終活の資格を比較!本当に必要な資格とは?

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終活に関する資格には終活ライフケアプランナー終活ガイドなど、いくつかの資格があります。

「終活で必要な資格ってあるの?」
「終活の資格は国家資格?」

など、この記事では終活に関する資格についての疑問を解決できるよう、様々な視点から比較しています。

▼この記事を読んで理解できること
・終活に関する資格はいくつあるのか?
・終活に関する資格を取得するための役立ち情報
・終活で本当に必要な資格とは?
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終活の資格

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終活に関する資格というのは、税理士や建築士といった国家資格ではなく民間の認定資格になります。
各認定団体が認定する資格となっており、ここで紹介する終活に関する資格は全部で7種類です。

漠然と「終活に関する資格」というと、各種介護資格なども該当すると考える方もいることでしょう。
もちろん介護資格があることで何かと終活を行う上で役立つこともあると思いますが、ここでは介護資格は除外いたします。

簡単にいうと「終活〇〇〇」といった形で、以下に示すように全て「終活」と名のつくものになります。

終活に関する資格
終活ライフケアプランナー
終活カウンセラー
終活アドバイザー
終活ガイド
終活診断士
終活士
終活マイスター

順番にそれぞれ紹介していきたいと思います。

 

終活ライフケアプランナー

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終活ライフケアプランナーとは、「日本能力開発推進協会 (JADP)」が認定する資格になります。

▼どんな資格?

・終活って何をしたらいいの?
・残りの人生、何をすればいいのかわからない
・相談できる人がいない
・自身の死後、家族の生活はどうなるの?
・遺言書って何を書けばいいの?

など、上記のような終活に関する悩みを持つ方に対し、終活の進め方をサポートしてあげられます。

▼基本情報

資格名終活ライフケアプランナー
認定団体名日本能力開発推進協会 (JADP)
費用・通常価格37,000円(分割払い例 1,930円×24回)
※ネットからの申し込みで10,000円引き*
⇒一括払い27,000円(税別)
・分割払いの場合、月々1,410円×24回
※入会費・会費なし
講習時間・試験3ヶ月(目安)
合格率100%
※得点率70%以上で合格
資格取得方法通信教育講座・資格のキャリカレ(キャリアカレッジジャパン)ホームページより受講申し込み可能(資料請求も可)

通信教育講座・資格のキャリカレ(キャリアカレッジジャパン)ホームページより申し込みで10,000円引きとなります

▼女優の財前直見さんも終活ライフケアプランナーの資格を取得し、セミナー活動も行っています。

終活ライフケアプランナーの資格取得までの期間目安は3ヶ月で、合格率を考えると「難易度的には高くない」と思います。
資格取得後は、独立開業も良し・葬儀業界や保険業界など、幅広い場面で活かせることが可能となります。

在宅で取得可能なので、仕事を持つ方や時間に余裕がない方にオススメです。

 

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終活カウンセラー

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終活カウンセラーとは、一般社団法人終活カウンセラー協会が認定する資格になります。

▼どんな資格?

終活に関するカウンセラーとしてじっくりと話を聴くことができるスキルを持つことになる「シニアのお困りごと案内人」です。
終活カウンセラー認定資格は以下の通り3種類あります。

・初級 終活カウンセラー
・上級 終活カウンセラー
・終活カウンセラー上級インストラクター

※終活カウンセラー上級インストラクターは、終活カウンセラーを育成する講師の資格です

▼基本情報など

資格名初級 終活カウンセラー
認定団体名一般社団法人終活カウンセラー協会
費用(受講料)・受験料:9,970円(税込)
※講習代、試験代込み、お弁当付き
※試験合格後、会員登録することで「初級 終活カウンセラー」として認定(会員登録料月400円)
講習時間・試験約6時間の講習後、筆記試験
合格率94~98%
資格取得方法一般社団法人終活カウンセラー協会ホームページより申し込み
資格名上級 終活カウンセラー
認定団体名一般社団法人終活カウンセラー協会
費用(受講料)・受験料:39,960円(税込)
※講習代、試験代込み、お弁当付き
※別途事前審査費:2,160円
※試験合格後、上級 終活カウンセラーとして認定
講習時間・試験・事前レポート提出(講習1日)
・課題取組(試験半日)
合格率不明
資格取得方法一般社団法人終活カウンセラー協会ホームページより申し込み
資格名終活カウンセラー上級インストラクター
認定団体名一般社団法人終活カウンセラー協会
費用(受講料)・250,000円(税込)
※試験代・資料代込み
※過去に「エンディングノートの書き方セミナー講師養成講座受講者」参加(参加日は問わず)
※終活カウンセラー上級所有者
※合格後、終活カウンセラー上級インストラクターとして認定
講習時間・試験・講習4日間
1日目 10:30~18:00
2日目 9:30~17:00
3日目 10:30~18:00
4日目 9:30~17:00
試験1日 30分程度
合格率不明
資格取得方法一般社団法人終活カウンセラー協会ホームページより申し込み

初級 終活カウンセラーは合格率も高く、費用や講習時間の面から見てもハードルは高くないとされています。
インストラクターの資格に関してはいくつか要件を満たしている必要があります。

▼終活カウンセラーの取組み参考動画

終活カウンセラーとして、基本的に何をするべきか?
ということから上級カウンセラーの取組みなど語られています。

終活カウンセラーに興味のある方、上級資格を目指す方は一度目を通しておくとよいでしょう。

 

終活アドバイザー

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終活アドバイザーとは、「NPO法人ら・し・さ」の認定する資格になります。

▼どんな資格?

終活の専門家として、終活を必要とする方・終活を行う方の身近な相談相手となり、エンディングノートを通して進め方や困りごとなどを解決するためのアドバイスが可能となります。

生活習慣予防アドバイザーや介護職アドバイザーの資格を取得した後に、終活アドバイザーの資格を取るなど段階を踏まれる方も結構いるようです。

▼基本情報など

資格名終活アドバイザー
認定団体名NPO法人ら・し・さ
費用(受講料)・一括払い:35,000円(税込)
・分割払い:2,980円 × 12回(12ヵ月) 総計:35,760円(税込)
※送料はユーキャンが負担
※検定試験を終活アドバイザー講座の修了試験として受検、終活アドバイザー協会にて資格登録(入会金4,000円・年会費6,000円)し、認定証授与
講習時間・試験・標準学習期間は4ヵ月
※添削回数は3回+修了課題(検定課題)
合格率検定試験の得点60~70%が合格圏
資格取得方法ユーキャンの終活アドバイザー講座より受講(通信講座)

終活アドバイザー講座はユーキャンの通信講座で受講できるため、ご自宅やお好きな場所で学習することが可能です。
ただ、費用面(合計45,000円)で少しネックに感じる方もいるかもしれません。

▼終活アドバイザーの資格を持つ有名人

お笑いコンビ「ペナルティ」として活躍するヒデさんは終活アドバイザーの資格を持っています。


「ヒデの終活応援バラエティ」なるものを作るのが新しい目標だと先日ツイートされていますが、動向に注目したいところですね。

 

終活ガイド

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終活ガイドとは、一般社団法人終活協議会が認定する資格です。

終活ガイドはネットで無料(0円)受講でき、終活に関する知識を広く得ることができます。
無料のネット受講で学び、終活ガイドのテストに合格することで「終活ガイド初級」の認定証が発行されます。

▼どんな資格?

損をしない葬儀費用の内訳、後悔しない老人ホーム、適した保険の選び方やお墓事情などの終活情報が身につく資格です。

▼基本情報など

資格名終活ガイド
認定団体名一般社団法人終活協議会
費用(受講料)5,000円(税込)
※入会金・会費なし
講習時間・試験3時間
合格率ほぼ100%
資格取得方法終活ガイド検定受講前にweb受講(無料)し、検定へ
※検定会場詳細は一般社団法人終活協議会ホームページより確認ください

終活ガイドは人気の検定となっており、定員制で先着順となっているため気になる方は早めに申し込みすることをオススメします。
短時間の受講で資格を取得することが可能なので、時間をかけずに終活に関する資格を取りたい方に向いていると思います。

▼終活ガイド初級の参考動画

終活ガイドの初級講座動画になっているので、終活ガイド初級を受講希望される方はチェックしておくとよいでしょう。

また、終活ガイドの資格には中級・上級もあり、上級資格は「心託コンシェルジュ」ともいわれています。

 

終活診断士

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終活診断士とは、一般社団法人 日本クオリティオブライフ協会が認定する資格になります。

▼どんな資格?

㈱オートルリーブ代表取締役でもある清水晶子さんが代表理事を務める一般社団法人 日本クオリティオブライフ協会
同協会が認定する終活診断士の資格に関する情報はありません。(以下表の費用等は以前のものです)
※2019年9月現在、一般社団法人 日本クオリティオブライフ協会のホームページは準備中となっており、資格に関する詳細が確認できません

▼基本情報など

資格名終活診断士
認定団体名一般社団法人 日本クオリティオブライフ協会
費用(受講料)35,000円(受講料:10,000円 資格認定申請料:25,000円)
講習時間・試験6時間の講習
合格率100%
資格取得方法終活ガイド検定受講前にweb受講(無料)し、検定へ
※検定会場詳細は一般社団法人終活協議会ホームページより確認ください

 

 

終活士

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終活士とは、日本終活士協会が認定する資格になります。

▼どんな資格?

エンディングノートの選び方や描き方、医療や介護、葬儀・お墓や相続・遺言などの問題解決のための助言や指導を行い、終活に関する相談者1人1人の問題解決を目指します。

▼基本情報など

資格名終活士
認定団体名日本終活士協会
費用(受講料)申込期間:試験日の約4ヶ月前~約1ヶ月前
37,800円(税込)
※DVD6時間(テキスト100ページ・演習問題28ページ付)・試験料
※受験料及び内容は変更になる場合有り
※終活士認定会員会費は月額会費1,000円(税込)
講習時間・試験講座6時間、認定試験1時間
合格率75点(100点中)以上で合格認定
資格取得方法▼以下のどちらかを満たすことで終活士として認定される
・日本終活士協会が開催する終活士資格試験に合格された後に、日本終活士協会の認定会員として登録し、終活士として認定
・日本終活士協会の企画する終活士養成スクール東京校を受講修了により、終活士として認定

同協会が実施する試験に合格もしくは終活士養成スクールを修了することで終活士の資格が可能です。
※終活士養成スクールの費用は全3~4日間(16~18時間)で53,200円~96,400円(年会費10,000円含む・税込)
※上記スクールの費用は2017年・2018年のものです

資格取得に関する最新情報は日本終活士協会ホームページよりご確認ください。

 

終活マイスター

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終活マイスターとは、一般社団法人日本終活マイスター協会が認定する資格です。

▼どんな資格?

一般社団法人日本終活マイスター協会が認定する資格だという情報だというのみで、詳しい情報がありません。
Facebookがありますが、2016年から投稿されていない状態となっています。

▼基本情報など

資格名終活マイスター
認定団体名一般社団法人日本終活マイスター協会
費用(受講料)不明
講習時間・試験不明
合格率不明
資格取得方法不明

※一般社団法人日本終活マイスター協会のホームページ・サイトは2019年9月現在なし

 

終活で本当に必要な資格とは?

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終活に関する7つの資格について、それぞれ紹介してきました。
評判など気にされる方もいると思います。

もちろん評判・口コミといった声も判断基準の1つでしょう。

しかし重要なのは終活の資格を考える際、「ご自身が何を一番重視して考えるか」だと思います。

この項目では紹介した各資格の比較をしやすいよう、様々な角度からスポットをあててわかりやすくまとめてみました。

 

資格取得費用で比較

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資格を取得する際、受講料以外に会費がかかることでその資格を取ることを辞めてしまう方もいるかと思います。
将来のため、先のためとはいえ、出費を抑えることを重要視するのは自然なことです。

最安費用で済む資格は終活ガイドになります。

資格取得費用の最安
【費用最安】終活ガイド:入会金・会費なし、受講料として5,000円(税込)

※費用最安の基準は「資格を認定する団体のホームページがきちんと存在すること・最新情報の更新が行われていること」も加味した上での選出です

 

資格取得期間で比較

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資格取得の際、費用面も気になる方が多いと思いますが、時間面を気にする方も多そうです。
一番時間がかからずに資格を取得することができるのは、費用面同様に終活ガイドになります。

資格取得時間の最短
【時間最短】終活ガイド:3時間

※時間最短の基準は「資格を認定する団体のホームページがきちんと存在すること・最新情報の更新が行われていること」も加味した上での選出です

 

資格による収入面で比較

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終活に関する資格から直接的に収入に繋げるということは難しいため、紹介した7つの資格いずれも比較できないというのが現実です。

終活の相談業務は相続問題など何かと法律が関係することも多いです。
ただ、法律に関する相談(有料相談)は司法書士や弁護士など法律の専門家しか認められていません。

そのため、ここで紹介した7つの終活に関する資格を取得してすぐに収入に繋げるというのはなかなか難しいのが現実と思います。

いずれも国家資格ではなく民間資格のため仕方のないことだと思いますが、介護福祉士の方などでスキルアップとして仕事の間口を広げるために終活に関する資格を取得する方も実際にいます。

また、基本的に終活に関する相談というのは非常に多いため、弁護士などに案件を取り次いで仲介手数料として収入が発生することになります。
将来的にみても終活相談は減るということは考えにくいですし、仲介手数料だけでも数をこなせばそれだけ収入も見込めると考えられます。

 

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まとめ

matome

終活に関する資格を紹介しました。

最後に今回の記事のまとめとして「終活で本当に必要な資格」とは何なのか?

・認定団体について
・認定団体のホームページの形態
・資格取得の費用面
・資格取得の時間
・合格率
・資格取得後の実務

上記を踏まえて考えると、終活ガイドが最も実用的な資格なのではないかと思います。
※紹介した他の資格が役に立たないということではありません

また、終活に関する資格は

・自身のためか?
・家族のためか?
・家族以外の人のためなのか?

比重を何処に置くのかによっても変わってくるのではないかと考えられます。
皆さん1人1人の「終活とは?」を考え、その形に見合った終活に関する資格を取得することができるのが一番理想的だと思います。

この記事を通して、「終活に関する資格はこんな感じ」ということは理解していただけたんじゃないでしょうか。
ひとつの参考としてお役に立てれば幸いです。

今回は「終活で本当に必要な資格とは何か?」終活に関する資格の中から比較・選出しました。

下記事では終活で本当に必要な道具について何処よりもわかりやすくまとめています。
是非あわせてお読みください。

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