【2026年版】神奈川県の終活セミナー・無料相談会の探し方|横浜・川崎ほか11市の窓口まとめ

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「終活セミナーを無料で受けられるところはないかしら」——そう思ったとき、いちばん確実なのは、お住まいの市の公式ホームページを見てみることです。

民間の終活セミナーもたくさんありますが、実は神奈川県内の市町村は、それぞれ独自に終活の相談窓口をつくったり、エンディングノートを無料で配ったり、空き家と相続をテーマにした講座を開いたりしています。しかも多くが無料です。ここでは、県内11市の公式ページで確認できた情報だけを、そのまま並べてご紹介します。


神奈川県で「終活セミナー 無料」を探すときの3つの入口

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入口は「高齢福祉」「住宅・空き家」「市民相談」の3か所

意外と知られていないのですが、終活に関する市の取り組みは、ひとつの課にまとまっていません。おおまかに次の3か所に分かれています。

  • 高齢福祉の担当課…エンディングノートの配布、終活相談窓口、終活情報の登録制度、講演会
  • 住宅・空き家の担当課…「住まいの終活」講座、空き家と相続の無料相談会
  • 市民相談の担当課…弁護士・司法書士・税理士による遺言や相続の無料相談

「終活セミナー」という言葉だけで探すと見つからないことがあるので、「空き家」「相続」「人生会議」といった言葉でも市のサイト内を探してみてください。ぐっと見つかりやすくなります。

まず知っておきたい「人生会議(ACP)」

終活の話題でよく出てくる「人生会議」は、もしものときに望む医療やケアについて前もって考え、家族や医療・介護の関係者と繰り返し話し合って共有する取組のことです(出典:横浜市「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング:略称ACP)」)。横浜市は、区役所や地域ケアプラザで「もしも手帳」を無料で配っています(同)。

藤沢市も同じテーマで、重篤な状態になると約70%の方が自分で医療やケアを決めたり望みを伝えたりできなくなるといわれる、と説明しています(出典:藤沢市『人生会議』(ACP)について)。相模原市も人生会議の普及・啓発リーフレットを公開しています(出典:相模原市「在宅医療・介護連携の推進について」)。

難しい話に聞こえるかもしれませんが、要は「元気なうちに家族と話しておこう」ということです。


横浜市・川崎市・相模原市|政令市の終活セミナーと無料相談

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横浜市|リーフレット・登録制度・空き家相談会がそろっています

横浜市は、将来に必要な備えや利用できる行政サービス、終活サービスを提供する民間業者を選ぶ際の留意点をまとめたリーフレット「終活みちしるべ」を公開しています(出典:横浜市「終活みちしるべ」)。

また、緊急連絡先やエンディングノート・もしも手帳の保管場所などを市に登録できる「ヨコハマあんしん登録」があります。登録できるのは市に住民登録があり居住している65歳以上の方で、かかりつけ医療機関、遺言書の保管場所、納骨先など7項目から希望するものを選んで登録できます(出典:横浜市「ヨコハマあんしん登録(情報登録事業)」)。

セミナーとしては「明るい終活応援講座」が、令和7年12月2日に関内ホールで開催されました。落語家の三遊亭好楽師匠の落語と、行政書士でもある黒澤史津乃氏との対談という構成で、当日の投影資料も公開されています(出典:横浜市「明るい終活応援講座」)。資料だけでも読む価値がありますので、参加できなかった方はのぞいてみてください。

住まいのほうでは、宅建士・弁護士・土地家屋調査士、宅建士・司法書士・税理士という2チームに同時相談できる「空家無料相談会」が、令和8年9月14日13時から17時、南区役所1階多目的ホールで開催予定です。1枠50分・最大8組の予約先着順で、予約期間は令和8年8月12日から9月8日まで(2026年8月6日現在)(出典:横浜市「空家無料相談会」)。専門家による空家セミナーはYouTube横浜市公式チャンネルでも配信されており、令和8年11月30日まで公開予定です(2026年8月6日現在)(出典:横浜市「空家に関するセミナーのご案内」)。

なお、相鉄ホールディングスと連携した「空家・住まいの終活無料相談会」については、令和7年度の開催は終了し、今後の開催は未定とされています(出典:横浜市「空家・住まいの終活無料相談会」)。市の「住まいの終活」ページでは、令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されたことも案内されています(出典:横浜市「住まいの終活」)。

川崎市|無料の「終活法律相談」があります

川崎市でぜひ知っておいていただきたいのが、川崎市社会福祉協議会に設けられた終活の相談窓口です。一般相談は電話・メール・窓口で、平日9時から17時に受け付けています(出典:川崎市「終活相談窓口のご案内」)。

さらに、遺言や相続など専門的な知識がいる相談については、終活の実務を行っている弁護士による終活法律相談(相談料無料・予約制)があります。原則お一人1回・45分まで、対象は市内在住の方、相談日は月1回程度で、会場は川崎市総合福祉センター(エポックなかはら)6階の相談室。希望日の前日15時までに電話で予約する形です(2026年8月6日現在)(同)。

エンディングノートは「川崎市エンディングノート(未来あんしんサポートノート)」として、各区役所、市民館・図書館、社会福祉協議会、いこいの家、老人福祉センターなどで無償配布されています(出典:川崎市「川崎市エンディングノート(未来あんしんサポートノート)」)。頼れる親族がいない方向けには、葬儀埋葬や各種届出を行う終活支援事業(未来あんしんサポート事業)も用意されています(出典:川崎市「川崎市終活支援事業について」)。

相模原市|地域に来てもらえる「住まいの終活 出前講座」

相模原市には、市の職員が地域まで出向いてくれる「住まいの終活 出前講座」があります。内容は「住まいのエンディングノート」を使った家じまい、住まなくなった家の管理・活用、相続登記、市の支援制度や相談窓口の紹介など。市内在住・在勤でおおむね5人以上が集まる自治会や団体が対象で、平日9時から17時の希望する時間に1時間程度、費用は無料です(2026年8月6日現在)(出典:相模原市「住まいの終活 出前講座について」)。ご近所の集まりがある方は、声をかけてみると面白いかもしれません。

遺言・相続、成年後見、登記の相談は、区役所市民相談室の司法書士相談で受けられます。緑区は第1木曜、南区は第2水曜、中央区は第4水曜、13時30分から16時まで(1人30分以内)の予約制です(出典:相模原市「司法書士相談について」)。空き家のページでは、国土交通省などが作成した「住まいのエンディングノート」も配布されています(出典:相模原市「空家等に関する相談について」)。

ご自身のペースで、気になったところから見ていけば十分です。


藤沢市・横須賀市・平塚市|相談窓口と登録制度が充実

藤沢市|令和8年に相談と情報登録が始まりました

藤沢市では、福祉総合相談支援センター(地域福祉推進課内)が令和8年4月1日から終活に関する相談を受け付けています。不安を聞き取りながら課題を整理し、必要に応じて各種制度や法律の専門家を案内してくれます(2026年8月6日現在)(出典:藤沢市「終活に関する相談」)。

さらに令和8年5月18日からは「情報登録事業」も始まりました。緊急連絡先、かかりつけ医、エンディングノートの有無と保管場所、葬儀や遺品整理の生前契約先、お墓の場所、遺言書の有無と保管場所などを事前に登録でき、登録した方には情報登録証が渡されます(同)。終活ノート(エンディングノート)は本庁舎2階の高齢者支援課と各地区いきいきサポートセンターで配布され、PDFでダウンロードもできます(出典:藤沢市「終活ノート(エンディングノート)について」)。

横須賀市|全国的にも知られる2つの終活支援

横須賀市の「わたしの終活登録」は平成30年5月から始まった事業で、電話1本、電子申請、郵送のいずれでも登録できます。登録できるのは、緊急連絡先、リビングウィルの保管場所、エンディングノートの保管場所・預け先、臓器提供意思、葬儀や遺品整理の生前契約先、遺言書の保管場所と開示対象者の指定、お墓の所在地など11項目です(出典:横須賀市「わたしの終活登録」)。

もうひとつが「エンディングプラン・サポート事業」。ひとり暮らしで頼れる身寄りがなく生活にゆとりがない方を対象に、葬儀・納骨の生前契約や安否確認の訪問まで支援するものです(出典:横須賀市「エンディングプラン・サポート事業」)。相談窓口はどちらも市役所地域福祉課(消防局庁舎1階)です。

空き家については、不動産事業者・司法書士・建築士などから個別に助言をもらえる「空き家所有者・管理者向け相談会」があり、直近は令和8年7月24日に市役所本館3号館5階で開催され、満員のため受付は終了しました。同日には実家片づけアドバイザーによる「自宅と実家の片づけ相談会」も同時開催されました(出典:横須賀市「空き家所有者・管理者向け相談会」)。年に数回開かれていますので、次回の告知をこまめに見ておくとよさそうです。

平塚市|市民相談はすべて無料です

平塚市の市民相談は、市内在住・在勤・在学の方を対象に相談料無料で行われています。相続や離婚など日常生活の一般的な相談を受ける市民生活相談は平日9時から12時・13時から17時、弁護士相談は毎週水曜・木曜13時から16時、司法書士相談は毎月第2金曜13時から16時、相続税などの税理士相談は毎月第4金曜13時から16時です(いずれも1人30分以内・予約制)(2026年8月6日現在)(出典:平塚市「市民相談」)。

終活支援のページでは、平塚市版エンディングノート「わたしのノート~私のために、皆のために~」を公開・配布中で、市内13か所の高齢者よろず相談センターでは書き方の相談も受け付けています。ららぽーと湘南平塚内で毎月第3木曜11時から開かれる「なでしこカフェ」も案内されています(出典:平塚市「終活支援」)。同ページには令和7年11月11日の終活セミナーの案内も掲載されていました(同)。

空き家については、宅建協会・全日本不動産協会・神奈川県司法書士会が相談員となる無料相談会が、令和7年11月20日に市役所本館1階で開催され、3名が相続や維持管理、売却について相談されました(出典:平塚市「空家に関する相談会を開催しました」)。


茅ヶ崎市・厚木市・大和市・小田原市・鎌倉市の窓口

茅ヶ崎市・厚木市|ノートが充実しています

茅ヶ崎市の茅ヶ崎版エンディングノート「わたしの覚え書き ~希望のわだち~」は、市役所高齢福祉課、小出支所、出張所、地域包括支援センター、公民館などで配布されています。湘南ベルマーレと共同制作したカラー版もあり、書き方動画も市公式YouTubeで公開中です(出典:茅ヶ崎市「わたしの覚え書き ~希望のわだち~」)。住まいの悩みは「住まいの相談窓口」が開庁日8時30分から17時に受け付け、弁護士会・司法書士会・家財整理相談窓口など多くの協定団体につないでくれます(出典:茅ヶ崎市「住まいの相談窓口」)。

厚木市は「じぶんノート~心づもりの記録~」を地域包括ケア推進課の窓口や地域包括支援センター、講演会・講座などで配布しています(出典:厚木市「じぶんノート~心づもりの記録~」)。あわせて、国土交通省などが作成した「住まいのエンディングノート」を厚木市版に編集したPDFも公開されています(出典:厚木市「住まいのエンディングノート」)。

大和市|「終活コンシェルジュ」に相談できます

大和市には終活相談窓口があり、「終活コンシェルジュ」が不安に応じて制度を案内したり、葬祭事業者や法律の専門家を紹介したりしてくれます。事前予約制で、当日は保健福祉センター4階の窓口対応。所得や世帯による制限はありません(2026年8月6日現在)(出典:大和市「終活支援(終活相談など)」)。

緊急連絡先、葬儀等生前契約情報、お墓の場所、遺言書の保管場所、エンディングノートの保管場所を登録できる終活登録制度「ツナグ」もあり、登録すると自宅掲示用と携帯用の登録カードが発行されます(同)。エンディングノートは無料配布で、2026年4月に最新版が発行されました(出典:大和市「おひとりさま・終活支援アイテム」)。

小田原市・鎌倉市|ワンストップ窓口と終活講演会

小田原市は、利活用・リフォーム・建替え・土地の境界・相続など空き家の悩みにまとめて対応する「空き家相談窓口(ワンストップ窓口)」を設けています。市の空き家相談員が対応し、必要に応じて協定を結んだ専門家と連携します(出典:小田原市「空き家相談窓口(ワンストップ窓口)制度について」)。市民相談も無料で、相続や離婚などの一般相談は月曜から金曜に受け付けています(出典:小田原市「市民相談のご案内」)。

鎌倉市では、「鎌倉市版エンディングノート第3版」を令和7年2月から配布しており、高齢者支援課の窓口や支所、老人福祉センター、地域包括支援センター、社会福祉協議会で受け取れます。終活情報登録事業は登録料無料で、緊急連絡先やかかりつけ医、延命治療等に関すること、葬儀、お墓、遺言書などを登録できます(出典:鎌倉市「終活関連事業」)。

終活イベントとしては、令和8年1月23日から25日に「イタコト展」が、1月25日には田村淳氏による終活特別講演会「母ちゃんのフラフープ」が鎌倉生涯学習センターで開催されました。定員200名・費用無料で、事前申込制でした(出典:鎌倉市「「イタコト展」と田村淳氏による終活特別講演会の開催について」)。こうした講演会は年度ごとに企画されますので、市の高齢者福祉のページを時々のぞいておくと見逃しにくくなります。


国が出している無料の公式資料もあわせて使う

ノートも遺言も、公式の手引きが無料で読めます

市のセミナーの日程が合わないときは、国の公式資料を先に読んでおくのも手です。法務省と日本司法書士会連合会のエンディングノートは、財産やデジタルデータ、介護・医療の希望、葬儀やお墓の希望まで幅広く整理できます(出典:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート」2023年8月改訂)。

遺言書を法務局に預ける自筆証書遺言書保管制度は、保管申請の手数料が1件3,900円で、家庭裁判所の検認が不要になるなどの利点があります(出典:法務省民事局「自筆証書遺言書保管申請ガイドブック」令和7年度改訂版)。空き家と終活をつなぐ「住まいのエンディングノート」も公開されています(出典:国土交通省・日本司法書士会連合会・全国空き家対策推進協議会「住まいのエンディングノート」)。人生会議については厚生労働省のページが基本になります(出典:厚生労働省「人生会議(ACP)」)。


まとめ|神奈川で無料の終活セミナー・相談を見つける5つのコツ

掲載した日程や制度は各市の公式ページで確認したものですが、内容は変わることがあります。参加や申込みの前に、お住まいの市のページと担当課へご確認ください。窓口の方が丁寧に教えてくれますので、気負わずに電話してみて大丈夫ですよ。


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遺言書や相続の手続きは、法務局や司法書士会でも相談できます。神奈川県内の市の窓口とあわせてご利用ください。

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