エンディングノート「やりたいことリスト」の書き方|実例30

本ページはプロモーションが含まれている場合があります。

エンディングノートを書き始めたものの、「やりたいことリスト」の欄で手が止まってしまった——そんな経験はないでしょうか。

結論から言うと、多くの人がここで同じように手を止めています。

実例30個を参考にすれば、自分の言葉で書き始めるきっかけがつかめます。書く前に押さえておきたい考え方や、よくある失敗もあわせて紹介します。

この記事でわかること

  • 「やりたいことリスト」欄を書く前に押さえておきたい4つの考え方
  • 旅行・趣味・家族など6ジャンル別の実例30個
  • 実際にどのくらいの費用がかかるものが多いのか
  • 書いたリストを行動につなげる3つの工夫
  • 書くときによくある失敗と、そうならないための工夫

▶ 今すぐ実例を見たい方は 実例30

まずは30秒|今の気持ちに近いのはどれ?

実例は6つのジャンルに分けて紹介しています。今の気持ちに近いものから読み進めると、書き出しのヒントが見つかりやすくなります。

今の気持ちに近いのは参考になる実例ジャンル
とにかく行きたい場所がたくさんある旅行・行きたい場所
昔諦めたことをもう一度やりたい趣味・学び直し
家族や周りの人との関係を大事にしたい家族・人間関係
何か新しいことに挑戦したい挑戦・自己実現
大きなことより日々の小さな幸せを大事にしたい日常のささやかな願い
誰かの役に立ちたい、恩返しをしたい社会貢献・恩返し

※複数のジャンルにまたがって気になる場合は、そのまま両方読み進めて構いません。ジャンル分けはあくまで読む順番の目安です。

結論:「やりたいことリスト」は本音を書く欄

この欄は、家族や周りの人に見せるための「立派な目標」を書く場所ではありません。

「実現できるかどうか」より先に、「本当はどうしたいか」を書き出す場所だと考えてください。

財産目録や相続の意向など、他の欄は事実や希望を整理して書く性質のものですが、この欄だけは違います。しっかり者を演じる必要はなく、ふと思いついた願いをそのまま書き留めておくだけで十分です。

エンディングノートには、遺言書のような法的効力がありません。
財産の分け方などを法的に有効な形で残したい場合は別途遺言書が必要になりますが、「やりたいことリスト」欄は法的な制約を気にせず、自由に書いて構いません。気が引ける必要はなく、本音をそのまま書き留めて大丈夫な欄です。

だからこそ、書いた内容が後から変わっても、実現しなかったとしても問題はありません。今の自分の気持ちを、そのときどきで書き留めておくノートだと考えるのが一番気楽です。

すでにエンディングノートそのものの書き方に迷っている方は、エンディングノートとは?書き方10項目と無料で手に入れる方法もあわせてご覧ください。

書く前に押さえておきたい4つの判断基準

詳しく説明する前に、まず全体像を4つにまとめました。

① 自分のために書く 家族の目を気にせず、本音を優先する
② 本音を優先する 実現できるかどうかは後回しにする
③ 条件をつけすぎない 期限や規模を決めずに書き出す
④ 共有範囲を先に決める 誰に見せるかで書き方を変える

スポンサーリンク

① 誰のためでもなく、自分のために書く

家族が喜びそうなこと、立派に見えることを優先すると、途中で手が止まりやすくなります。まずは自分が本当にやりたいことだけを、遠慮せず書き出してみてください。

「こんなことを書いたら子どもに心配される」「贅沢だと思われそう」といった判断は、リストが完成してから考えても遅くありません。書いている最中は、その判断をいったん脇に置いておきましょう。

② 実現可能性より本音を優先する

「もう歳だから」「今さら無理だろう」と自分でブレーキをかけてしまうと、リストが薄くなります。実現できるかどうかは後で考えれば十分で、まずは思いつくままに書き出すことが大切です。

実現手段(費用・体力・時間)を先に考え始めると、それだけで書く気力が失われがちです。まずは「やりたいこと」だけを純粋に書き出し、実現手段は別の作業として後回しにしましょう。

スポンサーリンク

③ 期限や規模を決めすぎない

「来年までに」「大々的に」など条件をつけすぎると、書くこと自体のハードルが上がってしまいます。まずは条件なしで、やってみたいことをリストアップしましょう。

期限や規模は、実際に動き出す段階で決めれば十分です。リストアップの時点では、思いついた順にどんどん書き足していくくらいの気軽さで構いません。

④ 家族と共有するかどうかを先に決めておく

誰かに見せる前提で書くか、自分だけのメモとして書くかで、書ける内容の踏み込み具合が変わります。最初にどちらのスタンスで書くかを決めておくと、迷いなく書き進められます。

両立させたい場合は、まず自分だけのメモとして本音をすべて書き出し、そのあとで「家族に見せる部分」を選んで別にまとめる、という2段階の方法もおすすめです。

Before:「旅行に行きたい」
これだけでは、実現に向けて何から手をつければいいのか分かりません。

After:「体力があるうちに、家族とトルコの熱気球を見に行きたい」
「誰と」「何を」「どんな状態のうちに」まで具体的に書くと、そのまま行動の目安になります。最初から完璧な文章にする必要はなく、思いついた要素を足していくだけで十分です。

「やりたいことリスト」実例30

ここからは、6つのジャンルに分けて実例を紹介します。そのまま使っても、自分なりにアレンジしても構いません。

旅行・行きたい場所

終活の「やりたいことリスト」の中でも、旅行は最も多く挙げられるジャンルです。「元気なうちに」という気持ちが行動のきっかけになりやすく、日程さえ決めれば比較的すぐに実現に動き出せるのも理由の一つです。近場の日帰り旅行から、一生に一度の海外体験まで、規模を気にせず書き出してみましょう。

  1. 家族や気の置けない友人と、国内の温泉地でのんびり過ごす:日帰りでも一泊でも構いません。「特別な予定がない週末」を選ぶくらいの気軽さで書いておくと、実現のハードルが下がります。
  2. 桜や紅葉など、日本の四季を感じられる名所を巡る:同じ場所でも、季節ごとに違う顔を見せてくれます。行きたい時期まで具体的に書いておくと、翌年以降の計画も立てやすくなります。
  3. 一度は行ってみたかった海外の世界遺産を訪れる:写真や映像で見て憧れていた場所は、国名・都市名まで具体的に書き出すと実現に近づきます。
  4. トルコ・カッパドキアで熱気球から朝日を見る:早朝出発のツアーが一般的で、実際に飛ぶ時間は1時間前後です。体力的な負担が比較的軽いのも魅力の一つです。
  5. 船の上で何日も過ごす世界一周クルーズに参加する:数週間から数ヶ月かけて複数の国を巡る旅で、寄港地での観光だけでなく、船内で過ごす時間そのものも楽しみの一つです。
  6. 昔家族で行った思い出の場所をもう一度訪れる:当時と今とでは景色も自分の気持ちも変わっているはずです。誰と一緒に行きたいかもあわせて書いておくと、より具体的な計画になります。

海外旅行を具体的に考え始めたら、終活で海外旅行|行き先の決め方7つの型と保険・持ち物・備えも参考にしてください。

趣味・学び直し

「時間ができたらやろう」と後回しにしてきたことは、多くの場合そのまま忘れ去られてしまいます。仕事や子育てが一段落した今こそ、若い頃に諦めたことへ改めて向き合う好機です。

  1. 若い頃に挫折した楽器をもう一度習ってみる:大人向けの体験レッスンを用意している教室も多く、いきなり本格的に再開しなくても大丈夫です。まずは1回だけ試してみるつもりで書いておきましょう。
  2. 書道や陶芸など、手を動かす趣味をゆっくり極める:短時間でも集中できる作業は、頭を切り替える良い時間になります。作品を家族に配るという楽しみ方もできます。
  3. 資格を取り、新しい分野の知識を身につける:仕事に直結しない資格でも、学ぶこと自体が目的で構いません。同じ目標を持つ仲間との出会いも副次的な楽しみです。
  4. 好きな作家の作品を全部読み返す:新刊を追いかけるだけでなく、あえて昔読んだ作品を読み返すと、当時とは違う感じ方に気づくことがあります。
  5. 家庭菜園や庭いじりを本格的に始める:小さなプランター栽培から始めても、立派な「やりたいこと」の一つです。収穫を家族と分け合うところまで想像しておくと、より楽しみになります。

家族・人間関係

財産の整理や手続きに気を取られがちな終活ですが、本当に後悔しやすいのは「言えなかった一言」や「会えなかった人」だと言われます。関係の整理や感謝の言葉は、思い立ったときに動かないと機会そのものが失われてしまうことがあります。

  1. 疎遠になっていた兄弟姉妹や友人に連絡を取る:連絡先が分からなくなっている場合は、共通の知人を辿ってみるのも一つの方法です。年賀状や近況報告のような軽い形から始めても十分です。
  2. 子どもや孫と、腰を据えて向き合う時間を作る:特別なイベントでなくても、一緒に食事をするだけの時間で十分です。「何を話すか」より「一緒にいる時間」を目的にしましょう。
  3. これまで伝えられなかった感謝の気持ちを言葉にする:手紙という形にしておくと、直接言うのが照れくさい場合でも気持ちを残せます。誰に何を伝えたいか、具体的に書き出しておくのがコツです。
  4. 昔の恋人や親友との思い出を振り返り、会いに行く:実際に会うことが目的でなくても、思い出を書き出すだけでも意味があります。会う場合は近況報告のつもりで気軽に連絡してみましょう。
  5. 家族写真を整理し、アルバムにまとめる:デジタルデータも含めて整理しておくと、家族にとっても見返しやすい形になります。誰と一緒に見返したいかも書いておくと、実現のきっかけになります。

挑戦・自己実現

「もう歳だから」という言葉は、挑戦を諦める理由にはなっても、やめる理由にはなりません。年齢を言い訳にせず、若い頃に憧れていたことへもう一度手を伸ばしてみるジャンルです。

  1. 若い頃に憧れていた仕事や活動に挑戦してみる:本業として働かなくても、ボランティアや副業という形で関わる方法もあります。関わり方の規模は後から決めれば十分です。
  2. マラソンや登山など、体を動かす目標を立てる:いきなりフルマラソンや高い山を目指す必要はなく、まずは近所を歩く距離を伸ばすことから始めても構いません。
  3. 自分の人生を振り返って自伝や手記を書く:立派な文章である必要はなく、年表形式で出来事を箇条書きにするだけでも十分な記録になります。
  4. 起業や副業など、新しいことを始めてみる:小さく始められる形態も増えているので、規模を気にせず思いついたことをまず書いておきましょう。
  5. これまで触れたことのないジャンルの映画・舞台・音楽に触れる:普段選ばないジャンルほど、新しい発見につながりやすいものです。誰かに勧められた作品から始めるのも一つの方法です。

「老後の生きがい探し」という視点から考えたい場合は、終活と老活の違い|老活で何をするか・年代別の始め方まで解説も参考になります。

日常のささやかな願い

「やりたいこと」というと大きな目標を想像しがちですが、日々の暮らしの中にある小さな幸せを大事にしたいという願いも、立派な「やりたいこと」です。むしろ、こうした願いのほうが実現のハードルが低く、書いてすぐ行動に移しやすいという利点もあります。

  1. 毎朝好きな音楽を聴きながらコーヒーを飲む時間を作る:特別な準備がいらない分、今日からでも始められます。小さな習慣ほど、書いた直後から実行できる強みがあります。
  2. 季節ごとに旬の食材を使った料理を楽しむ:レシピを覚えることそのものも、新しい趣味になります。旬のものを取り入れるだけで、いつもの食卓に変化が生まれます。
  3. ペットを飼う、または動物と触れ合う時間を増やす:飼うことが難しい場合は、動物カフェや保護猫施設でのふれあいという選択肢もあります。まずは触れ合う時間を増やすところから書いてみましょう。
  4. 部屋を好きなインテリアで整え直す:大きな模様替えでなくても、好きな小物を一つ置くだけで気分が変わります。毎日過ごす場所だからこそ、後回しにせず書いておく価値があります。
  5. 一人の時間を大切にし、静かに読書や散歩を楽しむ:誰かと一緒に過ごす時間だけでなく、一人の時間そのものを願いとして書いても構いません。何をするかより、どう過ごしたいかを大事にしましょう。

社会貢献・恩返し

自分自身のためだけでなく、これまでお世話になった人や社会に対して「何かを残したい」という気持ちも、終活を意識し始めた人によく見られる願いです。

  1. ボランティア活動に参加する:単発の活動から始められるものも多く、興味のある分野を探してみましょう。継続できるかより、まず一度参加してみることを目標にすると始めやすくなります。
  2. お世話になった人や団体に恩返しをする:金銭的な形だけでなく、手伝いや言葉で返す方法もあります。誰に、どんな形で返したいかを具体的に書いておきましょう。
  3. 若い世代に自分の経験や技術を伝える:地域の教室や勉強会など、経験を伝える場は意外と身近にあります。特別な資格や肩書きがなくても、伝えられることは必ずあります。
  4. 寄付や地域活動を通じて社会とつながる:金額の大小より、続けやすい形を選ぶことが長く関わるコツです。まずは関心のある分野を書き出すところから始めてみてください。

書いたあとにできる3つの工夫

リストを書いて終わりにせず、次の一歩につなげるための工夫を紹介します。

① 優先順位をつけてみる

30個すべてを同時に叶えようとする必要はありません。「体力が必要なものから先に」「費用がかからないものから気軽に」など、自分なりの順番をつけておくと、どれから手をつけるか迷わなくなります。

② 1つだけ、次の休みの予定に組み込んでみる

「いつかやりたい」のままでは、何年経っても手をつけないことがあります。リストの中から1つだけ選び、次の休日や来月の予定に具体的に組み込んでみましょう。実行できたら、リストにチェックを入れる達成感も味わえます。

③ 誰かに話してみる

家族や友人に「実はこんなことをやってみたいと思っている」と話してみると、思わぬ協力者が見つかることがあります。一緒に旅行に行きたいと言ってくれる人が現れたり、詳しい知人を紹介してもらえたりすることも珍しくありません。

費用・相場の目安

「やりたいこと」の中には、費用感をつかんでおくと現実的に計画しやすいものもあります。旅行・趣味を例に、代表的な目安をまとめました。

同じ「海外旅行」でも、近場のツアーから世界一周クルーズまで費用の幅は非常に大きくなります。まずは大まかな相場感をつかんでおくと、リストに書いた願いを実現手段に落とし込みやすくなります。

やりたいことの例費用の目安
国内の日帰り旅行日帰りバスツアーで4,990円台〜
トルコ・カッパドキアの熱気球ツアー1回130〜250ユーロ程度(現地手配)
世界一周クルーズ相部屋利用で100万円台〜、個室なら300万円台〜
趣味の習い事(月謝制)月5,000〜10,000円程度が一般的
楽器のレッスン(個人・グループ)月8,000〜15,000円程度が目安
資格取得の受験料資格により数千円〜数万円と幅がある

※上記はいずれも目安です。旅行代金は為替・シーズン・事業者により変動するため、実現を検討する段階で最新の金額を確認してください。

楽器や資格は、教室・通信講座・独学など学び方によっても費用が大きく変わります。まずは体験レッスンや説明会など、費用が小さい入り口から試してみるのがおすすめです。

費用に幅があるからこそ、まずは「やりたい」という気持ちを先に書き出し、実現方法は後から考えるのがおすすめです。

旅行を「やりたいこと」に選んだ方へ

よくある失敗と注意点

失敗1:遠慮して当たり障りのないことしか書かない
「迷惑をかけたくない」「贅沢だと思われたくない」という気持ちから、本音を隠して当たり障りのないことばかり書いてしまうケースです。結果として、後から読み返しても「本当は何がしたかったのか」が伝わらないリストになってしまいます。このリストは誰かを説得するための書類ではありません。まずは自分の本音を優先しましょう。

失敗2:家族の目を気にしすぎて本音を書けない
「これを書いたら家族に心配される」「反対されそう」と考えすぎると、手が止まってしまいます。誰かに見せる前提にしなくても構いません。自分だけのメモとして書くという選択肢も持っておきましょう。

失敗3:書いたきり見返さず、更新しない
一度書いたリストを見返さないまま何年も放置し、気持ちの変化に合わなくなってしまうことがあります。年に1回、誕生日や年末など決まったタイミングで見直すと、リストが「今の自分」に合ったものであり続けます。書いた当時は本気だったことが、今見ると興味が薄れている、ということも珍しくありません。

ケース別|こんなときどうする

体力に不安があり、旅行はもう難しいと思っている場合
「もう歩けないから」と最初から諦めてしまうのは早計です。体力面が心配な場合でも、移動や日程の組み方次第で選べる旅行の形はあります。移動の負担が少ないクルーズ旅行や、荷物を最小限にした近場の旅行など、選択肢は一つではありません。
クルーズ旅行と個人旅行、体力に不安がある人はどちらが向いている?(準備中)で詳しく解説予定です。

一度は海外の景色を見てみたい場合
「一生に一度」という強い気持ちがあるなら、リストに書いて終わりにせず、行き先選びから具体的に考え始めるのがおすすめです。
終活で海外旅行|行き先の決め方7つの型と保険・持ち物・備えも参考にしてください。

やりたいことの具体的な費用感を知りたい場合
「実現できそうか」を判断する材料として、費用の相場感を先に知っておくのも一つの方法です。特に旅行は選び方次第で総額が大きく変わるため、幅を知っておくと計画が立てやすくなります。
バケットリスト旅行の費用感まとめ|熱気球・世界一周クルーズ・現地アクティビティ(準備中)で詳しく紹介予定です。

一人暮らしで、将来への不安も含めて考えたい場合
「やりたいこと」だけでなく、日常の備えもあわせて考えておきたい方は、一人暮らしの終活は何をする?おひとりさまの7つの準備と孤独死対策も参考になります。

紙に書くか、アプリで書くか迷う場合
思いついた時にすぐ書き足せる手軽さを重視するなら、アプリという選択肢もあります。
エンディングノートアプリの特徴と注意点|19項目の比較表と紙との使い分けで紙との使い分けを解説しています。

きょうだいや夫婦で一緒に書いてみたい場合
一人で書くよりも、話しながら書くほうが思い出や願いが引き出されやすいこともあります。
それぞれ別のノートに書いてから見せ合うと、遠慮なく本音を書きやすくなります。

よくある質問

Q. 「やりたいことリスト」は何個くらい書けばいいですか?
決まった数はありません。まずは3〜5個から書き始め、思いついたときに追加していく形で十分です。

Q. 実現できそうにないことでも書いていいですか?
はい。実現可能性は後から考えれば十分です。まずは本音を書き出すことを優先してください。

Q. 家族に見せることを前提に書くべきですか?
どちらでも構いません。見せる前提だと書きにくい内容もあるため、まずは自分だけのメモとして書き、共有する部分だけ後で選ぶという方法もあります。

Q. 「やりたいことリスト」に財産の分け方を書いてもいいですか?
書くこと自体は自由ですが、法的に有効な形で残したい場合は別途遺言書が必要です。エンディングノートのこの欄はあくまで希望を書く場所と考えてください。

Q. 一度書いたリストは変更してもいいですか?
もちろんです。気持ちや状況は変わるものなので、定期的に見直して書き直すことをおすすめします。

Q. 実例をそのまま書き写してもいいですか?
構いません。ただし、自分の本音とずれていると感じたら、遠慮なく自分の言葉に書き換えてください。

Q. 書くことがまったく思いつかない場合はどうすればいいですか?
無理に書こうとせず、まずは今回紹介した実例の中から「少しでも気になったもの」を1つ選んでみてください。書き進めるうちに、他にも思いつくことが増えていきます。

Q. 若い頃の趣味を再開する場合、何から始めればいいですか?
いきなり本格的に再開しようとせず、まずは体験教室や単発のレッスンから試してみると、無理なく感覚を取り戻せます。

Q. リストの実例はジャンルをまたいで選んでもいいですか?
もちろんです。旅行と趣味、家族と挑戦など、ジャンルをまたいで組み合わせても構いません。ジャンル分けはあくまで書き出す際のヒントです。

Q. 子どもや孫にリストを見せるタイミングはいつがいいですか?
決まったタイミングはありません。何かの折に自然に話す程度でも十分ですし、あえて見せずに自分だけの記録として持っておいても問題ありません。

まとめ|まずは3つ、本音で書き出してみる

「やりたいことリスト」欄は、立派な目標を書く場所ではありません。

実現できるかどうかを気にせず、本音でやりたいことを書き出すための欄です。今回紹介した実例30個から、気になるものを3つだけ選んで書いてみてください。

旅行・趣味・家族・挑戦・日常・社会貢献、どのジャンルから書き始めても構いません。大切なのは完璧なリストを作ることではなく、今の自分の本音を紙(またはアプリ)の上に残しておくことです。

そこから、具体的な計画を考えるのはいつからでも遅くありません。書き出した瞬間から、それは単なる願望ではなく、実現に向けて動き出せる「リスト」に変わります。まずは1つ、次の休みの予定に組み込むところから始めてみてください。

おすすめの記事