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「自分が亡くなった後、誰が手続きをしてくれるのだろう」——おひとりさまの終活で、多くの方がこの不安を抱えています。
でも、安心してください。鹿児島市には、おひとりさまや身寄りの少ない方を支えるための公式サービスが複数用意されています。エンディングノートの配布、成年後見制度の無料相談、死後の手続きをまとめて案内する「おくやみコーナー」、そして一人でも安心して入れる市営合葬墓まで——ひとつひとつ、確認していきましょう。
目次
①まず手に取りたい|鹿児島市のエンディングノート

おひとりさまにこそ、エンディングノートが力を発揮します
鹿児島市は、市民向けに公式のエンディングノート「~私のエンディングノート~ これまでの自分とこれからの自分へ」を発行しています。このノートは、自身が「これからの人生について考え、ご家族等と話し合うきっかけとなるよう」作成されたものです。
(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
「すべての項目を埋めようとしなくて大丈夫」「興味のあるページから始めてもよい」と、ノート自体がそう語りかけてくれます。家族がいない場合には、「これからのことを託せる人に共有しましょう」とも書かれており、おひとりさまの状況をきちんと想定した設計になっています。
(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
ノートに書いておきたい主な項目
このエンディングノートには、次のような章が設けられています。ちょっと難しく感じるかもしれませんが、一項目ずつ埋めていくだけで、自身の大切な意思が自然に記録されていきます。
- 【第1章】私のこれまで(自分史・家系図)
- 【第2章】私のいま(医療情報・資産情報・毎月の引き落とし)
- 【第3章】私のこれから(介護・終末期医療・成年後見制度について)
- 【第4章】私のエンディング(葬儀・お墓・連絡してほしい人)
- 【第5章】私の設計図(終活の計画づくり)
(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
特に注目してほしいのが第2章の「死後事務委任」についての解説です。「亡くなった後の葬儀や納骨、解約や返納などの各種手続き(死後事務)を頼める人が周囲にいない場合に、生前に弁護士、司法書士、社会福祉士などの第三者に委任することができます」と明記されています。おひとりさまにとって、まさに心強い選択肢です。
(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
②認知症になる前に|成年後見制度と鹿児島市成年後見センター

「もし判断能力が低下したら」を、今から準備しておく
おひとりさまが特に気にしておきたいのが、認知症などで判断能力が低下したときのことです。預貯金の管理や介護サービスの契約が自分ではできなくなったとき、誰が支えてくれるのか——その答えが「成年後見制度」です。
(出典:鹿児島市成年後見センター「成年後見制度」パンフレット)
成年後見制度には2種類あります。まだ元気なうちに自分で後見人を選んで契約しておく「任意後見制度」と、すでに判断能力が低下してから家庭裁判所が支援者を選ぶ「法定後見制度」です。おひとりさまには、元気なうちに手を打てる任意後見制度の活用が特に勧められています。
(出典:鹿児島市成年後見センター「成年後見制度」パンフレット)
無料で相談できる!鹿児島市成年後見センター
鹿児島市は、鹿児島市社会福祉協議会に委託して「鹿児島市成年後見センター」を運営しています。相談員が電話・面談・訪問で応じてくれるほか、弁護士や司法書士による専門相談(第2・第4火曜日、午後2時〜4時・要予約)も無料で受けられます。
(出典:鹿児島市成年後見センター「成年後見制度」パンフレット)
- 開所日時:月曜〜金曜、午前8時30分〜午後5時15分(土日祝・年末年始休み)
- 電話:099-210-7073(直通)
- 所在地:鹿児島市山下町15番1号 かごしま市民福祉プラザ4階
(出典:鹿児島市成年後見センター「成年後見制度」パンフレット)
また、身寄りがなく申立てをできる人がいない場合は、市区町村長が申立てをできる制度もあります。認知症などで判断能力が不十分になった方のために、行政が動いてくれる仕組みです。詳しくは、認知症高齢者なら「認知症支援室(☎808-2805)」へご相談ください。
(出典:鹿児島市成年後見センター「成年後見制度」パンフレット)
また、経済的な理由で成年後見制度を利用しにくい方向けに、鹿児島市は後見人への報酬の全部または一部を助成する「成年後見制度利用支援事業」を実施しています。費用の心配をしている方も、まずは窓口に相談してみてください。
(出典:鹿児島市成年後見センター「成年後見制度」パンフレット)
③亡くなった後の手続きを一か所で|鹿児島市「おくやみコーナー」

おひとりさまの死後事務を担う人のための、市の支援窓口
「自分が亡くなった後、誰かに手続きをお願いしなければならない」——おひとりさまであれば、この"誰か"が遠方の親族や委任した専門家になることもあります。そんなとき頼りになるのが、鹿児島市の「おくやみコーナー」です。
おくやみコーナーでは、亡くなった方に関する市役所の各種手続きを一か所でまとめて受け付けてもらえます。事前予約をすることで、申請書に基本情報があらかじめ印字されるため、書類の記入を省略できる便利な仕組みです。
(出典:鹿児島市「ご遺族のためのおくやみハンドブック」)
- 場所:鹿児島市役所 本庁舎別館1階(市民課内)
- 受付時間:午前8時50分〜午後4時(土日祝・年末年始除く)
- 予約電話:099-216-1397(午前8時30分〜午後4時30分)
- インターネット予約:24時間受付フォーム
生前に「死後事務委任契約」を準備しておくことが大切です
おひとりさまが安心できるポイントは、おくやみコーナーが「委任された専門家」でも利用できること。生前に弁護士や司法書士、社会福祉士と「死後事務委任契約」を結んでおけば、その受任者がおくやみコーナーで手続きを行うことができます。エンディングノートにもその旨が解説されており、準備の大切さが伝わってきます。
(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
また、おくやみコーナー利用後も、年金や相続、固定資産などは各担当課への対応が必要になる場合があります。手続き全体の流れは「鹿児島市おくやみハンドブック」にまとめられていますので、受任者の方にも事前に確認しておくことをお勧めします。
(出典:鹿児島市「ご遺族のためのおくやみハンドブック」)
④お墓の不安を解消|鹿児島市営「合葬墓」という選択肢

「お墓の後継者がいない」そんな心配に応えた市の制度
おひとりさまが終活を考えるとき、「自分のお墓は誰が守ってくれるの?」という悩みは切実です。鹿児島市はその問題に応えるため、「市営合葬墓」を設置しました。多くの方の遺骨を合同で埋蔵するお墓で、市営星ヶ峯墓園内(鹿児島市五ヶ別府町1789番地2)にあります。
(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
使用料は合葬室が1柱あたり38,000円、個別埋蔵室が1柱あたり88,000円です。死後事務委任契約の受任者も申込者になれることが明記されており、おひとりさまにとって現実的な選択肢となっています。
(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
対象となる方の条件
- 市内に1年以上住み、市内に墓地・納骨堂の使用権がなく、埋蔵・収蔵していない焼骨を保有している方
- 市営墓地・納骨堂または市内の共同墓地の使用者で、墓じまいに伴う改葬先として希望する方
- 死亡時に市内に住んでいた方の死後事務委任契約の受任者
詳しいご相談は、鹿児島市役所 環境衛生課(☎099-216-1301)または谷山分室(☎099-269-8463)へどうぞ。窓口の方が丁寧に教えてくれますので、難しく考えなくて大丈夫ですよ。
⑤地域で支えてもらう|長寿あんしん相談センターの活用

市内20か所に設置された高齢者の総合相談窓口
終活の準備は「お墓」や「遺言書」だけではありません。介護・医療・福祉についての相談も、早めに整理しておくと安心です。鹿児島市には「長寿あんしん相談センター(地域包括支援センター)」が市内20か所に設置されており、保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーなどが高齢者の総合相談に対応しています。
(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
介護予防・権利擁護・成年後見制度の普及・関係機関との連絡調整など、幅広いサポートをしてくれます。「どこに相談すればいいかわからない」というときも、まず近くの長寿あんしん相談センターに電話してみてください。
鹿児島市エンディングノートの相談先一覧には、中央・上町・鴨池北・鴨池南・城西・武田上・武岡・谷山北・星ヶ峯・谷山中央・谷山南・伊敷台・西伊敷・吉野・緑ヶ丘・桜島・吉田・郡山・松元・喜入の各センターが掲載されています。お住まいの地区に一番近いセンターへお気軽にご連絡ください。
(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
まとめ|おひとりさまの終活、鹿児島市の自治体サービスで「安心」を手に入れる5つのステップ
- まず鹿児島市の公式エンディングノートを入手し、介護・葬儀・お墓の希望を書き留める(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
- 元気なうちに任意後見制度を検討し、鹿児島市成年後見センター(☎099-210-7073)に無料相談する(出典:鹿児島市成年後見センター「成年後見制度」)
- 死後事務委任契約を専門家(弁護士・司法書士・社会福祉士等)と結び、おくやみコーナーの手続きを任せられる体制をつくる(出典:鹿児島市「ご遺族のためのおくやみハンドブック」)
- お墓の後継者がいない場合は、市営合葬墓(使用料38,000円〜)を検討する(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
- 介護・医療・生活の不安は、近くの長寿あんしん相談センターに早めに相談する(出典:鹿児島市「~私のエンディングノート~」)
「一人だから、どうしようもない」ということはありません。鹿児島市には、おひとりさまが安心して老後と旅立ちを迎えるための公式サービスが、しっかりと整えられています。まずはエンディングノートを手に取るところから、始めてみませんか。
📞 鹿児島市の相談窓口一覧
終活に関する不安や疑問は、ひとりで抱え込まずに公式窓口へご相談ください。どの窓口も、丁寧に対応してもらえます。
- ▶ 鹿児島市成年後見センター(成年後見・任意後見の無料相談)
☎ 099-210-7073 / 月〜金 8:30〜17:15
制度のくわしい案内はこちら - ▶ おくやみコーナー(予約)(死後の市役所手続きを一括サポート)
☎ 099-216-1397 / 24時間インターネット予約はこちら - ▶ 市営合葬墓に関する相談(環境衛生課)
☎ 099-216-1301(本庁) / 099-269-8463(谷山分室) - ▶ 長寿あんしん相談センター(介護・医療・地域での生活支援)
市内20か所の一覧はこちら(42ページに「お住まいの地域の長寿あんしん相談センター 一覧」があります)
鹿児島市のエンディングノートは、市役所や各支所で入手できます。まずは一冊、手元に置いてみてください。

















