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「家族がいないから、終活なんて自分には関係ない」と思っていませんか? 実は逆です。おひとりさまだからこそ、早めに終活を始めておくことが、自分自身を守る最大の備えになります。
松江市では、身寄りのない方や一人暮らしの高齢者を支えるための公式サービスが複数用意されています。「どこに相談すればいいかわからない」「手続きが難しそう」と感じている方でも、窓口を知っていれば大丈夫です。この記事では、松江市の公式資料をもとに、おひとりさまが活用できる自治体の支援サービスをわかりやすくご紹介します。
目次
松江市のおひとりさまをめぐる現状

一人暮らし高齢者世帯は15年で2倍以上に増加
松江市社会福祉協議会が作成した「身寄りがない人への支援ガイドライン」によると、松江市内の一人暮らし高齢者世帯は平成18年の7,136世帯から令和2年には14,762世帯へと、約2倍以上に増加しています。1世帯あたりの平均人数も2.54人から2.19人へと減少しており、おひとりさまが暮らす松江市の姿が大きく変わってきていることがわかります。
(出典:松江市・松江市社会福祉協議会「身寄りがない人への支援ガイドライン」令和4年4月)
「身寄りがない」ことは、今や珍しくありません
同ガイドラインでは、「身寄りがないことは、今や珍しい状況ではない」と明記されています。家族や親族がいない方、連絡がとれない方、支援を受けられない方が対象となる制度やサービスが、松江市では整備されています。「自分だけが特別な状況なのでは」と感じる必要はありません。安心してください。
(出典:松江市・松江市社会福祉協議会「身寄りがない人への支援ガイドライン」)
一つずつ確認していけば、きっと前に進めます。
松江市社会福祉協議会の「高齢者あんしんサポート事業」

おひとりさまのための総合的な見守り・支援サービス
松江市社会福祉協議会では、身寄りがない方を対象に「高齢者あんしんサポート事業」を実施しています。ご本人が判断できる元気なうちに契約しておくことで、日頃の見守りから入院時の支援、さらに亡くなった後のことまでサポートしてもらえる事業です。
(出典:松江市・松江市社会福祉協議会「身寄りがない人への支援ガイドライン」)
この事業では、以下の4つのサービスが受けられます。
- ①基本サービス(年額6,000円):月1回の電話・半年に1回の訪問による日頃の見守り・あんしん計画等変更の確認など。
(出典:同ガイドライン) - ②安心サービス(1,200円/1回):入院時支援・施設入所時支援・死亡時の支援。指定連絡先への連絡、入院セットのお届け、医療説明への同席など。
(出典:同ガイドライン) - ③生活支援サービス(1,200円/時間):預貯金の払い戻しや郵便物の確認、市役所の手続き代行、電気・ガス・水道の休止手続きなど。
(出典:同ガイドライン) - ④書類等預かりサービス(1,000円/月):通帳・権利証・年金証書などの重要書類をお預かり。
(出典:同ガイドライン)
利用にあたって必要な預託金
ご利用にあたっては、基本額として63万円(入院費用6か月分・直葬費用相当)の預託金をご用意いただく必要があります。また、「施設入所時の費用(施設利用料3か月分)」「アパート等の原状回復費用」「特別な葬儀や永代供養の費用」については別途お預かりが可能です。
(出典:松江市・松江市社会福祉協議会「身寄りがない人への支援ガイドライン」)
ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、まずは相談窓口に問い合わせてみてください。
▶ 相談窓口:松江市社会福祉協議会 生活支援課 ☎ 24-1654
(出典:同ガイドライン)
もしもの時に備える「緊急時対応」の公式サービス

緊急通報装置の設置助成
65歳以上の一人暮らし、または高齢者のみの世帯を対象に、緊急通報装置の設置費用を最大20,000円助成する制度があります。ボタンひとつで監視センターに連絡が届き、必要であれば警備員が駆けつけてくれる仕組みです。万が一の時にも安心です。
(出典:松江市・松江市社会福祉協議会「身寄りがない人への支援ガイドライン」)
▶ 相談窓口:松江市健康福祉総務課福祉係 ☎ 55-5303、または最寄りの地域包括支援センター
救急医療情報の冷蔵庫保管サービス
かかりつけ医や緊急連絡先などの救急医療情報を入れたケースを冷蔵庫に張り付け、救急隊員が活用できるようにする事業です。65歳以上の高齢者のみの世帯、または日中や夜間に一人になる方が対象です。
(出典:同ガイドライン)
▶ 相談窓口:松江市介護保険課介護予防係 ☎ 55-5568
判断力が衰えた時のために「成年後見制度」を知っておく

おひとりさまこそ、早めに知っておきたい制度
認知症や精神障がいなどで判断能力が不十分になった時に、財産管理や介護サービスの契約などをサポートしてくれる制度が「成年後見制度」です。松江家庭裁判所への申立てにより、後見人・保佐人・補助人のいずれかが選任されます。
(出典:松江家庭裁判所「成年後見制度申立ての手引」令和6年9月版)
申立てができる方には、本人・配偶者・四親等内の親族のほか、市区町村長も含まれます。身寄りがなくても、松江市長が申立てを行うことができる仕組みになっています。
(出典:同手引)
松江市の「成年後見制度利用支援事業」
後見人が選任された後の報酬は自己負担が原則ですが、松江市では生活保護受給者や経済的にそれに準じる方を対象に、後見人報酬の全部または一部を助成する「成年後見制度利用支援事業」を実施しています。助成額の上限は、居宅在住の場合は月額28,000円、施設入所中は月額18,000円です。
(出典:松江市「成年後見制度利用支援事業実施要綱」)
相談窓口
- 松江市権利擁護推進センター ☎ 27-8389
(出典:身寄りがない人への支援ガイドライン) - 地域包括支援センター(ふくしなんでも相談所):お住まいの地域ごとに担当センターあり
(出典:同ガイドライン) - 松江家庭裁判所 後見係 ☎ 0852-35-5198(面接予約専用)
(出典:申立ての手引)
亡くなった後のことを備える「終活支援ノート」と死後の対応

松江市の「終活支援ノート」を活用しよう
松江市では、「終活支援ノート」を介護保険課や地域包括支援センター等で配布しています。自分の意思をあらかじめ記しておくためのノートで、認知症が進んで意思を伝えることが難しくなる前に、書き留めておくことができます。法的効力はありませんが、自分らしい最期を迎えるための大切な手がかりになります。
(出典:松江市・松江市社会福祉協議会「身寄りがない人への支援ガイドライン」)
身寄りがない方が亡くなられた場合の対応
身寄りのない方が亡くなられた場合、遺体の引き取りや葬儀については、墓地埋葬法に基づき松江市が対応することになっています。窓口となるのは松江市市民課(生活保護受給者の場合は生活福祉課)です。事前に手順を確認しておくと、関係する方々がスムーズに対応できます。
(出典:同ガイドライン)
- 相談窓口:松江市市民課 ☎ 55-5252
- 生活保護受給者の場合:松江市生活福祉課 ☎ 55-5305・5306
地域で孤立しないための「見守り」サービス

地域包括支援センターに相談する
「ちょっと最近、外に出るのが億劫になってきた」「誰にも相談できない」と感じたら、地域包括支援センター(ふくしなんでも相談所)に相談してみてください。保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャー・コミュニティソーシャルワーカーが相談をお聞きします。相談は無料で、秘密は厳守されます(月〜金 8時30分〜17時、祝日・年末年始を除く)。
(出典:松江市・松江市社会福祉協議会「身寄りがない人への支援ガイドライン」)
松江市内の地域包括支援センター一覧(主な窓口)
- 中央地域包括支援センター(城北・城西・城東・白潟・朝日・雑賀) ☎ 24-6878
- 松東地域包括支援センター(朝酌・川津・本庄・持田・島根・八束・美保関) ☎ 24-1810
- 松北地域包括支援センター(法吉・生馬・古江・秋鹿・大野・鹿島) ☎ 82-3160
- 松南第1地域包括支援センター(津田・大庭・古志原) ☎ 60-0783
- 松南第2地域包括支援センター(竹矢・八雲・東出雲) ☎ 52-9570
- 湖南地域包括支援センター(乃木・忌部・玉湯・宍道) ☎ 24-1830
(出典:同ガイドライン)
見守りネットワーク事業・GPS端末機貸出
認知症などで行方不明になった場合に備えた「見守りネットワーク事業(メール配信)」や「GPS端末機貸出」も、松江市社会福祉協議会を通じて利用できます。身寄りのない方については、介護サービス事業所やケアマネジャーによる申請も可能です。
(出典:同ガイドライン)
まとめ|おひとりさま終活のために今すぐできる5つのこと
- ①高齢者あんしんサポート事業に問い合わせる:松江市社会福祉協議会(☎ 24-1654)に相談するだけで、見守りから死後事務まで一括でサポートを受けられる選択肢が生まれます。
(出典:身寄りがない人への支援ガイドライン) - ②終活支援ノートを手に入れる:松江市介護保険課(☎ 55-5568)または地域包括支援センターで入手でき、介護・医療・葬儀・財産の希望を書き留めておけます。
(出典:同ガイドライン) - ③成年後見制度について相談しておく:判断力が衰える前に、松江市権利擁護推進センター(☎ 27-8389)に相談しておくと、いざという時の手続きがスムーズになります。
(出典:松江市「成年後見制度利用支援事業実施要綱」) - ④緊急通報装置の助成を申請する:一人暮らしの方は最大20,000円の助成を受けられます。松江市健康福祉総務課福祉係(☎ 55-5303)へ。
(出典:同ガイドライン) - ⑤地域包括支援センターに「顔を出す」:制度の利用を決めなくても、まずは相談だけでも大丈夫です。無料・秘密厳守で対応してもらえます。
(出典:同ガイドライン)
おひとりさまの終活は「特別なこと」ではありません。松江市には、あなたを支えるための仕組みが整っています。「早すぎるかな」と思うくらいのタイミングが、ちょうどいい時期です。
📞 まず一度、相談してみませんか?
松江市では、おひとりさまの終活をサポートする窓口が複数あります。「何から始めればいいかわからない」という方も、電話一本から始められます。窓口の方が丁寧に教えてくれますので、難しく考えなくて大丈夫ですよ。
- ▶ 松江市社会福祉協議会 生活支援課(あんしんサポート事業) ☎ 24-1654
- ▶ 松江市権利擁護推進センター(成年後見・日常生活自立支援) ☎ 27-8389
- ▶ 地域包括支援センター(ふくしなんでも相談所):上記センター一覧よりお近くの窓口へ
- ▶ 松江市介護保険課(終活支援ノート・各種相談) ☎ 55-5568
(出典:松江市・松江市社会福祉協議会「身寄りがない人への支援ガイドライン」令和4年4月)
あなたのペースで、少しずつ始めていきましょう。一人で抱え込まなくていいんです。

















