終活と老活の違いやオススメの老活とは?

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終活を行う中で、老活(ろうかつ・おいかつ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「最近知った」
「わりと前から知っていた」

おそらく前者のほうが多いのではないでしょうか。

この記事では老活とは何か、終活との違い、そして終活.comの「老活のすすめ」としてオススメの老活を紹介いたします。

▼この記事を読んで理解できること
・老活とは
・老活はいつ生まれた言葉なのか
・老活の読み方
・老活と終活の違い
・オススメの老活

老活とは

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「老活」と聞いて、ごく最近の言葉だと思われてる方、結構多いんじゃないでしょうか?

ウィキペディア(Wikipedia)で以下のように記述されています。

老活(ろうかつ)とは人間が老後になってから行うことが好ましいとされる活動のこと、または素晴らしい老後が過ごせるための活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

老活の意味について書かれていますが、赤文字部分青文字部分どちらもちょっと抽象的に感じませんか?

「どんなことが好ましい活動なの?」

と思われた方は多いんじゃないでしょうか。
実はその辺のこともウィキペディアに書かれています。

これを行うことの目的は人間が老人となったときに快適で楽しい日々を過ごせるようになるということである。
これは近年になってから多く使われだした言葉であり、老活を行うためのマニュアルが多く出回るようになっている。
これの内容としては自身の健康をよい状態に保つための方法や、良い人間関係を構築するための心遣いや、介護が必要になった場合の老人ホームについてなどが存在する。
近年では老人ホームの入居や社会情勢の変化などからも想定されているように、人間が老後を過ごすには多額の金銭が必要となっているわけであり、そのための財産管理も老活の一つというわけである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「これ」というのは老活のことを指しています。
老活の目的とは、「老人になったときに快適で楽しい日々を過ごせるように」というものです。

わかりやすく老活についてまとめると、以下の通りです。

老活をわかりやすく
▼老後になってから行うのが好ましいとされる活動とは
・自身の健康を良い状態に保つための方法
・良い人間関係の構築のための心遣い
・介護が必要になった際、老人ホームへ入居

赤文字部分はニュースやメディアで話題になった「老後2,000万円問題」を示唆するかのような形で書かれています。

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「示唆するかのような」と書きましたが、上記のウィキペディアの最終更新日は2014年となっています。

つまり、老活という言葉は2014年以前から使われていたということがわかります。

 

老活はいつ生まれたのか?

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2014年以前から使われていたと思われる老活という言葉。

「終活」という言葉が生まれたのが2009年です。
翌2010年に新語・流行語大賞にもノミネートされ、今日のようにブームとなるまで広まっていきました。

では老活はいつ誕生したのか?
少なくとも2009年の時点で使われていることが、以下に挙げるTwitterの投稿から確認できます。

Twitterは一般の方・メディアなど企業が情報発信することから、その時代の様子が顕著にわかるSNSです。

「老活」という造語もあるのでは?
という内容のツイートです。


▼こちらには「終活」の文字が!
2010年は流行語にノミネートされた年です。


▼上の方と同じく2010年の投稿ですが、「老活セミナー」という言葉が入っています。
この時点で老活を認知し、活動に勤しむ方がいたというのが明確に感じられます。

以上を踏まえると、「終活」とほぼ同じタイミングで「老活」が誕生したと考えることができるんじゃないでしょうか。

そして老活は有名人からも発信されました。
アナウンサーでもあるタレントの生島ヒロシさん(68)が、老活に関する本を2013年6月に出版されていたんです。

▼生島ヒロシさん


生島ヒロシさんは、タモリさん司会の「Mステ」がまだ「ミュージックステーション」だった頃、サブ司会者を務めていました(1990年~93年まで)。

▼生島ヒロシさんが2013年に出版した「ご機嫌な老活 やっぱり生涯ずっと面白く働いていたい」

▼本の内容
ご本人が50代の頃に仕事やお金のことに悩み、専門家のアドバイスをもとに実践してきたこと。
それが後々で活き活きと働き続けるための備えだったというのがわかる内容になっています。
また、介護保険の重要性についても書かれているため、健康で前向きに過ごせることの大切さにも気づかされます。

「60歳を過ぎても充実した生活のための準備ができていない人に向けた救いの本」だと評価されています。

生島さんはいくつか書籍を出していて、その中でも義母を介護した体験から出版された「おばあちゃま、壊れちゃったの?」は、ドラマ化もされました。
介護や福祉への造詣が深く、ファイナンシャルプランナーの有資格者でもあることから、金融や人生をテーマにした講演なども行っています。

誰が「老活」という言葉を造ったのかは定かではありません。
ただ、生島さんは一般の方に比べるとやはり知名度がありますし、「老活の第一人者」といっても過言ではない気もします。

 

老活の読み方

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紹介したウィキペディアでも記載されているように、2014年までは「老活」の読み方は「ろうかつ」だったことがわかります。
正確には今現在も「ろうかつ」は間違いではないと思います。

ただ、ここ最近「老活」と書いて「おいかつ」と読まれるようになっているのをご存知でしょうか?

▼参考:日経マーケティングジャーナルさんのツイートより(2019年)


「おいかつ」と表現されていますが、老活の意味合いそのものは変わってないことが伺えます。

こちらも2019年ですが「おいかつ」と表現されています。


でも…結局のところ

「ろうかつ」
「おいかつ」

どっちなの?

そう気になる方もいるとは思いますが、読み方に関してはどちらでも良いと見解しています。

なぜなら

「ろうかつ」でも「おいかつ」でも、老活という言葉の意味合いが変わるわけではない

からです。

ここでもう一度、老活の意味合いを見てみましょう。

老活とは
①老後になってから行うのが好ましいとされる活動
②素晴らしい老後が過ごせるための活動

を具体的にいうと、こちらも前述しましたが

・自身の健康を良い状態に保つための方法
・良い人間関係の構築のための心遣い
・介護が必要になった際、老人ホームへ入居

などがあります。

そして終活.comの思う老後になってから行うのが好ましいとされる活動は、「趣味・やりたいこと」を提唱したいです。
「趣味・やりたいこと」を老後に見つけることで、「素晴らしい老後が過ごせる」ということに繋がると考えられます。

以下、イラストでその一例を上げてみました。oikatsu-shikumi

上のイラストの老活例は、「素晴らしい老後が過ごせるための活動」「趣味の旅行」ということになります。

一般的に「やりたいこと」をやっている人は、充実している方や表情も活き活きしている人が多いですよね。
日々の充実が生きる力となり、素晴らしい老後として過ごすことができるというのが老活だと言えます。

ただ、「老活はこれが正解」と言い切れるものがありません。
だからこそ「老後になってから行うのが好ましいとされる活動」と、抽象的なんじゃないかと考えられます。

その中でも「趣味・やりたいこと」を見つける、それが老活の入り口でもあるような気がします。

 

終活と老活の違い

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老活の意味合いについて解説&紹介してきましたが、終活との違いはあるのでしょうか?

結論からいうと、終活と老活は別物だと思います。
大枠的にみれば老活は終活の括りの中にあるとは思います。

ですが、

老活は終活をより引き立たせるものだと考えています。

終活が「ポパイ」なら、老活は「ほうれん草」です。

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普段のポパイも力強くて素敵ですが、ほうれん草を食べたポパイは、より力強く素敵になります。

つまり

老活によって終活がより引き立ち、充実したエンディングライフとして過ごすことができる

と、終活.comでは見解しています。

次の項目では主に趣味嗜好にスポットをあて、老活を掘り下げて紹介していきます。

 

オススメの老活~老活のすすめ~

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ここでは老活を掘り下げていくにあたって、終活.comオススメの老活をいくつか紹介したいと思います。
主な老活として前述したように「オススメの趣味」をピックアップしています。

その前にまずは以下の図をご覧ください。

roukatsu-genzainotanoshimi

出典:ソニー生命保険株式会社

上図は、ソニー生命保険株式会社が平成30年度に全国のシニア世代の男女に行った「シニアの生活意識調査」の結果です。
※シニア男女50~79歳、1,000名が対象

約半数の方が現在の楽しみとして、先ほどイラストでも紹介した「旅行」が最も多い回答だということがわかります。
続いて「テレビ・ドラマ」「グルメ」となっています。
各回答を見ると、いずれも「趣味・やりたいこと」の回答としても捉えることができるんじゃないでしょうか。

次に、「今後、学び直しをしたいか・したくないか」の回答結果が以下の通りです。

roukatsu-genzainotanoshimi2

出典:ソニー生命保険株式会社

「学び直しをしたい」という回答が33.1%シニアの3人に1人は学び直し意向があるということになります。

「学び直しをしたい」と考えるシニアが「今後、学習していきたいこと」は以下の通りです。

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出典:ソニー生命保険株式会社

各回答結果を見るに、それぞれ趣味に直結するということがわかります。
「学び直しをしたい」というのは、それだけ「好奇心旺盛」だと考えることができるんじゃないでしょうか。

これまでも触れてきたように、やはり「趣味・やりたいこと」を持つというのが老活といえる気がします。

趣味が老活となり、素敵なエンディングライフ(終活)に繋がる、ここからは終活.comがオススメする趣味を紹介していきます。

 

オススメ老活①「旅行」

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上で紹介したシニア世代の「現在の楽しみ」でもトップの割合だった旅行。

「定年後に時間ができるようになって旅行に行くことが増えた」
という声もよく聞きますし、最近では旅行会社が終活ツアーと称して旅行を企画したりしています。

また、終活の一環として国内外問わず「人生で一度は行っておきたい場所」などもシニアが旅行を楽しみに感じていることに関係していると思います。

終活で海外旅行に行くなら何処が良いのか?
これは終活だけでなく、老活にも当てはまると考えられます。

下記事で、当サイトがオススメする場所を紹介していますので、あわせてご覧いただければと思います。

オススメ記事

旅行の計画を立てる、それだけでも老活の入り口に立つことになるんじゃないでしょうか。

 

オススメ老活②「水彩画」

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水彩画は「お金がかからない趣味」ともいわれていて、特にシニア女性に人気の趣味です。
並行して風景画をカメラに収めたりすることから、カメラが趣味になるという方もいます。

果物を描いたりを描いたり、自身で好きなテーマを決めて描くことができるのも水彩画の魅力じゃないでしょうか。
旅行に行った際に撮った風景なども題材にできるので、カメラ・旅行と合わせて趣味にすることもできます。

お孫さんが小学校で使う画材(絵の具など)を一緒に使ったりされる方もいるようですが、新たに購入もそこまでお金はかかりません。

例えば以下の水彩絵具セットは2,000円台で手に入れることができますし、Amazonでも好評価となっています。


スポーツ系の趣味とは違って初期費用がかからず趣味として始めやすいため、オススメしたいです。

また、天候に左右されないのも大きいんじゃないでしょうか。

 

オススメ老活③「YouTube(ユーチューブ)」

roukatsu-osusume-youtube

YouTube(ユーチューブ)は、「パソコン・インターネット」にも繋がることになる趣味でもあります。
パソコンやインターネットを趣味にすることで、YouTubeの存在を知る人もいるかもしれません。

YouTubeとは?
世界最大の動画共有サービスで、日本語に直訳すると「あなたのテレビ」
近年は「YouTuber(ユーチューバー)」と呼ばれる人たちが新しい働き方の形として話題にも上がりました。
動画を作成してYouTubeにアップロードし、その動画の閲覧再生回数によって収益が決まる仕組みになっています。

パソコンやインターネットを趣味として、YouTubeの動画を観ることを取り上げたいわけではありません。

実は最近、70代の「シニアYouTuber」が次々に誕生しています。
中でも「nariwaCh 73歳成羽のチャンネル」はシニアYouTuberとして数多くの人たちに知られています。

▼成羽さんが「なぜYouTubeを始めたのか?」語っています

 

▼こちらの「激変メイク動画」は再生回数も3万回を超え、Yahooニュースでも取り上げられました

「やりたいことをやってる」そして、「やりたいことをやれてる」という充実さが動画を観ていると伝わってくる気がしませんか?
70代の「リア充」って素敵ですよね。

「nariwaCh 73歳成羽のチャンネル」には他にも生前整理やちょっとした料理の動画もあります。
「シニアYouTuber」として稼ぐ、という目的や意欲を持ってデビューしてみるのも良し・単に趣味として初めてみるのも良しです。

「最初は老活の一環でほんの趣味で始めたのに気がついたら人気になってた」
そんなことも不可能な話ではないと思います。

シニアの方でも「学びたい」という意欲が高い方は「ハマる趣味」もしくは「生きがい」になる可能性もあると思います。
YouTubeには色んな人が様々な動画を上げているので、まずは動画を観ることからスタートするのも1つの趣味になるような気がします。

 

まとめ

matome

老活について紹介しました。

老活まとめ
▼老活とは
老後になってから行うのが好ましいとされる活動であり、素晴らしい老後が過ごせるための活動でもある
▼老活の読み方
「ろうかつ」でも「おいかつ」でも、老活という言葉の意味合いが変わるわけではない
▼老活は終活の引き立て役
「趣味・やりたいこと」を老後に見つけることで、「素晴らしい老後が過ごせる」ということに繋がる

終活のために、老活は大いに謳歌すべきだと思います。
特に趣味・やりたいことを見つけることは、素敵な終活ライフを彩ってくれるのではないでしょうか。

オススメの老活趣味をいくつか紹介しましたが、ご自身の「やりたいこと」「やってみたいこと」から老活に繋げられれば、それが一番自然な形だと思います。

もちろん、「シニアYouTuber」も良しです。

ちなみに、近年は終活ブームもあって生前整理や断捨離といった名目でメルカリを利用する高齢者の方が増えています。
メルカリのようなアプリを使いこなすのも老活の1つだと思います。

下記事でメルカリのはじめ方など画像つきで解説していますので、是非チェックしてみてください。

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