おひとりさまの終活、鳥取市の自治体サービスで安心して備える方法

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「頼れる家族がいない…この先、もしものときはどうなるんだろう」――そんな不安を感じていませんか?鳥取市では、身近に頼れる人がいないおひとりさまのための支援サービスが、公式の仕組みとして整い始めています。

終活というと、遺言書やお墓のことだけを想像しがちですが、実はそれ以前の「日々の暮らしの安心」からしっかり備えることが大切です。急な入院になったとき、亡くなった後の手続きはどうなるの?葬儀は?――こういった心配事を、鳥取市が公式に取り組んでいる支援内容とともに、一つひとつ確認していきましょう。

ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、窓口の方が丁寧に教えてくれますし、まずは相談してみるだけで大丈夫ですよ。


①鳥取市が取り組む「おひとりさま支援」の全体像

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「頼れる人がいない」という不安に、行政が向き合い始めた

鳥取市では、親族などがいない高齢者が必要な生活支援を受けながら、安心して暮らし続けることができるよう、地域全体で支え合う仕組みづくりを進めています。これはモデル事業として新たに始まった取り組みで、市の広報紙(とっとり市報2026年4月号)でも紹介されました。
(出典:鳥取市「元気なうちから考えよう!安心して年を重ねるためのモデル事業」とっとり市報2026年4月

対象となるのは、次のすべての条件を満たす方です。

  • 市内に居住する65歳以上の方
  • 頼れる家族・親族などがいない方
  • 民間の支援を受けられないなど、十分な資力がない方
  • 契約締結時に判断能力を有する方
  • 成年後見制度・日常生活自立支援事業の利用がない方
  • 生活保護を受給していない方

(出典:鳥取市「元気なうちから考えよう!安心して年を重ねるためのモデル事業」とっとり市報2026年4月

「自分には当てはまらないかも?」と思っても、まずは相談してみることから始めてみてください。


②鳥取市の具体的な支援サービス内容

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日常生活から亡くなった後まで、切れ目なくサポート

このモデル事業では、大きく4つの支援サービスが用意されています。それぞれ、生前から死後まで、おひとりさまの生活全般にわたる支援をカバーしています。
(出典:鳥取市「元気なうちから考えよう!安心して年を重ねるためのモデル事業」とっとり市報2026年4月

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【1】相談支援窓口

日常生活やもしもの備えなどの相談を受け付け、本人の意向に沿った支援内容を決めるお手伝いをしてくれます。まず何から考えればいいかわからない、という方はここから始めるのがいちばん安心です。
問い合わせ先:鳥取市本庁舎・長寿社会課(13番窓口)
電話:0857-30-8211
(出典:同上

【2】日常生活支援

月1回程度の訪問・電話などによる見守り・安否確認を行います。また、必要なときには通院などへの付き添いも対応してくれます。相談内容に応じて、適切な支援・連携機関につないでもらえますので、複数の困りごとがある方も安心です。
(出典:同上

【3】入退院(所)支援

急に入院になっても安心なのが、この支援の心強いところ。入院時の準備や手続きの支援、緊急連絡先の引き受け、退院時の支払い手続きまでサポートしてくれます。家族がいないために病院で困った、という経験がある方には特に役立つサービスです。
(出典:同上

【4】死後事務支援

亡くなった後の葬儀社などへの連絡・調整や、各種必要な手続きの代行を行います。「自分が亡くなった後、誰が手続きをしてくれるの?」という不安を抱えているおひとりさまにとって、最も気になる部分ではないでしょうか。この支援があれば、生前から安心して暮らすことができます。
(出典:同上

なお、支援サービスのご利用にあたっては、NPO法人ひとしずくと個別に契約を締結する必要があります。また、支援サービスによっては利用の際に費用が発生します。詳しくは相談支援窓口でご確認ください。
(出典:同上


③もしものときに備えるもうひとつの柱――成年後見制度

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判断能力が心配になってきたら、早めに知っておきたい制度

認知症などで判断能力が低下したとき、財産の管理や各種の手続きを一人でこなすのは難しくなります。そのために設けられているのが成年後見制度です。鳥取市でも、この制度の利用を支援するための「成年後見制度利用支援事業」を実施しています。
(出典:鳥取市「成年後見制度利用支援事業実施要綱」

この事業では、審判請求にかかる費用や、成年後見人等への報酬について、一定の条件を満たす方に対して費用の助成が受けられます。生活保護を受給している方や、費用の負担が困難と市が認めた方などが対象です。
(出典:同上

また、親族などによる申立てが難しい場合は、市長が後見等開始の審判を請求する「市長申立」の仕組みもあります。「身寄りがいないから後見制度が使えないかも…」と心配する必要はありません。市が積極的に関与してくれる体制が整っています。
(出典:同上

後見人等報酬の助成上限額は、在宅などの場合は月額28,000円、施設入所の場合は月額18,000円となっています。
(出典:同上

「まだ元気だから大丈夫」と思っていても、早めに知っておくだけで気持ちがずっと楽になります。


④認知症になっても「自分らしく」暮らすための取り組み

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鳥取市の認知症施策は、「本人の声」を大切にしています

鳥取市は令和7年3月に「鳥取市認知症施策推進計画」を策定しました。この計画では、「認知症になってからも、自分らしく暮らし続けることができるまち」をめざすすがたとして掲げています。おひとりさまにとっても、認知症への備えは終活の大切な一部です。
(出典:鳥取市「鳥取市認知症施策推進計画」令和7年3月

鳥取市では、認知症の方やそのご家族が気軽に立ち寄れる「オレンジカフェ(認知症カフェ)」を市内各所で開催しています。また、認知症の本人同士が出会い、経験を語り合う「おれんじドアとっとり」(毎月第4木曜日)や、「認知症本人ミーティング」(2か月に1回)なども整備されています。
(出典:同上

一人で悩まず、こうした集いの場に顔を出してみるのも、終活の第一歩になります。


⑤亡くなった後の手続きも、市がしっかりサポート

鳥取市の「おくやみハンドブック」と「おくやみコーナー」

おひとりさまの終活として、亡くなった後のことも考えておくと、残された方(あるいは行政や支援者)の負担が大幅に減ります。鳥取市では、死亡後の各種手続きをまとめた「おくやみハンドブック」を作成し、専用の「おくやみコーナー」を設置しています(令和7年11月改訂)。
(出典:鳥取市「おくやみハンドブック」令和7年11月改訂

このコーナーでは、死亡届の提出や国民健康保険・介護保険・年金などの手続きをまとめて・手早く・簡単に行うことができます。事前予約制で、予約をすれば申請書への基本情報の印字もしてもらえるので、書類の記入が省けて大変便利です。

  • 利用時間:月曜日〜金曜日 午前9時〜午後4時(土日祝日・年末年始を除く)
  • 予約方法:「鳥取市 おくやみコーナー」とネット検索するか、ご利用の3開庁日前までに電話で
  • 受付窓口:本庁舎1階13番窓口

(出典:同上

生前に市のサービスについて把握しておき、信頼できる方(支援者や後見人など)に伝えておくと、万が一の際もスムーズに手続きが進みます。


⑥「いえ」の終活も忘れずに――空き家問題と住まいの整理

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自宅の将来について、元気なうちに考えておこう

おひとりさまの終活では、「家をどうするか」も大切なテーマです。鳥取市用瀬町総合支所では、住まいの終活を前向きに考えるための「『いえ』の終活 住み継ぎノートワークショップ」を開催しました(2025年12月)。家の将来について、元気なうちにしっかり考えておくことで、空き家問題を未然に防ぐことにもつながります。
(出典:鳥取市用瀬町総合支所「住み継ぎノートワークショップ」案内チラシ

「自分が亡くなった後、家はどうなるの?」「処分したくてもどこに相談すればいいかわからない」という方も多いかと思います。司法書士などの専門家が関わるこうした場を活用して、住まいの今後を整理しておくことが、後々の安心につながります。

家のことは後回しになりがちですが、実は早めに動くほど選択肢が広がります。


まとめ|おひとりさまの終活を今から始めるための5つのポイント

  • まず「相談支援窓口」に連絡する。鳥取市本庁舎・長寿社会課(0857-30-8211)に電話するだけで、自分に合ったサービスへとつないでもらえます。(出典:鳥取市モデル事業チラシ
  • 成年後見制度について、元気なうちに知っておく。鳥取市には費用助成や市長申立の仕組みがあるため、お金や身寄りの問題で諦めなくて大丈夫です。(出典:鳥取市成年後見制度利用支援事業実施要綱
  • 認知症への備えは早めに。オレンジカフェや「おれんじドアとっとり」など、鳥取市には認知症になっても地域とつながれる場所がたくさんあります。(出典:鳥取市認知症施策推進計画
  • 「おくやみコーナー」の存在を覚えておく。亡くなった後の手続きを一括サポートしてくれる窓口が市役所にあります。支援者や後見人に情報を共有しておきましょう。(出典:鳥取市おくやみハンドブック
  • 「いえ」のこともセットで考える。住まいの将来を早めに整理することで、空き家問題の防止にも。専門家への相談窓口を活用してみてください。(出典:鳥取市用瀬町「住み継ぎノート」ワークショップ案内

一人でいるからこそ、誰かにつながっておくことが力になります。まずは気軽に相談するところから始めてみてください。


📞 鳥取市のおひとりさま支援、まずはここへ相談を

「何から始めたらいいかわからない」という方も、窓口に電話するだけで次のステップを教えてもらえます。難しく考えなくて大丈夫ですよ。

鳥取市 長寿社会課(相談支援窓口)
 本庁舎1階 13番窓口 / 電話:0857-30-8211
 (出典:鳥取市モデル事業チラシ

鳥取市 おくやみコーナー(死後手続き専用窓口)
 本庁舎1階 13番窓口 / 事前予約制
 (出典:鳥取市おくやみハンドブック

成年後見制度の費用助成について
 (出典:鳥取市成年後見制度利用支援事業実施要綱

「相談した」その一歩が、将来の安心につながります。

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