
本ページはプロモーションが含まれている場合があります。
「シニアカーに乗ってみようかな…でも、なんか恥ずかしいな」と思ったことはありませんか?
実は、そう感じる方はとても多いんです。周りの目が気になる、まだそんな年じゃないと思いたい、家族に心配をかけたくない——そんなさまざまな気持ちが重なって、なかなか一歩を踏み出せないという声をよく聞きます。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。免許を返納したあと、「出かけたいのに出かけられない」という不便さをずっと我慢し続けることが、本当に正解でしょうか。
この記事では、シニアカーに対する「恥ずかしい」という気持ちの正体を一緒に考えながら、移動の自由を守るための選択肢として、前向きにシニアカーをとらえ直すヒントをお伝えします。
目次
シニアカーは本当に「恥ずかしい」もの?多くの人が抱く気持ち

「まだそんな年じゃない」という気持ち、よくわかります
シニアカーに乗ることへの抵抗感、その根っこにあるのは「老いを認めたくない」という自然な人間の感情です。これは決しておかしなことではありません。
「シニアカーに乗るのは、自分がもうだめになった証拠みたいで嫌だ」——そんなふうに感じる方が多いのは、シニアカーが「弱さの象徴」として見られやすいイメージがあるからかもしれません。
でも、考えてみると、眼鏡をかけることで視力を補い、補聴器をつけることで聞こえを助けるように、シニアカーも「足腰の不安をカバーして、移動の自由を取り戻す道具」だとも言えます。恥ずかしいどころか、賢い選択ではないでしょうか。
「周りの目が気になる」のは、みんな同じ
外を歩いていてシニアカーに乗っている方を見かけたとき、あなたはどう感じますか?多くの方は「大変そうだな、でもちゃんと出かけられてよかったな」と思うのではないでしょうか。
意外と、批判的な目で見る人はそれほど多くないものです。自分が思っているほど、周りは気にしていない——これは、心理学でも「スポットライト効果」と呼ばれる、よく知られた認知のクセです。
実際に使い始めた方々からは、「乗り始めたら思ったより恥ずかしくなかった」「むしろ近所の人が声をかけてくれて、話が弾むようになった」という声も多く聞かれます。
最近は「パーソナルモビリティ」として注目されています
近年、シニアカーは「パーソナルモビリティ(個人用移動機器)」として、福祉の文脈だけでなく、スマートシティや移動の多様化という観点からも注目されています。
おしゃれなデザインの電動車いすや、スタイリッシュな近距離移動デバイスも登場してきており、「高齢者が使う古くさい乗り物」というイメージは、もはや時代遅れになりつつあります。
移動の手段は、自動車だけではありません。その人の状況に合った、安全で快適な移動手段を選ぶことが、これからの時代の「かしこい生き方」とも言えるでしょう。
免許返納後に起こること ~外出が減ると生活はどう変わる?

「行けない」が増えていく日常
免許を返納したあと、最初は「バスやタクシーを使えばいいか」と思っていたのに、気づいたら外出の回数がぐっと減っていた——そんな経験をされた方は少なくありません。
バスの時刻が合わない、タクシーを呼ぶのが面倒、雨の日は歩きたくない、重い荷物は持てない……こうした小さな「行けない理由」が積み重なると、やがてスーパーにも病院にも行きにくくなってきます。
「今日は行くのをやめておこう」が続くと、それがいつの間にか当たり前の生活になってしまう——これが、免許返納後に多くの方が経験する「外出減少のサイクル」です。
外出が減ると、体と心に影響が出てきます
外出の機会が減ることは、体の健康にも影響します。歩く機会が減れば足腰の筋力が衰え、転倒リスクが高まります。また、人と会う機会が減ることで、気持ちが沈みがちになったり、認知機能の低下が早まるリスクもあると言われています。
「買い物に行けない」「病院に一人で行けない」「趣味のサークルを辞めた」——こうした積み重ねが、気力や体力の低下につながっていくことがあります。
外出の機会を守ることは、単に「移動できる」ということ以上の意味を持っています。人とのつながりを維持し、生活に張りとリズムを保つためにも、「出かける手段」を持ち続けることはとても大切なことなのです。
地方では特に深刻な「移動難民」問題
都市部と比べて、バスや電車の本数が少ない地方では、自動車免許の返納が即座に「移動の孤立」につながってしまうケースが多くあります。
家族が車で送迎できない時間帯は外出できない、雨の日は完全に家に閉じこもりになってしまう——そうした状況を打開する手段のひとつとして、シニアカーが地方の高齢者の生活を支えている実例も増えています。
シニアカーとはどんな乗り物?基本的なルールと特徴

シニアカーは「電動車いす」の一種です
シニアカーは正式には「電動車いす(電動車椅子)」に分類されます。スズキの「セニアカー」をはじめ、各メーカーから販売されている電動車いす型の乗り物が、一般的に「シニアカー」と呼ばれることが多いです。
見た目は小さな三輪や四輪のカートのようで、座席に座ったままハンドルやレバーで操作します。歩くのが難しい方でも、楽に移動できるよう設計されています。
免許は不要!歩行者として扱われます
シニアカーを利用するうえで、多くの方が気になるのが「免許は必要なの?」という点です。安心してください——シニアカー(電動車いす)の利用に、運転免許は必要ありません。
道路交通法上、一定の基準を満たす電動車いすは「身体障害者用の車」として扱われ、利用者は「歩行者」とみなされます。警察庁の基準によると、以下の条件を満たすものが該当します。
- 車体サイズ:長さ120cm・幅70cm・高さ120cm以内
- 最高速度:時速6km以内(歩行者と同程度の速さ)
- 動力:電動モーターのみ
- 外観:自動車や原付と明確に区別できること
つまり、シニアカーは歩道を走れる乗り物で、車道を走る必要はありません。免許を返納した後でも、安心して使い続けることができます。
安全に使うための基本マナー
歩行者として扱われるとはいえ、電動で動く乗り物ですから、安全に使うためのマナーを守ることが大切です。いくつかポイントをご紹介します。
- 歩道を走るときは歩行者優先:歩行者の邪魔にならないよう、ゆっくり走りましょう
- 横断歩道は安全を確認してから:左右の確認をしっかりと
- 坂道や段差に注意:急な坂や深い溝は転倒の原因になります
- 乗り始める前に点検を:バッテリー残量、タイヤの状態、ブレーキなどを確認
- 夜間は反射材やライトを活用:周囲に存在を知らせることが大切です
また、初めて乗る方は、広い場所で少し練習してから実際の外出に使うと安心です。販売店でも使い方の説明を受けることができます。
外出を続けることが、健康と生活の質を守る

データが示す「外出頻度」と健康の深いつながり
「外に出ることが健康にいい」とはよく言われますが、これは感覚的な話ではありません。研究データでもその関係がはっきりと示されています。
ニッセイ基礎研究所の調査によると、外出頻度が週1回以下の生活が続くと、高齢者は身体機能や認知機能が低下し、要介護状態への移行リスクが上昇することが先行研究で示されています。さらに、外出頻度の低さと社会的孤立が重なると、健康への影響がより大きくなることも指摘されています。
また内閣府の調査では、健康状態が「良い」と答えた高齢者のうち「ほぼ毎日外出する」割合は約42%であるのに対し、健康状態が「良くない」と答えた方では約21%にとどまっています。外出の頻度と健康状態には、明確な相関があることがわかります。
免許返納をきっかけに外出が急減するケースが多い
内閣府の高齢社会白書(平成30年版)でも、運転免許の自主返納などを機に外出頻度が急減する場合があることが指摘されています。車を手放した直後から「行ける場所が一気に減った」と感じる方は少なくありません。
外出の機会が減ると、人と会う機会も減り、話す機会も減ります。内閣府の孤独・孤立に関する調査でも、外出しない人ほど相談相手がいない割合が高く、孤立しやすい傾向があることが示されています。
買い物、病院、趣味のサークル、友人との食事——こうした日常の外出のひとつひとつが、実は心身の健康を支える大切な活動です。その機会を守るための手段を持つことが、いかに重要かがデータからも見えてきます。
シニアカーを使い始めた方によく聞かれる変化
シニアカーの販売店や福祉用具の相談窓口などでよく聞かれるのが、「乗り始めたら思ったより怖くなかった」「行動範囲が広がって気持ちが明るくなった」という声です。
特に多いのが、「家族に送り迎えを頼まなくてよくなって、気が楽になった」という声です。家族への遠慮から外出を控えていた方が、自分のペースで出かけられるようになり、結果として気力が戻ったというケースは少なくないようです。
また、「近所でシニアカーに乗っている人を見て、自分も使ってみようと思った」という方も多く、周囲の利用者の存在が一歩踏み出すきっかけになることもあるようです。最初の「恥ずかしい」という気持ちは、使い続けるうちに薄れていくことがほとんどだといいます。
価格や選び方 ~無理なく始めるためのポイント

シニアカーの価格相場
シニアカーの購入を検討するとき、まず気になるのが価格です。一般的な相場の目安は以下のとおりです。
- 新品:約25万〜40万円程度(メーカー・機種によって異なります)
- 中古品:約5万〜15万円程度(状態によって大きく差があります)
- レンタル:月額5,000円〜15,000円程度(介護保険適用の場合は費用が軽減される場合があります)
まずは試してみたいという方には、レンタルから始めるのもひとつの方法です。実際に使ってみて、自分に合うかどうか確かめてから購入を検討することもできます。
なお、介護認定を受けている方は、介護保険を利用してレンタルできる場合があります。詳しくはケアマネジャーや地域包括支援センターにご相談ください。
選び方のポイント:何を重視するかで選ぶ
シニアカーにはさまざまな種類があります。選ぶときのポイントをいくつかご紹介します。
①使用シーンに合わせて選ぶ
近所の買い物だけなら小型・軽量タイプで十分ですが、多少の傾斜がある道を走るなら、安定性の高い四輪タイプや、パワーのあるモデルが向いています。
②バッテリーの走行距離を確認
1回の充電でどのくらい走れるか(航続距離)は、機種によって異なります。外出先までの距離を考えて、余裕のあるモデルを選ぶと安心です。
③乗り降りのしやすさ
シートの高さや乗り降りのしやすさも重要です。試乗できる販売店では、実際に座ってみることをおすすめします。
④アフターサービスの充実度
購入後の点検・修理対応が充実しているメーカーや販売店を選ぶと、長く安心して使えます。
購入前に試乗・相談を
シニアカーは「実際に乗ってみると、思ったより簡単だった」という方がほとんどです。販売店や福祉用具の展示会などで試乗できる機会を活用してみましょう。
また、地域の福祉用具専門相談員や、かかりつけ医・ケアマネジャーに相談することで、自分の状態に合ったアドバイスをもらうこともできます。一人で悩まず、まずは相談してみてください。
移動の自由を守る選択肢として、前向きに考えてみませんか

「恥ずかしい」という気持ち、最初はそう思って当然です。でも、シニアカーを選んだ方たちが口を揃えて言うのは、「乗り始めたら、あの迷っていた時間がもったいなかった」という言葉です。
大切なのは、「自分らしく、自分のペースで、行きたい場所に行ける」という生活の自由を守ることです。
眼鏡をかけるのと同じように、補聴器をつけるのと同じように、シニアカーは「生活をもっと豊かにするための道具」です。それを使うことは、弱さでも恥ずかしさでもなく、自分の生活を大切にする、賢くて前向きな選択です。
免許を返納してからも、好きな場所に行き、好きな人に会い、好きなものを食べる——そんな当たり前の毎日を続けるために、シニアカーという選択肢を、ぜひ一度前向きに考えてみてください。
あなたの「外出したい」という気持ちは、とても大切なものです。その気持ちを、諦めないでほしいと思います。
シニアカーについてもっと詳しく知りたい方へ
シニアカー・電動車いすに関する公式情報・参考資料はこちらからご覧いただけます。
- スズキ セニアカー公式サイト(機種・スペック・販売店検索)
https://www.suzuki.co.jp/welfare/ - 警察庁 電動車いすの安全利用について(法的位置づけ・安全マナー)
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/e_wheelchair.html - WHILL公式サイト(現代的パーソナルモビリティの事例)
https://whill.inc/jp
また、お住まいの地域の地域包括支援センターや福祉用具専門相談員にご相談いただくと、あなたの状況に合ったアドバイスを受けることができます。まずは一歩、相談してみることから始めてみてください。








