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「終活セミナーに無料で参加してみたいけれど、どこで開かれているのか分からない」——茨城県内でそう感じている方は、実はとても多いんです。この記事では、県内10市の公式ホームページで実際に確認できた終活セミナー・無料相談会の情報を、まとめてご案内します。
終活というと、なんだか重たい話に聞こえるかもしれません。でも実際のところ、市が開いている会は「相続のことをちょっと聞いてみたい」「エンディングノートって何を書くの?」といった、ごく普通の疑問から始まっていいものばかりです。しかも多くが無料。難しく考えなくて大丈夫です。
茨城県の終活セミナー・無料相談会は「市の公式ページ」で探すのが確実です

県のホームページが入口になります
茨城県は「人生会議(ACP)」の普及に力を入れており、県のページから日立市・土浦市・石岡市・常総市・笠間市・つくば市・ひたちなか市・常陸大宮市・那珂市・かすみがうら市の取り組みページへ直接たどれるようになっています。まずは県のページから、お住まいの市を開いてみるのが近道です。
(出典:茨城県「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」2026年3月9日更新)
県では令和7年10月にA4サイズの啓発チラシを作成し、県内市町村や保健所などで配っています。また、県政出前講座として人生会議の講座も受け付けています(同上)。
「人生会議」は終活セミナーの中身そのものです
人生会議とは、もしものときに備えて、自分が望む医療やケアについて前もって考え、信頼できる人と繰り返し話し合って共有する取組みのことです。
(出典:厚生労働省「人生会議」してみませんか)
市が開く終活セミナーは、この人生会議とエンディングノートを軸に組まれているものが大半です。つまり「人生会議」で探しても、終活セミナーにたどり着けるというわけです。
これから参加できる終活セミナー・無料相談会(2026年7月29日現在)

石岡市「終活相談会」——料金無料・年6回開催
石岡市は、相続・お墓・生活のことなどを専門の相談員に相談できる「終活相談会」を、年6回の日程で開いています。会場はふれあいの里石岡ひまわりの館 工作室、時間は13時30分から15時までで、1組40分・料金は無料です。
(出典:石岡市「終活相談会」2026年4月1日更新)
- 令和8年8月27日(木)/申込期間 令和8年7月1日〜8月21日
- 令和8年10月29日(木)/申込期間 令和8年9月1日〜10月23日
- 令和8年12月24日(木)/申込期間 令和8年11月2日〜12月18日
- 令和9年2月25日(木)/申込期間 令和9年1月4日〜2月19日
定員は各回2組の先着順、対象は市内にお住まいの方で、原則として同一年度のご利用は1組につき1回限りです。お申し込みは地域包括支援センター(0299-35-1127)へのお電話か、申込フォームから(同上・2026年7月29日現在)。
2組だけと聞くと狭き門に感じますが、その分じっくり話を聞いてもらえる会でもあります。
古河市「空き家相談会」——参加費無料・司法書士も同席
古河市では、空き家を所有している方やこれから所有する予定の方を対象に、年5回の空き家相談会が開かれています。アドバイザーとして司法書士・行政書士・建築士・不動産業者・解体業者が同席するため、相続がからんだ実家の悩みもその場で相談できます。
(出典:古河市「空き家相談会」2026年4月30日更新)
第2回は令和8年8月29日(土)13時30分から、会場はTSURUTA ふくろうの森プラザ(総和地域交流センター)。事前予約制で定員12組、参加費は無料です。申込受付は令和8年7月27日から8月18日まで(電話0280-98-3465ほか)。その後も10月17日、12月19日、令和9年2月27日に予定されています(同上・2026年7月29日現在)。
申し込んだ方は、空き家の写真や地図、登記情報、固定資産税納税通知書の明細、相続関連の資料を持参するよう案内されています(同上)。
水戸市「空き家セミナー」——申込不要で当日参加できます
水戸市は、空き家の適切な管理の啓発と利活用を進めるため「空き家セミナー」を開催します。令和8年8月1日(土)13時から16時(12時30分開場)、水戸市役所2階大会議室で、申込は予約不要・当日参加可です。
(出典:水戸市「空き家セミナー開催のお知らせ!」2026年7月24日更新・2026年7月29日現在)
日立市「司法書士相談」——無料・月1回の定例相談
日立市では、相続や遺言、不動産登記、成年後見などについて司法書士に相談できる窓口を、第1水曜日(1月は第2水曜日)の14時から17時に開いています。1組30分で相談は無料、市役所市民相談室が会場です。
(出典:日立市「司法書士相談」令和8年3月2日更新)
令和8年8月5日(水)は7月15日から、9月2日(水)は8月17日から予約開始です。事前の電話予約が必要で、対象は日立市民の方に限られます(同上・2026年7月29日現在)。
つくば市で開かれた終活講演会は、こんな内容でした

「終活セミナーって、実際どんなことをするの?」という方のために、実施済みの会をひとつご紹介します。つくば市は令和7年度の終活講演会「終活のススメ〜今日から終活はじめてみませんか?〜」を、2026年1月25日(日)13時から16時、イーアスつくば2階イーアスホールで開催しました。
(出典:つくば市「令和7年度『終活講演会』終活のススメ」2025年12月3日更新)
内容は、人生会議やエンディングノートの書き方・持ち物整理を学ぶセミナーに加え、希望制・無料の個別相談会(相続/不動産/資金/身元保証/家財整理/葬儀)とシニアフォトの撮影。定員は先着80名で、費用は無料でした。主催はつくば市在宅医療・介護連携推進協議会です(同上)。
こうした会は年度ごとに開かれることが多いので、今年度の案内が出ていないか、地域包括支援課のページをときどき覗いてみてください。
セミナーがない時期は「エンディングノートの無料配布」を活用しましょう

終活セミナーは通年開催ではありません。空いた時期にできることとして、市が配っているエンディングノートを窓口でもらってくる、という方法があります。どの市も無料で、その場で受け取れます。
- 水戸市「私のエンディングノート」/高齢福祉課地域支援センター窓口、地域包括支援センター、出張所、市民センターなどで無料配布。2026年度版のPDFもダウンロードできます(出典:水戸市「『私のエンディングノート』をご活用ください【無料】」2026年4月1日更新)
- 日立市「日立市エンディングノート」/高齢福祉課、総合案内所、各支所、日立駅前出張所、各交流センター、各地域包括支援センターで配布(出典:日立市「私のエンディングノートのご利用案内」令和8年5月29日更新)
- つくば市「わたしの生き方ノート」/地域包括支援課のほか、地域包括支援センター、高齢者支援センター、窓口センター、保健センター、いきいきプラザで配布(出典:つくば市「わたしの生き方ノート(エンディングノート)を配布しています」2026年6月9日更新)
- ひたちなか市「大切な方への絆ノート」/高齢福祉課窓口、地域包括支援センター窓口で配布(出典:ひたちなか市「大切な方への絆ノート(エンディングノート)のお知らせ」2024年12月25日更新)
- 常総市 フューチャーノート「あなたへの伝言」/本庁舎議会棟高齢福祉課、石下庁舎暮らしの窓口課の2か所で無料配布(出典:常総市「フューチャーノート『あなたへの伝言』を作成しました」)
- 那珂市「未来ノート」/自分のこと、もしものときの備え、財産、地域の身近な相談窓口を書き込める構成(出典:那珂市「那珂市未来ノート(エンディングノート)のご案内」)
- 笠間市「明日へつなぐノート」/人生会議のページからPDFを見ることができます(出典:笠間市「もしものときのために人生会議(ACP)をしてみませんか?」2023年10月25日更新)
- 日立市「心づもりノート」/医療・介護連携推進協議会が作成したリーフレットとノート(出典:日立市「考えてみませんか。人生の心づもりを」令和8年5月26日更新)
全部を埋めようとしなくていいんです。書けるところから一行ずつで十分です。
集まりがあるなら「出前講座」を呼ぶという方法もあります

意外と知られていないのが、こちらから講座を呼べる仕組みです。土浦市は「土浦いきいき出前講座」の一環として、人生会議について学べる講座を開いています。講義に加えて簡単なゲームやグループワークもある内容で、所要時間は約60分、料金は無料です。
(出典:土浦市「はじめませんか?人生会議」)
対象は土浦市内在住・在勤・在学で、おおむね10人以上で構成された団体やグループ。高齢福祉課地域支援係(029-826-1111 内線2500)に連絡して日程を調整し、生涯学習課または高齢福祉課へ申込書を提出する流れです(同上)。サロンや町内会の集まりで使えるのがありがたいところですね。
日立市も「心づもり」をテーマにした市民向け出前講座を実施しており、専門職の講話や実技を通じて学べます(前掲・日立市)。石岡市の地域包括支援センターでも、話し合いのきっかけづくりに使える「もしばなカード」の貸し出しと、依頼に応じた出前講座の出張を行っています。
(出典:石岡市「人生会議(ACP)をしてみませんか」2023年12月1日更新)
相続の相談は、市役所の定例相談が使いやすいです

「セミナーより先に、相続の具体的な話を聞きたい」という方には、市役所の無料相談があります。水戸市では弁護士による無料法律相談を第1・2・3・4水曜日の13時から16時に実施しており、相続や離婚、近隣トラブルなどを1人20分で相談できます。市民相談室(029-232-9109)への事前予約が必要で、対象は市内にお住まいの方です。
(出典:水戸市「専門機関による法律相談のご案内」2026年7月16日更新)
同じページでは、予約不要で使える電話相談も案内されています。茨城司法書士会による相続の電話相談は水曜日の14時から16時、行政書士による面談相談は木曜日の13時から16時(当日先着順)です(同上)。予約が要らないぶん、思い立った日に電話できるのが助かります。
窓口の方は毎日こうした相談を受けています。うまく説明できなくても、順に聞き取ってくれますので心配いりません。
まとめ|茨城県で終活セミナー・無料相談会を探す5つのコツ
- 県の人生会議ページから、お住まいの市の取り組みページへ移動する(出典:茨城県「人生会議(ACP)」)
- 「終活」だけでなく「人生会議」「エンディングノート」でも市のサイト内を検索してみる(出典:厚生労働省「人生会議」してみませんか)
- 石岡市の終活相談会のように、年間日程が先に公表されている会は申込期間を控えておく(出典:石岡市「終活相談会」)
- 実家や空き家の悩みは、司法書士が同席する空き家相談会が近道になることがある(出典:古河市「空き家相談会」)
- セミナーがない時期は、無料のエンディングノートを窓口でもらって書き始める(出典:水戸市「私のエンディングノート」)
ここに挙げた日程や定員は変更されることがあります。お出かけの前に、必ず各市の公式ページで最新の情報をご確認ください。
📞 無料で相談できる窓口のご案内
お住まいの市の地域包括支援センターは、終活の入口として最も気軽に使える窓口です。エンディングノートの受け取りも、出前講座の相談も、まずはここからで大丈夫です。遺言書を法務局に預ける制度について聞いてみたいときは、法務局の手続案内予約サービスが24時間使えます。
▶ 法務局 手続案内予約サービス(24時間365日受付)
▶ 法務省 自筆証書遺言書保管制度について
▶ 日本司法書士会連合会(相談窓口一覧)























