本ページはプロモーションが含まれている場合があります。
この記事では断捨離の意味にはじまり、断捨離のコツや流れについてわかりやすく解説しています。
▼この記事を読んで理解できること ・断捨離の意味 ・断捨離とミニマリストの違い ・断捨離のコツや流れ |
そのほか、終活.comおすすめの断捨離本なども記事内で紹介しています。
終活において生前整理や老前整理にも直結する断捨離について、ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。
目次
断捨離とは
▼断捨離とは?
断捨離(だんしゃり)とは、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想であり、やましたひでこ(山下英子)の著書において発表された。
「断捨離」「クラターコンサルタント」は山下英子の登録商標である。
ウィキペディア(Wikipedia)によると、断捨離とは「やましたひでこ」さんが書いた本の中で発表された言葉になっています。
やましたひでこさんの著書とは、2009年に発売された『新・片づけ術「断捨離」』という書籍になります。
※2016年時点で累計300万部超え
当記事内「断捨離に役立つおすすめの本」でも紹介しています。
次に、断捨離の概要も合わせて引用掲載させていただきます。
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。
ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは一線を引く。
ヨガの「断行・捨行・離行」と聞くと少し難しそうに聞こえますが、断捨離が単なる片付けという意味合いではないという事がわかります。
簡単に言うと「断捨離とは不要な物が入ってくるのを断ち、要らない物を捨てて、物への執着から離れる」という事です。
参考断捨離 英語で何と言う? minimalism(ミニマリズム) decluttering(デクラーテリング) |
流行語大賞
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、断捨離は2010年の流行語大賞にノミネートされています。
やましたさんの著書の人気や流行語大賞にノミネートもあり、多くの方が断捨離という言葉を知るようになったのではないでしょうか。
もったいない精神、物を捨てられないという日本人に多い悩みに断捨離はマッチしているように思えます。
同時に、断捨離は終活において生前整理に通ずるものがあると感じられます。
生前整理とは、簡単に言うと自分が元気なうちに行う身辺整理の事で、物の整理という意味で共通しています。
▼あわせて読みたい終活.comの生前整理に関する記事
ミニマリストとの違い
断捨離と合わせて近年注目されている「ミニマリスト」という言葉。
ミニマリストと断捨離は違いがあるのか?など、疑問を抱かれている方は少なくないようです。
▼ミニマリストとは?
ミニマリストをウィキペディア(Wikipedia)で調べると、次のように記載されています。
最低限度の物だけを持って生活するライフスタイル
「断捨離」を参照
断捨離を参照という事は、ミニマリストも断捨離も同じ意味なのでしょうか?
どちらも「物を捨てる」という行為は共通しています。
ミニマリストの意味について、もう少し掘り下げて調べてみると
最小限のことしかしない人。最低限必要なものしか持たない人。
つまり、物だけではなく、その人の行動も必要最小現であることがミニマリストだと言えます。
明確な違いが定義されているというわけではありませんが、終活.comの解釈として
ここが違う・断捨離は「物」に対する考え
・ミニマリストは「生活(ライフスタイル)」に対する考え
と、捉えています。
断捨離もミニマリストも、どちらも自身の生活を豊かにする為の考え方です。
そういった意味では断捨離もミニマリストも、終活においてどちらも役立つ考え方だと言えるのではないでしょうか。
断捨離はいつからはじめるべき?
「物を片付ける・整理する」という意味合いでは、断捨離は生前整理や老前整理と共通しているところがあります。
断捨離…家にずっとあるいらない物を捨てる 生前整理…自分が元気なうちに行う 老前整理…自分が老いる前にはじめる |
断捨離・生前整理・老前整理いずれにも共通している事ですが、「何歳から始めるのが最適」という決まりがありません。
ですが、終活そのものが『人生の最期まで素敵なひとときを送るため』であると考えると
「断捨離は自身が元気なうちからはじめるべき」
だと言えるのではないでしょうか。
終活における断捨離の役割は、身辺整理(物の整理)にあたるものだと思います。
次の項目では、断捨離のやり方・コツや方法、テクニックについて解説しています。
断捨離のやり方
いざ断捨離をはじめるにも、闇雲に行うのは好ましくありません。
終活.comでは、断捨離のコツやテクニックとしてまとめたものを解説交えて紹介します。
断捨離のコツ
断捨離をスムーズに行っていく為のコツを、一連の流れとしてまとめました。
コツその1物の分類 断捨離をはじめる際、まず最初に行ったほうがいいとされているのは分類作業です。 ・衣類 大きく分けると上記3つの種類に分けられるかと思います。 コツその2種類ごとに分類した物を一箇所にまとめる なぜ? 一箇所にまとめる事で、自身が何をどれくらい持っているのか?種類とその量の把握が出来る為種類別に分けた物を一箇所にまとめる事は、一度に断捨離できるスピードが上がるという意見も多く出ています。 コツその3優先順位を考える ・捨てる物(捨てやすい物) 断捨離は基本的に『自身にとって捨てにくい物』は後回しにするべきです。 ※捨てにくい物の例)写真・アルバムなど 一般的には洋服など衣類からはじめる方は多いようです。 コツその4断捨離の基準を設定 断捨離を行う為に自身の中で基準を決めます。 ・日常的に使う物 これら4つの基準で考えると、『自身にとって捨てにくい物』の判断がしやすくなります。 コツその5リサイクルショップなどの活用 捨てる物の中で、売れる物もしくは売れそうな物がある場合は、リサイクルショップなどの業者を有効活用しましょう。 売れる物は単純にご自身の片付け・整理が楽になりますし、お金に代えられるので一石二鳥です。(※) 捨てる物の中から”お宝品”が潜んでいるかもしれません。 |
(※)単に物を捨てるという断捨離の観点で見ると「要らない物・捨てる物」は売るよりもゴミとして出すのが手っ取り早くスムーズではあります
断捨離をスムーズに行うための一連の流れを解説しましたが、自分で行う以外にもスムーズな方法はあります。
物が片付けられない、部屋の片付けができないといった方を中心に依頼の多い業者「家事代行・掃除サービスのイエキーピング」は、1,980円と料金的にもリーズナブルで手軽に利用可能です。
ほか、断捨離のコツに関して当記事内「断捨離と運気の関係」でも少し触れているので、ぜひ合わせてお読み頂けると幸いです。
断捨離に関する買取業者やアプリ
前項の断捨離のコツで紹介した『リサイクルショップなどの活用』について、解説していきます。
実際に老若男女問わず、断捨離時にリサイクルショップや買取業者を活用されている方はわりと多くあります。
断捨離でおすすめの買取業者
リサイクルショップなどの買取業者について、特徴や買取方法などがわかる形で紹介しておきます。
– ZOZOTOWN(ゾゾタウン)- 出典:ZOZOTOWN
|
要らない洋服などを詰めるバッグが無料でご自宅に届き、送料やキャンセル料、買取成立の際の振込手数料など全て無料となっているのがZOZOTOWNの買取サービスです。
– トレジャーファクトリー – 出典:トレジャーファクトリー
|
トレジャーファクトリーの「トレファク引越」では、生前整理や遺品整理に関するコラムを掲載しているので、買取業界における終活の浸透性が伺えます。
ZOZOTOWN(ゾゾタウン)もトレジャーファクトリーも、ウェブサービスなのでPC・スマートフォンでご利用できます。
また、アプリ(アプリケーション)でも利用できます。
▼ZOZOTOWN(ゾゾタウン)アプリ ・iphone(アイフォン)の方はこちら ・Android(アンドロイド)の方はこちら |
▼トレジャーファクトリーのアプリ(トレファクアプリ) |
次に、業者が買い取ってくれるタイプではなく、個人間でフリマ(フリーマーケット)形式で利用できるアプリについても紹介しておきます。
断捨離でおすすめのアプリ
断捨離の際、よく利用されているアプリとして名前が挙がるのは、いわゆるフリマアプリと呼ばれるタイプのアプリになります。
▼フリマアプリとは? 不要になった衣類や小物雑貨などの物品を個人間で売買できるスマートフォン向けのアプリのこと |
※フリマとは「売ります買います」のフリーマーケットの略称
▼楽天のフリマアプリ「ラクマ」
≪ラクマの特徴≫ ▼出品手数料無料の楽天のフリマアプリ「ラクマ」 |
▼メルカリ
≪メルカリの特徴≫ ▼スマホでかんたんフリマアプリ「メルカリ」 |
メルカリもまたラクマ同様に、断捨離を目的として利用されている方が多いフリマアプリになります。
フリマアプリは個人差もありそうですが、断捨離や生前整理、終活において有効活用できるものではないでしょうか。
気になる方は一度チェックしてみるといいでしょう。
断捨離に役立つおすすめの本
今や断捨離に関する書籍はamazon(アマゾン)等でも「断捨離」と検索すると、結構な数あるのがわかります。
・片付けが苦手な方
・自分はズボラだと思う方
・とにかくすっきり整理したい方
といった方には特に役に立つような内容になっているものが多く出ています。
≪終活.comがおすすめする断捨離本4選≫
人生を変える断捨離(やましたひでこ/著) | 新・片づけ術 断捨離(やましたひでこ/著) |
人生がときめく片づけの魔法(近藤麻理恵/著) | 1週間で8割捨てる技術(筆子/著) |
この記事の最初の項目でも触れた断捨離の第一人者・やましたひでこさんの著書『新・片づけ術「断捨離」』
『人生がときめく片づけの魔法』の著者・近藤麻理恵さん(通称こんまり先生)は、マンガで読める片付け本も著書にあり、20代や30代の若い方から評価が高いです。
インパクトあるタイトル『1週間で8割捨てる技術』の著者・筆子さんは、カナダに住むミニマリスト主婦として有名ブログ「筆子ジャーナル」を運営されています。
いずれの本も断捨離に役立つものとなっていますので、興味がある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
断捨離セミナー・講演会
断捨離といえば、やましたひでこさん。
ここまでの項目でも断捨離の生みの親であることは紹介してきました。
そんなやましたさんは断捨離セミナーも全国で開催されているようです。
『断捨離 やましたひでこ公式サイト』にて、セミナーや講演会の情報をチェックすることができます。
※セミナーは原則として当日の参加は受け付けておらず、事前申込みの形となっているようです。
断捨離トレーナー
やましたひでこさんは、『断捨離トレーナー』の養成講習も行われているようです。
断捨離トレーナーとは? やましたひでこさんの養成講習で取得可能な資格で、断捨離トレーナーという肩書きを持たれている方は共通して『やましたひでこ公認断捨離トレーナー』と表記している |
ご自身の名前の前に『やましたひでこ公認断捨離トレーナー』と表記して、断捨離のセミナーなど行われている方も結構いらっしゃいます。
ちなみに、断捨離を実践している方々の総称をダンシャリアンというそうです(断捨離アンとも)。
断捨離と運気の関係
断捨離をする事で、運気が上がる(アップする)と言われているようです。
なぜ断捨離をすると、運気が上がるのでしょう?
終活.comが考える理由としては、『過去と現在の意識』にあると捉えています。
例えば、現在の自身にとって必要な物なのか?
という考え方がしっかりと出来れば、基本的に自宅の中で不用物が増えていく事は無いと言えます。
なぜなら、不用物が増える原因・要因は
『自身の意識が現在ではなく、過去にあるから』
そう考えられるからです。
写真やアルバム、賞状やトロフィーなど、過去の栄光を惜しんだりして今現在使っていない・使うこともない物を残している方は多いのではないでしょうか。
断捨離による運気アップとは 「これは今現在の自分に必要なのか」という事を考えて物を捨てたり整理する |
といった点から断捨離=運気向上と言われているのではないかと感じます。
また、『断捨離をする際、自身の意識を今現在に』というのは断捨離のコツでもあると言えます。
まとめ
断捨離について紹介してきましたが、最後にまとめると次の通りです。
・断捨離のコツは、分類→把握→優先順位→基準
※基準については
・日常的に使う物
・1年以上使ってない物
・同じ種類で複数(二つ以上)あるもの
・未使用品
これらの基準を考える際、自分自身の意識を今現在におく事。
終活において、断捨離を上手に行う事ができれば、生前整理や老前整理に役立つ事にもなります。
終活.comでは、老いる前にはじめる老前整理についてもわかりやすくまとめています。
▼あわせて読みたい終活.comの老前整理について