなどに注意します。
  • 宗教が分からない葬儀:ご冥福、成仏、供養、往生などの宗教色が強い言葉は慎重に使いましょう。
  • 重ね言葉:重ね重ね、たびたび、くれぐれも、ますますなどは、場面や文脈に応じて判断します。
  • 迷ったとき:「心よりお悔やみ申し上げます」「末永いお幸せをお祈りします」など、無難な表現に言い換えると安心です。

目次

忌み言葉チェックリスト一覧|葬儀・結婚式でまず確認

まずは、葬儀・弔電・結婚式・祝電で特に注意したい忌み言葉を一覧で確認しましょう。

場面避けたい言葉の例気になる理由言い換え例
葬儀・弔電・お悔やみ重ね重ね、たびたび、再び、続いて、死ぬ、死亡不幸の繰り返しや直接的な死を連想させるため心より、深く、ご逝去、お亡くなりになる
結婚式・祝電別れる、切れる、終わる、最後に、離れる、破れる、絶える別離・離婚・関係の終了を連想させるため新たな一歩、結びに、お開き、笑顔あふれる
宗教が分からない葬儀ご冥福、成仏、供養、往生仏教由来の表現で、神式・キリスト教式には合わない場合があるため心より哀悼の意を表します、安らかな眠りをお祈りいたします
重ね言葉重ね重ね、たびたび、くれぐれも、ますます、いよいよ繰り返しを連想させる場合があるため心より、どうか、より一層、これからも

上記はあくまで一般的な目安です。同じ言葉でも、葬儀なのか結婚式なのか、弔電なのかスピーチなのかによって、受け取られ方が変わることがあります。迷ったときは、より無難な言い換えにしておくと安心です。


葬儀・弔電の忌み言葉一覧と言い換え表

葬儀、お通夜、弔電、お悔やみの手紙では、不幸が重なること・繰り返されることを連想させる言葉や、死を直接的に表す言葉に注意します。

特に弔電やお悔やみ文は、短い文章の中で気持ちを伝えるため、表現を少し整えるだけでも印象がやわらかくなります。

スポンサーリンク

葬儀・弔電で避けたい言葉と言い換え例

避けたい表現気になる理由言い換え例
重ね重ね不幸が重なる印象を与えるため心より、深く
たびたび・度々・しばしば繰り返しを連想させるため心より、深く、何度も言わず文章を整える
再び・またまた不幸の再発を連想させる場合があるため後日改めて、文章全体を組み替える
続いて・引き続き不幸が続く印象を与える場合があるためこのたびは、今後は、別の表現に置き換える
死ぬ・死亡死を直接的に表現しすぎるためご逝去、お亡くなりになる
生きていたころ直接的な表現に感じられる場合があるためご生前、お元気だったころ
浮かばれない・迷う仏式では成仏できないことを連想させる場合があるため表現そのものを避ける、安らかにと整える

弔電・お悔やみ文の自然な言い換え例

避けたい例文言い換え例
重ね重ね、お悔やみ申し上げます。心よりお悔やみ申し上げます。
返す返すも残念でなりません。本当に残念でなりません。
生きていたころのお姿が思い出されます。ご生前のお姿が思い出されます。
突然の死亡を知り、驚いています。突然のご逝去の報に接し、驚いております。
また改めてご連絡いたします。後日改めてご連絡いたします。

葬儀・弔電で迷ったときの無難な表現

  • 心よりお悔やみ申し上げます。
  • 謹んで哀悼の意を表します。
  • ご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。
  • ご遺族の皆様に、心よりお悔やみ申し上げます。

宗教別|葬儀で使わない方がよい言葉

葬儀のお悔やみでは、忌み言葉だけでなく、宗教・宗派に合った言葉を選ぶことも大切です。

特に「冥福」「成仏」「供養」「往生」は仏教由来の表現です。神式やキリスト教式の葬儀では避けた方が無難です。また、仏式であっても宗派によっては「ご冥福をお祈りします」という表現を使わない考え方があります。

葬儀の形式注意したい表現表現例
仏式「浮かばれない」「迷う」などは避ける。宗派によっては「冥福」にも注意心よりお悔やみ申し上げます。
神式冥福、成仏、供養、往生などの仏教用語は避ける御霊の安らかならんことをお祈り申し上げます。
キリスト教式冥福、成仏、供養、往生などの仏教用語は避ける。「お悔やみ」の表現も避ける案内がある安らかな眠りにつかれますようお祈りいたします。
宗教・宗派が分からない場合宗教色の強い言葉を無理に使わない謹んで哀悼の意を表します。

ご遺族の宗教や宗派が分からない場合は、無理に宗教的な表現を入れず、弔電サービスや葬儀社の担当者に文面を確認してもらうと安心です。


結婚式・祝電の忌み言葉一覧と言い換え表

結婚式や披露宴では、夫婦の別れ・関係の終了・不幸の繰り返しを思わせる言葉に注意します。

スピーチだけでなく、祝電、招待状、席札メッセージ、プロフィールムービー、花嫁の手紙、新郎謝辞などでも、同じように配慮すると安心です。

スポンサーリンク

結婚式・祝電で避けたい言葉と言い換え例

避けたい表現気になる理由言い換え例
別れる・離れる夫婦の別離を連想させるため新たな道を歩む、遠距離で過ごす
切る・切れる縁が切れる印象を与えるため新たな一歩を踏み出す、スタートする
終わる・終わり結婚生活の終わりを連想させるためお開きになる、結びに
最後に終わりを連想させるため結びに
絶える関係や幸せが途切れる印象を与えるため笑顔あふれる、幸せいっぱいの
壊れる・破れる関係の破綻を連想させるため変化する、乗り越える
戻る・繰り返す・再び再婚や繰り返しを連想させる場合があるため改めて、これからも
重ね重ね・たびたび・くれぐれも重ね言葉として気にされることがあるため心より、どうか、本当に
帰る新婦が実家に戻る印象を連想させる場合があるためお先に失礼する、実家へ向かうなど文脈に合わせて調整

結婚式スピーチ・祝電の自然な言い換え例

避けたい例文言い換え例
最後に、お二人の幸せを願っています。結びに、お二人の幸せを願っています。
新たなスタートを切るお二人へ。新たな一歩を踏み出すお二人へ。
笑顔の絶えない家庭を築いてください。笑顔あふれる家庭を築いてください。
披露宴はこれで終わりとなります。披露宴はこれでお開きとなります。
くれぐれもお幸せに。どうか末永くお幸せに。
ケーキをカットしていただきます。ケーキ入刀をしていただきます。

結婚式・祝電で迷ったときの無難な表現

  • 末永いお幸せを心よりお祈り申し上げます。
  • お二人の新しい門出を心よりお祝い申し上げます。
  • 笑顔あふれる温かなご家庭を築かれますようお祈りいたします。
  • 本日は誠におめでとうございます。

忌み言葉とは?意味と避ける理由

忌み言葉とは、結婚式や葬儀、お祝い、お見舞いなどの改まった場面で、不吉な印象や、その場にふさわしくない意味を連想させるため、避けた方がよいとされる言葉です。

たとえば、結婚式での「別れる」「切れる」「終わる」は、夫婦の別離や関係の終了を連想させます。葬儀での「重ね重ね」「再び」「続いて」は、不幸が重なることや繰り返されることを連想させるため、避けるのが一般的です。

また、「たびたび」「重ね重ね」のように同じ意味や音を繰り返す言葉は、重ね言葉と呼ばれ、慶事・弔事の場では配慮が必要とされています。

結婚式と葬儀では、避ける理由が違う

場面主に避ける言葉理由
結婚式・披露宴別れる、切れる、終わる、離れる、破れる、絶えるなど別離・離婚・夫婦関係の終了を連想させるため
葬儀・弔電・お悔やみ重ね重ね、たびたび、再び、続いて、死ぬ、死亡など不幸の反復や、死を直接的に表す印象を避けるため

このように、同じ「忌み言葉」でも、結婚式と葬儀では注意する理由が異なります。言葉を機械的に禁止するのではなく、場面に合わせて相手が受け取りやすい表現を選ぶことが大切です。


重ね言葉は必ずNG?「日々」「ますます」「いよいよ」の考え方

結婚式や葬儀では、同じ音や意味を繰り返す重ね言葉を避けるのが基本とされます。

ただし、「日々」「ますます」「いよいよ」「どんどん」「徐々に」などは、前向きな意味で使われていることが明確であれば、過度に気にしなくてもよいという考え方もあります。

たとえば、以下のような文章は、一律に不適切と決めつける必要はありません。

  • お二人の日々が、笑顔に満ちたものになりますように。
  • 今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

ただし、ご年配の出席者が多い場や、格式の高い祝辞・電報などで迷う場合は、「毎日」「より一層」などに置き換えておくとより無難です。

気になる表現言い換え例
日々毎日、これからの毎日
ますますより一層、さらなる
いよいよこれから、いよいよを使わず文章を整える
くれぐれもどうか、心より

招待状・祝電・席札メッセージの句読点はどうする?

結婚式の招待状や祝電、席札メッセージでは、「、」「。」などの句読点を使わず、空白や改行で区切る慣習があります。「お祝いごとに区切りや終止符を打たない」という意味を込めたマナーです。

ただし、これは主に相手に渡す正式な文面で意識される慣習です。自分で読むスピーチ原稿のメモまで、句読点を外して読みにくくする必要はありません。

句読点を避ける場面の例

  • 結婚式の招待状
  • 祝電の正式な文面
  • 席札メッセージ
  • プロフィールブックなどの印刷物

迷う場合は、式場や電報サービスの文例に合わせると安心です。


その他のお祝い・お見舞いで注意したい忌み言葉

忌み言葉は、結婚式や葬儀だけでなく、出産祝い、新築祝い、開店祝い、お見舞いなどでも配慮されることがあります。

場面避けたい言葉の例理由
出産・妊娠祝い流れる、落ちる、消える、失う不安な出来事を連想させるため
新築・引越し祝い燃える、焼ける、火、傾く、壊れる火事や建物の損壊を連想させるため
開店・開業祝い倒れる、閉じる、潰れる、衰える倒産や閉店を連想させるため
お見舞い長引く、繰り返す、再び、弱る、寝付く病状の悪化や長期化を連想させるため

ただし、日常会話のすべてで過度に気にしすぎる必要はありません。改まった手紙、電報、贈り物に添えるメッセージなど、相手の手元に残る文章では特に注意するとよいでしょう。


数字の「4」「9」はいつ避けるべき?

数字の「4」は「死」、「9」は「苦」を連想させるとして、慶事の贈答品の個数や祝い金の金額では避ける慣習があります。

一方で、弔事の日程や仏事で定められた日数まで避けるものではありません。たとえば、仏事の大切な節目である四十九日法要を、「4」や「9」が含まれるから避けるということはありません。

数字の扱いは、場面によって考え方が変わります。お祝いごとの金額や個数では配慮し、仏事の日程や宗教上の意味がある数字については、その慣習に従うと考えると分かりやすいでしょう。


補足|縁起を意識した言い換えの例

日本語には、音の響きや文字が縁起に関わることを理由に、言い換えられてきた言葉があります。スピーチで必ず使う知識ではありませんが、忌み言葉の背景を知る例として紹介します。

「梨(なし)」を「ありの実」と呼ぶことがある

「梨」が「無し」を連想させることから、縁起を意識して「ありの実」と言い換えることがあります。

たとえば、東京都葛飾区の公式案内では、現在の「亀有」は江戸時代まで「かめなし(亀無・亀梨)」と呼ばれ、「無・梨」が「全く無し」につながり縁起がよくないことから、「有り」に変わったと伝えられています。

披露宴では「ケーキカット」より「ケーキ入刀」

披露宴では、「切る」「カットする」という表現を避け、司会進行でも「ケーキ入刀」と表現するのが一般的です。

言葉の意味だけでなく、その場の雰囲気や受け取る人の気持ちを考えて言い換えることが、忌み言葉への配慮といえます。


忌み言葉を使ってしまったときはどうする?

スピーチの途中で、うっかり忌み言葉を使ってしまうこともあります。そんなときに、慌てて何度も謝ったり、話を止めたりする必要はありません。

言い間違いに気づいた場合は、必要であれば「失礼いたしました」と短く添えて、落ち着いて話を続ければ十分です。言葉を完璧に避けること以上に、相手を思いやる気持ちが伝わる内容になっているかが大切です。

また、忌み言葉が含まれていなくても、結婚式で過去の破局や失敗を詳しく話したり、葬儀で病状や死因を長く話したりすると、聞く人に負担をかけてしまう場合があります。

文面やスピーチに迷ったときは、式場スタッフ、葬儀社、電報サービスの文例などを確認すると安心です。


よくある質問|忌み言葉・言い換えの疑問

Q. 「日々」「ますます」は結婚式で絶対に使ってはいけませんか?

必ずしも一律に避ける必要はありません。「お二人の日々が幸せでありますように」「今後ますますのご発展をお祈りします」など、前向きな意味で使っていることが明確な場合は、過度に気にしなくてもよいという考え方があります。

迷う場合は、「毎日」「より一層」などに言い換えると無難です。

Q. 葬儀で「亡くなる」は使ってはいけませんか?

「亡くなる」「お亡くなりになる」は、「死ぬ」「死亡」よりもやわらかい表現として一般的に使われます。特に文章や弔電では、「ご逝去」「お亡くなりになる」「ご生前」などを使うと丁寧です。

Q. 「大切」という言葉も結婚式で避けるべきですか?

「大切」は日常的にも自然に使われる表現であり、一律に避けなければならない言葉として扱う必要はありません。細かな表記まで気にする場合に、ひらがなで「たいせつ」と書く考え方もありますが、必須のマナーではありません。

Q. 神式やキリスト教式で「ご冥福をお祈りします」は使えますか?

「冥福」は仏教由来の表現のため、神式やキリスト教式では避けた方が無難です。神式では「御霊の安らかならんことをお祈り申し上げます」、キリスト教式では「安らかな眠りにつかれますようお祈りいたします」などの表現があります。

Q. 宗教が分からない場合、お悔やみの言葉はどうすればよいですか?

宗教や宗派が分からない場合は、宗教色の強い表現を無理に使わない方が安心です。「謹んで哀悼の意を表します」「心よりお悔やみ申し上げます」など、宗教色が強すぎない表現を選ぶとよいでしょう。

弔電や正式な手紙の場合は、葬儀社や電報サービスの文例を確認してから送ると安心です。

Q. 祝電や弔電は文例をそのまま使っても大丈夫ですか?

電報サービスや式場、葬儀社が用意している文例は、一般的なマナーに配慮して作られていることが多いため、そのまま使っても問題ない場合が多いです。

ただし、故人や新郎新婦との関係に合わせて、名前や一言を加える場合は、忌み言葉や宗教表現に注意しましょう。

Q. 忌み言葉を避けすぎて文章が不自然になったらどうすればよいですか?

忌み言葉への配慮は大切ですが、言葉を気にしすぎて気持ちが伝わらなくなる必要はありません。

迷ったときは、無理に難しい表現を使わず、「心よりお悔やみ申し上げます」「末永いお幸せをお祈りします」など、シンプルで自然な言葉に整えるのがおすすめです。


まとめ|忌み言葉はチェックリストで確認し、自然に言い換えよう

忌み言葉は、単に言葉を禁止するためのルールではありません。大切な場面で、相手に不安や不快な印象を与えないための心配りです。

  • 葬儀・弔電では、「重ね重ね」「再び」「死亡」など、不幸の反復や直接的な死を表す言葉に注意する
  • 結婚式・祝電では、「別れる」「切れる」「終わる」「絶える」など、別離や終了を連想させる言葉に注意する
  • 神式・キリスト教式では、「冥福」「成仏」「供養」「往生」など仏教由来の言葉を避ける
  • 「日々」「ますます」「いよいよ」などは、文脈によっては無理に避けなくてもよい
  • 文章に迷った場合は、式場スタッフ・葬儀社・電報サービスの文例などで確認する

一語一句を気にしすぎて、気持ちが伝わらなくなってしまっては本末転倒です。この記事の一覧やチェックリストを使いながら、相手を思いやる自然な言葉を選んでみてください。


葬儀・終活のマナーをさらに確認したい方へ

葬儀や法事の準備では、お布施やお別れのケア、葬儀後の手続きなど、事前に知っておくと安心できることがあります。あわせてご確認ください。

参考情報

【免責事項】忌み言葉や言い換えの慣習は、地域・家族・宗教・宗派・式場方針などによって異なる場合があります。本記事は一般的なマナー情報としてまとめたものであり、正式な弔電・祝電・式次第・挨拶文を作成する際は、必要に応じて式場スタッフ、葬儀社、電報サービス等へご確認ください。

おすすめの記事