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加藤茶さんといえば、若い頃からザ・ドリフターズの一員として「8時だョ!全員集合」「ドリフ大爆笑」など立て続けに大人気番組でお茶の間に知られています。
奥様のインスタグラムで現在の写真も投稿されていますし、テレビなどメディア出演も元気にされています。
そんな加藤茶さんですが一時は大病も患ったことや年齢的なこともあってか、終活についてご本人の口から実は色々と話をされていたんです。
そこには仕事の姿勢や「加藤茶らしさ」が垣間見えます。
加藤茶さんプロフィール
上の動画は葬祭施設「さがみ典礼」公式チャンネルのCM動画(加藤さんの終活篇 30秒)で、エンディングノートを書いている加藤茶さんが映っています。
「さがみ典礼」について
1級葬祭ディレクターを含む経験と知識を持つスタッフ在籍・業界初のエンバーミング技術を導入など、50年以上の歴史ある葬祭施設で、自社斎場数は関東一円や北関東中心にその数300を超えます。(うち埼玉県内では業界最高数)
また、終活カウンセラーによる無料相談なども行っています。
▼さがみ典礼CM「パネル」篇 30秒
同CM(上の動画とは別)は居酒屋・音楽スタジオの2バージョンあり、「先輩らしい良い葬儀だったね。(中略)もっといろんな話聞きたかったな」という台詞がありました。
ネット内ではこの台詞が左とん平さん(加藤茶さんの前にさがみ典礼のイメージキャラクターを前任されていた)を意識したものではないかと思い起こす方もいました。
左とん平さんは2018年死去されましたが、加藤茶さんとはとても親交が深く、左とん平さんのお別れの会で加藤茶さんが弔辞を読んだことからもそのことが伺えました。
ちなみに、2012年に亡くなられたタレントの小野ヤスシさんを含め「3兄弟」と呼ばれるほどの親しさだったそうです。
加藤茶さんは、「カトちゃん(加トちゃん)」の愛称でシニア世代・ミドルエイジ世代の方には説明不要といっていいほど全国的にも認知されている有名人です。
ドリフやカトちゃんケンちゃん、これまでの出演番組はどれも人気番組ばかりと輝かしいものです。
そんな加藤茶さんのプロフィールを簡潔に以下紹介させていただきます。
▼1943年3月1日、東京都世田谷区生まれ
▼1962年:故・いかりや長介さんがリーダーを務めたザ・ドリフターズに加入
▼1964年:ドリフ初のレギュラー番組内で「加トちゃんぺ」のギャグにより一躍人気者となる
▼1969年:国民的大人気番組「8時だョ!全員集合」がスタート(1985年まで放送)
▼1972年:「ちょっとだけよ」のギャグが大ブレイク
※「8時だョ!全員集合」は平均視聴率27.3%、最高視聴率は脅威の50.5%(最盛期は40~50%の視聴率)
▼1977年:「ドリフ大爆笑」スタート(~1998年5月以降は総集編で不定期放送)
▼1986年:志村けんさんと司会で「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」スタート(~1992年まで放送)
タモリさんやビートたけしさん・明石家さんまさん・同じドリフのメンバーだった志村けんさんもそうですが、加藤茶さんも間違いなく日本を代表するコメディアンの1人だといえます。
最近ではフジテレビ系番組「ダウンタウンなう」に奥様の加藤綾菜さんと出演されていました。(2019年10月18日放送)
【『ダウンタウンなう』】加藤茶・綾菜夫妻と釈由美子が登場! https://t.co/OmI1zW20KL
— フジテレビ (@fujitv) October 17, 2019
奥様の加藤綾菜さんとは2011年に結婚し、「45歳差」ということで何かと注目されましたが、ご夫婦の仲の良さや絆は年々増していっているように感じられます。
ちなみに、奥様の加藤綾菜さんですが2019年6月に、芸能事務所に入ったというニュースが報道されました。
綾菜さんが芸能事務所に入り芸能活動をするように勧めたのが、加藤茶さんだそうです。
加藤綾菜さんの芸能活動は加藤茶さんの終活の一環
出典:https://www.instagram.com/katoayana0412/
奥様の綾菜さんが芸能事務所に入った理由は、加藤茶さんの終活の一環としてのようです。
加藤綾菜さんの公式インスタグラム:@katoayana0412
これには加藤茶さんの奥様への愛情や気遣い、そしてご自身の「終活」を考えられていることが伺える内容だと感じられました。
次の項目より、その裏付け的な背景について紹介していきたいと思います。
加藤茶さんは遺言書をすでに書いている
前述したように奥様の綾菜さんの芸能事務所入りを勧めたのが加藤茶さんです。
ただ、なぜ加藤茶さんの終活の一環なのか?
実は、加藤茶さんは3年前には遺言書を作成していたそうです。
加藤茶さんは3年前に大病を患ったことから、ご自身1人だけで弁護士の方に会いにいって遺言書を作成したそうです。
遺言書を用意するのは死期を悟ってからでは遅い、元気なうちに書いておくべきだと番組内で解説されると、他の演者さんから綾菜さんに「茶さんに早めに書いてもらわないと」と振っていました。
そこで綾菜さんは加藤茶さんがすでに遺言書を作成済みだという話をされていました。
加藤茶さんご本人の口から終活に関して以前話していた
3年前には遺言書の作成を行っていた加藤茶さんですが、3年前というと2016年です。
その少し前の2015年の11月23日、加藤茶さんはある映画の公開直前イベントに登場していました。
その映画は「ハッピーエンドの選び方」というイスラエルのドラマ映画で、イスラエル版「おくりびと」と呼ばれている作品です。
▼「おくりびと」(邦画)
・2008年公開
・日本映画として初めてアカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画
・終活を行うにあたってオススメの映画
▼加藤茶さんが登壇した映画「ハッピーエンドの選び方」予告編
あらすじ
エルサレムの老人ホームに暮らす発明好きのヨヘスケル。
親友マックスからある日、望まない延命治療に苦しまずに、発明で安らかに死なせてほしいと頼まれることに。
お人よしのヨヘスケルは妻の猛反対を押し切り、親友マックスを助けたいという一心で最期を迎える装置を発明するが…
▼「ハッピーエンドの選び方」DVD
「ハッピーエンドの選び方」終活.comコメント
安楽死よりも広い概念で捉えられている尊厳死(尊厳をもって迎える自然な死)について考えさせられる内容で、死期が間近な人間の描写は切なくもありますが、海外の作品らしい”いわゆる悲壮感”なく描かれていると感じました。
心の響くシーンが多い一本だと思いますし、「尊厳死とは何か?」を知るには適した映画だと思います。
あまり言うとネタバレとなってしまいますが、予告編の雰囲気と本編は観る人によって「これってあの予告編の映画なの?」と感じてしまうかもしれません。
気になる方は一度全編観てみるとよいでしょう。
実はこの映画のイベントの際、加藤茶さんは終活について語っていました。
▼加藤茶さんの「理想の最期」など、終活トークの様子がわかる動画がこちらです
動画のポイント
0:12~ 理想の「最期」とは?
0:44~ 家族の方と「最期」について話すことはあるか?
「死ぬ時は人に笑ってもらいたい」
「周りは泣くんじゃなくて笑ってもらいたい」
「死ぬ時に何かネタを考えてから死にます」
「いつまでも笑ってもらいたい」
といった発言を加藤茶さんご自身から話されています。
そして、奥様の綾菜さんには
「いい人がいたら再婚してくれ」
と話したということを話されていましたが、奥様からは「まだそんなことは聞きたくない」といわれたそうです。
加藤茶さんは、こうした終活トークの中で一番考えるのは奥様のことだと話されていました。
もしも、自身が認知症になってまい「自宅を出て何処かに出かけてしまったらそのまま探さないでくれ」と。
「のたれ死にでも人を笑わして死んでりゃいい」
といったことを語っていました。
終活.comが思うに、加藤茶さんの終活とは笑う活動と書いて「笑活(しょうかつ)」といえるような気がします。
まとめ
ザ・ドリフターズの一員であり、加藤綾菜さんを奥様に持つ加藤茶さんの終活について紹介しました。
加藤茶さんの終活について最後にまとめると
・奥様の綾菜さんが芸能事務所入りしたのは加藤茶さんの終活の一環
・遺言書はすでに作成済み
・死ぬ時は人に笑ってもらいたいと考えている
ある番組では加藤茶さんは納棺時のことについて
「参列者が棺を覗き込んだら俺がカトちゃんぺってやってたら笑うだろ」
といったようなことを話していました。
やはり「笑ってもらいたい」とご本人がおっしゃっているのは本当なんじゃないかと思います。
最後に、あえて親しみを込めて「カトちゃん」と言わせていただきますが、上記のような発言は「カトちゃんらしさ」がとてもよく表れていると思いました。
「らしさ・その人らしさ」というのは終活の形にもそのまま表れるんじゃないでしょうか。
2019年3月に亡くなられた内田裕也さんのお別れの会(Rock’n Roll葬)では内田裕也さんが生前によく聴いていたエルビス・プレスリーやビートルズなどの音楽が流されたそうですが、「内田裕也らしさ」が出ているといえます。
終活は自身のため・大切な家族のため、どちらでもあります。
「本人らしさ」「その人らしさ」を周りの人たちが汲んであげることで、それは素敵な形になるような気がします。
カトちゃんの場合、今や誰よりも理解して気持ちを汲んでくれるのが奥さんの綾菜さんなのではないでしょうか。
今後ともお二人仲良く、そしてまだまだ皆さんカトちゃんには元気に笑わせてもらいたいと思っていることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
よかったら是非このあと以下の記事をご覧ください。
今回特集させていただいた加藤茶さんもコメディアンですが、芸人・お笑いタレントと終活について書いています。