エンディングノートに書く33項目リスト|書くタイミングと家族との進め方

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エンディングノートを買ったのに、数ページで止まっている。あるいは、何を書けばよいか分からないまま買っていない。どちらも原因は同じで、「全部書かなければ」と思っているからです。以下は、エンディングノートに書く項目を33に整理し、6つの束に分けた一覧です。最初に書く5項目、書くタイミング、家族と一緒に書く方法も載せています。全部書く必要はありません。

結論

  • 書く項目は33。ただし全部書かなくてよい
  • 33項目は6つの束に分かれる。束ごとに書けば、途中で止まりません
  • 最初に書くのは5項目だけ。ここで家族が困る場面の大半が消えます
  • 書くタイミングは家族が集まる時期がおすすめ。理由は本文で
  • 暗証番号とパスワードは書かない。これだけは守ってください
  • エンディングノートに法的効力はありません。財産の行き先は遺言書で

目次

  1. 書く項目33の一覧(6つの束)
  2. 最初に書く5項目
  3. 束ごとの中身と、書き方のコツ
  4. 書くタイミングと、家族が集まる時期を選ぶ理由
  5. 家族と一緒に書く方法
  6. 親に書いてもらうときの切り出し方
  7. 書いてはいけないこと
  8. 保管場所・伝え方・更新のしかた

書く項目33の一覧

束項目優先
①自分のこと1氏名・生年月日・本籍
2血液型・アレルギー
3マイナンバーカード・保険証の保管場所
4これまでの経歴(簡単に)
②医療・介護5かかりつけ医と病院名◎
6持病と飲んでいる薬(お薬手帳の場所でも可)◎
7延命治療についての考え◎
8介護が必要になったときの希望
9認知症になったときに任せたい人
10臓器提供・献体の意思
③お金11取引のある金融機関(残高は不要)◎
12ネット銀行・ネット証券◎
13加入している保険と証券の場所
14年金の種類
15借入・ローン・保証(なければ「なし」)◎
16不動産(所在地と権利証の場所)
17貸金庫・人に貸しているお金
④手続き・契約18携帯電話・インターネット回線
19電気・ガス・水道の契約
20月額のサービス・定期購入
21クレジットカード
22使っているデジタルのサービス名
23実印・印鑑登録証・重要書類の場所
24車・バイク・自転車
⑤最期のこと25知らせてほしい人(名前と電話)◎
26知らせなくてよい相手
27葬儀の規模と形式の希望
28お墓・納骨の希望
29遺影に使ってほしい写真の場所
30ペット・大切なものの託し先
⑥気持ち31家族へのメッセージ
32お世話になった人へ
33読まずに処分してほしいもの

◎=最初に書く5項目(詳しくは記事の後半で)

この表を見て「多い」と思った方へ

全部書く必要はありません。◎のついた5項目だけで、家族が困る場面の大半は消えます。残りは、書けるところから、何年かけても構いません。この表は「全部埋めるチェックリスト」ではなく、「書ける項目を探すための地図」だと思ってください。

全部書かなくてよい理由

よくある止まり方原因解き方
1ページ目の自分史で止まる市販のノートは自分のことから始まる構成が多い①の束を飛ばす
家族へのメッセージが書けない何を書けばよいか分からない⑥の束は最後でよい
財産の欄で止まる調べないと書けない項目が多い金額は書かず、名前だけ
介護の希望を飛ばす考えたくない一行でよい
空欄が増えて開かなくなる全部埋めようとしている埋まった項目だけで十分

順番を変えるだけで、驚くほど進みます

市販のノートは①自分のことから始まる構成が多く、そこで力尽きる方が大半です。ところが家族が実際に必要としているのは、②医療・③お金・⑤最期のことです。①と⑥は最後で構いません。この記事の一覧は、書きやすい順ではなく「家族が困る順」に並べています。

最初に書く5項目

項目書く内容時間
5かかりつけ医病院名。持病と薬はお薬手帳の場所でも可3分
7延命治療の考え一行でよい。「望まない」「家族に任せる」でも2分
11・12金融機関銀行名と支店名。残高も口座番号も不要5分
15借入・保証なければ「なし」と書く2分
25知らせてほしい人名前と電話番号。家族が知らない人こそ5分

合計17分です

この5つで、家族がいちばん困る場面はほぼ解消します。とくに「借入なし」の一行は効きます。相続放棄の判断期限は3か月で、この一行がないと家族はその3か月を「本当に借金がないのか」を確かめることに使うからです。まず17分。ここから始めてください。

①自分のこと(項目1〜4)

  • 本籍は意外と本人しか知らない。戸籍を取るときに必要になります
  • 血液型・アレルギーは、救急のときに役立ちます
  • マイナンバーカードと保険証の保管場所
  • 経歴は書かなくてよい項目です。書きたければ数行で
  • 自分史から始めると止まるので、この束は最後でよい

②医療・介護(項目5〜10)

項目書き方の例
かかりつけ医◯◯医院(電話は診察券に記載)
持病と薬お薬手帳は台所の引き出しにあります
延命治療望みません/家族の判断に任せます
介護の希望できれば自宅で。難しければ施設でも構いません
任せたい人私が判断できなくなったら、◯◯に決めてほしい
臓器提供・献体意思表示カードや登録の有無と、その場所

項目9(任せたい人)は、書ける人が少ない割に効きます

「自分が判断できなくなったとき、誰に決めてほしいか」を1人書いておくと、家族の負担が大きく変わります。家族が複数いると必ず意見が割れるからです。本人が指名しておけば、その人も、他の家族も納得しやすくなります。書いたら、その人に伝えてください。

③お金(項目11〜17)

項目書くこと書かなくてよいこと
金融機関銀行名と支店名残高・口座番号
ネット銀行・ネット証券会社名(通帳がないので必須)ログイン情報
保険会社名と、証券の保管場所保障の内容
年金種類。基礎年金番号が分かるものの場所金額
借入・保証借入先。なければ「なし」金額(変わるため)
不動産所在地と、権利証の保管場所評価額
貸金庫どの金融機関か中身の詳細

金額を書かないほうが、続きます

残高は変わります。書けば更新が必要になり、更新が面倒になればノートごと放置されます。家族が必要としているのは金額ではなく「どこの銀行か」です。銀行名さえ分かれば、あとは手続きで確認できます。金額を書きたい場合は、財産目録を別に作ってください。

④手続き・契約(項目18〜24)

  • 携帯電話・インターネット回線(会社名だけ)
  • 電気・ガス・水道(契約者名と支払い方法)
  • 月額のサービス・定期購入(解約されないと引き落としが続きます)
  • クレジットカード(カード会社名)
  • 使っているデジタルのサービス名(パスワードは書かない)
  • 実印・印鑑登録証・重要書類の保管場所
  • 車・バイク(名義と、車検証の場所)

項目20が、いちばん費用対効果が高い項目です

月額のサービスは、本人が書き残さないと家族が存在に気づけません。結果として引き落としが続きます。しかも年払いのものは明細に出ない月があるため、通帳を12か月分見返すと見つかります。これは家族のためだけでなく、いまのご自身の家計にも効きます。

⑤最期のこと(項目25〜30)

項目なぜ必要か
知らせてほしい人家族は本人の交友関係をすべては知らない
知らせなくてよい相手書いてあると家族が迷わない
葬儀の規模と形式形式が多様化し、遺族が選べなくなっている
お墓・納骨の希望既存の墓があるなら所在地と管理者の連絡先
遺影に使ってほしい写真端末の中にしかないと取り出せない
ペット・大切なものの託し先事前に相手の承諾を得ておく

遺影の写真は、印刷して封筒に入れておいてください

「この写真を使ってほしい」と書いても、その写真がスマートフォンの中にしかなければ、家族は取り出せません。数枚印刷して封筒に入れ、「遺影に使ってほしい写真」と書いておく。5分でできて、効果がはっきりしている項目です。

⑥気持ち(項目31〜33)

この束は、いちばん最後で構いません

家族へのメッセージは、書こうとすると手が止まる代表格です。無理に書かなくて構いません。ただし項目33「読まずに処分してほしいもの」だけは、書いておくと家族が非常に助かります。日記、手紙、写真。遺品整理でいちばん時間がかかるのは「これは捨ててよいのか」と迷う時間だからです。

項目33の書き方(例)

・書斎の引き出しの日記は、読まずに処分してください。
・押し入れの段ボールの手紙も同じです。
・写真は、アルバムに残したものだけで十分です。
・残っているものは、残したかったものです。

書くタイミング

タイミング向いている理由
正月・お盆家族が集まる。その場で確認できる
誕生日毎年やる日として決めやすい
年末片づけと一緒に進められる
入院・手術の前必要に迫られるので確実に書ける
身近な人を見送ったあと何が必要かを実感している
引っ越し・退職契約を見直す機会と重なる
思い立った日結局これがいちばん確実

家族が集まる時期をすすめる、本当の理由

正月やお盆がよいとされるのは、「書く時間があるから」ではありません。その場に家族がいるので、「知らせてほしい人って、誰にすればいい?」「延命のことどう思う?」と、その場で聞けるからです。エンディングノートは、一人で書き上げるより、聞きながら書くほうが早く終わります。そして書いたことがその場で家族に伝わります。

家族と一緒に書く方法

  • ノートを1冊、テーブルに出しておく切り出さなくても、目に入れば話題になります。
  • 自分の分から書き始める「私はこう書いた」と見せると、相手も書きやすくなります。
  • 1つの項目だけ聞く「知らせてほしい人って誰かな」から。全部聞こうとしないでください。
  • 答えをその場で書くあとで書こうとすると、たいてい忘れます。
  • 意見が違っても、その場で決めない「そういう考えもあるね」で止めて構いません。
  • 次に集まるときの続きにする1回で終わらせないほうが、結果的に進みます。

「書いてもらう」より「一緒に書く」

相手に書いてもらおうとすると、身構えられます。自分も一緒に書くと、宿題ではなく共同作業になります。夫婦なら2冊、親子なら親の分と自分の分。同じテーブルで書くだけで、話しにくい話題がずいぶん軽くなります。

親に書いてもらうときの切り出し方

言い方受け取られ方
「終活しておいてね」重い。反発されやすい
「病院と薬だけ書いておいて」断られにくい。実際に役立つ
「私も書いたから見て」共同作業になる
「財産どうするの」最も警戒される
「知らせる人、誰にする?」具体的で答えやすい
「ノート置いていくね」押しつけにならない

最初に頼むなら「かかりつけ医と薬」です

財産の話から入ると、たいてい警戒されます。ところが「かかりつけの病院と、飲んでいる薬を書いておいてほしい」なら、断られることはほとんどありません。しかもこれは救急搬送されたときに実際に役立ちます。ここから始めて、少しずつ広げてください。断られたら引いて、半年後にもう一度。

書いてはいけないこと

この3つは書かないでください

  • 暗証番号・パスワード・合言葉…紛失や盗難のときの被害が大きすぎます
  • 銀行印や実印の押印…印影が残ると悪用のおそれがあります
  • 特定の家族への非難…読んだ人が傷つき、争いの火種になります

また、財産の分け方を書いても法的効力はありません。「長男に家を」と決めたい場合は、エンディングノートではなく遺言書で行ってください。

法的効力がないという前提

エンディングノート遺言書
法的効力なしあり
書式自由厳格に決まっている
書ける範囲広い(希望・情報・気持ち)おもに財産の行き先
書き直しいつでもいつでも(方式を守れば)
費用かからない方式による
使い分け財産の行き先は遺言書、それ以外はノート

効力がないことは、弱点ではありません

法的効力がないぶん、書式が自由で、いつでも書き直せて、費用もかかりません。そして遺言書には書けない「希望」「情報」「気持ち」を残せます。両方を、役割で使い分けてください。相続人が複数いる、子がいない、渡したい相手が決まっている場合は、遺言書のほうが優先度が高くなります。

どこに書くか

形良い点気をつける点
市販のノート項目が用意されている項目が多く、途中で止まりやすい
自治体が配布するもの無料で手に入る場合がある実施していない自治体もある
大学ノート・紙気負わず始められる項目を自分で決める必要がある
パソコンで作る更新しやすい家族が開けないと意味がない
アプリ更新と共有がしやすいサービスが終了する可能性

まずは紙1枚で構いません

市販のノートは項目が多く、買った時点で満足して止まることがよくあります。この記事の◎5項目なら、大学ノート1ページで足ります。それが埋まってから、市販のノートを買うかどうかを考えれば十分です。自治体が無料で配布している場合もあるので、市区町村に聞いてみてください。

保管場所と、伝え方

置き場所良い点気をつける点
自宅の決まった引き出しすぐ見つかる誰でも見られる
自宅の金庫安全鍵の場所を伝えないと開けられない
銀行の貸金庫安全亡くなると開けるのに手続きが要る
家族に預ける確実に届くその人が先に亡くなる場合を考える
パソコンの中だけ更新しやすい開けない。おすすめしません

貸金庫は避けてください

銀行の貸金庫は、名義人が亡くなると開けるのに相続の手続きが必要になります。いちばん必要な時期に取り出せません。自宅の決まった場所に置き、その場所を家族に伝えるのが最も確実です。「万一のときのメモを、◯◯の引き出しに入れてある」。この一言で十分です。

更新のしかた

  • 年1回、15分で十分です
  • 誕生日か年末に決めておくと続きます
  • 全部を書き直さない。変わったところに二重線を引いて書き直す
  • 日付を新しくする(いつの時点の情報かが分かります)
  • とくに変わりやすいのは薬・かかりつけ医・月額のサービス
  • 大きな出来事があったとき(入院・転居・死別)にも見直す

きれいに作り直そうとすると、続きません

「せっかくだから清書しよう」と思った時点で、更新は止まります。二重線で消して、横に書き足す。それで十分です。見た目ではなく、いつの情報かが分かることと、内容が合っていることが大事です。

止まってしまったときの再開方法

  • いま書けている項目を数えるゼロではないはずです。まずそこを確認します。
  • ◎の5項目が埋まっているか見る埋まっていれば、実用上はもう足りています。
  • 埋まっていない項目を1つだけ選ぶ調べなくても書けるものを選んでください。
  • 15分だけ書くタイマーを使ってください。終わったら閉じます。
  • 次にやる項目に付箋を貼る次に開いたとき、迷わずに始められます。
  • 空欄のままでよいと決める空欄が多くても、書いてある部分は必ず役に立ちます。

エンディングノートの書き方の疑問

エンディングノートには何項目書けばよいですか。
この記事では33項目を6つの束に整理していますが、全部書く必要はありません。◎のついた5項目(かかりつけ医/延命治療の考え/金融機関/借入の有無/知らせてほしい人)だけで、家族が困る場面の大半は消えます。合計17分です。
どこから書けばよいですか。
①自分のことから書き始めないでください。市販のノートは自分史から始まる構成が多く、そこで止まる方が大半です。②医療・③お金・⑤最期のことから書いてください。この記事の一覧は、書きやすい順ではなく「家族が困る順」に並べています。
いつ書くのがよいですか。
家族が集まる正月やお盆がおすすめです。理由は時間があるからではなく、「知らせてほしい人って誰にすればいい?」とその場で聞けるからです。エンディングノートは一人で書き上げるより、聞きながら書くほうが早く終わります。そして書いたことがその場で家族に伝わります。
金額は書いたほうがよいですか。
書かないほうが続きます。残高は変わるので、書けば更新が必要になり、面倒になればノートごと放置されます。家族が必要としているのは金額ではなく「どこの銀行か」です。金額を残したい場合は、財産目録を別に作ってください。
パスワードは書いてもよいですか。
書かないでください。紛失や盗難があったときの被害が大きすぎます。サービス名と会社名が分かれば、家族は正規の手続きで進められます。エンディングノートは「鍵」ではなく「地図」だと考えてください。銀行印や実印を押すことも避けてください。
財産の分け方を書けば、そのとおりになりますか。
なりません。エンディングノートに法的効力はありません。「長男に家を」と決めたい場合は、遺言書が必要です。とくに相続人が複数いる、子がいない、渡したい相手が決まっている場合は、遺言書のほうが優先度が高くなります。
市販のノートは買ったほうがよいですか。
必須ではありません。◎の5項目なら、大学ノート1ページで足ります。市販のノートは項目が多く、買った時点で満足して止まることがよくあります。まず紙1枚を埋めてから、買うかどうか考えれば十分です。なお自治体が無料で配布している場合があるので、市区町村に聞いてみてください。
親に書いてもらいたいのですが、嫌がられます。
「かかりつけの病院と、飲んでいる薬だけ書いておいて」から始めてください。財産の話から入ると警戒されますが、これなら断られることはほとんどなく、しかも救急搬送のときに実際に役立ちます。「私も書いたから見て」と自分の分を見せるのも有効です。断られたら引いて、半年後にもう一度。
途中で止まってしまいました。
◎の5項目が埋まっていれば、実用上はもう足りています。再開するなら、埋まっていない項目を1つだけ選び、調べなくても書けるものから15分だけ書いてください。空欄が多くても、書いてある部分は必ず役に立ちます。全部埋める必要はありません。
どこに保管すればよいですか。
自宅の決まった場所です。銀行の貸金庫は、亡くなると開けるのに相続手続きが必要になるため避けてください。パソコンの中だけというのも、開けないおそれがあるので避けてください。そして保管場所を家族に伝えるところまでが準備です。
どのくらいの頻度で見直せばよいですか。
年1回、15分で十分です。誕生日か年末に決めておくと続きます。全部を書き直さず、変わったところに二重線を引いて書き直し、日付を新しくするだけで構いません。とくに変わりやすいのは薬・かかりつけ医・月額のサービスです。
気持ちを書く欄が埋まりません。
無理に書かなくて構いません。家族へのメッセージは、書こうとすると手が止まる代表格です。ただし「読まずに処分してほしいもの」だけは書いておいてください。遺品整理でいちばん時間がかかるのは「これは捨ててよいのか」と迷う時間だからです。一行で足ります。

まとめ|17分で、いちばん効く部分が終わります

エンディングノートが続かない理由は、意志ではありません。「全部書かなければ」と思っていることと、自分史から書き始めてしまうことの2つです。

この記事の33項目は、書きやすい順ではなく「家族が困る順」に並べています。そして最初に書くのは、そのうち5項目だけです。かかりつけ医、延命治療の考え、取引のある金融機関、借入の有無、知らせてほしい人。合計17分。金額も口座番号も要りません。

書くタイミングは、家族が集まる正月やお盆がおすすめです。時間があるからではなく、その場で聞きながら書けるからです。一人で書き上げるより早く終わり、しかも書いた内容がその場で家族に伝わります。

最後に、これだけは守ってください。暗証番号とパスワードは書かない。そして財産の行き先を決めたいなら、ノートではなく遺言書で。エンディングノートに法的効力はありません。役割で使い分けてください。

作ったら、「万一のときのメモを、◯◯の引き出しに入れてある」と家族に伝えてください。伝わっていないノートは、ないのと同じです。

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本記事は、編集部が公開情報と一般的な実務の流れをもとにまとめたものです。エンディングノートに法的効力はありません。財産の行き先を決める必要がある場合は、必ず遺言書を作成してください。遺言書には方式に関する厳格な決まりがあり、要件を満たさないと無効になります。作成にあたっては公証役場、法務局(自筆証書遺言書保管制度)、または弁護士・司法書士等の専門家にご相談ください。臓器提供・献体に関する手続きは、それぞれの制度・登録機関の定めによります。自治体によるエンディングノートの配布は、実施の有無・内容が地域によって異なります。暗証番号・パスワード等の秘密情報は、いかなる書面にも記載しないことをおすすめします。特定の商品・店舗・アプリの紹介や順位付けは行っておらず、価格も掲載していません。

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