おひとりさま終活にオススメの本7選!

本ページはプロモーションが含まれている場合があります。

ohitorisama-top3

生涯独身の方、配偶者との離別や死別など様々な理由から独居生活をしている「おひとりさま」が増えています。
近年は一人暮らしの女性や高齢者向けの終活セミナーも各所で開催されています。

この記事では「おひとりさま」の終活にオススメしたい本の紹介だけでなく、「おひとりさま終活で考えておくべきこと」もあわせて紹介しています。

スポンサーリンク

おひとりさまとは?

ohitorisama-toha

「おひとりさま」について、weblio辞書に次のように記述されています。

(1)飲食店などに一人で訪れる客を指す表現。主に店側が用いる言い方。
(2)婚期を逃した女性を指す言い方。
いわゆる「行かず後家」のことであるが、独身を謳歌しているというニュアンスを込めて用いられることもある。

出典: weblio辞書

(1)についてはこの記事での「おひとりさま」には該当しません。
ここでの「おひとりさま」の意味合いは(2)のほうになります。

上記のweblio辞書から、「おひとりさま」とは基本的に女性を対象としているというのがわかります。
単純に独身女性のことを指す意味もあるようですが、例えば色んな事情があって老後に「おひとりさま」となるケースもあると思います。

つまり、配偶者に先立たれた方もそうですし、生涯独身を通される方や頼れる身内など身寄りがなくて独居生活されている方は「おひとりさま」という言葉として浸透しているのが現状です。

ただ、高齢者の方で「シニア」と呼ばれることに抵抗があったり、あまり快く思っていない方もいらっしゃいます。
そういった点は「おひとりさま」も同様なのではないかと考えられます。

終活.comとしては「独身生活を謳歌する」というのもひとつのエンディングライフスタイルだと思います。
より自分自身のための終活スタイルもまた魅力的だと感じられます。

 

おひとりさまの終活にオススメの本

ohitorisama-hon

「おひとりさま終活」にオススメの本を紹介していきます。
オススメの本を紹介する合間に、「おひとりさま終活」で考えるべきことなど、あわせて紹介しているのでお役に立てれば幸いです。

 

おひとりさまの終活―自分らしい老後と最後の準備

jibunrasiirougoto


▼基本情報

タイトルおひとりさまの終活―自分らしい老後と最後の準備
著者中澤 まゆみ
発売日2011年9月

▼本の内容

若い世代の方には誰しも共通して訪れる「死」に対する準備や、「終活」という言葉を考えるきっかけになる本なんじゃないかと感じました。

「終活」というテーマは「死」についてのことに直結するものでもあるため、重いイメージを持っている人も多いと思いますが、「重くもあるけれども触れないといけないテーマ」でもあるということが上手く書かれているように思います。

シニアの人にとっては医療や介護のことなど至極、実用的な一冊なんじゃないでしょうか。

 

スポンサーリンク

ひとり終活: 不安が消える万全の備え

huangakieru


▼基本情報

タイトルひとり終活 不安が消える万全の備え
著者小谷みどり
発売日2016年4月6日

▼本の内容

人は年齢を重ねるにつれて不安なことや心配なことは増えやすくなります。
それに伴って「もしも」のときを考えた終活についてよくわかる内容となっています。

「もしも、自宅で急に倒れたら…」
「もしも認知症になってしまったら…」

これらの悩みは単にただ悩むだけでは解消されるものではないため、自身が元気なうちに行動することの必要性や大切さをもとに、「ひとり暮らしでも安心な高齢者向け住宅」「認知症になった際の任意後見制度」など役立つ情報が満載です。

ohitorisama-kanngaerukoto-1

≪おひとりさま終活で考えるべきこと≫
①認知症になった場合のこと

「もしも、自身が認知症になってしまったら」という場合に備えて「後見人」について考えておく。

自身の判断能力が不十分になった場合に備えて、任意後見契約について考えておくとよいでしょう。
任意後見契約(にんいこうけんけいやく)とは、ご本人と後見人になってほしい人の間で結ぶ契約のことです。

後見人制度について詳しくは下記事にてまとめていますので、参考にしてみてください。

後見人をもっと詳しく

 

おひとりさまの死後事務委任

shigoinin


▼基本情報

タイトルおひとりさまの死後事務委任
著者島田 雄左(著)・吉村 信一(著)
発売日2018年6月

▼本の内容

終活の意味合いには「家族に迷惑をかけたくない」という自身以外の人への配慮もあります。

残された家族が相続問題で揉めることのないように「遺言書」を書くのも配慮のひとつです。
そんな周囲にできるだけ迷惑をかけない自身の終わり方に有効だといわれているのが「死後事務委任契約(しごじむいにんけいやく)」です。

死後事務委任契約や先に触れた後見人など、各種制度と終活における関連性などを知ることができると思います。

ohitorisama-kanngaerukoto-2

≪おひとりさま終活で考えるべきこと≫
②死後事務委任契約

死後事務委任契約とは、自身の死後の葬儀や納骨などの手続き・遺品生理などを第三者へ委任する契約のこと。

死後事務委任契約の内容には財産の相続も含まれます。
基本的には信頼のおける親族や知人に任せるケースが見られますが、行政書士や司法書士などの専門家と契約するケースもあります。

「身寄りなしのおひとりさま」などの場合は後者を考えることになると思うので、判断能力のある元気なうちに考えておくべき終活の一つだと思います。

 

老後ひとりぼっち

rougohitoribocchi


▼基本情報

タイトル老後ひとりぼっち
著者松原 惇子
発売日2016年9月

▼本の内容

エッセイストで評論家でもある著者の松原 惇子さんは、「ひとり」「孤独」の魅力を語らせたら右に出る人がいないほど「おひとりさま」の終活に造詣が深いです。

内容的にはそんな「ひとり老後」のプロともいえる松原さんが長年培ってきたノウハウが沢山つまった一冊になっています。
保証人制度など、日本の制度に言及している点も読み甲斐があるように思いました。

「おひとりさま」と聞くと、一見「寂しさ」が連想されやすくもありますが、「おひとりさまの終活とは寂しいものじゃない」というのがこの本を通して感じられるんじゃないかと思います。

ohitorisama-kanngaerukoto-3

≪おひとりさま終活で考えるべきこと≫
③身元引受契約

身元引受契約とは、身元引受人(身元保証人)になってもらう契約のこと。

一般的には老人ホームや高齢者向け住宅に入居するときに身元引受人(身元保証人)を求められることになります。
身元引受契約について費用など詳しく下記事でまとめているので、あわせてお読みいただければと思います。

身元引受契約をもっと詳しく

 

おひとりさまの「法律」と「お金」

houritsutookane


▼基本情報

タイトルおひとりさまの「法律」と「お金」
著者中澤 まゆみ (著)・ 小西 輝子
発売日2013年12月

▼本の内容

終活において「お金」は必要不可欠であり重要なものです。
それは「おひとりさま」に限らず全ての人の終活において共通するものですが、自身が病気になったときのことなど、主に30代~40・50代のミドルエイジの人たちに読んでいただきたい内容になっていると感じました。

お金と法律のことがピンポイントでわかりやすく、スラっと読める一冊だと思います。

 

おひとりさまの老後

ohitorisamanorougo


▼基本情報

タイトルおひとりさまの老後
著者上野 千鶴子
発売日2007年7月

▼本の内容

例えば結婚していても、どちらかが長生きするというケースは多いです。
「最後は皆ひとり」ということを再認識させられました。

お金のこと、住まいのこと、心構えやノウハウ的なところも学べる内容で、女性が老後をより良く生きるための指南書なんじゃないかと思います。

これまでに70万部以上のベストセラーとなっている一冊でもあります。

ohitorisama-kanngaerukoto4-4

≪おひとりさま終活で考えるべきこと≫
④お墓のこと

自身の死後の葬儀のこともそうですが、お墓のことも考えておくべき事項です。

近年、葬儀の多様化により納骨・埋葬方法なども様々な形があります。
ひと口に「お墓」といっても、墓石を墓標に建てる以外にも樹木葬など多種多様です。

「いいお墓」では、霊園や寺院を簡単に一括検索することができます。

いいお墓 バナー

気になる場所の資料請求も行うことができるお墓の検討や比較をする際にとても役立つサービスなのでオススメです。

 

私、ひとりで死ねますか ―支える契約家族―

watashi-hitoride


▼基本情報

タイトル私、ひとりで死ねますか ―支える契約家族―
著者松島 如戒
発売日2018年8月

▼本の内容

とてもインパクトのあるタイトルですが、色んな境遇にある人たちの様々なケースを通じて「生前契約」とはどんなものなのか?
しっかりと知ることができる一冊だと思います。

簡単に「生前契約」とは何かを説明すると、「どんなときにどんな支援が必要か」を決めて契約しておくことをいいます。

著者の松島如戒さんは、1993年に任意後見・生前契約受託機関「りすシステム」を設立した生前整理の第一人者です。

 

スポンサーリンク

まとめ

matome

おひとりさま終活にオススメしたい7冊の本を紹介しました。

紹介した7冊は

おひとりさま終活にオススメの本
・おひとりさまの終活―自分らしい老後と最後の準備
・ひとり終活: 不安が消える万全の備え
・おひとりさまの死後事務委任
・老後ひとりぼっち
・おひとりさまの「法律」と「お金」
・おひとりさまの老後
・私、ひとりで死ねますか ―支える契約家族―

以上の7冊でしたが、気になった本があれば一度手に取って頂ければと思います。

また、あわせて「おひとりさま終活で考えるべきこと」を4つ紹介しました。

≪おひとりさま終活で考えるべきこと≫
①認知症になった場合のこと(後見人)

②死後事務委任契約
③身元引受契約

④お墓のこと

必ずしも考えるべきことは上記の4点だけではなく、他にも医療のことなど考えるべきことはあると思います。

最近では終活支援サービスなどを導入する地方自治体が増えていますが、「身寄りなしのおひとりさま」などの孤独死がその背景にあるといわれています。

地方自治体が行う終活サポート情報について下記事でまとめていますので、是非あわせて読んでいただければと思います。

このあと読みたい

    関連記事

    1. uchusou-top

      終活で考える宇宙葬の費用は?内容や日本の法律上の違法性などわかりやすく解説!

    2. 精進落としの意味やタイミングはいつ?金額相場や席順、献杯の挨拶やマナーについて徹底解説!

    3. english-top2

      終活を英語では何という?終活関連用語とあわせて一覧で紹介!

    4. movie-theater

      映画館で観たい2019年上映中のおすすめ終活映画ランキング

    5. larp-top

      賃貸で一人暮らしの場合の終活とは?

    6. dress-top

      終活用エンディングドレスの通販や手作りでの作り方

    7. ns-top

      終活で知っておくべき認知症について

    8. オンライン診療が可能な病院一覧をシニア世代にもわかりやすく紹介

    9. single-man-top

      独身男性でも終活は必要か?将来や老後について考えておくべきポイントを紹介!

    終活に関する情報を動画でYouTubeチャンネル【今日の終活】では終活.comの各記事・コンテンツを動画で公開中 チャンネルはこちら