おひとりさまの終活|和歌山市の自治体サポートを上手に活用する方法

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「自分が倒れたら、誰が手続きをしてくれるんだろう…」
一人で暮らしていると、ふとそんな不安がよぎることがあると思います。でも、和歌山市には、おひとりさまの方をしっかり支えてくれる公的なしくみが整っています。難しく考えなくて大丈夫ですよ。

この記事では、和歌山市在住のおひとりさま・単身高齢者の方が知っておきたい自治体の支援サービスと終活の進め方を、公式資料をもとにわかりやすくご紹介します。「何から始めればいいのかわからない」という方も、一つひとつ確認しながら読み進めてみてください。


① なぜ今、おひとりさまの終活が大切なのか

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単身世帯・高齢者単身世帯は増え続けています

国の公式データによると、単身世帯は2050年に全世帯の44.3%に達すると見込まれています。また、世帯主が65歳以上の単身世帯(高齢者単身世帯)の割合も、今後さらに上昇していく見通しです。
(出典:第29回社会保障審議会福祉部会 資料2(厚生労働省)

和歌山市でも、一人暮らしの方が地域で安心して暮らし続けられるよう、様々なサポートのしくみが整えられています。「身寄りがいないから不安」ではなく、「公的なサポートをしっかり使えば大丈夫」という気持ちで、まず現状を知るところから始めてみましょう。

身寄りのない方が直面しやすい課題とは

おひとりさまが終活を考えるとき、特に気になるのが以下のような場面ではないでしょうか。

  • 日常の金銭管理や福祉サービスの手続きが難しくなったとき
  • 入院や施設入所の際に、緊急連絡先や保証人がいないとき
  • 亡くなった後の葬儀・納骨・家財処分などの「死後事務」を任せられる人がいないとき

こうした課題について、国も「身寄りのない高齢者等への支援は社会全体の重要な課題」と位置づけ、新たな支援のしくみを整備しています。
(出典:第29回社会保障審議会福祉部会 資料2(厚生労働省)


② 和歌山市の「地域包括支援センター」を活用しよう

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まずここへ相談。和歌山市内に15か所あります

和歌山市には、地域包括支援センターが市内15か所設置されています。高齢者の方の介護・福祉・健康・生活に関するあらゆる相談を受け付けてくれる、頼れる公的な相談窓口です。
(出典:和歌山市 認知症安心ガイドブック(令和7年6月発行)

「どこに何を相談すればいいかわからない」というときも、まずは最寄りの地域包括支援センターへ電話してみてください。担当の職員さんが丁寧に教えてくれますので、難しく考えなくて大丈夫ですよ。

担当地区と連絡先の一例

以下は和歌山市内の地域包括支援センターの一部です。お住まいの地区に合ったセンターへご連絡ください。
(出典:和歌山市 認知症安心ガイドブック(令和7年6月発行)

  • 和歌山市地域包括支援センター西脇(加太・西脇担当):TEL 073-456-1212
  • 和歌山市地域包括支援センター松江(松江・湊担当):TEL 073-488-8782
  • 和歌山市地域包括支援センター名草(名草・三田・安原担当):TEL 073-444-3142
  • 和歌山市地域包括支援センター雑賀(雑賀崎・田野・和歌浦・雑賀担当):TEL 073-445-1700
  • 和歌山市地域包括支援センター城北(本町・城北・雄湊担当):TEL 073-488-5518

担当地区の全リストは和歌山市の公式サイトでご確認いただけます。電話でも親切に教えてもらえますよ。


③ 和歌山市の「福祉サービス利用援助事業」とは

日常の金銭管理・書類保管を手伝ってもらえます

判断能力に不安がある方や、身の回りの手続きが難しくなってきた方向けに、和歌山市社会福祉協議会(生活支援班)が「福祉サービス利用援助事業」を行っています。
(出典:和歌山市シニアハンドブック2025年度版

この事業では、以下のような支援を受けることができます。

  • 福祉サービスの利用手続きへの支援
  • 日常的な金銭管理(預貯金の払戻し、公共料金等の支払い手続き等)
  • 通帳・年金証書・保険証書などの重要書類の預かり

利用料は有料ですが、生活保護世帯や住民税非課税世帯の方には配慮があります。窓口は和歌山市社会福祉協議会(生活支援班)、電話番号は TEL 073-423-0021 です。
(出典:和歌山市シニアハンドブック2025年度版


④ 成年後見制度の活用——将来の財産管理を安心して任せる

「成年後見制度」は自分の意思を守るためのしくみです

認知症や判断能力の低下が心配になってきたとき、頼りになるのが成年後見制度です。本人の権利を守る援助者(後見人)を選ぶことで、財産管理・医療・福祉サービスの手続きを法律的にサポートしてもらえます。
(出典:和歌山市 認知症安心ガイドブック(令和7年6月発行)

申立てを行う親族等がいない場合は、和歌山市長が申立てを行うことができます。「親族がいないから申立てができない…」と思っていた方も、安心してください。
(出典:和歌山市成年後見制度利用支援事業実施要綱

後見人の報酬への助成制度もあります

生活保護受給者や、活用できる資産がなく生活の維持が困難な状況にある方などには、後見人への報酬について和歌山市が費用を助成する制度があります。
(出典:和歌山市成年後見制度利用支援事業実施要綱

相談窓口は、高齢者・地域福祉課(高齢者・障害者成年後見センター)TEL 073-435-1053 です。また、和歌山家庭裁判所(TEL 073-428-9951)にも直接問い合わせることができます。一人で悩まず、まずはお電話してみてください。

成年後見制度の手続きを詳しく知りたい方へ

和歌山家庭裁判所では、後見人の仕事の内容・財産管理の報告方法・裁判所への連絡方法などを詳しくまとめた「成年後見人ハンドブック」を作成しています。
(出典:和歌山家庭裁判所「成年後見人ハンドブック」

ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、ハンドブックにはQ&A形式でわかりやすく書かれています。後見人になった方も、これから検討する方も参考になりますよ。


⑤ 亡くなった後の手続き——「おくやみコーナー」で安心サポート

和歌山市には「おくやみコーナー」があります

身寄りのない方が終活で最も心配することのひとつが「亡くなった後の手続き」です。和歌山市役所には、「おくやみコーナー」(本庁舎1階)が設置されており、ご遺族の手続きの負担を軽減するためのサポートを受けることができます。
(出典:和歌山市「ご遺族の手続きのご案内」(令和7年5月発行)

おくやみコーナーは事前予約制で、国民健康保険・介護保険・年金・各種福祉サービスなど、市役所内で必要な手続きをまとめてご案内してもらえます。予約は電話(TEL 073-435-1312)またはインターネットで24時間受け付けています。

亡くなった後に必要な主な手続き

和歌山市の公式資料によると、亡くなられた後の主な手続きには以下のようなものがあります。
(出典:和歌山市「ご遺族の手続きのご案内」(令和7年5月発行)

  • 国民健康保険・後期高齢者医療の資格喪失届と葬祭費の申請
  • 介護保険の資格喪失届
  • 年金の受給停止手続き
  • 元気70パス・老人優待利用券などの返還
  • 固定資産・市民税に関する手続き
  • 市営墓地の使用権承継

「こんなにたくさんの手続きがあるの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、おくやみコーナーのスタッフがひとつひとつ丁寧に教えてくれます。事前に準備しておけば、残された方への負担をぐっと減らすことができますよ。


⑥ 国が進める「新たな支援のしくみ」——今後さらに充実へ

身寄りのない方への包括的な支援が法制化へ

国では、身寄りのない高齢者等を対象に、日常生活支援・入院入所の手続き支援・死後事務支援をまとめて提供できる新たな社会福祉事業の法制化を検討しています。これは現行の「日常生活自立支援事業」をさらに発展・拡充させるものです。
(出典:第29回社会保障審議会福祉部会 資料2(厚生労働省)

具体的には、以下のような支援がパッケージで受けられる仕組みが想定されています。

  • 日常生活支援:定期的な見守り、日常的な金銭管理(預貯金の出し入れ・公共料金の支払いなど)、重要書類の預かり
  • 入院・入所等の手続き支援:緊急連絡先の提供、入院費用の支払代行、手続きの付き添い
  • 死後事務支援:葬儀・納骨・家財処分の契約手続き支援、行政官庁への届出、公共料金の収受機関への連絡
    (出典:第29回社会保障審議会福祉部会 資料2(厚生労働省)

また、十分な資力がない方でも利用できるよう、無料または低額で利用できる要件を設ける方向で検討されています。これは、経済的に不安のある方にとって、とても心強いニュースです。

モデル事業での取り組み

国のモデル事業における資産要件の設定例として、京都市では「預貯金350万円以下かつ居住用不動産以外所有なし」、大阪府枚方市では「預貯金500万円以下かつ居住用不動産以外所有なし」が参考事例として挙げられています。
(出典:第29回社会保障審議会福祉部会 資料2(厚生労働省)

和歌山市でも今後、こうした国の動きに合わせてサービスがさらに充実していくことが期待されます。


まとめ|おひとりさまの終活、和歌山市でできる5つのこと

「一人だから、不安」ではなく、「一人だからこそ、早めに備えておく」。その一歩が、将来の自分への最大のプレゼントになります。


📞 和歌山市の相談窓口へ、まずはお電話を

この記事で紹介した内容について、もっと詳しく知りたい方はお近くの窓口へご相談ください。難しいことは何もありません。電話一本で、担当の方が丁寧に教えてくれますよ。

  • ▶ 地域包括支援センター(担当地区へ):生活・介護・終活全般の相談
    (出典:和歌山市 認知症安心ガイドブック
  • ▶ 高齢者・地域福祉課 成年後見センター:TEL 073-435-1053(成年後見制度の相談)
  • ▶ 和歌山市社会福祉協議会(生活支援班):TEL 073-423-0021(福祉サービス利用援助事業)
  • ▶ おくやみコーナー予約専用ダイヤル:TEL 073-435-1312(死後の手続き相談)

「思い立ったが吉日」という言葉があります。今日この記事を読んでくれたご縁で、ぜひ一歩踏み出してみてください。

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