お金がない人こそ終活すべき理由!

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終活では財産を把握したり、お金の整理をすることもあります。
他にも様々なところでお金について考える機会が多いです。

生前整理の際にかかる処分費用
葬儀やお墓に関する費用
老後資金

など、本格的に終活を始めると、思った以上にお金の話題が多いです。

色々とお金がかかるので「お金がない自分に終活は無縁」と考えている人もいます。
しかし私はお金がない人こそ終活をすべきだと考えています。

▼この記事を読んで理解できること
・お金がない人こそ終活をすべき理由
・お金がない人が終活をするときのポイント
など、とにかくお金を気にする方に向けた内容を紹介したいと思います。
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お金がない人こそ終活すべき理由

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「お金がない人こそ終活すべき理由」

さて、皆さんはこの理由がおわかりでしょうか。

答えは簡単です。

・自分が困る
・家族が困る

という理由があるからです。

「いつ困るの?」
「何で困るの?」

詳しい内容は後ほど紹介しますが、お金がないと将来的に困ることが多いです。

終活とは何か?
自分の人生をより良いものにするための活動
自分が死んだ後に家族が困らないようにする活動

終活は人によって多少捉え方に違いはありますが、将来自分や家族が困らないように行う活動です。
ですのでお金がない人こそ終活をすべきだと私は思っています。

 

自分が困る

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「お金は無いけど、今は何とか生活できているから平気」
とお考えの人も多いですが、老後になるとちょっと話が変わってきます

例えば、老後まで貯金が0円だったとしましょう。

貯金が0円ということは、老後の生活資金は年金のみとなります。

「年金があるなら大丈夫じゃないの?」
もちろん年金だけでやりくりしている人はいます。
ですが、年金は思っているよりもらえる金額は少ないです。

老後資金2,000万円不足問題

などもあるくらいです。
金融庁が「老後資金が2000万円不足する」という内容が記載された報告書を公表したことで噴出した問題です。
詳しくは「終活にかかる費用の記事にある老後2000万円問題とは」をご覧ください。

ですので老後まで貯金が0円の人は、現状の日本では結果的に困る可能性が高いです。
だからこそ終活をして、しっかりとお金と向き合うことが大事なのです。

 

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家族が困る

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あなたの死後、家族が困る可能性も考えるようにしましょう。

・借金問題
・葬儀費用
・お墓(埋葬)の費用

お金がない人は「遺産相続には無縁」と考えている人も多いです。
しかし借金も相続対象となっており、手続きをしなければご家族が相続したものとみなされます。

つまり、あなたの作った借金が、家族の借金になってしまうということです。
ですので借金の有無などは明確にし、家族間でわかるようにしておくことが大事です。

生前にどうしても伝えたくないのでしたら、エンディングノートや遺言書などに記載しておくようにしましょう。

借金を残して死んだらどうなるか?
以下の記事で詳しく紹介しているのでご参考ください。

 

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葬儀費用も考えるべき項目です。

葬儀は不要と考えている場合も、火葬などで最低限の費用はかかります

死後に自分で支払うことはできませんから、ご家族が出すことになるでしょう。
しかしご家族も金銭的に余裕がないかもしれません。
そうなるとご家族は支払いで困ってしまう可能性がありますね。

お墓(埋葬方法)も同じです。

火葬後の遺骨は、お墓や施設で保管するのが一般的です。
自宅で保管する「自宅供養(手元供養)」の場合は費用はかかりませんが、その他の方法を使う場合は基本的に費用がかかります。

・納骨堂
・樹木葬
・散骨

色々とありますが、安くて数万円、高ければ100万円を超えるケースもあります。

死んだ後も色々とお金がかかるのがわかると思います。

お金がないと、このような出費も家族の大きな負担となってしまいます。
だからこそ、お金がない人こそ終活はすべきだと思います。

お金がない人が終活をするときのポイント

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お金がない人が終活をする際、どのようなことをすればよいのか?

無理のない範囲で考えることが大事です。

スタートはハードルを下げて、できるところから始めましょう。
お金がないときに、いきなりお墓の購入を考えるのはハードルが高いですよね。

無理な目標はスタートしても続かないことも多いので、スタートラインを下げることは大事です。

終活というのは小さな積み重ねであり、少し長い目でやっていくのが良いでしょう。

さて本題に入りますが、お金がない人が終活するときはお金がかからないところから始めてみましょう。

・イメージする
・お金のことを考える

・身の回りを整理する
・エンディングノートを書いてみる
・生命保険の加入を検討する

この辺りがやりやすい項目だと思います。
生命保険の加入はお金がかかりますが、あなたが死んでしまったときに家族が困らないようにする有効な方法です。

葬儀の生前契約やお墓の購入など、大きなお金がかかるところは一旦切り離して考えていきましょう。

 

イメージする

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「イメージする」

急に言われたら「えっ?」となりますよね(笑)
だけど終活で「イメージするところから始めましょう!」といわれたら、ちょっと進めやすそうに感じませんか?

「イメージする」というのは

いわゆる「イメージトレーニング」

です。

イメージトレーニングはモチベーションをあげたり、パフォーマンスをあげることにも適しているんです。
メンタルの強化にも繋がります。

ですので始めに理想の老後をイメージしたりするのもよいと思います。
イメージトレーニングはお金がかからないだけじゃなく、色々プラスになるのでオススメです。

また、イメージすることで目標もできるかもしれません。
目標ができると今度はそれに向かって色々と考えることができるので、「良いこと」の連鎖が起こりやすくなります。

 

お金のことを考える

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終活において、葬儀やお墓について考えることは大事です。

しかしお金がないときに、大きな出費を考えるのって…

すごく苦痛

ですよね。
私は苦痛すぎてハゲが進行してしまいました(笑)

ですのでここでは一旦、大きな出費は切り離して身近なお金を考えていきましょう。

身近なお金とは日々の収支をいいます。
誰しも生きていれば「収入」と「支出」がありますよね。

お金の整理というと、財産を多く持っている人が行うイメージがあるでしょうが、収支を見直すことも大事なお金の整理となります。

・保険の見直し
・スマホ代の見直し
・インターネットサービスの見直し
・公共料金の見直し

色々と見直すことで支出を減らすことができます。
節約は苦手・・・という人がいますが、見直しと節約は全く別物です。

節約は、時には我慢も必要です。
ですが、見直しは無駄を減らすために行うもので、我慢をするわけではありません。

▼保険の見直し

複数の保険に入っていたり、色々な特約をつけている場合は保険料も高くなります。
それらを見直すことで今より保険料の負担を減らすことができる可能性があります。

例えば、加入している保険を見直しして、1万円くらい負担が減ったとしましょう。

そうすると1年で12万円、10年で120万円のお金が浮きます。
120万円あれば葬儀費用やお墓の費用も何とかなるわけです。
だから保険の見直しは大事です。

▼スマホ代の見直し

スマホ代ならプランを見直すことで料金が安くなることがあります。
最近は格安スマホなどもあるので、携帯会社を変更することで大きな支出削減も可能かもしれません。

例えば、大手携帯会社でスマホを契約している場合、プラン等にもよりますが8,000円位かかります。
これを格安スマホに変更すると、プラン等にもよりますが2,000円位まで抑えることができます。

差額は6,000円なので、1年で72,000円、10年で72万円ものお金が浮くわけです。
72万円があれば、何かあったときの急な出費に備えることができます。

▼インターネットサービスの見直し

インターネットサービスは月額料金がかかっているものもあります。
使っていないのに放置しているケースも多く無駄な出費になってしまいます。

例えば、以下のサービスです。

Hulu(月額料金約1,000円)
アマゾンのプライム会員(月額料金約400円)
マッチングアプリ(月額料金約3,000円)

などです。
仮に上記3つのサービスを全く使っていなかった場合、約4,400円の無駄があるわけです。
1年で52,800円、10年で52万8千円です。

▼公共料金の見直し

最近は電気やガスの自由化が進んで、ご自身で供給会社を選択できるようになりました。
そのため、供給会社を変更することで料金を安くすることができる可能性が高いです。

例えば電気で例に出すとソフトバンクが提供する「おうちでんき」があります。

ソフトバンクまたはワイモバイルのユーザーなら「おうち割 でんきセット」でお得に電気を利用することができます。
各家庭の利用状況により違いはありますが、1年で約6,000円、10年で約60,000円変わることもあります。

先に紹介した3つに比べると小さな金額ですが、60,000円あれば色々とできます!

保険・スマホ・インターネットサービス・公共料金4つの金額を合計すると

上記のように収支を見直し、無駄を減らすことができれば、その分お金も浮きます。
浮いたお金は貯金に回すことができるので、今までよりお金に余裕ができるかもしれません。

収支を把握していない場合は、簡単家計簿をつけてみてはいかがでしょうか。
今はスマホアプリで簡単につけることもできるのでオススメです。

 

身の回りの整理をする

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身の回りの整理とは、いわゆる生前整理のことです。

生前整理はあらゆるものを生前のうちに整理することです。
中にはお金の整理も含まれていますが、ここでは一旦切り離して物の整理と考えてください。

身の回りの整理は、簡単にいうと物を減らすことです。
物を減らす方法は

・捨てる
・譲る
・売る

の3つがあります。

捨てるのは簡単ですが、せっかくなので「売る」整理をしてみてください。
意外と何でも売ることができます。

不要な物=ゴミ

ではなく

不要な物=お金

と考えて、積極的に売って整理をしてみましょう。
物を売ったことがある人ならわかると思いますが、売るのは楽しいことでもあります。

オススメの整理方法です。

あわせて読みたい終活.comの「終活で売る」に関する記事

 

エンディングノートを書いてみる

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終活といえばエンディングノート。
自分の情報を書き示しておくノートですのであると役立ちます。

特にあなたにもしものことがあったとき、ご家族に重宝されると思います。

書く内容は

ご自身の情報(氏名や生年月日、マイナンバーなど)
金融資産(銀行口座や証券会社の情報)
葬儀関係(喪主をして欲しい人や参列して欲しい人、宗教や葬儀形態の希望など)

色々と書くことができます。
始めから項目が付いているエンディングノートも販売されており、ノートによって内容に違いがあります。

項目が最初からあるので、自分で考える必要はなく簡単に作成できます。
ですが、無理にエンディングノートを購入する必要はないです。

キャンパスノートなど、何も無いノートに自分で必要な情報を記載しておく形でも十分です。

ちなみにエンディングノートの価格は商品により差があります。
1,000円前後のものや3,000円程度するものまで様々です。

項目があるエンディングノートを使いたい場合は、「エンディングノートランキング」をご覧になってみてください。
下の記事でエンディングノートの特徴や参考価格を紹介しています。

 

生命保険の加入を検討する

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「日本の健康保険は有能だから保険はいらない」
こんなことをいう人がいます。

間違いではありません。

ちょっとした病気や怪我程度なら健康保険ひとつでなんとかなります。

では、なぜ生命保険の加入を検討するのか?

もちろん大きな病気や怪我に備えて加入することもありますが、今回検討する一番の目的は家族にお金を残すためです。

生命保険でまとまったお金を残すことができれば、あなたの死んだ後、家族がいきなり困ることはありません。

ですのでお金がなくて家族へ残せるものがない人は、生命保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。
毎月の保険料などはかかりますが、まとまったお金を残せる点は非常に大きなメリットになると思います。

あわせて読みたい終活.comの保険に関する記事
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まとめ

matome

今回は特にお金を気にされる方に向けた内容を紹介しました。

終活で沢山やることがありますが、全てを必ず行う必要はありません。
できることは個々の状況によって違いますし、終活はこうあるべきというのもありません。

ですのでご自身ができる範囲で、自分や家族が困らないように、適切な活動をしていきましょう。

そもそもお給料が少ない、
そんな方は思い切って終活ではなく就活や転活してみてはいかがでしょうか?

就職活動を就活
転職活動を転活

といいます。

Web職・ゲーム業界に特化した転職なら「マイナビクリエイター
大学中退、中卒、高卒の就職なら「第二新卒エージェントneo」などがあります。
就職・転職する際は、ご自身にあった転職サイトを利用することでより良い条件で転職をできます。

就活や転活から始める終活も私はアリだと思っています。

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