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「枕花は誰が出すのか?」
「もらったらお返しは必要なのか?」
この記事は枕花(読み方:まくらばな)に関する様々な疑問点を「送る側(弔問者・参列者側)」と「送られる側(喪主・遺族側)」の二つの視点でひとつずつ解決できる記事となっております。
▼この記事を読んで理解できること ・枕花の意味 ・枕花の基礎知識 ┗贈る目的や時期、花のタイプなど ・枕花を持参するときの服装やマナー ・枕花の送り方や相場 など |
枕花とは
「枕花って何?」
こんな疑問をお持ちの方もいると思うので、はじめに「枕花(読み方:まくらばな)」の意味について紹介したいと思います。
まずウィキペディア(Wikipedia)で調べてみると、枕花の項目はありませんでしたが、枕花と関連が強い「枕飾り(読み方:まくらかざり)」の項目に以下のように記述がありました。
※枕飾りについては、すぐあと紹介しています。
仏式の枕飾り
白木(しらき)の小台または白い布をかぶせた小台に三具足(香炉・花瓶・燭台)のほか、鈴(りん)、枕飯(まくらめし=山盛りにご飯を盛った茶碗に2本の箸を垂直に挿したもの・「一膳飯」(いちぜんめし)ともいう)、枕団子(まくらだんご=三宝または皿に半紙など白い紙を敷き、その上にもった小さな白い団子)、浄水などを置き、花瓶にはシキミまたはキクなどを生けた物を置く。なお、この時飾る花(またはシキミ)を枕花(まくらばな)と称することがある。
ウィキペディアでは、枕花のことを「枕飾りに置く花」と紹介しています。
しかし、これは厳密にいうと間違いです。
枕飾りに置く花は一輪挿しでお供えするため「一本花(読み方:いっぽんばな)」といい、枕花は違う意味を持ちます。
※枕飾り(まくらかざり)とは、ご遺体を自宅に安置したときに、枕元に置く供物台のことです。 簡易的な祭壇としての役割もあるもので、三具足や枕飯、枕団子などが飾られます。 ⇒枕飾りの詳細は「枕飾り(まくらかざり)とは?意味や必要な物、お供え物から準備する花まで徹底解説!」をご覧ください。 |
枕花の意味とは何か?
枕花とは、故人を自宅などに安置しているときに、枕元に飾る花のことをいいます。
故人と親しかった方が弔問に訪れた際に飾ったり、故人やご遺族へ寄り添うという気持ちを込めて送られる花となります。
遠方にお住まいの場合は、郵送するケースもあります。
※弔問とは、ご遺族宅に訪問してお悔やみを伝えたり、通夜・葬式に参列して弔うことです。
枕花は、ご遺族(親族・親戚)が用意するほか、主に故人と親しかった方が贈る花(お供えする花)となります。
一方で、枕飾りに置く一本花は、枕飾りを準備するときにご遺族が用意するのが一般的です。
置き場所や用意する人(持ってくる人)に違いがあるので覚えておくとよいでしょう。
また、枕花はご遺体と一緒に葬儀会場へ運ばれ、祭壇などに飾られることもあります。
死後に送られる花には、枕花や一本花のほか、「供花」や「献花」などがあります。
「お別れや慰め、お悔やみの気持ちを伝える」など、大きな意味では共通している点もありますが、目的・用途などに違いがあります。
混同される方もいると思うので、それぞれの意味や枕花との違いについて確認していきましょう。
供花、献花、弔花、生花、仏花について
人が亡くなったとき、様々な場面で「花」を送ることがあり、用途や目的、宗教などによって呼び方や規模に違いがあります。
「故人とは親しくしていたので、より多くの花を送りたい」
このような方もいると思いますが、場面によってはマナー違反になりかねません。
ですので用途や目的に合った花を送ることができるように、それぞれの花の意味を理解しておくとよいでしょう。
ここでは、以下の花について紹介します。
・供花
・献花
・弔花
・生花
・仏花
ひとつずつ確認していきましょう。
供花
供花とは、主に葬儀会場や祭壇に飾る花のことをいいます。
読み方は「きょうか」または「くげ」と読みます。
供花は喪主側のご遺族や親族、葬儀へ参列できない方が気持ちを伝えるために送ることが多いです。
また、故人や喪主の職場が会社名で送ることもあります。
枕花と供花の違いとは何か?
枕花と供花の違いは、送る時期や花の規模、立て札(名札)の有無などがあります。
立て札(名札)とは、送り主の名前が書かれた札のことです。
札名は「会社名」や「個人名」、連名の場合は「親族一同」などと書きます。
バランスをみて「子供一同」や「孫一同」で用意されることもあります。
・枕花は「お通夜の前」や「お通夜の当日」に送ります。
自宅などで安置された故人の枕元に供える花であるため、小さいサイズが選ばれます。
立て札(名札)に関しては、一概には言えませんがつけないことが多いです。
最近はメッセージカードを添えて送ることもあります。
・供花は「お通夜」や「お葬式」のときに送ります。
供花の場合は、葬儀会場などに送るもので、スタンド花や花輪など大きいサイズの花を送ることが多いです。
供花の場合は、立て札(名札)をつけて送るのが一般的です。
「枕花と供花は両方出すべき?」
「枕花と供花を両方出すべきか?」
「枕花と供花を両方出してもよいのか?」
上記のように考える人もいると思います。
結論からいうと、どちらか一方でもよいですし、両方送っても問題ありません。
どちらか一方で送る場合は、枕花は出さずに供花を送る方が多いようです。
故人との関係性にもよるので一概には言えませんが、特に親しくされていた方は両方出すのもよいと思います。
供花を送る時期や手配方法、金額などについては下の記事で紹介しています。
枕花ではなく供花を送ることをお考えの方、両方送ることをお考えの方は参考にしてみてください。
献花
献花とは、主にキリスト教式のお葬式で用いられる花のことです。
読み方は「けんか」と読みます。
仏式(仏教)のお葬式では、一人ずつ焼香をあげるのが一般的ですが、キリスト教式の場合は焼香の代わりに献花を一人ずつ供えていきます。
最近では、キリスト教式以外に、無宗教のお葬式でも用いられることがあります。
弔花
弔花とは、弔いの花のことで、故人に供える花のことをいいます。
読み方は「ちょうか」と読みます。
人が亡くなると、いろいろなところで花を供えることがあります。
枕花や、お通夜やお葬式での供花、キリスト教式であれば献花です。
場面で使い方に違いはありますが、これらを総称して弔花といいます。
生花
生花とは、主に造花ではなく生きた花のことをいいます。
しかし生花には3つの読み方があり、それぞれ違う意味を持ちます。
生花の読み方は「せいか・いけばな・しょうか」となっております。
せいか…造花ではなく生きた花のことをいいます。
いけばな…華道やフラワーアレンジメントなどのことをいいます。
草花などを花器にさしたもので、「生け花」や「活け花」、「活花」と表記されることもあります。
しょうか…池坊における基本様式のひとつです。
池坊とは、室町時代後期、池坊専応が確立した華道のことをいいます。
生花は、主に「せいか」の意味合いで使われます。
いけばなの場合は混同されないように「生け花」や「活け花」と表記されることが多いです。
しかし絶対ではないので、生花には三つの読み方があり、それぞれ違う意味を持つことは予備知識として覚えておいて損はないでしょう。
また、供花は「お供えの生花」と呼ばれることもあり、「生花 = 供花」と考える人もいます。
そのため、「枕花と生花の違いとは?」と疑問に持つ人もいます。
本来の意味の生花は花の状態などをいうので、比較できるものではありません。
しかし「生花 = 供花」と考えた場合の違いについては、供花の項目で紹介したとおり「送る時期」や「花の規模」、「立札(名札)の有無」などがあります。
仏花
仏花とは、お仏壇やお墓にお供えする花のことをいいます。
読み方は「ぶっか」と読みます。
枕花や供花は、以下のように用途や時期などある程度決まっています。
・枕花は、お通夜の前に、故人の枕元へ飾る花
・供花は、お通夜やお葬式のときに、会場や祭壇に飾る花
しかし仏花に関しては決まりはありません。
日常からお仏壇に花を供える方もいますし、お盆にお墓参りに行って供える方もいます。
また、一回忌などの法要・法事で供えることもあります。
これらの花の総称を仏花といいます。
また、仏花は「仏」とあるように仏式(仏教)で用いられる花となっています。
枕花の基礎知識
「枕花はなぜ贈るのか?」
「枕花を送る時期はいつがよいのか?」
色々な疑問点があると思います。
適切なタイミングで送らないとマナー違反になってしまいますし、ご遺族も困ってしまうかもしれません。
ですので最低限覚えておきたいポイントとして、枕花の基礎知識を紹介します。
枕花を贈る目的は何?
枕花を贈る目的とは、故人やご遺族に気持ちを伝えるためです。
・故人にお別れの気持ちを伝えるため
・慰めやお悔やみの気持ちを伝えるため
・故人や深い悲しみに包まれたご遺族に寄り添う気持ちを伝えるため
など、さまざまな気持ちを込めて花を贈ります。
これは枕花だけでなく、供花や献花などにも同じことがいえます。
みんながやっているから贈るのではなく、本来の意味を理解して気持ちを込めて贈るようにしましょう。
枕花は誰が出すの?
「枕花は誰が出すのか?」
この疑問をお持ちの方は少なくありません。
結論から言うと、故人と親しかった友人知人やご遺族(親族・親戚)が用意するのが一般的です。
しかし「出してもよい人」「出してはいけない人」このような決まりはありません。
「プライベートでの交流はなかったけど、仕事上ですごくお世話になった上司に送りたい」
このような方もいると思いますが、ご遺族さえ受け入れてくれれば送っても問題はありません。
ただし、一方的に送るのはよくありません。
ご遺体は必ずしも自宅へ安置されるわけではないですし、枕花や供花を辞退しているご遺族もいます。
何より身内を亡くして深い悲しみに包まれているので、この点に配慮をする必要があります。
枕花や供花を送りたいと考えている場合は、亡くなったことのご報告があった際に、枕花を送りたい旨を伝えてから送るようにしましょう。
枕花を送る時期はいつがいいの?
枕花は、お通夜の前に、ご遺体を自宅に安置しているときに枕元へ飾る花です。
そのため、枕花を送る時期は「お通夜の前」となります。
しかし、亡くなった直後に送るのは好ましくありません。
「死を待っていた」と受け取られかねないので、少し間を置いたタイミングで送る必要があります。
遠方にお住まいなどを理由に、郵送する場合は配達時間も考慮して送るようにしましょう。
また、ご遺族は深い悲しみの中で、葬儀の準備などで忙しくされていることもあります。
そのため、弔問に対応する時間や花をいただく余裕がないことも多く、辞退されるケースもあります。
ですので送りたいから送るではなく、ご遺族の意向も聞くようにしましょう。
枕花、送り先の宛名はどうする?
枕花を宅配などで送る場合は、受取人となる喪主(ご遺族)宛に送ります。
故人としか親交がない場合でも、故人宛には送らないように気をつけましょう。
枕花、間に合わない場合は?
中にはお通夜までの期間が短い場合もあります。
この場合は無理に枕花を送るのではなく、お通夜やお葬式に間に合うように供花を送るのがよいとされています。
枕花は生花と造花(プリザーブドフラワー)どちらがいいの?
枕花を選ぶときに、生花と造花で悩まれる方も多いと思います。
結論から言うと、生花でも造花(プリザーブドフラワー)でもよいとされています。
しかし一般的には生花が使われることが多いです。
最近では造花(プリザーブドフラワー)を使うケースも増えていますが、まだまだ一般的とは言えません。
ただし、造花(プリザーブドフラワー)の良い点もあります。
枕花は49日まで飾る花とされています。
生花の場合は、あまり日持ちしません。
ご遺族がしっかりとお手入れをしないと枯れてしまう可能性があります。
しかし造花(プリザーブドフラワー)の場合は特殊加工されているので、日持ちの問題は気にする必要がありません。
ご遺族の負担を減らし、最後まで飾っていただきたい場合は、造花で送るのもよいでしょう。
造花とは?
造花とは、主に人工素材(ポリエステルやポリエチレン)で作られた人工の花をいいます。
プリザーブドフラワーとは?
プリザーブドフラワーとは、生花を特殊な溶液や保存液を使い加工した花をいいます。
最近は、弔電と一緒にプリザーブドフラワーを送れる「プリザーブドフラワー電報」というものがあります。
弔電とは、お通夜などに参列できない方がお悔やみの気持ちを伝えるためのものです。
お悔やみを伝える手段として「弔電というものがある」ことは覚えておくとよいでしょう。
弔電については、「弔電とは?おすすめの業者と申し込み方法などわかりやすく解説!」で詳しく紹介しています。
意味はもちろんですが、おすすめ業者や申し込み方法に関しても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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枕花は花束と籠花どちらがいいの?
枕花に限らず、花を送るときは「花束(ブーケ)」や「籠花(読み方:かごばな)」、「鉢植え」などいろいろな形のものがあります。
それでは、枕花を送るときは、どのタイプが適しているのでしょうか。
枕花は、一般的に「籠花」や「盛り花」を用いることが多いです。
いわゆるフラワーアレンジメントのことですが、数種類の花を使い、かごや器に飾りつけられた花を送ります。
フラワーアレンジメントとは、主に西洋風に飾られた活け花のことをいいます。
枕花にリボンはつけていいの?
花束(ブーケ)タイプの場合はリボンをつけることが多いですが、アレンジメントタイプではリボンをつけないことが多いです。
しかし「つけてはいけない」というわけではありません。
もしリボンをつけるのであれば、色に注意してつけるようにしましょう。
一般的には白や黒、グレーや薄紫など控え目な色が選ばれます。
枕花の単位・数え方は?
枕花の個数は、「一基、二基…」と数えていきます。
一基
「一対」と数えることもありますが、これは二基(2つ)セットのことをいいます。
一対
花屋に枕花を注文するときの頼み方については、「一個、二個…」でもほとんどの場合は伝わると思います。
しかし一基のつもりで頼んだのに、一対で作られてしまう可能性も無くはありません。
ですので、単位・数え方については覚えておいたほうがよいと思います。
枕花を送るときの花の種類は何でもいいの?
花のタイプ以外に種類について悩まれる方も多いと思います。
この点については、白や控え目な色(淡いピンクや青)を基調とした花がよく選ばれます。
枕花に厳格なルールはありませんが、葬儀関係の花であるため、明るい色の花は避けられることが多いです。
故人が好きだった花を送るのもよいとされていますが、極力色合いは控え目なもの(淡いピンクや青)を選ぶのがよいでしょう。
また、気をつける点は色だけでなく、「香りが強いもの」や「棘があるもの」は避けるなどがあります。
例としてよくあげられるのが「バラ」です。
バラは好きな方も多いので贈り物としてよく使われますが、枕花や供花などの葬儀に関する花にはあまりよくありません。
この点も覚えておくようにしましょう。
困ったときは、葬儀社や花屋で注文する際に、用途を伝えて選んでもらうのもよいと思います。
よく選ばれる花は?
枕花に選ばれる花について、写真を見ながら確認していきましょう。
よく選ばれる花の一覧 | |
百合(ゆり) | 菊(きく) |
カーネーション | カラー |
ストック | 胡蝶蘭 |
デルフィニウム | ラナンキュラス |
上記はよく選ばれる花のごく一部です。
ほかにも、いろいろな花があり、故人のイメージに合わせて選ぶこともできます。
また、花には「花言葉」があるので、そこから花を選択するのもよいでしょう。
花言葉については、後ほど紹介したいと思います。
枕花を飾る場所や飾り方は?
枕花をどこに置くか悩まれる人もいるでしょう。
この点については、文字通り枕元に飾ります。
具体的に飾る場所や飾り方にルールがあるわけではないので、枕元近辺ならどこでもよいです。
イメージ画像
上記イメージ画像のように、「頭上」または「枕元の両サイド」に置くのもよいでしょう。
沢山の花をいただいて、置く場所に困った場合は「故人の横にあるスペース」でも構いません。
安置するとき、置く場所に困らないように、ある程度のスペースを確保しておくとよいでしょう。
枕花を並べる順番は?
葬儀会場に飾る「供花」の場合は、ある程度並べる順番が決まっています。
しかし枕花の場合は、特に順番はありません。
供花は通夜や葬式に合わせて送られてきますが、枕花は送られてくるタイミングもばらばらです。
ですので自宅に届いた順番に並べてもよいでしょう。
枕花はいつまで飾るの?
枕花は葬儀後、49日の忌明けまで飾る花となっております。
お通夜や告別式を終えたあとは「お骨」を一度自宅へ安置しますが、このときに後飾り壇を用意します。
後飾り壇とは、火葬後の「お骨」を納骨するまでの期間、自宅に安置する祭壇のことです。
この後飾り壇に枕花も供えます。
忌明けとは?
忌明け(読み方:きあけ、いみあけ)とは、忌服(読み方:きぶく)期間が明けた日のことをいいます。
忌服とは、喪に服すことをいいます。
喪に服す期間は喪中ともいいますが、わかりやすくいうと二段階に分かれています。
一段階目が忌中といい、仏式(仏教)では49日となります。
そして二段階目が喪中といい、一般的には一年間、喪に服すとしています。
※神式(神道)の忌中は50日となっており、宗教や宗派、地域による違いもあります。
枕花のお返しとお礼は必要?
「枕花を受け取ったら、お返しやお礼はどうするのか?」
こんな疑問を持つ方も多いでしょう。
これは「枕花のみをいただいた場合」と「供花や香典もいただいた場合」で対応が異なります。
枕花のみをいただいたときは?
枕花のみをいただいたときは、お返しの品はどちらでもよいとされています。
しかし枕花をいただいたことへのお礼状や、葬儀を終えたことのご報告はマナーとして行います。
お返しの品の金額は決まったものはありませんので、お気持ちで問題ありません。
枕花と供花や香典をいただいたときは?
枕花のほか、供花や香典をいただくこともあります。
この場合は、香典返しとしてお返しの品を送るのがマナーとなります。
金額については、一般的にいただいた香典の三分の一から半額程度の品をお返しとして送ることになります。
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枕花のお手入れ方法は?
枕花は「生花」が選ばれることが多いので、お手入れは必須となります。
お花のお手入れと聞くと面倒くさそうなイメージですが、難しいことは一切なく気をつけるのは「水」に関することだけです。
きちんとお手入れをすれば、いただいた花も長持ちするので、この点は覚えておくようにしましょう。
枕花は「籠花」や「盛り花」といったフラワーアレンジメントが多く、花瓶などに移すことなく飾ることができます。
そのため、ついつい水やりを忘れてしまったり、水のあげ方がわからない人もいると思います。
どうやって水をあげるのか?
フラワーアレンジメントは、かごや器の中に吸水性のスポンジをセットして、お花を挿していきます。
この吸水性のスポンジは、花を挿すためだけでなく、花に水を送る役割もあります。
そのため、このスポンジが乾かないように注意して、適度に注ぎ足していきます。
花瓶とは違い、スポンジに吸水させるので入れすぎには注意し、ゆっくり足していくようにしましょう。
上記に加えて、霧吹きで花や葉に水を吹きかけてあげるのもよいとされています。
枕花を花束でいただいた場合は?
花束をいただいた場合は、花瓶などに移して飾ることになります。
花瓶の場合は中を確認できるので、フラワーアレンジメントよりわかりやすいです。
しかし「まだ水が入っているから大丈夫」というわけではありません。
水は雑菌が増殖しやすく、花にもよくありませんので、適度に交換してあげることは大切です。
水をあげるというより、水を清潔に保つことを意識するようにしましょう。
枕花の処分方法はどうするの?
供花など葬儀会場にある花は、葬儀社や注文した花屋さんに回収してもらうことができます。
枕花に関しては、処分時期(枯れたときなど)が異なるため、ご自身で処分する必要があります。
生花の部分は、可燃ごみとして処分することができます。
しかしフラワーアレンジメントでは、吸水性のスポンジやかご、花器なども使われています。
これらは、スポンジであればプラスチックごみ、かごや花器は材質とよって不燃ごみとなることがあります。
自治体により対応が異なることがあるので、処分に困ったときは各自治体に確認を取るようにしましょう。
神道(神式)の枕花は?
神道(神式)の枕花は、榊(読み方:さかき)を用いることもありますが、喪主以外の方が送る場合は花でも問題ないとされています。
榊とは、神道の儀式で用いられる植物のことです。
▼以下、榊の画像です。
枕花には、白い「菊(キク)」や「百合(ユリ)」などを使ったアレンジメントを送ることが多いです。
基本的には仏教(仏式)と同じで白を基調としたものですが、仏教とは違い「胡蝶蘭」などを送ることは少ないようです。
しかし、神道でも考え方に違いはあり「神道で花は駄目」と考えている方もいらっしゃるようです。
ですので、送る前にひと言確認を取るとよいかもしれません。
キリスト教式(クリスチャン)の枕花は?
クリスチャンに枕花を送るときに、どうしたらよいか悩む人もいるようです。
キリスト教式の枕花は、白い洋花で作られたアレンジメントで送られることが多いです。
白い「百合(ユリ)」や「カーネーション」などが選ばれます。
ちなみに、白い百合はマリア様のお花とされているようです
仏教や神道では、菊もよく選ばれる花ですが、キリスト教では避けられることが多い花となっています。
また、造花はNGとなっているので、この2点は気をつけるようにしましょう。
ペットの枕花は?
最近はペットの葬儀(ペット葬)をされる方も増えており、人と同じように枕花や供花を送る方もいます。
ペットに枕花や供花を送る際は、人のときより柔軟な対応がされることもあるようです。
控え目な色合いのものを選ばれることが多いですが、中には明るい色の花を選ぶ方もいます。
ペットは人に比べると小さいので、それに比例して花のサイズも小さいことが多く、相場価格の平均値も安くなっています。
また、最近ではペットの終活をされる方も増えています。
ペットの終活は「ペットのための終活」であり
・ペットがなくなったときのことを考える(葬儀など)
・ペットが病気したときのことを考える(病院や保険など)
など、色々なことを考えていきます。
ペットは、人とは違い、自分では何もすることができません。
いざというときのために、ペットのことも色々と考えておくようにしましょう。
下の記事ではペットの終活をする上で、考えておくべきポイントを紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
花言葉の意味を調べて故人や遺族にメッセージを送ろう!
色々な花がありますが、花にはそれぞれ意味があります。
いわゆる「花言葉」のことで、よく枕花に選ばれる「白百合」には「純潔」という意味があります。
この花言葉を使って、故人のイメージに合った花を選んだり、故人へのメッセージとして送るのもよいと思います。
より気持ちを込めて贈りたいときは、花言葉を調べて花選びをするとよいでしょう。
ここでは、枕花によく選ばれる花と独自に選別した花の花言葉を紹介します!
※花言葉は、花の色で意味が変わるので送るときは注意しましょう。
花の画像を眺めながら、ゆっくり花言葉を確認していきましょう。
▼百合(読み方:ゆり)
共通の花言葉:純粋、無垢
色によって異なる花言葉:白は「純潔」、オレンジは「華麗」、ピンクは「虚栄心」など
▼菊(読み方:きく)
共通の花言葉:高貴、高潔
色によって異なる花言葉:白は「真実」、赤は「あなたを愛してます」、黄は「破れた恋」など
▼カーネーション
共通の花言葉:無垢で深い愛
色によって異なる花言葉:白は「純粋な愛」、赤は「母への愛」、青は「永遠の幸福」など
▼カラー
共通の花言葉:乙女のしとやかさ
色によって異なる花言葉:白は「清浄」、ピンクは「情熱」、黄は「壮大な美」など
▼ストック
共通の花言葉:愛の絆
色によって異なる花言葉:白は「思いやり」、赤は「私を信じて」、ピンクは「ふくよかな愛情 」など
▼胡蝶蘭(読み方:こちょうらん)
共通の花言葉:幸福が飛んでくる、純粋な愛
色によって異なる花言葉:白は「清純」、ピンクは「あなたを愛します」、青は「愛」「尊敬」など
▼デルフィニウム
共通の花言葉:清明
色によって異なる花言葉:青「あなたは幸福をふりまく」、紫「高貴」、ピンク「気まぐれ」など
▼ラナンキュラス
共通の花言葉:とても魅力的、華やかな魅力
色によって異なる花言葉:白は「純潔」、赤は「あなたは魅力に満ちている」、オレンジは「秘密主義」など
▼竜胆(読み方:りんどう)
共通の花言葉:あなたの悲しみに寄り添う、正義
色によって異なる花言葉:白は「貞操」、青は「誠実」、紫は「満ちた自信」など
▼トルコキキョウ
共通の花言葉:すがすがしい美しさ
色によって異なる花言葉:白は「思いやり」、紫は「希望」、ピンクは「優美」など
▼水仙
共通の花言葉:自己愛
色によって異なる花言葉:白は「神秘」、黄は「私のもとへ帰って」、ラッパ水仙は「尊敬」など
※水仙には「ラッパ水仙」という種類の花もあります。
▼向日葵(読み方:ひまわり)
花言葉:あなただけを見つめる
色によって異なる花言葉:白は「程よき恋愛」、紫は「悲哀」
大きさによる花言葉:大輪のひまわりは「偽りの愛」「にせ金持ち」、小輪のひまわりは「高貴」「愛慕」など
▼薔薇(読み方:ばら)
共通の花言葉:愛、美
色によって異なる花言葉:赤は「あなたを愛してます」「熱烈な恋」、白は「純潔」「私はあなたにふさわしい」など
いくつかの花言葉を紹介してきましたが、ここに記載されているのはごく一部です。
ほかにも様々な花言葉があるので興味ある方は調べてみてください。
ちなみに薔薇は本数による花言葉もあります。
1本は「一目ぼれ」「あなたしかいない」、12本は「私と付き合ってください」など沢山の意味を持っているようです。
枕花の送り方
「枕花はどこで買うのか?」
「注文するときはどうしたらよいのか?」
いざ、枕花を送るときに、上記のことで悩まれる方もいるでしょう。
ここでは、そんな疑問を解決するために、枕花の送り方を紹介します。
まず送り方については「持参する」ほか、以下の方法があります。
・担当の葬儀屋に手配してもらう
・近くの花屋に注文する
・インターネットで注文する
それぞれ確認していきましょう。
担当の葬儀屋に依頼する
ご遺族の場合は、担当の葬儀屋に手配してもらう方法があります。
枕花を買いに行く時間がない場合は、担当の葬儀屋に一度相談してみるとよいでしょう。
また、ご遺族以外の方も、故人の住所がわからない場合は葬儀屋に依頼するケースがあります。
近くの花屋に注文する
自宅や故人宅の近くの花屋で注文する方法もあります。
用途や使って欲しい花を伝えることで、フラワーアレンジメントを作ってもらうことができます。
即日対応してくれるところもありますが、花屋によっては時間がかかるケースもあります。
そのため、花屋で注文するときは、事前に確認してから行くのがよいでしょう。
早い時間に注文することで、当日配達してくれる花屋もあります。
インターネットで注文する
最近はインターネットで花の注文をすることもできます。
「近くに花屋がない!」
「忙しくて花を買いに行く時間がない!」
そのような場合は、インターネット注文がおすすめです。
インターネット注文は楽天などで通販もできますが、花専門のお店を利用するのがおすすめです。
・日比谷花壇
・青山フラワーマーケット
・花キューピット
・第一園芸
・AOYAMA HANAMO(青山花茂)
ほかにも、法人様向け商品カタログサイト「ユー花園」などもあります。
インターネットを利用する場合は、即日発送してくれるところと、数日かかるところがあるので、この点についてもしっかり確認しましょう。
また、花屋によってアレンジや値段に違いがあるので、いくつか見てみて予算などと相談して決めるのがよいでしょう。
「特別親しかった方に送るので最上質な花を送りたい」
そんな方には「AOYAMA HANAMO(青山花茂)」がおすすめです。
上質な花を送るのなら「AOYAMA HANAMO(青山花茂)」がおすすめ!
「AOYAMA HANAMO(青山花茂)」は、1904年創業の老舗花屋です。
宮内庁御用達の最高品質の花を取り扱い、政界・財界・芸能界などの顧客も多数有しています。
また、アレンジに関しては、アルバイトや外注などは使わずに、全て自社のデザイナーが手作りしています。
価格に関しては、サイト上で販売されているものに限っては以下のようになっています。
・花束タイプの供花で5,000円台から
白いトルコキキョウとカラーに、淡いブルーの小花を合わせた花束
価格5,400円(税込)
・アレンジメントでは10,000円台から
白いユリやトルコキキョウなどに、淡いピンクのトルコ桔梗が暖かみを添えている印象のアレンジメント
価格10,800円(税込)
・一番高いもので37,800円の枕花・供花
胡蝶蘭やユリ、カーネーションなど白い花のみで作られた、竹製細編篭の花器の格調高い印象のご供花
価格37,800円(税込)
上記のほかにも「季節のおまかせアレンジメント」という季節の花を取り入れたアレンジメントなども用意されています。
また、サイト上にイメージに合うものがない場合などはカスタマイズも可能です。
この場合はご来店やお電話にて注文をすることができます。
・花の種類
・器の種類
・色合い
などの要望を伝えて、予算に応じてフラワーアレンジメントを作ってもらうことが可能です。
また、枕花や供花以外にも、各種お祝い事でも利用できる花屋さんとなっています。
最上質な花を送る際は、ぜひ「AOYAMA HANAMO(青山花茂)」をご覧ください。
注意点としては、サイト上で注文した場合は当日配送ができず、やや時間がかかります。
お急ぎの場合は、お電話にて注文することで対応してもらえます。
※上記で紹介した商品は2019年7月時点の掲載商品です。
閲覧時期により販売商品は異なる可能性があります。
自作して送る
花に関する知識がある方は、自作して送ることもできます。
しかし、知識もなく、アレンジメントを作ったことがない人はやめておいた方がよいでしょう。
基本的には自分で作ることはなく、花屋などに依頼するのが一般的です。
枕花の作り方
「枕花でよく選ばれるアレンジ花は、どのようにして作られているのか?」
この点について興味をお持ちの方も多いでしょう。
作る過程は、動画がわかりやすいので以下をご覧ください。
上記は、冠婚葬祭用生花装飾専門店の「株式会社 花智」さんの動画です。
店舗は東京都府中市にあり、フラワーレッスンなども行っています。
お近くにお住まいで興味ある方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
持参するときの服装やマナーについて
枕花を持っていくときは、いくつか気をつけたいことがあります。
これは「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがあるように、遺族と親しい関係であっても例外ではありません。
特に気をつけたいポイントとして「服装」と「事前連絡(タイミング)」があります。
それぞれ紹介していきます。
服装について
枕花を持参するということは、弔問するということです。
遊びに行くわけではありませんので、服装などの身なりに気をつけるようにしましょう。
とは言っても、喪服で伺うのはNGです。
そのため、喪服で伺うと「死を待っていた」と思われかねないので注意しましょう。
どのような服装が適しているのか?
弔問の際は、平服でよいとされています。
平服を普段着と勘違いされる方もいますが、カジュアルすぎるものはNGです。
地域により考え方の違いもあるので、一概には言えませんが以下の服装が好ましいとされています。
・男性の場合はビジネススーツ
・女性の場合はアンサンブルなど
また、上記のほか、普段着でも地味な色合いでカジュアルすぎないものであればよいとされていることもあります。
ご遺族との関係性なども考慮して、服装には気をつけるようにしましょう。
事前連絡(タイミング)について
枕花を持参するときは、タイミングを考えるようにしましょう。
ご遺族は深い悲しみの中、葬儀の準備などもしなくてはなりません。
そんな中で弔問の対応ができるかどうかはわからないことですし、ご遺族側が花や香典、弔問を辞退するケースもあります。
ですので最低限のマナーとして、事前に連絡して予定を立ててから向かうようにしましょう。
枕花の渡し方については、ご遺族の状況次第です。
ご遺族が直接お渡しになってください、と自宅へ招き入れてくれるのであれば、故人の枕元へ自分で供えます。
しかし、ご遺族がまだまだ悲しみに包まれている状態でしたら、自宅には入らず、ご遺族へ手渡して供えてもらうことになります。
枕花代の相場
「枕花代とはいくら位かかるものなのか?」
誰かに、何かを贈るとき、おおよその相場があるものです。
これは枕花も同じことがいえます。
枕花の値段の相場はいくらなのか?
この点については「一基5,000~20,000円くらい」が相場となっています。
以前は一対で送ることが多かったようですが、最近では一基で送るケースが増えています。
上記はあくまでも相場です。
しかし「5,000円~20,000円で出すのが常識」ということはなく、金額にこだわる必要はありません。
枕花は気持ちを表すものなので「3,000円台の小さいサイズ」でもよいですし、特に親しい間柄であれば「高級花を使った20,000円以上のタイプ」でもよいです。
枕花を選ぶときは第一に気持ちを大切にしましょう。
枕花の予備知識
「枕花」を英語では?
枕花を英語でいうと、以下のいずれかで訳されるようです。
sympathy flower(シンパシーフラワー)
直訳すると「同情の花」となりますが、sympathyには「思いやり」や「弔慰」、「お悔やみ」や「共鳴」という意味合いもあります。
※弔慰(読み方:ちょうい)とは、死者を弔い、遺族を慰めることをいいます。
枕花という単語はないため、枕花の意味合いから「sympathy flower」と訳されます。
funeral flowers(フューネラル フラワーズ)
直訳すると「葬儀の花」となります。
日本では「枕花」「供花」「弔花」「献花」「仏花」など、場面によって言い方に違いがありますが、英語圏では統一されていることが多いようです。
よって枕花も葬儀に関する花の一つなので「funeral flowers」と訳されることもあるようです。
flower(フラワー)
ただ単に「花」ということもあるようです。
枕花の勘定科目について
「会社で枕花を出すときの勘定科目は?」
このような疑問を持つ方もいます。
会社で枕花を出す際は「福利厚生費」または「交際費」になります。
これは先方との関係性により異なります。
例:従業員の場合は「福利厚生費」、取引先の方は「交際費」となります。
消費税の税区分について
消費税の税区分を気にされている方もいるようです。
Yahoo知恵袋でも、同じ質問がありましたので引用しながら確認していきましょう。
供花の税区分・・・課税?非課税?教えて下さい。
先月社員の家族のお葬式があり、香料と供花を送っています。
香料は過去の会計ソフトの入力で調べ、
勘定科目が「福利厚生費」で税区分は「非課税」でした。今まで供花は支払っておらず、今回初めてです。
恐らく供花も勘定科目は「福利厚生費」になると思うのですが、
課税か非課税かどちらか教えて頂きたいです。ちなみに農協に15000円調度の金額を支払ってます。
宜しくお願い致します。
引用:Yahoo知恵袋
質問では、供花となっていますが、枕花も同じ扱いです。
これに対する答えが以下のようになっています。
課税になります。
香典のように現金でなく、供花や樒はモノがありますので、消費税の対象です。
費目は福利厚生費で結構です。基本的に現金以外のものは全て課税対象となります。
ご質問の場合でしたら、香料は福利厚生費(非課税)、供花は福利厚生費(課税)となります。引用:Yahoo知恵袋
現金の場合は非課税(不課税)となり、現金以外は全て課税取引になります。
枕花の債務控除について
「枕花代は、葬式費用として債務控除できるのか?」
この点について疑問を持つ方もいます。
まずは国税庁のホームページにて、葬式費用として控除できるものを確認してみましょう。
(1) 葬式若しくは葬送に際し、又はこれらの前において、埋葬、火葬、納骨又は遺がい若しくは遺骨の回送その他に要した費用(仮葬式と本葬式とを行うものにあっては、その両者の費用)
(2) 葬式に際し、施与した金品で、被相続人の職業、財産その他の事情に照らして相当程度と認められるものに要した費用
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、葬式の前後に生じた出費で通常葬式に伴うものと認められるもの
(4) 死体の捜索又は死体若しくは遺骨の運搬に要した費用
出典:国税庁
上記を確認するとなんとなくわかると思いますが、枕花は(3)の「葬式の前後に生じた出費で通常葬式に伴うものと認められるもの」に該当すると考えられるので、葬式費用に計上して相続税の債務控除として処理することができます。
ただし、このとき認められるのは、相続人が用意した枕花のみです。
必要に応じて、上記の予備知識も覚えておくとよいでしょう。
まとめ
枕花について紹介しました。
枕花はご遺体を自宅へ安置するときに、故人と親しかった方やご遺族(親族)が枕元へ供える花ですが、最近では自宅へ安置しないことも多いです。
そのため、省略するケースもありますが、お気持ちを伝えるために枕花を送ることでご遺族にも喜んでもらえます。
ですので親しい方を亡くされた際は、ご遺族の意向も確認しつつ枕花を送ってあげるとよいでしょう。
また、今回の記事で何度か「弔問」という言葉が出てきました。
弔問とは、ご遺族(故人)の自宅へ訪問し、お悔やみの気持ちを伝えることです。
枕花を持参することも弔問となりますので、弔問に関する知識も必要になると思います。
下の記事では、弔問する時期やマナーについて詳しく解説しています。
お悔やみの手紙を書くときの文例についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。