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「一人で終活の準備をしようとしても、何から始めればいいかわからない」——そんな気持ちを抱えている方へ、横浜市が提供する公式の支援サービスをまとめてご紹介します。
横浜市では、おひとりさまや単身の高齢者の方が安心して暮らしていただけるよう、2025年度から新しい終活支援の取り組みを本格的にスタートさせました。一人だからこそ、元気なうちに少しずつ準備しておくことが、いざというときに大きな安心につながります。難しく考えなくて大丈夫ですよ。この記事を読みながら、一つひとつ確認していきましょう。
目次
横浜市のおひとりさま事情——なぜ今、終活支援が必要なのか

単身高齢世帯は急増中
横浜市では、高齢の夫婦世帯や単独世帯(おひとりさま)の数が年々増えています。2040年には市内全世帯数の約3分の1を、高齢夫婦世帯または高齢単独世帯が占めると見込まれています。また、横浜市全域では65歳以上の単身者だけで約30万人にのぼるとのデータもあります。
(出典:横浜市市長定例記者会見資料「高齢者の皆様の暮らしにさらなる"あんしん"をお届けします」2025年5月14日)
約9割の方が「将来の備えをしたい」と感じている
調査によると、約9割の方が「自分が病気になったり、介護が必要になったり、亡くなった時の手続きを、周囲の人が滞りなくできるよう備えておきたい」と考えていることがわかっています。気持ちはあっても、何から手をつければよいかわからないという声も多く寄せられています。
(出典:横浜市市長定例記者会見資料 2025年5月14日)
一人で抱え込まなくていい——終活とは「前向きに生きるための活動」
「終活」という言葉を聞くと、なんだか暗い感じがするかもしれません。でも実は、終活とは「人生の棚卸しを行い、自分の尊厳が守られ、希望を実現するためのデザインをすること」です。大切なのは、自分から周囲にSOSを発信し、誰かに頼る力・助けを求める力を育てること。おひとりさまだからこそ、元気な今のうちに備えを整えておくことが、安心した老後への一番の近道です。
(出典:横浜市「明るい終活応援講座」資料 2025年12月)
「終わりに向かう活動」じゃなくて、「これからを豊かに生きるための準備」——そう思っていただけると、少し気が楽になりませんか?
横浜市が2025年度からスタートした4つの終活支援サービス

横浜市は「横浜に住んでいてよかった」と実感していただけるまちを目指して、おひとりさまを含む高齢者の方が安心して暮らせる新しい施策を2025年度から始めました。一つひとつ確認していきましょう。
① 見守り・安否確認サービスへの月額助成(2025年4月開始)
一人暮らしで最も不安に感じることの一つが「急な体調不良に気づいてもらえないこと」ではないでしょうか。横浜市では、ICT機器を活用した民間の見守り・安否確認サービスを利用する一人暮らしの高齢者に、月額1,000円を助成しています。
- 対象:一人暮らしで65歳以上の横浜市民(所得制限なし・助成期間の制限なし)
- 助成対象の機器の月額使用料目安:1,100〜3,278円
- 機器の種類:緊急通報タイプ(ボタンを押すと警備会社に連絡)、センサータイプ(一定期間感知がないと登録先にメール)、生活リズムタイプ(冷蔵庫の開閉がないとアプリで通知)など
- 機種選びの相談:お近くの区役所で受け付けています
(出典:横浜市健康福祉局「高齢者の皆様の暮らしにさらなる"あんしん"をお届けします」2025年5月14日)
② 「ヨコハマあんしん登録」事業(2025年秋以降開始予定)
緊急連絡先やエンディングノートの保管場所などの情報を、事前に市に登録できる「情報登録事業(ヨコハマあんしん登録)」が始まる予定です(65歳以上の方が対象)。いざという時に、ご本人の意思が反映されるよう、事前にお預かりした情報を病院・警察・消防などにお伝えする仕組みです。
登録できる情報のイメージは以下のとおりです。
- ①緊急連絡先(氏名・住所・電話番号・続柄)
- ②かかりつけ医(医療機関名・所在地・電話番号)
- ③エンディングノートの有無・保管場所
- ④本籍地・筆頭者
- ⑤葬儀や遺品整理等の生前契約先
- ⑥納骨先の所在地
- ⑦遺言の保管場所
(出典:横浜市健康福祉局「高齢者の皆様の暮らしにさらなる"あんしん"をお届けします」2025年5月14日)
「もしもの時に、自分の意思を伝えてほしい」——そんな思いを、あらかじめ市が預かってくれるのは、おひとりさまにとって本当に心強い仕組みですね。
③ 「あんしん終活相談センター」の設置(2025年秋以降予定)
「終活と言っても、何から始めればよいかわからない」という方のために、終活に関するお困りごとを相談できる「あんしん終活相談センター」が横浜市社会福祉協議会に設置される予定です。さらに各区内にも1か所程度の相談窓口が設けられます。
専門的な相談だけでなく、「どんな書類を用意すればよいか」「どんな制度が使えるか」といった初歩的な疑問にも対応してもらえますので、難しく考えずに気軽に相談してみてください。
(出典:横浜市健康福祉局「高齢者の皆様の暮らしにさらなる"あんしん"をお届けします」2025年5月14日)
なお、横浜市社会福祉協議会の生活あんしんセンターでは、電話 045-201-2045 でも相談を受け付けています。
(出典:横浜市社会福祉協議会「ライフプランについて(活用資料)」令和7年度)
④ 「終活みちしるべ」リーフレットの作成・配布(2025年秋以降予定)
将来に向けて必要な備えや利用できる行政サービスの案内、終活サービスを提供する民間業者を選ぶ際の留意点などをまとめた「終活みちしるべ」が作成・配布される予定です。情報過多で迷いがちな終活の道筋を、わかりやすく整理してくれる一冊になりそうです。
(出典:横浜市健康福祉局「高齢者の皆様の暮らしにさらなる"あんしん"をお届けします」2025年5月14日)
おひとりさまの終活で特に重要な3つの備え

一人暮らしの場合、家族がいる方と比べて自分で手配しなければならないことが多くあります。でも、事前に整理しておけば、いざという時に周囲の方が困ることを大幅に減らせます。横浜市の公式資料に基づいて、特に重要な3つの備えをご紹介します。
1. 「誰に、何を託すか」を決めておく
終活の核心は、「自分が判断できなくなった時・亡くなった後に、誰が・何をしてくれるか」を整理することです。横浜市社会福祉協議会の資料では、以下の場面ごとに「託せる人がいるか」を確認することを勧めています。
- 緊急連絡を受けてくれる人
- 療養や介護に関するキーパーソンになってくれる人
- 亡くなった時に葬儀の手配をしてくれる人
- 退院・各種契約解除・荷物処分等の手続きをしてくれる人
- 認知症等で判断力が低下した時に後見人等の手続きをしてくれる人
家族に頼れる方はその方に確認を。頼れる親族がいない・いても疎遠という場合は、死後事務委任契約や任意後見制度の活用、終身サポート事業者への相談なども選択肢になります。
(出典:横浜市社会福祉協議会「ライフプランについて(活用資料)」令和7年度)
2. エンディングノートや「もしも手帳」を書いておく
エンディングノートや「もしも手帳」は、自分の希望・頼れる人・支援者の確認・ライフプランのイメージづくりに役立つ第一歩です。法的効力はありませんが、万が一の時に周囲の方が「本人はどうしたかったか」を知る手がかりになります。
また、横浜市では「ヨコハマあんしん登録」が始まれば、エンディングノートの保管場所を市に事前登録しておくことができます。書いたら終わりではなく、保管・伝達の仕組みまでセットで整えておくことが大切です。
(出典:横浜市社会福祉協議会「ライフプランについて(活用資料)」令和7年度)
3. 住まいの終活も忘れずに
おひとりさまが亡くなった後、誰も管理する人がいなくなった住まいが「空き家」になってしまうケースが増えています。神奈川県居住支援協議会が作成した「空き家にしない『わが家』の終活ノート」では、不動産の名義・希望する処分方法・相続の流れなどを整理しておくための記入項目が丁寧にまとめられています。
住まいについても早めに意思を整理しておくことが、残された方々への大きな思いやりになります。具体的な手続きは司法書士・行政書士・不動産業者などの専門家にご相談ください。
(出典:神奈川県居住支援協議会「空き家にしない『わが家』の終活ノート」令和7年2月改訂)
「住まいのことは後回し」という方も多いですが、意外と大切なテーマです。ちょっとした書き留めが、後々の大きなトラブルを防いでくれますよ。
亡くなった後の手続き——横浜市の「お悔やみ窓口」を活用する

おひとりさまの終活では、自分が亡くなった後に残された方が困らないよう、死後の手続きを事前に理解しておくことも大切です。横浜市では全18区の区役所に「お悔やみ窓口」が設置されており、遺族が行う手続きを一括でサポートしてくれます。
主な対応手続きの目安は以下のとおりです。
- 7日以内:死亡届の提出(火葬済みの場合は提出済み)
- 14日以内:世帯主変更・国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険の手続き
- 15日以内:児童手当の手続き(亡くなった翌日から)
- 30日以内:飼い犬の所有者変更
- 2年以内:各種保険の葬祭費支給申請(葬祭日の翌日から)
お悔やみ窓口は事前予約制です。ウェブまたは電話で予約でき、各区の電話番号は各区役所のハンドブックに掲載されています。スマートフォンやパソコンをお持ちの方は「横浜DIGITAL窓口」でオンライン手続きが可能なものもあります。
(出典:横浜市「お悔やみ窓口について」)
死後事務をあらかじめ専門家や事業者に委任しておく「死後事務委任契約」を結んでおくことで、身寄りのない方でも葬儀・荷物処分・各種解約などをスムーズに進めてもらえます。詳しくは区役所や社会福祉協議会の相談窓口でご確認ください。
(出典:神奈川県居住支援協議会「空き家にしない『わが家』の終活ノート」令和7年2月改訂)
まとめ|横浜市のおひとりさま終活、今日からできる5つのポイント
- 見守りサービスを活用する:月額1,000円助成でICT見守り機器を利用できます。区役所で相談可能。(出典:横浜市健康福祉局「あんしん施策」2025年5月)
- 情報登録を準備する:「ヨコハマあんしん登録」が始まったら、緊急連絡先やエンディングノートの保管場所を市に登録しておきましょう。(出典:同上)
- あんしん終活相談センターに相談する:横浜市社会福祉協議会(TEL: 045-201-2045)に気軽に相談できます。(出典:横浜市社会福祉協議会「ライフプランについて」令和7年度)
- エンディングノートを書いておく:「誰に何を託すか」をノートに整理することが終活の第一歩。住まいの終活ノートも忘れずに。(出典:神奈川県居住支援協議会「わが家の終活ノート」)
- 死後の手続きをイメージしておく:横浜市各区のお悔やみ窓口(事前予約制)を活用。身寄りのない方は死後事務委任契約の検討も。(出典:横浜市各区「お悔やみハンドブック」2026年4月版)
一人だから不安、ではなく、一人だからこそ早めに準備しておけば安心——横浜市にはそのための公式の仕組みがしっかり整いつつあります。難しいことは専門家や相談窓口に任せて、まずは「自分はどうしたいか」を考えるところから始めてみてください。
📞 横浜市の終活相談窓口のご案内
「何から始めればいいかわからない」「一人で準備が不安」という方は、ぜひ横浜市の公式窓口にご相談ください。窓口の方が丁寧に教えてくれますので、難しく考えなくて大丈夫ですよ。
▶ 横浜市「ヨコハマあんしん登録」公式ページ
▶ 横浜市「明るい終活応援講座」のご案内
▶ 横浜市社会福祉協議会 生活あんしんセンター:TEL 045-201-2045(お近くの区役所や各区の相談窓口でもご案内しています)
まず一本、電話してみるだけで気持ちが楽になることもあります。あなたのペースで、ゆっくり準備していきましょう。
















