終活を英語で何という?分野別の用語一覧と説明するときの例文

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終活は英語で何と言うのか。調べると「end-of-life planning」という表現が出てきますが、これで日本の終活が全部伝わるわけではありません。香典、お布施、戒名、喪中。これらは単語を置き換えても意味が通じません。この記事では、分野別の用語一覧に加えて、直訳では伝わらない言葉をどう説明するかまでまとめました。

この記事の結論

  • 終活に完全に対応する英語はない。近いのはend-of-life planning
  • エンディングノートはそのままでは通じない。日本で作られた言い方です
  • 香典・お布施・戒名は単語ではなく「何のためのものか」で説明する
  • 手続き上の書類名は訳語より、原本の名称を添えるほうが確実
  • 海外に家族がいるなら、用語より先に「どこに何があるか」を英語で残す

この記事でわかること

  1. 終活を英語でどう言うか
  2. 分野別・約130語の英語一覧
  3. 直訳が通じない言葉と、その説明のしかた
  4. 外国人に終活を説明するときの例文
  5. お悔やみの言葉の英語表現
  6. 海外に家族がいる場合に伝えておくこと
  7. 英語の書類が必要になる場面
  8. 訳語を使うときの注意

終活を英語では何という?

最も近いのは end-of-life planning です。「人生の終わりに向けた計画」という意味で、英語圏でも使われている表現です。

表現意味合い使う場面
end-of-life planning人生の終わりに向けた準備全般最も一般的。まずこれで通じる
preparing for the end of life同上をやわらかく言った形会話で説明するとき
advance care planning医療やケアの希望を前もって決めておくこと医療の話に限定される
estate planning財産の承継の計画お金・相続の話に限定される
legacy planning何を遺すかという計画財産だけでなく想いも含む文脈
funeral planning葬儀の準備葬儀に限定される

「終活」に完全に対応する英語はありません

日本の終活は範囲が広すぎます

お金の整理、物の整理、医療の希望、葬儀、お墓、家族への伝達、そして残りの人生の過ごし方。これらを1語でまとめる言葉は英語にありません。だから、話す相手と場面に応じて言い換えるのが実際的です。

話したい内容使う表現
全体の話をしたいend-of-life planning
医療の希望の話advance care planning
財産や相続の話estate planning
葬儀の準備の話funeral planning / pre-planning a funeral
物の整理の話decluttering / downsizing
書き残す話writing down my wishes

【一覧】終活の基本用語

日本語英語
終活end-of-life planning
老後later life / one's later years
老後の資金retirement savings
高齢者older adults / senior citizens
おひとりさまa person living alone
身寄りがないhaving no close relatives
孤独死dying alone at home
見守りサービスa check-in service
終活セミナーan end-of-life planning seminar
終活相談end-of-life planning consultation

【一覧】生前整理・片づけ

日本語英語
生前整理decluttering while still alive
老前整理downsizing before old age
断捨離decluttering / letting go of possessions
遺品整理sorting the belongings of the deceased
形見分けdistributing keepsakes
形見a keepsake / a memento
実家じまいclosing up the family home
空き家a vacant house
不用品unwanted items
買取buying up / purchase of used goods
寄付するto donate
デジタル遺品digital assets left behind

「生前整理 英語」で調べる方が多い項目です。decluttering が最も通じやすく、家を小さくする文脈なら downsizing が自然です。整理の進め方は生前整理の進め方を参照してください。

【一覧】エンディングノート・遺言

日本語英語
エンディングノートan end-of-life note / a legacy letter
遺言書a will / a last will and testament
自筆証書遺言a handwritten will
公正証書遺言a notarized will
遺言執行者an executor
公証人a notary
公証役場a notary public office
検認probate
署名a signature
押印affixing a seal
実印a registered seal
印鑑登録証明書a seal registration certificate

「ending note」はそのままでは通じません

エンディングノートは日本で作られた言い方です。英語圏には同じものがないため、an end-of-life note と言ったうえで「a notebook where I write down my wishes and where things are kept(希望と物のありかを書いておくノート)」と補足するのが確実です。a legacy letter は想いを伝える手紙に近い言い方です。

【一覧】相続・財産

日本語英語
相続inheritance / succession
相続人an heir
法定相続人a statutory heir
遺産an estate
遺産分割division of the estate
遺留分a legally reserved portion
相続放棄renunciation of inheritance
相続税inheritance tax
贈与税gift tax
生前贈与a gift made during one's lifetime
財産目録an inventory of assets
不動産real estate / real property
相続登記registration of inherited real estate
預貯金bank deposits and savings
名義変更a change of ownership
口座の凍結freezing of a bank account
負債debts / liabilities
連帯保証人a joint guarantor

【一覧】医療・介護・終末期

日本語英語
延命治療life-sustaining treatment
事前指示書an advance directive
人生会議advance care planning
看取りend-of-life care
緩和ケアpalliative care
終末期the terminal stage
在宅医療home medical care
訪問看護home-visit nursing
介護nursing care / long-term care
介護保険long-term care insurance
要介護認定certification of long-term care need
ケアマネジャーa care manager
デイサービスa day-care service
特別養護老人ホームa special nursing home for older adults
認知症dementia
成年後見adult guardianship
任意後見voluntary guardianship
エンゼルケアafter-death care / postmortem care
エンバーミングembalming
献体body donation
臓器提供organ donation

【一覧】死亡・葬儀の流れ

日本語英語
訃報a death notice / an obituary
死亡診断書a death certificate
死亡届notification of death
葬儀a funeral
通夜a wake
告別式a farewell ceremony
家族葬a family-only funeral
直葬a direct cremation
喪主the chief mourner
参列者attendees / mourners
弔問a condolence visit
納棺placing the body in the coffin
a coffin / a casket
出棺carrying the coffin out
火葬cremation
火葬場a crematorium
収骨collecting the bones after cremation
遺骨cremated remains / ashes
骨壺an urn
遺影a portrait of the deceased
喪服mourning clothes
死装束burial clothes

【一覧】葬儀の品物と礼

日本語英語
香典condolence money
香典返しa return gift for condolence money
供花funeral flowers / a floral tribute
供物an offering
枕花flowers placed by the deceased
お布施an offering to a priest
戒名a posthumous Buddhist name
読経chanting of sutras
焼香offering incense
数珠prayer beads
位牌a memorial tablet
仏壇a Buddhist altar
弔電a condolence telegram
芳名帳a guest book

「供花 英語」「香典返し 英語」で調べられることの多い項目です。ただし単語だけでは意味が伝わりません。説明のしかたは後半で扱います。

【一覧】お墓・供養

日本語英語
お墓a grave / a family grave
墓石a gravestone / a tombstone
霊園a cemetery
納骨interment of the ashes
納骨堂a columbarium
埋葬burial
樹木葬tree burial
散骨scattering of ashes
海洋散骨scattering ashes at sea
手元供養keeping the ashes at home
永代供養perpetual memorial services
合祀joint interment
墓じまいclosing a family grave
改葬relocation of remains
お墓参りvisiting a grave
法要a memorial service
四十九日the 49th-day memorial service
一周忌the first anniversary of a death
お盆the Bon festival
お彼岸the equinoctial week

【一覧】手続き・書類

日本語英語
戸籍謄本a certified copy of the family register
住民票a certificate of residence
年金a pension
遺族年金a survivor's pension
生命保険life insurance
保険金の受取人a beneficiary
健康保険health insurance
葬祭費a funeral allowance
火葬許可証a cremation permit
埋葬許可証a burial permit
委任状a power of attorney
公証notarization
翻訳証明a certified translation
アポスティーユan apostille

書類名は「訳語+原本の名称」で伝えてください

訳語だけを伝えると、窓口で該当する書類が特定できないことがあります。「a certified copy of the family register(戸籍謄本)」のように、日本語の正式名称も併記するのが確実です。海外の機関へ提出する場合は、翻訳証明やアポスティーユが必要になることがあります。国際的な手続きは海外在住・海外赴任中の終活ガイドを参照してください。

直訳が通じない言葉トップ5

ここからが、単語一覧では解決しない部分です。

言葉直訳の限界
香典お金を渡す習慣がない文化では、意図が伝わらない
香典返し「お返し」という発想自体が説明を要する
お布施料金なのか寄付なのかが曖昧に映る
戒名「亡くなってから名前をもらう」が理解されにくい
喪中・忌み言葉期間や避ける言葉という概念が共有されていない

単語ではなく「何のためのものか」で説明してください

相手が知りたいのは訳語ではなく、「自分はどうすればよいか」です。次の章から、そのまま使える説明の形を示します。

香典をどう説明するか

説明の例

In Japan, guests usually bring "koden," which is condolence money in a special envelope. It helps the family cover funeral costs. The amount depends on how close you were to the person.

(日本では参列者が「香典」という、専用の袋に入れたお金を持参します。葬儀の費用を家族が賄う助けになるものです。金額は故人との関係の近さによって変わります。)

外国人の参列者に聞かれたら

「持ってこなくても失礼にはならない」と伝えてあげると、相手は安心します。You don't have to bring it. Just coming means a lot.(持参の必要はありません。来ていただけるだけで十分です。)

香典返しをどう説明するか

説明の例

Later, the family sends a small gift back to everyone who gave condolence money. It is called "koden-gaeshi," a way of saying thank you. You don't need to respond to it.

(後日、香典をいただいた方に家族から品物を返します。「香典返し」といい、お礼の意味があります。こちらに返礼する必要はありません。)

最後の一文が大事です。「返さなくてよい」と伝えないと、相手はさらにお返しをしようとします。詳しくは香典返しの郵送マナーを参照してください。

お布施をどう説明するか

説明の例

"Ofuse" is an offering given to the priest. It is not a fixed fee for a service, but a donation of thanks. There is no official price list, so families often ask the temple or follow local custom.

(「お布施」は僧侶にお渡しする金銭です。役務に対する定額の料金ではなく、感謝の気持ちとしてお渡しするものです。公式の料金表はないため、寺院に尋ねるか地域の慣習に従うことが多くあります。)

「料金ではない」を明示するのがコツ

not a fixed fee, but a donation という言い方が、最も誤解が少なくなります。金額が決まっていないことを不透明だと受け取られないよう、この一言を入れてください。

戒名をどう説明するか

説明の例

"Kaimyo" is a Buddhist name given to a person after death. It is written on the memorial tablet and the gravestone. The family receives it from the temple.

(「戒名」は亡くなったあとに授かる仏教の名前です。位牌や墓石に記されます。寺院から授かるものです。)

喪中と忌み言葉をどう説明するか

喪中の説明

After losing a close family member, people in Japan often refrain from celebrations for about a year. This period is called "mochu." That is why we don't send New Year's greeting cards this year.

(近親者を亡くした後、日本ではおよそ1年間、祝い事を控える習慣があります。これを「喪中」といいます。そのため今年は年賀状をお送りしません。)

忌み言葉の説明

At funerals in Japan, we avoid certain words that suggest repetition or bad luck. It is not about being superstitious; it is a way of showing care for the family.

(日本の葬儀では、繰り返しや不吉さを連想させる言葉を避けます。迷信というより、遺族への配慮を示す作法です。)

避けるべき言葉は忌み言葉一覧・早見表にまとめています。

お悔やみの言葉の英語表現

場面英語
基本I'm so sorry for your loss.
ややあらたまった形Please accept my deepest condolences.
親しい相手にI'm thinking of you.
手伝いを申し出るPlease let me know if there's anything I can do.
故人を偲ぶHe/She will be greatly missed.
宗教的な表現May he/she rest in peace.

相手の信仰が分からないときは

May he/she rest in peace は宗教的な背景を持つ表現です。相手の信仰が分からない場合は、I'm so sorry for your loss. が最も無難で、どの場面でも使えます。

外国人に終活を説明する例文

短い版(会話で)

In Japan we have something called "shukatsu." It means preparing for the end of your life while you are still healthy — sorting your belongings, writing down your wishes, and letting your family know where things are.

(日本には「終活」というものがあります。元気なうちに人生の終わりに備えることで、物を整理し、希望を書き残し、どこに何があるかを家族に伝えておくことです。)

詳しい版(説明を求められたとき)

"Shukatsu" covers several areas: organizing finances and paperwork, decluttering the home, deciding on medical care in advance, planning the funeral and the grave, and writing an end-of-life note for the family. It is not only about death — many people also use it to think about how they want to spend the rest of their life.

(終活はいくつかの分野にわたります。お金と書類の整理、家の片づけ、医療の希望を前もって決めること、葬儀とお墓の準備、そして家族に向けたノートを書くこと。死のことだけではなく、これからの時間をどう過ごすかを考えるために取り組む人も多くいます。)

最後の一文を入れると受け取られ方が変わります

「死の準備」だけだと重く聞こえます。how they want to spend the rest of their life(残りの人生をどう過ごすか)を添えると、前向きな取り組みとして伝わります。

海外に家族がいる場合に伝えておくこと

用語より先に、実務です。離れて暮らす家族が必要とするのは、英語の単語ではなく「どこに何があるか」です。

英語で残しておくとよいもの理由
金融機関の名前と支店名照会の起点になる
保険会社の名前請求に必要
不動産の所在手続きが最も複雑
連絡してほしい人日本側の親族・知人
相談できる専門家日本語で対応する窓口
書類の保管場所探す時間を大幅に減らせる
葬儀と墓の希望遠方から判断することになる

日本語と英語を併記してください

海外の家族は英語で読み、日本の窓口には日本語で伝える必要があります。両方を1枚に書いておくのが最も実用的です。書き方は終活ノートを30分で書く方法を参照してください。

英語の書類が必要になる場面

場面必要になりうるもの
海外に資産がある翻訳した戸籍関係の書類、翻訳証明
相続人が海外にいる署名証明、在留証明など
海外で亡くなった現地の死亡証明書とその翻訳
海外の機関に提出するアポスティーユなどの認証
海外で治療を受けた診療明細と領収書、その翻訳

※ 必要な書類と認証の要否は、提出先の国や機関によって異なります。在外公館、法務局、または国際的な相続に詳しい専門家にご確認ください。

訳語を使うときの3つの注意

  • 宗派や地域で表現が変わる仏式・神式・キリスト教式で用語がまったく違います。ここに挙げたのは主に仏式の一般的な表現です。
  • 国によって制度が違う相続や後見の用語は、国ごとに制度が異なります。同じ訳語でも指すものが違うことがあります。
  • 手続きでは訳語に頼らない公的な手続きでは、必ず日本語の正式名称を確認してください。訳語だけで進めると行き違いが起きます。

訳語より先に知っておきたい文化の違い

単語を正しく訳しても伝わらないのは、前提となる考え方が違うからです。説明する前に、次の3点を押さえておいてください。

日本の前提説明が要る理由
火葬が一般的である土葬が主流の地域では、遺骨を扱う話が想像しにくい
お墓は家単位で継がれる個人単位で考える文化では、継ぐという発想がない
寺院と檀家という関係がある会費でも料金でもない関係が理解されにくい
金銭を包んで渡す習慣がある現金を渡すこと自体が珍しい地域がある
喪に服す期間がある期間を決めて控えるという発想が共有されていない

説明の順番を変えるだけで伝わります

単語から入らず、まず「日本ではこういう習慣がある」と前提を1文で示す。そのあとで単語を出す。この順番にすると、驚くほど伝わりやすくなります。逆に単語から始めると、相手は最後まで意味をつかめません。

説明するときの型

どの用語でも使える型があります。次の3段で組み立ててください。

  • 何をするものか(動作)「家族が費用を賄う助けになるお金を渡します」のように、まず動作を言います。
  • なぜそうするのか(目的)「葬儀には費用がかかるためです」と理由を添えます。
  • 相手はどうすればよいか(行動)「持参の必要はありません」まで言うと、相手は安心します。

3段目を忘れないでください

説明を聞いた相手が最も知りたいのは「で、自分はどうすればいいのか」です。ここまで言わないと、丁寧に説明したつもりでも相手は困ったままになります。

通訳・翻訳を頼むときの注意

場面気をつけること
葬儀の場で通訳を頼む宗教的な用語が多い。事前に用語を渡しておく
書類を翻訳してもらう提出先が求める形式(翻訳証明の要否)を先に確認する
機械翻訳を使う宗教・儀礼の用語は誤訳が出やすい
家族に訳してもらう負担が大きい。専門用語は無理をさせない
専門家に依頼する費用と納期を書面で確認する

機械翻訳は、儀礼の用語に弱いことがあります

日常の文章は問題なく訳せても、戒名・お布施・喪中といった語は、文脈を外した訳になることがあります。大事な場面では、この記事のような対訳で確認するか、専門家に依頼してください。手続きに関わる書類は、必ず提出先の要件を先に確認してください。

よくある質問

終活は英語で何と言いますか。
最も近いのは end-of-life planning です。会話では preparing for the end of life と説明してもよいでしょう。ただし日本の終活は範囲が広いため、完全に対応する1語はありません。
エンディングノートは英語で通じますか。
そのままでは通じません。日本で作られた言い方です。an end-of-life note と言い、「希望と物のありかを書いておくノート」だと補足してください。
生前整理は英語で何と言いますか。
decluttering が最も通じやすい表現です。家を小さくする文脈なら downsizing が自然です。
香典を英語でどう説明すればよいですか。
condolence money が訳語ですが、単語だけでは伝わりません。「葬儀の費用を家族が賄う助けになるもの」と目的まで説明してください。外国人の参列者には「持参の必要はない」と伝えると安心されます。
お布施はどう説明しますか。
an offering to a priest です。「役務に対する定額の料金ではなく、感謝の気持ちとしてお渡しするもの」と補足すると誤解が減ります。
供花は英語で何と言いますか。
funeral flowers、またはあらたまった表現では a floral tribute です。
お悔やみの言葉は何と言えばよいですか。
I'm so sorry for your loss. が最も無難で、どの場面でも使えます。相手の信仰が分からない場合、宗教的な表現は避けたほうが安全です。
戒名は英語でどう言いますか。
a posthumous Buddhist name です。「亡くなったあとに寺院から授かる仏教の名前」と説明を添えてください。
海外の家族に何を伝えておけばよいですか。
用語より先に、金融機関名、保険会社名、不動産の所在、連絡してほしい人、書類の保管場所です。日本語と英語を併記した1枚にまとめておいてください。
書類は英語に訳せばそのまま使えますか。
使えないことがあります。提出先によっては翻訳証明やアポスティーユなどの認証が必要です。在外公館や専門家に確認してください。
宗派が違うと用語も変わりますか。
変わります。ここに挙げたのは主に仏式の一般的な表現です。神式やキリスト教式では用語がまったく異なります。
訳語が正しいか確認する方法はありますか。
公的機関や在外公館が公開している日英対訳の資料を確認するのが確実です。手続きに関わる場面では、訳語だけに頼らず日本語の正式名称も併記してください。

まとめ

終活を英語で言うなら end-of-life planning が最も近い表現です。ただし日本の終活は範囲が広く、1語では収まりません。医療の話なら advance care planning、財産なら estate planning、片づけなら decluttering。場面で言い換えるのが実際的です。

そして、この記事で最も伝えたい点があります。香典、お布施、戒名、喪中。これらは訳語を覚えても通じません。相手が知りたいのは単語ではなく「自分はどうすればよいか」だからです。「何のためのものか」を一言添えるだけで、伝わり方がまったく違います。

海外に家族がいる方へ。用語より先にやるべきことがあります。金融機関名、保険会社名、書類の保管場所を、日本語と英語で1枚に書いておくこと。離れて暮らす家族がいちばん困るのは、言葉ではなく「どこに何があるか分からない」ことです。

本記事は、編集部が一般に用いられている表現をもとにまとめたものです。訳語は文脈・宗派・地域・国によって適切な表現が異なります。とくに相続や後見に関する用語は、国ごとに制度が異なるため、同じ訳語でも指す内容が一致しない場合があります。公的な手続きにおいては、訳語だけに頼らず日本語の正式名称を併記し、提出先の要件をご確認ください。翻訳証明や認証の要否は、提出先の国や機関によって異なります。在外公館、法務局、または国際的な相続に詳しい弁護士・司法書士・税理士などの専門家にご相談ください。

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