【2026年版】後飾り祭壇はどこに置く?三段・二段の並べ方と宗派別の違い

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葬儀を終えて自宅に戻ると、遺骨と遺影を安置する小さな祭壇を組むことになります。これが後飾り祭壇です。「どこに置くのか」「三段のとき、何をどの段に並べるのか」「うちの宗派ではどうするのか」——初めてだと、この3つで必ず迷います。この記事では、置き場所を決める3つの条件、三段・二段・一段それぞれの並べ方、宗派ごとの違い、そして四十九日のあとの片づけ方までを、そのまま真似できる形でまとめました。

この記事の結論

  • 置き場所は「仏壇の前か横」「直射日光と湿気を避ける」「手を合わせやすい」の3つで決まります
  • 方角に絶対の決まりはありません。安全に置けることのほうが優先されます
  • 三段なら上段に遺骨・遺影・位牌、中段に三具足、下段にお供えが基本形です
  • 浄土真宗は位牌を用いません。法名軸や過去帳を使います
  • 神式は仏式と別物で、仮霊舎(かりみたまや)に神饌と榊を供えます
  • 飾る期間は仏式で四十九日まで、神式は五十日祭までが目安です
  • 火の始末がいちばん大事です。離れるときは必ず消してください

この記事でわかること

  1. 置き場所を決める3つの条件
  2. 後飾り祭壇とは何か
  3. 誰が用意するのか・費用
  4. 置く部屋・方角・避けたい場所
  5. 仏壇がある家・ない家
  6. 賃貸・狭い部屋での工夫
  7. 三段・二段の配置例
  8. 段ごとに何を置くか
  9. 宗教別・宗派別の違い
  10. 神式の仮霊舎
  11. いつまで飾るか
  12. 処分の方法と再利用
  13. 毎日のお参りの手順
  14. よくある失敗7つ
  15. よくある質問12問

まず結論|置き場所は3つの条件で決まります

細かい作法を調べる前に、この3つだけ押さえてください。ほとんどのご家庭は、これで置き場所が決まります。

条件理由
1仏壇があるなら、その前か横お参りの動線がひとつにまとまります
2直射日光・湿気・エアコンの風を避ける遺影や供物が傷みます
3家族が毎日通る場所で、手を合わせやすい四十九日まで毎日使う場所だからです

方角より、まず「安全」で選んでください

「北向きがよい」「西向きがよい」といった話がありますが、方角に絶対の決まりはありません。それよりも、ろうそくの火が近くのものに触れないか、人がぶつからないか、地震で倒れないかのほうがはるかに重要です。ここを外さなければ、置き場所で失敗することはありません。

後飾り祭壇とは?葬儀後に自宅に設ける一時的な祭壇

後飾り祭壇は、火葬を終えて自宅に戻ったあと、遺骨・遺影・位牌を安置しておくための一時的な祭壇です。中陰壇(ちゅういんだん)とも呼ばれます。納骨までのあいだ、家族や弔問に来られた方が手を合わせる場所になります。

項目内容
別の呼び方中陰壇・後飾り壇・自宅祭壇
いつ組むか火葬を終えて帰宅する前、または帰宅後すぐ
誰が組むか葬儀社が設置してくれることが多いです
置くもの遺骨・遺影・位牌・三具足・お供え
いつまで仏式は四十九日まで、神式は五十日祭まで
そのあと片づけて処分するか、返却します
必ず要るか義務ではありませんが、置き場所として実用的です

後飾り祭壇は誰が用意するのか|費用と入手方法

入手方法費用の考え方注意点
葬儀社の一式に含まれる最も多い形です見積書に入っているか確認します
葬儀社から借りる貸し出しの場合があります四十九日後に返却が必要です
仏具店で買う白木の段を購入します置く場所の寸法を測ってから
家にあるもので代用小机に白い布をかければ足ります安定した台を選びます
組立式のものを使う片づけやすい形です耐荷重を確認してください

専用の祭壇でなくても構いません

白木の段がなければ、小さな机や台に白い布をかけるだけで十分です。大切なのは形式ではなく、遺骨と遺影を安定して置け、火の扱いが安全な場所であることです。葬儀社の一式に含まれているかどうかは、見積書の「後飾り」「中陰壇」という項目で確認できます。

後飾り祭壇の配置場所|置く部屋・方角・避けたい場所

場所適しているか理由
仏壇のある部屋最も適していますお参りの場所がまとまります
和室・仏間適しています落ち着いて手を合わせられます
リビングの静かな一角適しています仏間がない家では現実的です
寝室差し支えありません就寝時は必ず火を消します
玄関避けたい場所です人の出入りで落ち着きません
窓際・直射日光の当たる場所避けます遺影と供物が傷みます
エアコンの風が当たる場所避けます火が揺れ、花も早く傷みます
台所・水回りのそば避けます湿気と油煙の影響があります
通路の真ん中避けますぶつかって倒す危険があります
高すぎる棚の上避けますお供えの上げ下ろしができません

方角について、よく聞かれること

「北向き」「西向き」がよいとされることがありますが、これは絶対の決まりではありません。宗派や地域によって言われ方も違います。方角を優先して危険な場所に置くほうが、はるかに問題です。菩提寺があり、気になる場合は「お仏壇との位置関係はどうしましょうか」と一言聞けば十分です。

仏壇がある家・ない家での置き方

仏壇がある場合

  • 仏壇の前か横に置きます
  • 仏壇の正面をふさがないこと
  • 扉は開けたままで構いません
  • 仏壇の中に遺骨は入れません
  • お参りは仏壇→後飾りの順で

仏壇がない場合

  • 静かで安定した場所を選びます
  • 白い布をかけた台で十分です
  • 壁を背にして置くと安定します
  • 床置きは避けます
  • 四十九日後の置き場所も考えます

仏壇の「真上」「真下」は避けます

二階建てで仏壇の真上に後飾りを置く、あるいは仏壇の下に置く——こうした形は避けられることが多いです。気にしすぎる必要はありませんが、同じ部屋の中で並べて置ける場所があるなら、そちらを選んでください。

賃貸・ワンルーム・子どもやペットがいる家での工夫

状況工夫
置く場所が狭い一段でも構いません。小机に白布で足ります
ワンルームテレビや生活音から少し離した一角に
小さな子どもがいる手の届かない高さに。ろうそくは電気式に替えます
猫・犬がいる飛び乗れない場所へ。線香は留守中に焚きません
床がやわらかい沈んで傾かないよう板を敷きます
地震が心配低い位置に置き、滑り止めを使います
来客が多い導線から外し、簡単に手を合わせられる位置に

電気式のろうそく・線香を使って構いません

小さなお子さんやペットがいるご家庭、火を扱うのが不安なご高齢の方は、電気式のものを使って差し支えありません。これは略式ではなく、安全のための当たり前の判断です。実際、多くの寺院でも勧められています。

後飾り祭壇の飾り方【図解あり】三段・二段の配置例

段数は決まっていません。三段が正式とされることが多いですが、二段や一段でも問題ありません。基本の考え方は共通で、上に行くほど大切なものを置くという並べ方です。

三段の基本配置(正面から見た形)

上段
遺骨 遺影 位牌
中段
花立 香炉 燭台
下段
おりん 線香 お供え 水
段数向いている場合並べ方の考え方
三段置く場所に余裕がある上・中・下で役割を分けます
二段一般的な広さの部屋上段に遺骨と遺影、下段にその他
一段場所が限られている奥に遺骨と遺影、手前に香炉

三段の場合|段ごとに何を置くか

置くもの並べ方
上段遺骨(骨箱)・遺影・白木の位牌遺骨を中央に、遺影はその前か横
中段香炉・燭台・花立(三具足)中央に香炉、左に花、右にろうそく
下段おりん・線香立て・マッチ消し手が届きやすい高さに
下段お供え(お水・お茶・ご飯・果物など)毎日取り替えるものです

三具足(みつぐそく)の並べ方

香炉・燭台・花立の3つをまとめて三具足と呼びます。正面から見て、中央が香炉、左が花立、右が燭台が基本です。ろうそくと花を2つずつ用意する場合は五具足といい、中央に香炉、その両側に燭台、いちばん外側に花立を置きます。葬儀社が組んでくれた状態を写真に撮っておくと、掃除のあとに戻せます。

二段・一段の場合の並べ方

段数上(奥)下(手前)
二段遺骨・遺影・位牌三具足とお供え、おりん
一段奥に遺骨・遺影・位牌、手前に香炉と燭台、その手前にお供え

一段でも失礼にはあたりません

集合住宅などで場所が取れない場合、一段の台でまったく差し支えありません。大切なのは段数ではなく、遺骨が安定して置かれ、手を合わせられることです。狭い場所に無理やり三段を置いて、ぐらついたり火が近づいたりするほうが問題です。

宗教別の後飾り祭壇の違い

仏式神式キリスト教式
呼び方後飾り・中陰壇仮霊舎(かりみたまや)決まった呼び方はありません
台の色白木または白い布白木(八足台)白い布をかけた台
置くもの遺骨・遺影・位牌・三具足遺骨・遺影・霊璽・神饌・榊遺骨・遺影・十字架・花
線香とろうそく線香は用いませんろうそく
期間四十九日まで五十日祭まで追悼ミサや記念式まで
お供えご飯・水・果物など米・水・塩・酒花が中心です

宗派ごとの違い【仏教各派】

細かな作法は宗派で異なります。ただし、どの宗派でも「間違えたら大変なこと」はほとんどありません。気になる場合は菩提寺に確認してください。

宗派位牌特徴
真言宗用います三具足を基本とし、丁寧に整えます
曹洞宗・臨済宗用います簡素に整える考え方です
浄土宗用います三具足が基本です
天台宗用います三具足が基本です
日蓮宗用いますご本尊の扱いを寺院に確認します
浄土真宗用いません法名軸や過去帳を使います

浄土真宗は考え方そのものが違います

浄土真宗では、亡くなった方はすぐに浄土へ生まれるという教えのため、位牌を用いません。代わりに法名軸や過去帳を用います。また、お供えの考え方も他宗派と異なります。ご自身の家の宗派が分からない場合は、葬儀を担当した寺院か、親族に確認してください。

神式の後飾り(仮霊舎)の飾り方

置くもの説明
霊璽(れいじ)仏式の位牌にあたるものです
遺骨・遺影中央に安置します
榊(さかき)左右一対で立てます
神饌(しんせん)米・水・塩・酒を供えます
灯明ろうそくを用います
線香神式では用いません
期間五十日祭(忌明け)まで

神式では、拝礼のしかたも仏式と異なります。二礼二拍手一礼が基本ですが、忌中は音を立てない「しのび手」で拍手するのが一般的です。詳しくは神社にご確認ください。

後飾り祭壇はいつまで飾る?片付けるタイミング

状況片づける時期補足
仏式・四十九日で納骨する四十九日の法要のあと最も一般的な形です
仏式・納骨がまだ納骨まで置いておいて構いません期限はありません
神式五十日祭のあと
キリスト教式追悼ミサ・記念式のあと教派により異なります
お墓がまだない決まるまで置いて構いません数年置く家もあります
手元供養にする四十九日を目安に整えます置き場所を先に決めます

「早く片づけなければ」と焦る必要はありません

四十九日はあくまで目安です。納骨先が決まっていない、気持ちの整理がつかない——そのような理由で長く置いておいても、まったく差し支えありません。遺骨を自宅に置いておくことに、法律上の期限もありません。

四十九日までに済ませること

時期すること
葬儀の直後後飾り祭壇を設置し、遺骨を安置します
1週間以内初七日(繰り上げて行うことが多いです)
できるだけ早く四十九日法要の日程を寺院と決めます
3〜4週間前参列してもらう方へ案内します
2〜3週間前会食と引き物の手配
納骨するなら石材店・霊園と日程を調整します
納骨するなら埋葬許可証を用意します。なくさないでください
本位牌が要る場合2〜3週間かかるので早めに注文します
四十九日の当日白木の位牌から本位牌へ、開眼の供養
法要のあと後飾り祭壇を片づけます

本位牌の注文を忘れがちです

後飾り祭壇に置かれているのは白木の仮の位牌で、四十九日に本位牌へ替えるのが一般的です。本位牌は文字入れに2〜3週間かかることがあるため、法要の直前に頼むと間に合いません。日程が決まったらすぐ手配してください。浄土真宗では位牌を用いないため、この準備は不要です。

後飾り祭壇の処分方法|ゴミに出してもいい?お焚き上げは必要?

方法できるか補足
葬儀社に引き取ってもらう最も簡単です貸し出しなら返却します
自治体のごみとして出す出せます分別のルールに従ってください
お焚き上げに出すできます寺院や仏具店で受け付けています
仏具店に相談するできます本位牌の購入時に相談できます
そのまま保管するできます使い道がなければ置き場所を取ります

ごみとして出すことに抵抗があるとき

後飾り祭壇そのものは、魂を入れる対象ではありません。そのため、自治体の分別に従って処分しても差し支えないとされています。それでも気持ちが落ち着かない場合は、白い紙や布に包んで感謝を伝えてから出す、あるいは寺院のお焚き上げに出すという方法があります。白木の位牌は、本位牌に替えたあと寺院に納めるのが一般的です。

後飾り祭壇は再利用できるか

使い道できるか補足
次の不幸のために取っておく避ける家が多いです縁起を気にする考え方があります
お盆の精霊棚として使う使う家があります地域の慣習によります
仏具の置き台として使う使えます白布をかけ直します
日用品の棚として使うおすすめしません気持ちの面で無理が出ます
遺骨を置き続ける台にする納骨まで使えます安定していることが条件です

後飾り祭壇の線香・ろうそく・お供え物の扱い

もの扱い方注意点
線香お参りのときに焚きます絶やさない必要はありません
ろうそくお参りのときに灯します離れるときは必ず消します
お水・お茶毎朝取り替えます下げたものは飲んで構いません
ご飯(仏飯)朝に供え、硬くなる前に下げます浄土真宗は考え方が異なります
果物・菓子傷む前に下げます下げたあとは家族でいただきます
枯れる前に取り替えますとげのある花は避けます
いただいた供物並べきれなければ横に置きます生ものは早めに下げます

線香を絶やしてはいけない、は現代では守られていません

かつては「四十九日まで線香を絶やさない」と言われましたが、火災の危険があるため、現在は多くの寺院でも勧められていません。朝と夕方、お参りのときに焚けば十分です。外出時と就寝時は必ず消してください。渦巻き型の長時間用線香を使う場合も、目を離す時間帯には使わないでください。

毎日のお参りの手順

  1. お水とお茶を新しくする。前日のものは下げます
  2. ご飯を供える(供える家庭の場合
  3. 花の水を替え、枯れた葉を取ります
  4. ろうそくに火を灯す
  5. 線香を立て、おりんを鳴らして手を合わせます
  6. お参りが終わったらろうそくの火を必ず消します
  7. ご飯は硬くなる前に下げます
  8. 夕方にもう一度お参りし、最後に火の始末を確認します

毎日きちんとできなくても構いません

仕事や介護で手が回らない日もあります。お参りは義務ではありません。できる日にできる範囲で。むしろ、無理をして続けられなくなるより、水を替えて手を合わせるだけの日があってよいと考えてください。

弔問を受けるときの準備

準備することポイント
祭壇の前に座る場所座布団か椅子を1つ用意します
線香とろうそくすぐ使えるようにしておきます
香典を預かる場所祭壇の脇に小さな盆を置きます
記録いただいた方の名前を書き留めます
お茶の用意長居させない程度で構いません
祭壇まわりの掃除枯れた花と古い供物を下げておきます
写真や思い出の品横に置くと、話がしやすくなります

よくある失敗7つと対処

起きること原因対処
遺影や供物が傷んだ直射日光・湿気置き場所を変えます
花がすぐ枯れるエアコンの風風の当たらない位置へ
ろうそくが倒れた不安定な台安定した台へ。電気式も検討します
ペットが飛び乗った高さと場所届かない場所へ移します
並べ方が分からなくなった掃除で動かした最初に写真を撮っておきます
本位牌が間に合わない注文が遅かった日程が決まったらすぐ注文します
お供えが多すぎて置けない弔問が続いた横の台に並べて構いません

よくある質問

後飾り祭壇はどこに置けばよいですか
仏壇があればその前か横、なければ静かで安定した場所です。直射日光・湿気・エアコンの風が当たる場所は避けてください。
方角の決まりはありますか
絶対の決まりはありません。北向きや西向きがよいとされることもありますが、安全に置けて手を合わせやすいことのほうが優先されます。
三段と二段、どちらが正しいですか
どちらでも構いません。置く場所の広さで決めてください。一段でも失礼にはあたりません。上に行くほど大切なものを置く、という考え方だけ守れば十分です。
仏壇がない場合はどうすればよいですか
小さな机や台に白い布をかければ足ります。壁を背にして置くと安定します。床に直接置くのは避けてください。
浄土真宗ではどう飾りますか
浄土真宗では位牌を用いません。法名軸や過去帳を使い、お供えの考え方も他宗派と異なります。菩提寺に確認するのが確実です。
神式の場合は何が違いますか
仮霊舎(かりみたまや)と呼び、霊璽・榊・神饌(米・水・塩・酒)を供えます。線香は用いません。期間は五十日祭までです。
ご飯は毎日供えるのですか
供える家庭では毎朝新しく供え、硬くなる前に下げます。下げたものは家族でいただいて構いません。宗派によって考え方が異なります。
線香は絶やしてはいけませんか
絶やして構いません。火災の危険があるため、現在は絶やさないことを勧められないのが一般的です。外出時と就寝時は必ず消してください。
いつまで飾ればよいですか
仏式は四十九日、神式は五十日祭までが目安です。ただし納骨先が決まっていなければ、それ以降も置いて構いません。法律上の期限はありません。
片づけた祭壇はごみに出してよいですか
自治体の分別に従って出して差し支えありません。気になる場合は、葬儀社に引き取ってもらうか、寺院のお焚き上げに出す方法があります。
白木の位牌はどうしますか
四十九日に本位牌へ替え、白木の位牌は寺院に納めるのが一般的です。本位牌は文字入れに2〜3週間かかるため、早めに注文してください。
小さな子どもやペットがいます。火が心配です
電気式のろうそくや線香を使って構いません。これは略式ではなく、安全のための当然の判断です。置く高さも見直してください。

まとめ|後飾り祭壇は配置よりも「安全に手を合わせられる場所」が大切

この記事の要点

  • 置き場所は仏壇の前か横、日光と湿気を避け、手を合わせやすい場所
  • 方角に絶対の決まりはありません
  • 三段なら上段に遺骨・遺影・位牌、中段に三具足、下段にお供え
  • 一段でも失礼にはあたりません
  • 浄土真宗は位牌を用いません。神式は線香を用いません
  • 期間は四十九日(神式は五十日祭)まで。納骨が済むまで置いても構いません
  • 火の始末がいちばん大事。離れるときは必ず消してください

並べ方や方角を細かく気にされる方が多いのですが、後飾り祭壇でいちばん大切なのは、そこではありません。毎日水を替えられること、安全に火を扱えること、家族が自然と足を止められること——四十九日のあいだ無理なく続けられる形であれば、それがいちばん良い置き方です。迷ったときは、葬儀社か菩提寺に一言聞けば、その場で解決します。

本記事は一般的な作法を整理したものです。並べ方・期間・お供えの内容・処分の方法は、宗派・地域・寺院の考え方によって異なります。菩提寺がある場合は、そちらの指示を優先してください。ごみとして処分する際は、お住まいの自治体の分別ルールをご確認ください。

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