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「終活って、一人でやるの、なんだか不安…」そう感じている方はたくさんいます。でも、岐阜市にはおひとりさまを支えるための公的サービスが、しっかりと整っています。
ひとりで暮らしていると、「もしものとき、誰に連絡が行くのだろう」「自分の意思を、誰かにちゃんと伝えられるだろうか」といった不安がじわじわとわいてくるものです。
そこで、岐阜市が公式に提供している終活支援の仕組みを、ひとつひとつ丁寧にご紹介します。難しい手続きも、市の窓口が一緒に考えてくれます。ぜひ、読み進めてみてください。
目次
岐阜市のおひとりさま事情と、なぜ今「終活×自治体」なのか

高齢単独世帯は急速に増えています
岐阜市の令和2年国勢調査によると、高齢者の単独世帯(ひとり暮らし)は20,523人(全世帯の11.9%)に達しており、高齢者夫婦世帯と同程度の規模となっています。また、岐阜市の高齢化率は令和7(2025)年に30.2%に達すると推計されており、ひとり暮らしの高齢者はさらに増加していく見通しです。
(出典:岐阜市「第9期岐阜市高齢者福祉計画 概要版」令和6年3月)
おひとりさまの終活に自治体のサービスが重要な理由
家族と離れて暮らしている方や、身近に頼れる人が少ない方にとって、「もしものとき」の備えを自分だけで進めるのはハードルが高いものです。岐阜市では、地域包括支援センター(市内19か所)を中心に、相談・見守り・終活支援の体制を整えています。
(出典:岐阜市「第9期岐阜市高齢者福祉計画 概要版」令和6年3月)
ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、窓口に相談するだけで「自分には何が必要か」を一緒に考えてもらえます。まずは一度、足を運んでみてください。
岐阜市が用意している「おひとりさまの終活」支援サービス一覧

① エンディングノート「私のエンディングノート」の無料配布
岐阜市では、「私のエンディングノート」を無料で配布しています。人生の最期まで自分らしく生きるために、終末期にどのような医療や介護を望むのか、緊急連絡先、かかりつけ医、財産・遺言書の保管場所など、自分自身の希望や思いを書き残しておくことができます。
配布場所は高齢福祉課、各地域包括支援センター、各事務所です。
(出典:岐阜市「高齢者あんしんガイド」令和7年4月発行)
「何を書けばいいのかわからない」という方も、ノートの中にガイドがついていますので安心してください。「いまのあなた」を振り返り、家族や大切な人と話し合うきっかけとして使っていただけます。
② わたしのあんしん終活登録事業
岐阜市が独自に運営している、「わたしのあんしん終活登録事業」は、おひとりさまの方に特におすすめです。病気や事故などで意思表示できない状態になったとき、または亡くなられたときに、事前に登録した緊急連絡先・かかりつけ医・遺言書の保管場所などの情報を、市が本人に代わって警察署、消防署、医療機関、福祉事務所や本人が指定した方にお伝えするサービスです。
登録した方には「登録カード」と「登録証」が交付されます。お問い合わせは高齢福祉課(終活支援について)058-214-2173。
(出典:岐阜市「高齢者あんしんガイド」令和7年4月発行)
「近くに身寄りもなく、亡くなっても誰にも気づいてもらえないのでは…」という心配が、この登録でぐっと軽くなります。一行書くだけで、もしものときの安心が手に入るんです。
③ 見守り・安否確認の充実した体制
岐阜市では、ひとり暮らしの方の安全を守るため、複数の見守りサービスを提供しています。
- 緊急通報体制支援事業:突発的な生命の危険がある持病のある方のご自宅に緊急通報装置を設置。緊急ボタンを押すと受信センターを経由して救急車や協力員につながります。病歴があることと近隣の協力員確保が条件です。(出典:岐阜市「高齢者あんしんガイド」令和7年4月発行)
- 安否確認サービス事業:ご自宅にセンサーを設置し、センサーが異常を検知すると受信センターから協力員に連絡が届きます。原則無料で所得要件があります。協力員の確保が条件です。(出典:岐阜市「高齢者あんしんガイド」令和7年4月発行)
- 配食による見守り:在宅での食事の準備が困難で日々の見守りが必要な方に、栄養バランスのとれた食事を届け、合わせて安否確認を行います。各地域包括支援センターに相談を。(出典:岐阜市「高齢者あんしんガイド」令和7年4月発行)
- ひとり暮らし高齢者ガイドブック:各種サービスや相談窓口の情報をまとめた冊子を無料配布。高齢福祉課・各地域包括支援センター・各コミュニティセンターで入手できます。(出典:岐阜市「高齢者あんしんガイド」令和7年4月発行)
どのサービスも「自分に合うのはどれ?」と窓口で相談してみるだけで、丁寧に教えてもらえます。まずはお住まいの地区の民生委員・児童委員か、高齢福祉課(058-214-2172)にお声がけください。
おひとりさまが特に備えておきたい「権利擁護」の仕組み

成年後見制度の相談窓口が岐阜市にあります
認知症などで判断能力が低下したとき、財産の管理や各種手続きを自分でできなくなることがあります。そのような事態に備えるのが成年後見制度です。岐阜市では、成年後見センターを中核機関として、制度の普及や利用促進に取り組んでいます。
身寄りのない重度の認知症の方については、成年後見制度の利用にかかる支援が市によって行われています。また、生活が困窮している方には、成年後見人の報酬を助成する制度もあります。
(出典:岐阜市「第9期岐阜市高齢者福祉計画」令和6年3月)
「自分は認知症になってもいないし、関係ない」と思っていても、突然判断能力が低下することはあります。元気なうちに相談しておくと安心ですよ。
終活支援の推進:岐阜市の施策として位置づけられています
第9期岐阜市高齢者福祉計画では、「終活支援の推進」が施策として明確に位置づけられています。エンディングノートの発行を通じた市民啓発と、「わたしのあんしん終活登録事業」による緊急時情報の管理・伝達が、具体的な取り組みとして計画に盛り込まれています。
(出典:岐阜市「第9期岐阜市高齢者福祉計画」令和6年3月)
つまり、岐阜市がおひとりさまの終活を「自分でがんばれ」ではなく、「一緒にサポートする」という姿勢で取り組んでいる、ということです。それは心強いことではないでしょうか。
住まいの将来も「終活」のうち:空き家になる前にできること

住まいのエンディングノートで、家の将来を整理しましょう
ひとり暮らしの方が亡くなられたり、施設に移ったりすると、住まいが空き家になってしまうケースがあります。岐阜市の「住宅・空家対策課」(058-214-2258)では、空き家に関する総合相談を受け付けています。
また、国土交通省・日本司法書士会連合会・全国空き家対策推進協議会が作成した「住まいのエンディングノート」では、所有している不動産の情報(売る・貸す・所有し続ける・除却)を家族と話し合い、記録しておくことが勧められています。
(出典:国土交通省・日本司法書士会連合会・全国空き家対策推進協議会「住まいのエンディングノート」2024年4月初版)
「家のことは死んでから考えよう」は少しだけ危険です。実は、元気なうちに方針を決めておくほうが、ご家族にとっても自分にとっても、ずっと気持ちが楽なものです。
相続登記は義務化されています(2024年4月〜)
2024年4月1日から、相続登記が義務化されました。正当な理由なく怠ると10万円以下の過料が科される可能性があります。相続が発生したら、早めに岐阜地方法務局(058-245-3181)に相談することをおすすめします。
(出典:国土交通省・日本司法書士会連合会・全国空き家対策推進協議会「住まいのエンディングノート」2024年4月初版)
亡くなったあとの手続きも市がサポート:おくやみコーナーと葬祭扶助

岐阜市「おくやみコーナー」で手続きをまとめて相談できます
岐阜市では、ご遺族の方が市役所での各種手続きを一か所でまとめて進められるよう、「おくやみコーナー」を市庁舎1階(市民課34・35番窓口)に設置しています。事前にWeb(24時間受付)または電話(058-214-2857)で予約することで、必要な手続きを効率よく案内してもらえます。
(出典:岐阜市「おくやみハンドブック」令和7年6月改訂)
生活保護受給者には「葬祭扶助」の制度があります
生活保護を受給されている方が亡くなられた場合、一定の基準により葬祭に必要な費用が扶助される「葬祭扶助」制度があります。該当する方は、すみやかに生活福祉一課・二課・三課(市庁舎3階)にご連絡ください。
(出典:岐阜市「おくやみハンドブック」令和7年6月改訂)
「費用のことが心配で、終活に踏み出せない」という方も、制度をうまく使えば安心できます。まず相談してみることが大切です。
まとめ|岐阜市のおひとりさま終活、活用したい5つのポイント
- 岐阜市のひとり暮らし高齢者は20,523人(全世帯の11.9%)。自治体の支援サービスが充実しています。(出典:岐阜市「第9期岐阜市高齢者福祉計画 概要版」令和6年3月)
- エンディングノートは無料でもらえます。高齢福祉課・地域包括支援センター・各事務所で入手できます。(出典:岐阜市「高齢者あんしんガイド」令和7年4月発行)
- 「わたしのあんしん終活登録事業」に登録しておくと、もしものときに市が緊急連絡先・かかりつけ医などの情報を関係機関に伝えてくれます。(出典:岐阜市「高齢者あんしんガイド」令和7年4月発行)
- 成年後見制度や終活支援が岐阜市の施策として位置づけられています。一人で悩まず、まず市の窓口に相談してみましょう。(出典:岐阜市「第9期岐阜市高齢者福祉計画」令和6年3月)
- 住まいの将来や相続登記(2024年4月義務化)についても早めに準備を。岐阜市空き家総合窓口(058-214-2258)・岐阜地方法務局(058-245-3181)に相談できます。(出典:国土交通省・日本司法書士会連合会・全国空き家対策推進協議会「住まいのエンディングノート」2024年4月初版)
📞 岐阜市の終活サポート窓口のご案内
「どこに相談すればいいかわからない」という方も大丈夫です。お住まいの地区の地域包括支援センターが総合窓口になっています。相談は月曜〜土曜の午前9時〜午後5時(祝日・年末年始除く)です。
- ▶ 高齢福祉課(終活支援):058-214-2173(エンディングノート・終活登録の相談)
- ▶ 高齢福祉課(高齢者見守り):058-214-2172(緊急通報・安否確認の相談)
- ▶ 岐阜市空き家総合窓口(住宅・空家対策課):058-214-2258(住まいの将来の相談)
- ▶ 岐阜市「高齢者あんしんガイド」を確認する(PDF)
窓口の方が丁寧に教えてくれますので、難しく考えなくて大丈夫ですよ。一人で抱え込まないで、まずは声に出してみてください。
















