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はじめに、ひと言でゴルフ終活といっても
「高齢だからゴルフをやめることでしょ?」
「ゴルフを始める終活でしょ?」
2つの意味合いがあると思います。
今回の記事は「終活の一環でゴルフを辞める」「ゴルフを始める終活」どちらにもスポットをあてて紹介します。
ゴルフ終活とは
今回、終活.comのゴルフ終活特集でお送りするメニューは以下の通りです。
・人生最後のゴルフ
・ゴルフ道具を処分する
・ゴルフ会員権
・老後の楽しみ
・終活でゴルフを始める
以上5つのメニューで紹介していきます。
人生最後のゴルフ
この項目は既にゴルフをしている人、つまり現在ゴルフをやっている人が対象となります。
ゴルフは高齢者でも楽しめるスポーツや趣味として昔から人気がある、というのはゴルフ未経験の人でも何となくわかるんじゃないでしょうか。
ゴルフをやっている人が辞めること・引退を考える理由には
・病気など体力的な問題
・経済的な問題
・人間関係の問題
など、様々な理由があると考えられます。
中には「終活ブームだから」という理由でゴルフを引退することを決める方もいるでしょう。
ゴルフをやったことのない人からすると
「そもそもゴルフ人口ってどれくらいなの?」
といった素朴な疑問を感じる人も多いんじゃないでしょうか。
日本生産性本部の「レジャー白書2018」によると、2017年の1年間でゴルフ場でプレーした人は670万人と発表されています。
ただ、その前年の2016年は550万人だったことから「1年で100万人以上も伸びるの?」と疑問を抱くゴルフ関係者もいたようです。
一方で「社会生活基本調査」によると2016年のゴルフ人口は890万人だと算出されたそうで、上記の日本生産性本部が発表した550万人という数字と大きく開きがあります。
調査の対象サンプル数など細かな違いはあるとは思いますが、定かな実数としては正直よくわからないように感じられます。
ゴルフ人口はピーク時には1,000万人を超えていたといわれてますが、そう考えると減少しているイメージを持つ人のほうが多いかもしれません。
そんな中、2018年にとあるツイートがゴルフ界隈では話題になりました。
それが以下のツイートです。
なんか、ゴルフ人口が減った理由が、もう笑えない。
「若者が自動車を買えないからゴルフ場まで行けない」
「若者が忙しくてゴルフ練習する暇がない」
「ゴルフ器具が高い」
「会社の上司にできる人が居なくなった」
まあ、20年も不況が続けば、そうなるかあ。— 鐘の音@夏バテ中 (@kanenooto7248) November 11, 2018
若い人たちのゴルフ離れの理由をゴルフ人口が減っている理由になぞらえた内容のツイートです。
実際、60~70歳のいわゆる団塊世代がゴルフ人口の中心であり、支えであることは確かな現状です。
かねてから2025年問題として度々話題に上がっているように、団塊世代の人たちは2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達することになります。
じゃらんリサーチセンターの「減少し続けるゴルフ対象人口」資料では、15歳~65歳をゴルフ対象人口とした場合の減少率が以下のようになっています。
出典:じゃらんリサーチセンター
2020年からの向こう30年で、およそ61%減少するいう予想推移です。
ゴルフをやっている人が「ゴルフをする理由」は、やはり「楽しい」というのが一番だと思います。
そう考えると現在ゴルフをされているアマチュアの人たちに大きな影響は一見ないように感じます。
ただ、ゴルフ人口の減少によって先ほど理由に上げた「人間関係の問題」に関係してくる可能性はあります。
これまで一緒にゴルフを楽しんでいたゴルフ仲間がいなくなってしまうことにより、自身も辞めざるをえなくなるという形です。
ごく自然な形の引退理由として多いといわれているのが「病気など体力的な問題」です。
いずれにしても、現在ゴルフをやられている人は無理に「人生最後のゴルフ」を考える必要はないと思います。
終活と同じで、無理に行うものではないですし。
自身が「ああもうゴルフは引退かな」と思えるその日まで、健康に留意しつつ楽しんでほしいものです。
それが「終活の一環として」という理由だとしても、自身で考えた自然な形だと思います。
この項目の最後に、ゴルフ専門誌で連載を持つコラムニスト・木村和久さんの【終活ブームの今、人生最後のゴルフを考える】を紹介しておきます。
専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載第125回(2017.10.13)へ
木村さん自身もゴルフ歴が長く、少しウィットに富んだコラムは面白いので一度読んでみることをオススメします。
ゴルフ道具を処分する
ゴルフを辞めるとなったら、ゴルフ道具の処分について考える人も多いんじゃないでしょうか。
実際にプレーはしていないけど自宅の玄関に置きっぱなしだったり、という人もいると思います。
ゴルフクラブなどは高価なものもありますし、処分することに抵抗があって残している人もいるんじゃないでしょうか。
ゴルフ道具の処分方法は主に以下の通りです。
✔ ごみとして捨てる
✔ 買取専門店に依頼する
✔ メルカリなどフリマアプリを利用する
それぞれ簡単に紹介していきます。
▼ごみとして捨てる
各自治体によって区分や料金に違いはあると思いますが、粗大ごみとして処分するのが一般的だと思います。
粗大ごみとしての回収費用は500円前後~1,000円程度が相場のようです。
ごみとして捨てる場合、くれぐれも不法投棄にならないように気をつけて処分しましょう。
▼買取専門店に依頼する
洋服などの買取を行うところはかなりの数がありますが、ドライバーなどゴルフ道具の買取業者はそう多くありません。
中でもオススメは自宅にいながらゴルフ道具を宅配買取してくれる「ゴルフエース」です。
自宅にいながら買取申込が簡単にでき、査定後は最短翌々日には買取料金が入金されます。
※万が一、査定価格に納得がいかない場合でもクラブの返送料は無料なので安心です
▼メルカリなどフリマアプリを利用する
フリマアプリ「メルカリ」ではゴルフクラブはもちろん、ゴルフウェアなども出品して売ることができます。
≪実際のメルカリの画面≫
このようにゴルフ道具を出品している人は沢山いるので、必ず売れるという保障はありませんが、ドキドキしながら待つのもメルカリの醍醐味でもあると思います。
下記事でメルカリの登録方法から出品方法までわかりやすく紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください。
ゴルフ会員権
現在は何十年前のようなゴルフ会員権ブームの状態ではありません。
そのため、「昔、会員権を買ったけど今はもう全然プレーもしてない」という人も結構いらっしゃるようです。
つまり会費だけを支払っている、という状態です。
ひと口にゴルフ会員権といっても様々な種類や決まりがあり、各会員権によって売買の金額などは異なります。
利用しなくなったゴルフ会員権はどうすればいいのか?
一般的な選択肢としては「会員権の売却」です。
他には「相続」や「贈与」ということも考えられます。
ただ、相続については会員権の名義人が亡くなられた場合で、贈与は名義人から生前贈与の形となります。
相続や贈与についてはゴルフ場によってその範囲が異なるため、お持ちの会員権を確認するようにしましょう。
相続または贈与は税金が絡んだり何かと複雑な場合があるため、税理士などの専門家にまず相談してみることをオススメします。
老後の楽しみ
もしも終活の一環や病気などの理由からゴルフを引退してしまった場合、「自分はこれからどうしたらいいのか」と心に穴が開いた状態になることもあるかもしれません。
最近は終活バスツアーなどが盛況で、終活旅行として自身や家族の行きたかった場所へ旅行する人も増えています。
そのため、旅行もプッシュしたいところですが、ゴルフを引退する理由が病気など体調面だった場合、体が不自由なケースもあるかと思います。
そこでオススメしたいのがVR終活です。
VR終活とは?
VR技術を活用した終活のこと。
簡単にVR技術を説明すると、「霊園をVRで内覧できるサービス」が有名で、「自分が実際に霊園でお墓を目の前にしているような感覚を体験」できます。
つまりVR技術によって病気で外出が自由にできない、高齢で体力的に遠出が困難な人などが「見たい風景」や「行ってみたい場所」を自宅にいながら叶えてくれるのです。
いわゆる「ながら旅行」とでもいいますか、VRの特徴でもあり、良さになります。
今後益々VR終活も広がっていくものだと思われます。
終活でゴルフを始める
ゴルフを辞める・引退する、とは逆に「ゴルフを始める」という選択肢も終活を行う中であるかもしれません。
実際に還暦を迎えたからゴルフを始めた等、終活を見据えて「自分のやりたいこと」としてゴルフを始める方もいます。
ここで紹介する内容は、前述した【人生最後のゴルフ】の項目内で紹介しようと思いましたが、この項目で触れたほうが「これからゴルフを始める人」に向けてフラットに魅力を伝えることができると感じた内容になります。
現在ゴルフを楽しまれている人からすると「うんうん、これね、ここね」と思われることでしょう。
もしかしたら「こんなの知らなかった」という人もいるかもしれません。
少し前置きが長くなってしまいましたが、まず、ゴルフを始める理由には
・前々から興味はあった
・ある程度の高齢でも楽しめるスポーツだから
・定年を迎え、時間的にも余裕ができたから
など、様々あると思います。
ゴルフを始める理由に共通することとして「楽しそう」という理由、これは大きいんじゃないかと思われます。
そして終活を意識した際、「自分らしく」という意味合いから「やりたいこと」を叶えるために始める人もいることでしょう。
これから紹介する内容は「楽しそう」をフィーチャーして紹介したい内容です。
先の【人生最後のゴルフ】項目内でゴルフ人口の減少など触れましたが、そういった問題を解消すべく新たな試みを提供するゴルフ場があります。
それが、日本のゴルフ業界の中でも他に例を見ない新しいゴルフ場「ミュアヘッド・フィールズ」です。
ミュアヘッド・フィールズとは
・ゴルフ場(ブリック&ウッドクラブ)
・コミュニティ(住居)
・オーガニックファーム(農場)
上記3つによって「終の棲家」としての機能を持たせようとしている千葉県のゴルフ場。
まるで映画の題材になりそうなほどの壮大なコンセプトを打ち立てています。
出典:ミュアヘッド・フィールズ
ミュアヘッド・フィールズは、ゴルフコースと住まいが融合される「ナチュラル・クラフティング」という新しいライフスタイルを目指しているそうです。
▼ミュアヘッド・フィールズ紹介動画
紹介動画を観るだけでも「楽しそう」が伝わってくるんじゃないでしょうか。
ゴルフ場(ブリック&ウッドクラブ)のクラブハウスには、レストランやショップの他、プールやテニスコート、チャペルなどの施設もあります。
元々が「ゴルファーのために」というコンセプトですし、現行でゴルフされている人向けではあると思います。
これから終活でゴルフを始める人の中には「ゴルフを始めて初心者がいきなりこんな!?」と思われる人もいるかもしれません。
しかし「ゴルフの始めたその先に何があるのか」を考えた際、ミュアヘッド・フィールズのような新しいゴルフ場があるのは生きがいにも繋がるところはあるんじゃないかと思います。
ミュアヘッド・フィールズのコミュニティの住民になるには、ゴルフ場(ブリック&ウッドクラブ)への入会が必要となります。
※入会に関して詳しくは下記よりお問い合わせください
ミュアヘッド・フィールズ
住所:〒290-0558 千葉県市原市山口
※東京から車で75分(品川・横浜から60分)
TEL:0436-98-1330
平日:10:00~18:00(火曜日を除く)
公式サイト・ホームページ:ミュアヘッド・フィールズ(MUIRHEAD FIELDS)
「終の棲家」というコンセプトですし、ある意味「新しい形の老人ホーム」とも捉えることができるんじゃないかと思います。
まとめ
ゴルフ終活として紹介させていただきました。
「死」について考えることだけが終活じゃない、そういった部分を大々的に取り上げた内容でもあった今回の記事です。
もちろん自身のやりたいことを通すには家族への配慮も必要だとは思います。
ただ、「自身のやりたいことをやる終活」は限りなくストレスフリーなんじゃないでしょうか。
今回のゴルフ終活特集を振り返ると
・現在ゴルフをされている人は無理に「人生最後のゴルフ」を考える必要はない
・ゴルフ道具の処分方法は「捨てる」「売る」「譲る」
・ゴルフ会員権
・もしもゴルフを辞めたら老後の楽しみをできるだけ見つける
・終活でゴルフを始めることは大いに結構
ちなみに、老後のことを考えるのは終活の意味合いに含まれますが、「老活」についても是非知っていただきたいです。
老活は…ポパイなんです。
いきなり言われてもわかりませんよね(笑)
下記事で老活がポパイだという意味がハッキリわかることになると思います。
是非あわせて読んでみてください。