【2026年版】終活セミナー無料で参加できる場所の探し方|埼玉県の市別まとめ

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終活セミナー無料で参加できるところはないだろうか——そう思って検索されたのだと思います。実は、いちばん確実な近道は、お住まいの市役所のホームページなんです。

民間の終活イベントもたくさんありますが、「話を聞いたあとに何か勧められるのでは」と身構えてしまう方も多いはずです。その点、市が主催・共催しているセミナーや相談会は、参加費も相談料もかからないものがほとんど。ここでは埼玉県内の主要都市について、各市の公式ページで実際に案内されている内容だけを、出典付きでご紹介します。難しく考えなくて大丈夫ですよ。


なぜ「終活セミナー無料」の情報は市役所に集まっているのか

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終活の入口は、いま「空き家と相続」から広がっています

意外に思われるかもしれませんが、県内の終活セミナーの多くは、高齢福祉の部署ではなく住宅政策や空き家対策の部署が開いています。理由はシンプルで、越谷市の公式説明によれば、空き家になる要因の約6割が相続によるものとされているからです。
(出典:越谷市「空家法改正や相続登記申請の義務化に伴い『住まいの終活ノート』を改正しました!」

草加市も同じ考え方で、空き家の取得要因の半数以上は「相続」にあると説明しています。つまり、家の将来を家族と話しておくことが、そのまま終活の第一歩になっているわけです。
(出典:草加市「『草加市お家の終活ノート』をご活用ください!」

もうひとつの理由は、相続登記の義務化です

春日部市の案内にあるとおり、令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されました。相続で不動産を取得した人は、取得を知った日から3年以内に申請が必要で、正当な理由なく違反すると10万円以下の過料の対象になります。
(出典:春日部市「空き家の適切な管理をお願いします」(更新2026年7月24日)

制度が変わったからこそ、各市が「まずは知ってもらおう」と無料の場を用意してくれている、というわけです。


【2026年版】埼玉県内の終活セミナー・無料相談会(市別)

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さいたま市|年間予定表が公開されていて、いちばん探しやすい

さいたま市は、相続・空き家に関するセミナーと個別相談会の令和8年度の年間予定表をホームページで公開しています。令和8年6月6日(大宮区)と7月25日(北区)はすでに開催されました。
(出典:さいたま市「空き家等は適正に管理する必要があります」(更新2026年7月30日)

これから予定されているのは次のとおりです(2026年8月1日現在)。

  • 令和8年8月1日(土)大宮区「相続&空き家 まるごと大相談会」
  • 令和8年9月16日(水)南区「相続・空き家公民館講座」/9月27日(日)南区 個別相談会
  • 令和8年10月24日(土)浦和区/11月28日(土)南区/12月19日(土)浦和区
  • 令和9年1月23日(土)浦和区/2月13日(土)緑区

(出典:さいたま市 同ページ/※予告なく変更・中止となる場合があります)

セミナーの日を待たなくても、市内7か所に空き家ワンストップ相談窓口が設置されていて、相続・売却・管理などの相談に応じてもらえます。
(出典:さいたま市「さいたま市空き家ワンストップ相談窓口をご利用ください」

川口市|エンディングノートが無料でもらえます

川口市では「私の備忘録~マイエンディングノート~」という冊子を無料配布しています。配布場所は第一本庁舎2階の長寿支援課、地域包括支援センター、たたら荘、鳩ケ谷福祉センター、川口駅前行政センター、東川口駅前行政センター、各支所など。なくなり次第終了とのことですので、お近くの窓口に一声かけてみてください。
(出典:川口市「エンディングノート」

相談のほうは、市民相談室の各種専門相談が無料です。市内在住・在勤の方が対象で予約制、1回25分。相続などの法律相談は弁護士が、登記相談は司法書士が担当します。
(出典:川口市「各種専門相談のご案内」(更新2026年6月11日)

また川口市は、人生会議(ACP)の普及啓発としてACP出前講座にも取り組んでいます。
(出典:川口市「在宅医療・介護連携推進事業とは」(更新2026年4月22日)

川越市|「相続おしかけ講座」は講師派遣が無料

川越市のしくみは少しユニークです。司法書士または行政書士が地域の会合に出向いてくれる「相続おしかけ講座」があり、講師派遣費用は無料(会場費等は申込者負担)。テーマは「もし遺言があったら」「もし認知症の備えをしていたら」の2つで、講師の体験談も交えた対話形式です。
(出典:川越市「相続おしかけ講座(空き家予防支援事業)」(更新2025年11月11日)

対象はおおむね10人以上が見込める高齢者向けサロンや自治会の集会など。希望日の1か月前までに防犯・交通安全課へ申込書を提出します。予算がなくなり次第終了となる点だけご注意ください(2026年8月1日現在)。
(出典:川越市 同ページ

所沢市|毎月どこかで「実家と相続のホンネ相談会」

所沢市は、まちづくりセンターなどを会場に、無料の「実家と相続のホンネ相談会」を毎月開いています。NPO法人空家・空地管理センターによる専門相談で、電話での予約制、1会場6組限定・1組45分です。令和8年4月18日から7月18日までの各回はすでに終了しています。
(出典:所沢市「実家と相続のホンネ相談会を開催します」(更新2026年4月3日)

今後の開催日は、8月15日(新所沢東)、9月19日(吾妻)、10月17日(三ケ島)、11月21日(並木)、12月19日(松井)、令和9年1月16日(こどもと福祉の未来館)、2月8日・9日(市役所)、3月20日(所沢)です。いずれも土曜(2月のみ月・火)の午前10時から午後4時まで(2026年8月1日現在)。
(出典:所沢市 同ページ

さらに「空き家対策ガイドブック(所沢市版)」の2026年保存版が発行され、住宅政策課や各まちづくりセンターで配布されています。相続後の管理や活用、相談窓口までまとまった一冊です。
(出典:所沢市「『空き家対策ガイドブック(所沢市版)』を発行しました」(更新2026年4月7日)

相続そのものの相談なら、市民相談課の無料相談も使えます。予約不要の一般相談のほか、弁護士相談(月・水・金/予約制)、司法書士相談(第1・3火曜)、税理士相談(毎週木曜)、行政書士相談(第3火曜)が用意されています。
(出典:所沢市「市民相談」

越谷市|「住まいの終活ノート」と、毎月の無料相談会

越谷市は、住まいに重点を置いたエンディングノートとして「住まいの終活ノート」を配布しています。令和6年10月には空家法改正・民法改正の概要や空き家管理チェックリストを加える改正が行われました。PDFで無料ダウンロードもできます。
(出典:越谷市「空家法改正や相続登記申請の義務化に伴い『住まいの終活ノート』を改正しました!」

配布場所が本当に多く、建築住宅課や各地区センターのほか、各地域包括支援センター、市立図書館、成年後見センターこしがや、さいたま地方法務局越谷支部(遺言保管担当)などにも置かれています。行きやすいところで受け取れるのはありがたいですね。
(出典:越谷市 同ページ

相談会は令和8年度も継続しており、毎月第2月曜日の午後1時30分から3時30分まで、市役所新本庁舎6階の建築住宅課相談室で実施。8月は17日、10月は19日、令和9年1月は18日に変更されています。費用は無料、事前予約制です(2026年8月1日現在)。
(出典:越谷市「空家等の無料相談会を実施しております。」(更新2026年4月1日)

草加市|2冊のノートと、セミナー動画の公開

草加市には終活に使えるノートが2冊あります。ひとつは相続に特化した「草加市お家の終活ノート」で、住宅政策課窓口とサービスセンター(新田・松原・谷塚)で配布中。もうひとつが介護予防手帳を兼ねた「わたしのいきいき元気ノート」です。
(出典:草加市「『草加市お家の終活ノート』をご活用ください!」(更新2026年4月21日)

後者には人生会議(ACP)のページがあり、どのような治療や介護を望むかを整理できます。地域介護課地域支援室の窓口や、市の介護予防教室などで配布されています。
(出典:草加市「草加市版介護予防手帳・エンディングノート『わたしのいきいき元気ノート』」

セミナーについては、2026年2月1日に開催されたウェブセミナー「実家が生まれ変わる!家の再生術」のアーカイブ動画が、期間限定で公開されています。会場まで出向かなくても自宅で見られるのは助かりますね。
(出典:草加市「気がついたら損失1700万円!?相続、空き家、他人事だと思っていませんか?」

春日部市|市民相談室の法律相談・登記相談が無料

春日部市は市民相談室の各種相談がすべて無料です。弁護士による法律相談は毎週木曜(予約制)で相続の相談ができ、司法書士・土地家屋調査士による登記相談は毎月第3水曜。相続での不動産登記手続き、遺言に基づく登記手続き、成年後見開始申立書の作成に関する相談まで扱っています(2026年8月1日現在)。
(出典:春日部市「市民相談室で行っている相談」(更新2026年3月18日)

上尾市・熊谷市|空き家の無料相談窓口が常設されています

上尾市は、埼玉県宅地建物取引業協会彩央支部と協定を結び、売却や賃貸など利活用の相談に対応しています。相続や成年後見については埼玉司法書士会が案内されています。
(出典:上尾市「空き家の維持管理・その他の相談」(掲載2026年4月1日)

熊谷市はNPO法人と連携し、相続・売却・賃貸・管理・解体・リフォームまでワンストップで無料相談できる窓口を開設。安心安全課へ申込書を提出すると、後日、相談日時の連絡が来るしくみです。
(出典:熊谷市「空き家所有者向け相談窓口をご利用ください」(更新2026年4月9日)

お住まいの市の名前と「空き家」「相続」で検索すると、たいてい同じような窓口が見つかります。


セミナーを待たなくても、今日から無料でできること

エンディングノートは無料で手に入ります

さいたま市は、埼玉司法書士会とさいたま地方法務局が共同作成した『エンディングノート~あなたに届け、わたしの想い~』を紹介しています。相続登記・遺言・成年後見の情報がまとまっており、リンク先から無料でダウンロードできます。なお、区役所での配布は行っていないとのことです。
(出典:さいたま市「埼玉司法書士会とさいたま地方法務局の共同作成による『エンディングノート』をご活用ください。」さいたま地方法務局

全国版としては、法務省と日本司法書士会連合会のエンディングノート、国土交通省などの「住まいのエンディングノート」も無料で公開されています。
(出典:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート」国土交通省ほか「住まいのエンディングノート」

人生会議(ACP)は、ご家族との会話から

人生会議とは、もしものときに望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い共有することです。川越市は、命の危険が迫った状態になると約70パーセントの人が自分で決めたり望みを伝えたりできなくなるといわれている、と説明しています。
(出典:川越市「人生会議(ACP)」厚生労働省「人生会議(ACP)」

さいたま市も市民向けに人生会議のページを設けています。あらたまった場を作らなくても、日々の会話の中に「きっかけ」は転がっている、というのが川越市の案内。難しく考えず、お茶を飲みながらで十分なんです。
(出典:さいたま市「始めてみませんか?人生会議」

遺言書を法務局に預ける制度もあります

自筆証書遺言書保管制度を使うと、法務局で遺言書を保管してもらえます。保管申請の手数料は1件3,900円で、紛失や改ざんのおそれがなく、相続開始後の家庭裁判所の検認も不要になります。
(出典:法務省民事局「自筆証書遺言書保管申請ガイドブック」令和7年度改訂版


参加する前に、確認しておくと安心なこと

  • 予約が必要かどうか(所沢市・越谷市・春日部市の相談はいずれも予約制です)
  • 相談時間の目安(川口市は1回25分、所沢市の相談会は1組45分です)
  • 対象者の条件(多くの市が「市内在住・在勤の方」「市内の空き家の所有者等」としています)
  • 持ち物(固定資産税の納税通知書や登記事項証明書があると話が早く進みます)
  • 日程は変更・中止になることがあるため、直前に市のページで再確認を

ここに載せたのはあくまで2026年8月1日時点の内容です。年度が変われば日程も窓口も動きますので、詳しくはお住まいの市区町村窓口にご確認ください。


まとめ|終活セミナー無料で参加するための5つのポイント

  • 市の終活・相続セミナーは、住宅政策や空き家対策の部署が開いていることが多い(出典:越谷市
  • さいたま市は令和8年度の年間予定表を公開しており、先の予定まで見通せる(出典:さいたま市
  • 所沢市は毎月、越谷市は毎月第2月曜に無料相談会を実施(出典:所沢市越谷市
  • 川越市は講師を無料で派遣してくれるので、地域の集まりに呼べる(出典:川越市
  • エンディングノートは川口市・越谷市・草加市などで無料配布、ダウンロードも可能(出典:川口市草加市

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遺言書の預け方について聞いてみたい方は法務局へ、相続や成年後見のことは司法書士会へ。どちらも予約や相談の入口が用意されています。空き家や実家のことなら、上でご紹介した各市の窓口が近道です。

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