高知市おひとりさまの終活|自治体の支援サービスを活用して安心して備えよう

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「身寄りがいないから、自分が亡くなった後のことが心配…」「認知症になったとき、お金の管理をだれかに頼めるのかしら」と、高知市でおひとりさまの終活を考えている方へ。

実は、高知市にはおひとりさまや単身で暮らす高齢者を支えるための公式の支援サービスが、いくつも用意されています。「一人だから何もできない」と思い込む必要はありません。この記事では、高知市や高知県の公式資料をもとに、使える制度と相談窓口をわかりやすくご紹介します。


おひとりさまの終活で「特に心配なこと」とは?

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身寄りがいないと何が困るの?

おひとりさまや、頼れる身内がいない方が終活を考えるとき、多くの方が次のような不安を口にします。

  • 認知症になったとき、財産の管理や介護の契約をだれがしてくれるのか
  • 入院や施設入所のとき、身元保証人や手続きの立会人がいない
  • 亡くなった後の葬儀・片付け・役所手続きを任せられる人がいない
  • デジタル機器(スマホ・ネット銀行など)のIDやパスワードを知る人がいない

こうした不安は、事前に準備と相談をしておくことで、かなりの部分を解決できます。高知市にはそのための公的な窓口と仕組みが整っています。

終活は「死の準備」じゃなく「今を安心して生きるため」の備え

高知市の消費生活センターが発行した資料には、「終活とは、人生の終わりについて考え、備える活動のこと。遺された家族の負担を軽減するとともに、これまでの自分の人生を振り返り、残りの人生を充実させるための前向きな活動」と記されています。
(出典:高知市消費生活センター「終活に関する消費者向け資料」

おひとりさまだからこそ、「自分で決めておく」ことがとても大切です。元気なうちに準備しておけば、それが安心につながります。


高知市の「これからあんしんサポート事業」とは?

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身寄りがいない方を社協がまるごと支援してくれる仕組み

「これからあんしんサポート事業」は、高知市社会福祉協議会が運営する、おひとりさま向けの支援制度です。頼れる親族などがいない方について、ご本人が判断できる間に高知市社会福祉協議会と契約することで、次の3つのサポートを一括して受けられます。
(出典:高知市社会福祉協議会「これからあんしんサポート事業」パンフレット

  • 見守りサービス:定期的な電話や自宅訪問(月1回程度の電話・3ヶ月に1回程度の訪問)で、生活状況を確認してもらえます。
  • あんしんサービス①(入院・入所時の支援):施設入所や入院時の説明立会い・契約時の同席、入院費・入所費用の支払代行、急な入院時の必要物品の届け、指定連絡先への連絡などを行います。
  • あんしんサービス②(判断能力が低下した場合):自分のことが分からなくなってきたとき、預託金での入院・入所費用の支払い、日常生活自立支援事業や成年後見制度への移行サポートを行います。
  • あんしんサービス③(亡くなった後の死後事務):葬送・埋葬の執り行い、死後の入院費・施設料の支払い・事務手続き、家財処分(賃貸の場合)などを行います。

利用できる方と費用のめやす

利用できるのは、高知市に住民票がある方で、単身世帯などで親族の支援が得られない方が対象です(生活保護世帯の方は対象外)。
(出典:高知市社会福祉協議会「これからあんしんサポート事業」パンフレット

費用については、基本費用として見守りサービスとあんしんサービスのセットで年間6,000円(1時間1,500円の訪問料別途)、死後事務委任のための預託金は52万円以上(入院費用30万円〜+直送火葬費用22万円〜が目安)を契約時に社協に預けます。詳細は窓口でご相談ください。

難しく考えなくて大丈夫ですよ。まずは電話で問い合わせるだけでも、スタッフが丁寧に説明してくれます。


高知市成年後見サポートセンター|お金の管理に不安があるなら

成年後見制度って、どんな制度?

成年後見制度とは、認知症や障がいなどにより、ひとりで決めることに不安や心配がある人が、さまざまな契約や手続きをするときに、成年後見人等が本人の意思を尊重しながらお手伝いをする制度です。
(出典:高知市「成年後見制度のご案内」

たとえば、こんな場面で役立ちます。

  • 「お金の管理に自信がなくなってきた」
  • 「悪質商法の被害に遭わないか不安」
  • 「自分が亡くなった後、障がいのある子どもの生活が心配」

成年後見制度には、今は元気だけど将来に備えて自分で後見人を選んでおく任意後見制度と、すでに判断能力が低下している場合に家庭裁判所が後見人を選ぶ法定後見制度があります。

高知市成年後見サポートセンターに相談しよう

高知市社会福祉協議会の中核機関として、高知市成年後見サポートセンターが設置されています。成年後見制度をはじめとする権利擁護に関する総合相談窓口で、本人の権利を守り、その人らしい暮らしができるよう応援します。
(出典:高知市成年後見サポートセンター案内

相談は無料・秘密厳守・どなたでも可能です。

  • 電話番号:088-856-5539
  • 受付時間:月〜金曜日 8:30〜17:30(土日・祝・年末年始除く)
  • 所在地:高知市丸ノ内1丁目7-45 総合あんしんセンター3F

「自分には関係ない」と思っていた方も、ちょっと不安を感じ始めたら、まず電話してみてください。一人で悩む必要はありません。


デジタル終活も忘れずに|スマホやネット銀行の整理

「デジタル遺品」とは?

インターネットが普及した今、おひとりさまが特に気をつけたいのがデジタル終活です。故人がネット上に保有していた資産のデータや、サブスクリプションを契約していた場合のアカウント等を「デジタル遺品」と言いますが、遺族がデジタル遺品の内容が分からず、相続や解約の手続きに困るケースが増えています。
(出典:高知市消費生活センター「終活に関する消費者向け資料」

特に身寄りのいないおひとりさまは、スマホやパソコンのロックを誰も解除できないまま、ネット銀行の残高が引き出せない…という事態を防ぐ準備が重要です。

今すぐできるデジタル終活の4ステップ

高知市の公式資料では、次のような方法が紹介されています。

  • ① スマホやパソコンのロック解除ができるよう、信頼できる人に方法を伝えておく
  • ② 契約中のサービス名・ID・パスワードを整理しておく
  • ③ スマホのアカウントにアクセスできる人を指名するサービスを活用する(スマホのソフトウェア提供事業者では、契約者の死後にアカウントにアクセスできる人を設定するサービスを提供している場合あり)
  • ④ ①〜③の内容を紙のエンディングノートに書いておく

(出典:高知市消費生活センター「終活に関する消費者向け資料」

エンディングノートへの記載は、法的な拘束力はありませんが、残された人への大切な「手紙」になります。高知市では、高知県が作成した「わが家の思い出ノート」なども活用できます。
(出典:高知県「わが家の思い出ノート〜思いを未来へつなぐ〜」


亡くなった後の手続きは「おくやみ窓口」で一括サポート

高知市のおくやみ窓口とは?

おひとりさまの終活を考えるとき、「自分が亡くなった後の手続きはだれがしてくれるの?」という心配はよく聞かれます。高知市には「おくやみ窓口」が設置されており、亡くなった方に係る各種手続きを、担当職員が一緒に確認・案内してくれます。
(出典:高知市「おくやみのしおり」2025年11月

事前予約(高知市コールセンター 088-822-8111 / 受付 8:30〜17:00)もでき、所要時間の目安は予約なし約30分、予約ありで約45分です。おくやみ手続きナビ(二次元コード対応)も用意されており、スマホからも必要な手続きを確認できます。

おひとりさまが特に準備しておくべき手続きリスト

高知市の「おくやみのしおり」には、亡くなった後に必要な手続きが網羅されています。おひとりさまが事前に把握しておくと安心なポイントを抜粋します。

  • 年金の受給停止・未支給年金の請求(高知東年金事務所 088-831-4430 / 高知西年金事務所 088-875-1717)
  • 国民健康保険・後期高齢者医療の資格喪失と葬祭費(3万円)の申請
  • 介護保険被保険者証の返還・保険料精算
  • 預貯金・不動産・自動車などの相続手続き
  • 水道・電気・ガス・固定電話などの契約解除

(出典:高知市「おくやみのしおり」2025年11月

これらの手続きを「だれが担うか」を生前に決めておくことが、おひとりさまの終活の核心です。前述の「これからあんしんサポート事業」では、死後事務の代行もサービスに含まれています。


身辺整理・財産整理で気をつけたいこと

財産の目録を作っておこう

おひとりさまの終活として、生前に財産の目録(預貯金・証券・生命保険・損害保険・不動産・借金・ローンなど)を、契約先や手続き方法を含めて作成しておくことがとても大切です。
(出典:高知市消費生活センター「終活に関する消費者向け資料」

身辺整理(不用品の処分・訪問買取業者の利用など)では、必ず契約書をもらうことと、不用品の廃棄は一般廃棄物収集運搬業許可業者に依頼することが大切です。困ったことがあれば高知市消費生活センター(088-823-9433)に相談できます。

葬儀やお墓の希望も書き残しておきましょう

葬儀やお墓(納骨方法)の費用と希望を書き残しておくことも、残された方々への大切な配慮です。冠婚葬祭互助会の会員になっている場合は契約情報がわかるようにしておきましょう。こうした情報はすべてエンディングノートにまとめておくと、万一の際にとても役立ちます。
(出典:高知市消費生活センター「終活に関する消費者向け資料」


まとめ|高知市おひとりさまの終活・5つのポイント

  • ① あんしんサポート事業を活用する:高知市社会福祉協議会の「これからあんしんサポート事業」は、見守り・入院時支援・死後事務まで一括でサポートしてくれる、おひとりさまにとって頼もしい制度です。(出典:高知市社会福祉協議会パンフレット
  • ② 成年後見の相談窓口を知っておく:お金の管理に不安を感じ始めたら、高知市成年後見サポートセンター(088-856-5539)に早めに相談を。無料・秘密厳守です。(出典:成年後見サポートセンター案内
  • ③ デジタル終活を進める:スマホのロック解除方法、ID・パスワード、サブスクの整理をエンディングノートに記録しておきましょう。(出典:高知市消費生活センター資料
  • ④ 財産目録とエンディングノートを準備する:預貯金・保険・不動産などの情報を整理し、高知県の「わが家の思い出ノート」なども活用しましょう。(出典:高知県「わが家の思い出ノート」
  • ⑤ 死後の手続きは「おくやみ窓口」で確認:高知市のおくやみ窓口(088-821-9002)では、亡くなった後の手続きを職員が一緒に確認してくれます。生前に内容を把握しておくと安心です。(出典:高知市「おくやみのしおり」

「一人だから不安」ではなく、「一人だからこそ早めに備えられる」。高知市には支える窓口と制度がちゃんとあります。まずは一つ、電話してみることから始めてみてください。


📞 高知市・おひとりさま終活の相談窓口一覧

どこに相談すればいいか迷ったら、まずは以下の窓口にお電話ください。

「ちょっと聞いてみるだけ」でもOKです。窓口のスタッフが丁寧に対応してくれるかと思います。

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