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「一人暮らしだから、終活は自分でなんとかしないといけない…」そう思っていませんか?
実は、さいたま市にはおひとりさまを支えるための相談窓口や公的サービスが、思いのほかたくさん用意されているんです。
身近に頼れる家族がいなくても、あるいは家族に迷惑をかけたくないと思っていても、大丈夫ですよ。
この記事では、さいたま市在住のおひとりさま・単身でお暮らしの方が、終活を進める上で活用できる自治体の公式サービスを、公式資料をもとにわかりやすくご紹介します。
一つひとつ確認しながら、自分のペースで準備を進めていきましょう。
目次
おひとりさまの終活で、何が特に大切なの?

「誰に頼めばいいか」を考えておくことが最大のポイント
おひとりさまや親族と疎遠な方の場合、終活で最も重要なのは「自分が判断できなくなったとき、また亡くなったあとに、誰が何をしてくれるかを事前に決めておくこと」です。
さいたま市が発行した終活情報の参考資料には、おひとりさまが特に考えておくべき事項として、遺品整理を誰に依頼するか、賃貸住宅の退去対応と管理会社・大家への連絡先、さらには死後に必要となる手続きを頼める家族や近親者がいない場合の対応などが明示されています。
(出典:さいたま市「終活情報冊子の配布について」)
準備が不足していると、どんな困りごとが起きる?
元気なうちに準備や話し合いが不足していると、様々な場面で困りごとが生じます。
たとえば、認知症などで判断能力が低下してしまうと、銀行口座から必要な経費を引き出せなくなったり、入院・入所費用の支払いに困るケースがあります。
また、所有する建物の建替・改修・売却が必要になっても、名義人が認知症だと契約ができないという問題も起こり得ます。
(出典:さいたま市「終活情報冊子の掲載項目(参考例)」)
こうした困りごとを防ぐために、元気なうちに少しずつ準備しておくことが、結局いちばんの安心につながります。
おひとりさまの終活①|成年後見・任意後見の相談窓口(さいたま市)

判断能力が低下する前に「任意後見制度」を検討しよう
おひとりさまにとって、「判断能力が低下する前に備える」任意後見制度はとても重要な選択肢です。
任意後見制度は、自分がまだ元気なうちに、将来後見人になってもらう人を自分で選んで契約しておく制度です。公正証書による契約が必要で、監督人が選任されてから発効します。
一方、すでに判断能力が低下してしまった場合に家庭裁判所への申立てで利用できるのが法定後見制度です。
(出典:さいたま市「終活情報冊子の掲載項目(参考例)」)
さいたま市の成年後見・終活の相談窓口一覧
さいたま市では、成年後見制度や終活に関する専門的な相談ができる窓口が複数整備されています。
どこに相談すればいいか迷ったら、まずは下記をご参考にしてください。
(出典:さいたま市「成年後見・終活 関連窓口一覧」令和7年3月発行)
- さいたま市社会福祉協議会 高齢・障害者権利擁護センター(成年後見相談)
電話:048-835-5283/受付:月〜金曜 8時半〜17時
成年後見制度に関する専門相談電話を開設しています。 - さいたま家庭裁判所 後見センター(申立て手続き)
電話:048-863-8816/受付:月〜金曜 8時半〜17時
申立ての手続きに関することは、住民票の所在地を管轄する家庭裁判所へ。 - 埼玉弁護士会 高齢者・障がい者権利擁護センター「しんらい」
電話相談:048-865-5770(月〜金曜 10〜12時・13〜16時)
相続人同士でトラブルがある場合など、法律問題全般の相談ができます。 - 公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート埼玉支部(司法書士)
電話:050-5527-9897(毎週木曜 13〜16時)
相続登記・遺言書作成・後見制度・民事信託などに対応。 - 公益社団法人埼玉県社会福祉士会 権利擁護センター ぱあとなあ埼玉
電話:048-857-1717(月〜金曜 9時半〜16時半 /土曜 10〜13時) - 各区役所くらし応援室(市民相談・無料・予約制)
司法書士による登記・成年後見・遺言相談、弁護士による法律相談、税理士による相続税相談などを実施。
詳細は各区役所くらし応援室へお問い合わせください(受付:平日8時半〜17時15分)。
どこに相談すればいいか迷ったら、まずは最寄りの区役所くらし応援室や、シニアサポートセンター(地域包括支援センター)に電話してみてください。窓口の方が丁寧に教えてくれますよ。
おひとりさまの終活②|死後事務委任と「おくやみ窓口」を知っておこう

死後事務委任契約とは?おひとりさまに欠かせない備え
死後事務委任契約とは、亡くなったあとに必要となる手続き(死亡の連絡・葬儀・遺品整理・賃貸住宅の解約・各種公共料金の解約など)を、信頼できる人や専門家に事前に委任しておく契約のことです。
特に、頼める家族や近親者がいない場合、おひとりさまや子どものいない夫婦、親族と疎遠な方は、この契約を事前に考えておく必要性が高いとされています。
公正証書による契約が推奨されており、委任事項と必要となる預託金の見込みをあらかじめ確認しておくことが大切です。
(出典:さいたま市「終活情報冊子の掲載項目(参考例)」)
高齢者等終身サポート事業者を利用するときの注意点
近年、入院・入所の手続き支援や日常生活のサポート、死後事務等を行う「高齢者等終身サポート事業者」が増えています。
利用する際には、複数社の見積もりを取ること・契約期間の長さを慎重に確認すること・預託金の管理方法が明確かどうか・支援項目と費用が明示されているかどうかを必ず確認してください。
また、認知症等で判断能力が低下した場合に、任意後見制度への適切な移行がなされるかどうかも重要な確認ポイントです。国が策定したガイドラインにはチェックリストもありますので、専門家への相談とあわせてご活用ください。
(出典:さいたま市「成年後見・終活 関連窓口一覧」令和7年3月発行)
さいたま市の「おくやみ窓口」|亡くなったあとの手続きをまとめて対応
さいたま市では、身近な方が亡くなられた後の手続きの負担を軽減するため、各区役所に「おくやみ窓口(予約制)」を設置しています。
区役所内の主な手続きを一か所でまとめて受付できるため、窓口を何度も移動する必要がありません。また、事前予約によって申請書への基本情報印字も行われ、書類記入の手間も省けます。
対象は、亡くなられた時点でさいたま市に住民票があった方の手続きに限ります。
(出典:さいたま市・株式会社鎌倉新書 協働発行「おくやみハンドブック」2026年1月)
各区のおくやみ窓口連絡先(受付:平日8時30分〜17時15分)は以下のとおりです。
- 西区:048-620-2635
- 北区:048-669-6035
- 大宮区:048-646-3037
- 見沼区:048-681-6035
- 中央区:048-840-6035
- 桜区:048-856-6135
- 浦和区:048-829-6061
- 南区:048-844-7145
- 緑区:048-712-1210
- 岩槻区:048-790-0215
また、手続きをスマートフォンで事前に調べられる無料の「おくやみ手続きガイドサービス」も利用できます。
URL:https://ttzk.graffer.jp/city-saitama(通信料は自己負担)
おひとりさまの終活③|遺言書・エンディングノートの準備

おひとりさまこそ遺言書が必要な理由
子どもがいない、介護をしてくれた方に財産を渡したい、NPO等への寄付を希望するなど、おひとりさまは特に遺言書の作成が必要なケースが多いとされています。
遺言書には自筆証書遺言と公正証書遺言があります。自筆証書遺言は自分で作成できますが、内容の不備や紛失・改ざんのリスクがあるため、法務局(遺言書保管所)への保管制度の活用が推奨されています。
(出典:さいたま市「終活情報冊子の掲載項目(参考例)」)
さいたま市内の自筆証書遺言書保管に関する相談・手続きは、さいたま地方法務局 本局(電話:048-851-1000)へ。受付は平日9時〜17時です。
また、公正証書による遺言書や任意後見契約の手続きは、浦和公証センター(048-831-1951)または大宮公証センター(048-642-4355)(受付:月〜金曜 9時〜17時)へご相談ください。
(出典:さいたま市「成年後見・終活 関連窓口一覧」令和7年3月発行)
エンディングノートで「もしも」を整理しておこう
遺言書と並んで、エンディングノートの作成もおすすめです。
法的拘束力はありませんが、緊急連絡先・かかりつけ医・財産情報・医療の希望・葬儀の希望などを書いておくことで、万一のときに周囲が判断・手続きを進めやすくなります。
さいたま市では、さいたま地方法務局・埼玉司法書士会が作成した無料のエンディングノートをインターネットからダウンロードできます。
URL:さいたま地方法務局・埼玉司法書士会「エンディングノート」
(出典:さいたま市「成年後見・終活 関連窓口一覧」令和7年3月発行)
おひとりさまの終活④|日常生活の支援とシニアサポートセンターの活用

介護・医療・日常生活の相談はシニアサポートセンターへ
体の具合が気になり始めたとき、介護保険の使い方がわからないとき、在宅生活を続けるか施設を検討するか迷っているとき——そんな悩みを気軽に相談できるのが、シニアサポートセンター(地域包括支援センター)です。
さいたま市内に27か所設置されており、医療・介護・日常生活に関する不安や疑問を幅広く受け付けています。
担当エリアのセンターについては、各区役所高齢介護課(下記参照)またはさいたま市ホームページでご確認ください。
(出典:さいたま市「成年後見・終活 関連窓口一覧」令和7年3月発行)
在宅での医療・看取りに関する相談窓口
自宅での訪問診療や看取り等に関しては、さいたま市の「在宅医療連携拠点」に相談できます。
受付は月〜金曜 9時〜17時(祝祭日を除く)。
- 西区・北区・大宮区・見沼区:大宮在宅医療支援センター(048-778-7155)
- 中央区:与野在宅医療センター(080-9980-2715)
- 桜区・浦和区・南区・緑区:浦和在宅医療支援相談センター(048-826-5121)
- 岩槻区:岩槻区医療介護連携支援センター(048-792-0896)
セカンドライフ支援・就労・ボランティア相談
高齢期を「支えられる側」だけでなく、役割を持って生きる時期として捉えることも大切です。
さいたま市には、就労・ボランティア・サークル活動の相談ができるさいたま市セカンドライフ支援センター「り・とらいふ」(電話:048-881-8627 / 月〜金曜 9時〜17時)があります。
孤立予防・介護予防にもつながる地域参加のきっかけとして、ぜひ活用してみてください。
(出典:さいたま市「成年後見・終活 関連窓口一覧」令和7年3月発行)
おひとりさまの終活⑤|お墓・葬儀の希望を整理しておこう

永代供養・樹木葬・散骨…おひとりさまの選択肢
おひとりさまの場合、代々継承するお墓ではなく、永代供養や樹木葬を検討する方も多くいらっしゃいます。
埋葬・火葬・改葬・墓地設置許可等に関する行政手続きは、各都道府県・市区町村が担当しています。
(出典:厚生労働省「墓地・埋葬等のページ」)
さいたま市内の火葬場・斎場・霊園・納骨堂は以下のとおりです。
- 浦和斎場(火葬場・斎場):048-855-6246
- 思い出の里(斎場・霊園・納骨堂):048-686-3499
- ひかり会館(斎場・納骨堂):048-852-5561
- 大宮聖苑(火葬場):048-682-2800
葬儀形態(一般葬・家族葬・直葬など)・宗派・戒名・遺影・予算規模など、元気なうちに希望を整理し、エンディングノートや遺言書に書き残しておくことをおすすめします。
また、亡くなる前に会っておきたい人、亡くなったあとに連絡してほしい相手なども書いておくと、周囲の方が動きやすくなります。
(出典:さいたま市「終活情報冊子の掲載項目(参考例)」)
まとめ|おひとりさまの終活でおさえておきたい5つのポイント
- 判断能力があるうちに「任意後見制度」を検討する。自分で後見人を選べる任意後見は、おひとりさまにとって最も重要な備えの一つです。公正証書による契約が必要なため、早めに公証役場や専門家に相談を。(出典:さいたま市「成年後見・終活 関連窓口一覧」)
- 死後事務委任契約で「亡くなったあと」を託せる人を決めておく。葬儀・遺品整理・住居の退去・各種解約など、家族がいなくても専門家に委任できます。複数社の見積もりを取り、慎重に契約内容を確認してください。(出典:さいたま市「終活情報冊子の掲載項目(参考例)」)
- 遺言書を作成し、できれば法務局に保管しておく。おひとりさまや子どものいない方は遺言書が特に重要です。自筆証書遺言は法務局保管制度を利用すれば、検認が不要で安全に保管できます。(出典:さいたま市「終活情報冊子の掲載項目(参考例)」)
- エンディングノートで日常の情報を整理する。緊急連絡先・医療の希望・葬儀の希望など、法的効力はなくても大切な情報をまとめておくだけで、周囲の負担が大きく減ります。さいたま地方法務局のエンディングノートは無料でダウンロードできます。(出典:さいたま市「成年後見・終活 関連窓口一覧」)
- さいたま市の自治体サービスを積極的に活用する。シニアサポートセンター・各区役所おくやみ窓口・くらし応援室・在宅医療連携拠点など、おひとりさまを支える窓口がそろっています。一人で抱え込まず、まずは最寄りの窓口に相談してみてください。(出典:さいたま市「成年後見・終活 関連窓口一覧」)
📞 さいたま市の無料相談窓口をご活用ください
おひとりさまの終活は、相談するだけで「何から始めればいいか」がずいぶんと見えてきます。
難しく考えなくて大丈夫。まずはお電話一本から、ぜひ始めてみてください。
▶ シニアサポートセンター(地域包括支援センター):各区役所高齢介護課へお問い合わせください
▶ さいたま市社会福祉協議会 成年後見相談:048-835-5283(月〜金曜 8時半〜17時)
▶ 各区役所おくやみ窓口(予約制):平日8時30分〜17時15分
▶ さいたま地方法務局(遺言書保管・エンディングノート):048-851-1000(平日9時〜17時)
▶ 各区役所くらし応援室(無料市民相談・予約制):詳細はさいたま市ホームページへ
一人で悩まず、相談できる窓口があることを、ぜひ覚えておいてくださいね。
















