終活サポート事業を行っている地方自治体一覧

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近年、横須賀市(神奈川県)を先駆けに終活サポート・終活支援を行う自治体が増えてきています。
一人暮らしの独身女性(おひとりさま)や、身寄りなしの高齢者の孤独死が背景にあるようです。

また、残された遺族のためでもあります。

▼この記事を読んで理解できること
・「地方自治体が行っている終活サポートはこんな感じです」というのが早わかり!
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地方自治体と終活

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冒頭でも書きましたが、ここ数年で自治体が終活サポートに取り組みだしています。

その中でも神奈川県の横須賀市は、終活サポートを行う自治体のパイオニア的存在です。
地方自治体の中でも横須賀市は早くからエンディングサポート事業をスタートさせています。

終活サポートを行っている地方自治体早見表一覧

地方自治体名称終活サポート内容(各リンク)
神奈川県横須賀市エンディングプラン・サポート事業
わたしの終活登録
神奈川県茅ヶ崎市わたしの覚え書き ~希望のわだち~(茅ヶ崎版エンディングノート)
神奈川県大和市わたしの終活コンシェルジュ
エンディングノート無料配布
神奈川県横浜市エンディングノート無料配布(18区それぞれ区版のノート)
神奈川県厚木市エンディングノート無料配布
神奈川県逗子市わたしの人生手帖(ずしエンディングノート)
埼玉県越谷市越谷市社会福祉協議会が同市民の方に無料配布のエンディングノート
あんしんノート
埼玉県八潮市私と家族の安心ノート(エンディングノート)
東京都府中市未来ノート(私の生き方整理帳)
東京都狛江市狛江市エンディングノート
千葉県千葉市エンディングサポート(終活支援)事業
埼玉県鶴ヶ島市マイエンディングノート(鶴ヶ島市)
埼玉県北本市マイエンディングノート(北本市)
茨城県古河市エンディングノート無料配布
茨城県水戸市エンディングノート無料配布
茨城県龍ヶ崎市エンディングノート無料配布
茨城県下妻市エンディングノート無料配布
茨城県取手市エンディングノート無料配布
茨城県稲敷市私のおぼえ書きノート(稲敷市)
茨城県つくばみらい市私のおぼえ書きノート(つくばみらい市)
茨城県桜川市エンディングノート無料配布
愛知県豊川市人生の終わりを考える エンディングノート
愛知県北名古屋市エンディングサポート事業
※エンディングサポートノート有
滋賀県守山市エンディングノート無料配布
兵庫県高砂市エンディングプラン・サポート事業
大阪府大東市エンディングノート無料配布
大阪府堺市西区版エンディングノート「わたしのメッセージ」
南区版「エンディングノート私の老い支度
中区のエンディングノート「安心ノート~もしものとき、大切な人に伝えたい~」
堺区版エンディングノート 「おひとり様の生き方・暮らし方ノート」
大分県杵築市きつき終活応援プロジェクト
きつきネバーエンディングノート

※上記一覧表は終活サポートを行っている主な地方自治体の一部になります
各リンク先から市区町村のホームページ(該当ページ)にアクセスできるようになっています。

終活サポートの先駆け的な存在の横須賀市がある神奈川県は終活に対する支援の動きが活発な印象です。

次に、各自治体が行っている終活サポート・終活支援はどんなものなのか?

上記の中からいくつかピックアップし、エンディングノートのもらい方などあわせて紹介していきます。
エンディングノートは各自治体独自のものとなっており、基本無料配布を行っています。
エンディングノートは配布数が限られている場合もあります。

 

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わたしの終活登録(神奈川県横須賀市)

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自治体区分神奈川県横須賀市
終活サポート①エンディングプラン・サポート事業
②わたしの終活登録

①エンディングプラン・サポート事業
横須賀市民であれば希望者は市提携(協力)の葬儀社と生前契約を交わし、費用を預け、定期的に安否確認が行われます。
その他、延命治療の意思を市・葬儀社に保管可能。
詳しい資料は以下よりダウンロードできます。
⇒「横須賀市エンディングプラン・サポート事業ご案内(PDF)」

②わたしの終活登録
終活ノート(エンディングノート)の保管場所・お墓の所在地などの終活に関連する情報を生前に登録できます。
もしもの時に登録者が指定した人に情報を開示する事業です。

横須賀市民であれば無料で登録できます

▼登録できる内容は以下の11項目
1.本人の氏名・本籍・住所・生年月日
2.緊急連絡先
3.支援事業所や終活サークルなどの地域コミュニティー
4.かかりつけ医師やアレルギー等
5.リビングウィルの保管場所・預け先
6.エンディングノートの保管場所・預け先
7.臓器提供意思
8.葬儀や遺品整理の生前契約先
9.遺言書の保管場所と、その場所を開示する対象者の指定
10.お墓の所在地
11.本人の自由登録事項

詳しい資料は以下よりダウンロードできます。
「わたしの終活登録パンフレット1」
「わたしの終活登録パンフレット2」

noteget横須賀市でエンディングノートをもらうには?
「わたしの終活登録」に「エンディングノートの保管場所・預け先」の項目はあります。
ただ、エンディングノートの配布に関する記述が市のホームページに記載が特にありません。
気になる方は一度下記よりお問い合わせください。

otoiawase横須賀市の終活サポートお問い合わせ
▼横須賀市役所生活福祉課(横須賀市役所分館6階)
電話番号:046-822-8070(内線:2234)
受付時間:開庁日の午前9時~11時、午後13時~16時
※持参の場合は身分証(運転免許証や健康保険証)と印鑑をお持ちください

 

わたしの終活コンシェルジュ(神奈川県大和市)

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自治体区分神奈川県大和市
終活サポート・わたしの終活コンシェルジュ
・エンディングノート配布

わたしの終活コンシェルジュ
おひとりさまなどの葬儀・納骨などに関する相談、葬儀の生前契約などを行う終活サポート。

・自身の葬儀や納骨を執り行う同市内の協力葬祭事業者を紹介し、生前契約できるように支援
・協力葬祭事業者は相談者の意向に沿ったプランを提案
・お墓のない方などには合祀や散骨に対応可能な事業者も有
・登録者の死後は、市が親族や知人に死亡事実やお墓の場所を連絡
など

詳しくは下記よりご確認ください。
大和市ホームページへ

noteget大和市のエンディングノートのもらい方
大和市では、ひとり暮らしの高齢者が終活に関する不安を解消し、安心して健康に生活が送れるようにエンディングノートを作成しています。
市役所の健康福祉総務課の窓口で配布しているようなので、気になる方は下記お問い合わせに連絡してみるとよいでしょう。

otoiawase大和市の終活サポートお問い合わせ
▼大和市役所 健康福祉部 健康福祉総務課
おひとりさま支援係
電話:046-260-5622

 

区版エンディングノート(神奈川県横浜市)

aobaku-note画像出典:横浜市ホームページ

自治体区分神奈川県横浜市
終活サポート18区それぞれに各区版のエンディングノートがある
※上記画像は青葉区版のエンディングノートのものです

横浜市では18区すべてにおいて各区版のエンディングノートが配布されています。

・青葉区版エンディングノート
・旭区版エンディングノート
・泉区版エンディングノート
・磯子区版エンディングノート
・神奈川区版エンディングノート
・金沢区版エンディングノート
・港南区版エンディングノート
・港北区版エンディングノート
・栄区版エンディングノート
・瀬谷区版エンディングノート
・都築区版エンディングノート
・鶴見区版エンディングノート
・戸塚区版エンディングノート
・中区版エンディングノート
・西区版エンディングノート
・保土ヶ谷区版エンディングノート
・緑区版エンディングノート
・南区版エンディングノート

noteget横浜市の各区版エンディングノートのもらい方
お住まいの区の「高齢・障害支援課 高齢者支援担当」までお問い合わせください。
(または、下記お問い合わせより)

otoiawase横浜市の終活サポートに関するお問い合わせ
▼横浜市コールセンター
電話:045-664-2525
受付時間:午前8時~午後21時まで(年中無休)

 

エンディングサポート事業(愛知県北名古屋市)

kitanagoya画像出典:北名古屋市ホームページ

自治体区分愛知県北名古屋市
終活サポート・エンディング(終活)サポート事業
・エンディングサポートノート配布

エンディング(終活)サポート事業
身寄りのない高齢者の方などの葬儀や納骨に関し、葬祭事業者等と生前契約することで不安を抱えずに生活していけるようにするための制度です。
市内協力葬祭事業者の情報提供を同市では行っているので、お住まいの方で気になる方は下記お問い合わせから確認してみるとよいでしょう。

noteget北名古屋市のエンディングサポートノートのもらい方
北名古屋市ホームページより入手することができます。

otoiawase北名古屋市の終活サポートお問い合わせ
▼北名古屋市役所 高齢福祉課
電話:0568-22-1111(代表)
▼相談場所
・北名古屋市役所(高齢福祉課、社会福祉課)
・社会福祉協議会
・地域包括支援センター


 

いくつかの地方自治体を取り上げましたが、もしかしたら近い将来こう思う方が出てくるんじゃないでしょうか。

「終活サポートの手厚い地域に引っ越したい」

すでにそういった考えの方もいらっしゃるような気もします。

地方自治体が行う終活サポート、気になる方は一度お住まいの市区町村の役所に問い合わせてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

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終活サポートを行っている地方自治体について紹介しました。
終活セミナーなど開催している地方自治体もありますし、エンディングノートの協働発行事業者を募っている自治体もあります。

地方自治体が何かしらの終活サポートを導入することは、素晴らしい取り組みだと思います。
当人だけでなくその家族や大切な人のことを思うと、とても役立つ取り組みですよね。

現代はネット社会ですが、身寄りのないひとり暮らしの高齢者の方の目に触れにくいという現実もあると思います。

「あなたの町ではこんな終活サポートを行っています」というのを各自治体がどのように各市町村民の皆さんへ伝えるのか?
それは各自治体の課題でもあるようにも感じます。

当サイトも終活メディアとして微力ながら、発信し続けていきたいと考えています。

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