おひとりさまの終活と自治体サービス|徳島市の公式サポートを使いこなすガイド

本ページはプロモーションが含まれている場合があります。

「一人で暮らしているけれど、もし体が動かなくなったらどうなるの?」
「お金の管理や、亡くなったあとの手続きを誰かに頼めるのかしら?」
——徳島市内で一人暮らしをされているシニア世代の方から、こんなご不安をよく耳にします。

実は、徳島市にはおひとりさまの終活を支える公式サービスが数多く用意されています。市の高齢者福祉計画や権利擁護センター、おくやみコーナーなど、知っているだけで心強いサポートがそろっています。このページでは、公式資料をもとに、徳島市在住のおひとりさまが活用できる自治体サービスをまるごとご紹介します。一つひとつ確認していけば、きっと安心できることでしょう。


徳島市のおひとりさまを取り巻く状況——今、準備が大切な理由

スポンサーリンク

高齢化が進む徳島市の現状

徳島市の令和2年10月1日現在の総人口は252,235人で、高齢化率はすでに29.3%に達しています。さらに2040年(令和22年)には高齢化率が35.2%になると推計されており、高齢者1人を現役世代の約1.5人で支える社会になると見込まれています。
(出典:徳島市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(第8期)概要版

そうした中でも、徳島市は「高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるまちの実現」を基本理念に掲げ、一人暮らし高齢者を中心とした福祉サービスの整備・提供に努めています。おひとりさまにとって、この市のサポート体制を知っておくことが、安心した終活の第一歩になります。
(出典:徳島市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(第8期)概要版

難しく聞こえるかもしれませんが、制度を知るだけで「いざというとき」の不安がずいぶん軽くなりますよ。


生活を支える徳島市の高齢者福祉サービス

徳島市では、一人暮らしの高齢者が地域で安心して生活できるよう、さまざまな在宅福祉サービスを提供しています。以下のサービスは、市の計画に明記された公式の取り組みです。

①緊急通報システム設置事業

急な体調不良や転倒など、一人でいるときのもしものときに備えた緊急通報システムの設置事業が行われています。本体とペンダント型の装置を貸与する形で運用されており、万一の際に迅速な対応につながります。また、お亡くなりになった場合は装置の返還手続きが必要で、窓口は高齢介護課(電話:088-621-5176)です。
(出典:徳島市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(第8期)概要版おくやみガイドブック(令和8年4月発行)

スポンサーリンク

②高齢者配食サービス事業

栄養バランスの取れた食事の確保が難しい一人暮らしの高齢者に向けた配食サービスが実施されています。食事の提供とあわせて、安否確認の役割も果たしており、孤立しやすいおひとりさまにとって心強い制度です。
(出典:徳島市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(第8期)概要版

③自立支援ホームヘルパー派遣事業・日常生活用具給付事業

介護保険の対象にならない場合でも、生活のサポートが必要な方に対してホームヘルパーの派遣や日常生活用具の給付が行われます。一人では難しい家事や生活動作を安全に続けるための支援として活用できます。
(出典:徳島市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(第8期)概要版

④高齢者バス無料乗車券の交付

徳島市では、高齢者の外出を支援するためバス無料乗車券を交付しています。外出の機会を増やし、社会参加や孤立防止にもつながる取り組みです。交付を受けていた方がお亡くなりになった際は、高齢介護課への返還手続きが必要です。
(出典:徳島市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(第8期)概要版おくやみガイドブック(令和8年4月発行)

⑤地域の見守り活動(とくしま見守りねっと)

徳島市は「とくしま見守りねっと」として地域の見守り協力事業者を登録し、一人暮らし高齢者の見守り体制を整備しています。令和元年度時点で24か所の事業者が登録しており、令和5年度末には28か所を目標としています。地域全体で支え合うネットワークの一部です。
(出典:徳島市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(第8期)概要版

窓口の方が丁寧に教えてくれますので、まずは問い合わせてみるだけで大丈夫ですよ。


判断能力が不安になったら|成年後見制度と権利擁護センター

おひとりさまの終活で特に重要なのが、認知症などで判断能力が低下した場合への備えです。徳島市では、成年後見制度の普及啓発と利用支援を公式に推進しています。

成年後見制度とは

成年後見制度とは、認知症や障がいなどにより判断能力が十分でない方の財産や権利を守り、支えるための仕組みです。「任意後見制度」と「法定後見制度」の2種類があります。

  • 任意後見制度:判断能力が十分なうちに、あらかじめ本人が受任者(後見人となる人)と支援の方法を決め、公正証書で契約を結ぶ制度です。判断能力が低下した後、家庭裁判所に申立てを行うことで効力が生じます。
  • 法定後見制度:すでに判断能力が不十分な場合に、家庭裁判所が本人に合った支援者(後見人・保佐人・補助人)を決定する制度です。判断能力の程度によって「補助」「保佐」「後見」の3段階があります。

(出典:徳島市権利擁護センター 成年後見制度活用のお手伝いパンフレット

徳島市権利擁護センターに相談する

徳島市は成年後見制度の利用促進に関する法律に基づく中核機関として「徳島市権利擁護センター」を設置し、令和4年度から徳島市社会福祉協議会が運営しています。同センターでは、広報・啓発、相談対応、利用促進、後見人支援の4つの機能を担い、地域の関係機関との連携を強化しています。

  • 徳島市権利擁護センター:徳島市沖浜2丁目16番地 徳島市生涯福祉センター内
    電話:088-679-8679 FAX:088-625-4377

(出典:徳島市権利擁護センター 成年後見制度活用のお手伝いパンフレット

日常のお金の管理が心配なら|日常生活自立支援事業

まだ成年後見制度を使うほどではないけれど、福祉サービスの利用手続きや日常的な金銭管理に不安がある——そんな方には日常生活自立支援事業が役に立ちます。徳島市にお住まいで、契約内容を理解できる方が対象で、公共料金や年金などの日常的な金銭管理の援助、金融機関等の貸金庫で大切な書類などを預かるサービスが利用できます。

  • 利用料金:1回1,000〜1,500円(1時間程度)。生活保護世帯の方は無料。
  • 問い合わせ:徳島市社会福祉協議会 日常生活自立支援事業担当
    電話:088-656-1520 FAX:088-625-4377

(出典:徳島市権利擁護センター 成年後見制度活用のお手伝いパンフレット

「制度の名前は難しいけど、要は頼れる人を決めておくことなんですよ」——そう思っていただければ、ぐっと身近に感じられるはずです。


医療・介護の希望を伝えておく|ACP(人生会議)の活用

人生会議とは何か

おひとりさまの終活において、見落とされがちなのが医療・介護に関する事前の意思表示です。徳島市は「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」、通称「人生会議」の普及啓発を施策の一つとして推進しています。

人生会議とは、終活として残しておくべき重要な取り組みの一つであり、人生の最終段階における医療やケアについて、本人が前もって考え、周囲の信頼する人(家族、かかりつけ医など)と話し合って共有しておくことです。一人暮らしの方にとっては、かかりつけ医や地域包括支援センターのスタッフと話し合う機会が特に大切です。
(出典:徳島市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(第8期)概要版

地域包括支援センターに総合相談できます

ACP(人生会議)の相談や、高齢者の介護・福祉・成年後見制度など幅広い相談窓口として、徳島市地域包括支援センターが利用できます。電話・来所・訪問に対応しており、専門のスタッフが親身に対応してくれます。

  • 徳島市地域包括支援センター:徳島市幸町3丁目77番地 徳島市医師会館2階
    電話:0120-24-6423(無料) 月〜金 9:00〜17:15(祝日・年末年始を除く)

(出典:徳島市権利擁護センター 成年後見制度活用のお手伝いパンフレット

「何を相談していいかわからない」という場合も大歓迎です。電話一本から始めてみてください。


亡くなったあとの手続きを減らす備え|おくやみコーナーの活用

徳島市「おくやみコーナー」とは

おひとりさまの場合、ご自身が亡くなった後に手続きを代行してくれる家族がいないケースも少なくありません。だからこそ、生前のうちに「亡くなったあとにどんな手続きが必要か」を把握しておくことが大切です。

徳島市では、ご遺族の方が行う各種手続きの負担を軽減するため、「おくやみコーナー」を設置しています(事前予約制)。国民健康保険・後期高齢者医療・年金・介護保険・高齢者福祉・税務など、市役所内の多くの手続きをまとめてサポートしてもらえます。

  • おくやみコーナー予約ダイヤル:088-621-5039
  • 受付時間:月〜金 8:30〜17:00(土日祝日・年末年始を除く)
  • 予約時間:9:00〜 / 10:30〜 / 13:30〜 / 15:00〜
  • 場所:徳島市役所1階 市民生活相談課内 相談室

(出典:おくやみガイドブック(令和8年4月発行)

おひとりさまの場合に特に必要な手続き

一人暮らしの高齢者の場合、亡くなったあとに対応が必要な手続きとして以下が挙げられます。

  • 介護保険被保険者証・負担割合証の返還・資格喪失届(高齢介護課 088-621-5582)
  • 緊急通報装置の返還(高齢介護課 088-621-5176)
  • 福祉電話の解約(高齢介護課 088-621-5176)
  • 徳島市バス無料乗車証の返還(高齢介護課 088-621-5176)
  • 国民健康保険・後期高齢者医療保険の資格喪失届(保険年金課)

(出典:おくやみガイドブック(令和8年4月発行)

信頼できる方(親族・友人など)に事前に手続きの内容を伝えておくか、死後事務委任契約などを検討しておくと、ご本人もあとを頼む方も安心できます。死後事務委任契約など具体的な契約方法の詳細については、お住まいの市区町村窓口や地域包括支援センターにご確認ください。


まとめ|徳島市のおひとりさまが今すぐ活用できる5つのポイント

「知らなかった」で損をしないために、まずは電話一本から。徳島市の公式サービスはすぐそばにあります。


📞 まずはお気軽にご相談ください

おひとりさまの終活や自治体サービスについて、どこに相談したらいいかわからない方は、以下の公式窓口をご利用ください。電話一本で丁寧に教えてもらえます。

  • ▶ 徳島市地域包括支援センター(総合相談・無料)0120-24-6423 月〜金 9:00〜17:15
  • ▶ 徳島市権利擁護センター(成年後見制度・相談無料)088-679-8679
  • ▶ おくやみコーナー予約ダイヤル088-621-5039 月〜金 8:30〜17:00

(出典:徳島市権利擁護センター パンフレットおくやみガイドブック(令和8年4月発行)

一人でも、準備しておけば安心です。徳島市の公式サービスをどうぞご活用ください。

おすすめの記事