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終活の認知・浸透とともに有名人やタレント、芸能人が終活事情をメディアを通じて発信されています。
お笑い芸人の「いとうあさこ」さんや、あっちゃんこと「中田敦彦」さん(オリエンタルラジオ)がテレビ番組内で自身の終活や終活観について取り上げられたりもしました。
今回はそんな芸人さんたちの終活事情について簡単にまとめました。
芸人・お笑いタレントと終活
2019年9月時点、終活をしている・していた有名人やタレント、芸能人の中から「芸人・お笑いタレント」だけをピックアップして紹介していきます。
※紹介する中にはご本人が終活を行っている・行っていた以外にも、「終活では?」と話題に上がった方も含まれます
芸人さんというと普段は人を笑わせる立場にいるわけですが、そんな芸人さんが行う終活とはどんなものなのか?
順に見ていきましょう。
いとうあさこさん
いよいよ明日4/13(土)12時から、いとうあさこお誕生日会『ミネラル ~涙の数だけ塩を舐めるよ~』のチケット先行抽選の受付開始いたします。
40代最後のババアの悪ふざけ、よろしかったら是非、見守りに来てやってくださりませませです。— いとうあさこ (@asako1970) April 12, 2019
芸名 | いとうあさこ |
生年月日 | 1970年6月10日 |
所属事務所 | マセキ芸能社 |
公式ブログ・SNS | Twitter(@asako1970) |
主な出演番組 | 「世界の果てまでイッテQ!」「ヒルナンデス!」「メレンゲの気持ち」 |
お笑いタレント・いとうあさこさんの終活ですが、芸人という括りの中では最も広く知られているんじゃないでしょうか。
2017年7月に放送されたフジテレビ系番組「ウチくる!?」で終活を行っているということが本人から語られました。
・50歳を目前に「正直、本当いつ死ぬかわからない」と感じるようになってきた
・「婚活というよりは終活」
・遺影撮影をした(生前撮影)
と、本人が話されていました。
やはり年齢の節目というのは先のことを考えたり、終活に紐づけて考える人は多いのかもしれません。
▼いとうあさこさんと終活
生前撮影(せいぜんさつえい)
生前のうちに遺影写真を撮ること。
遺影(いえい)とは、お通夜や葬式で祭壇に飾る故人の写真のことで、遺影写真とも呼ばれます。
遺影写真を生前のうちに撮影する方が増えてきていますが、いとうあさこさんは2017年以前には既に生前撮影されていたんですね。
遺影写真がどんなものかピンとこないという方は、以下の参考イラストをご覧ください。
▼遺影写真の参考
ただ、いとうあさこさんの遺影写真は独特な撮り方をしたようです。
そのことも番組内で話されていました。
いとうあさこさんは遺影写真の生前撮影の際、「おちゃらけしてるのが一番泣けるだろうと思って」と考えて一升瓶を持って笑顔で撮影されたそうです。
この話に女トリオ芸人「森三中」の村上知子さんが実際に遺影写真を見たわけではありませんが、号泣してしまいました。
理由としては「一升瓶が見えてしまった」ことだと話していましたが、きっと色んなことを想像してしまったんじゃないでしょうか。
他にもいとうあさこさんが行ったとされている終活は「出棺の選曲」や、「お墓の下見」も行ったというのを別番組で報告していました。
出棺(しゅっかん)とは?
出棺とは遺体の入った棺を霊柩車にのせて、火葬場へと出発するまでのこと。
「出棺式」や「出棺の儀」「出棺の儀式」ともいわれる。
別の言い方は「お見送り」。
出棺時に流してもらう曲のことや、お墓の下見まで考えていたのを思うと、わりと本格的に終活されているのかなという印象を受けました。
ちなみに出棺の際の選曲として上げられたのは尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」でした。
また、お墓には同じくお笑いタレントの大久保佳代子さんと一緒に入ると決めていると語られてます。
中田敦彦(オリエンタルラジオ)さん
中田敦彦がユーチューブで爆速成功した理由 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) https://t.co/GgeWoymp1F
— 中田敦彦 Atsuhiko Nakata (@AtsuhikoNakata) July 30, 2019
芸名 | 中田 敦彦(なかた あつひこ) コンビ名:オリエンタルラジオ |
生年月日 | 1982年9月27日 |
所属事務所 | 吉本興業(東京本社) |
公式ブログ・SNS | ・Twitter(@AtsuhikoNakata) ・NakataAtsuhiko OFFICIAL SITE ・中田敦彦のYouTube大学 |
主な出演番組 | 「火曜サプライズ 」「PS純金」 |
お笑いタレント・芸人としての枠に留まらず、音楽やYouTuberとしても活躍の場を広げるオリエンタルラジオの中田敦彦さん。
▼中田敦彦さんと終活
2017年9月に放送されたテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!」で、「人生の終わりをバッドエンドにしない終活」の授業を行っていました。
その内容として
・遺言書
・葬儀
・お墓
上記3つのテーマで終活について話されました。
遺言書(ゆいごんしょ)とは?
故人が自身の死後のために残した言葉や文章のことを遺言(ゆいごん・いごん)といいます。
遺言書とは、故人が自身の死後のために残した法的な書面のことです。
遺言書を簡単にいうと、財産の分配などを決める公的書類ですが、中田敦彦さんが遺言書について話されていたのは
今書いておいて、家族構成や資産が変化したらその都度更新するのがベスト
そう話し、遺言書を更新するタイミングとしては
・結婚や子供の誕生
・両親の死去
・子供が成人
これらのタイミングで公証役場から何かとアドバイスが貰えるということを話されていました。
遺言書については終活.comでも詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。
次に、葬儀について本人が話していたのが
・葬儀社(葬儀屋)の手配は遺族ではなく自分自身でやるべきこと
・自身で積極的に事前に決めておくのがよい
・自身の葬式を準備しておくことは、遺族を傷つけないための義務
だと話していました。
ちなみに病院で亡くなると、そこから葬儀までの時間は限られてしまいます。
なぜなら、病院の霊安室(遺体安置室)は利用時間が短く、最高でも3時間位に設定されているところが多いためです。
つまり、病院で亡くなったら、病院から早めに自宅や斎場などの葬儀会場へ搬出しなければなりません。
中田敦彦さんが葬儀のことを話したのは、こうした背景も踏まえつつだったんじゃないかと感じました。
お墓のことについては中田敦彦さんらしいといいますか、オリジナリティある見解で話されていました。
・自然葬⇒キャンプ
・合同墓⇒シェアハウス
・納骨堂⇒マンション
・家墓⇒一軒家
と、数あるお墓の種類について例えていました。
また、お墓そのものを自身だけで勝手に決めるのが難しく、家族と話し合いが必要なことから「ラスボス」という見方をされていたのも印象的です。
ビートたけし(北野武)さん
芸名 | ビートたけし |
生年月日 | 1947年1月18日 |
所属事務所 | T.Nゴン |
公式ブログ・SNS | – – – – – |
主な出演番組 | 「ビートたけしのTVタックル」「世界まる見え!テレビ特捜部」「奇跡体験!アンビリバボー」「情報7days ニュースキャスター」 |
タモリさん、明石家さんまさんとともに長年「お笑いBIG3」として名実ともに知られるビートたけしさん(北野武さん)。
たけしさんの終活については、ご本人の口から直接的な明言は不確かですが、メディアや周囲は「終活なんじゃないか?」という見方をしている人が多いようです。
ビートたけし 5月に協議離婚が成立 財産分与は夫人側の意向受け入れ― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/b5nB2UZItB 「終活」を見据えての決断かと察する。どうみても結婚は破綻、じゃあ終活視点で戻る気があるのかどうか?となって、たけしは今のお相手を選んだのだろうなあ。
— Hira@ビール好きの怪しいオヤヂ (@hhhira) June 12, 2019
ビートたけし離婚 40年近く連れ添った幹子さんと – 離婚・破局 : 日刊スポーツ
慰謝料という名目で財産分与しちゃえば税金かからないし、たけしなりの終活なのかもね https://t.co/zhDp3V5Nuh
— すじ母 (@suzitoriji) June 12, 2019
色んな事を言われているけど、この人なりの、終活だと思います。
彼の事務所だった訳だし、今まで支え続けたのだから、一人立ちしろ、ということでしょうね。#ビートたけしたけし独立語る 何も変わらず – Y!ニュース https://t.co/sdlUbjXmp9 #Yahooニュースアプリ
— にこにこアレク (@nb70komatsu) March 17, 2018
盟友でもある大杉漣さん(享年66)の早すぎる死も影響した。自分よりも年下の大杉さんが亡くなったことで、自分も最期をより近くとらえるようになった…。★やはりワケあり、たけしの事務所独立は“終活”か 芸能関係者「遺産は法的には妻に。そのため…」 https://t.co/SEp2tSruPb
— Tora yamamoto やまもと寅次郎 (@torachan55) March 16, 2018
▼ビートたけしさんと終活
離婚をして財産問題などの話題とともにニュースに報じられたことが、たけしさんの状況・年齢などを考えても「終活なんじゃないか」という見方をする人が多いのだと思います。
中でもたけしさんと同世代の方たちは、きっと思うところは色々とあるんじゃないでしょうか。
自身の番組「ビートたけしのTVタックル」内で、たけしさんは生前贈与について話されていました。
ご本人曰く
「自慢じゃないけど財産がない、全部あげちゃったよ」
といったことを話されていましたが、一見あっけらかんとした感じではあるものの、少し複雑な表情に見えたのが印象的でした。
若い頃からずっと芸の道で生きてきて、富も名声も手にしたと思われるたけしさんですが、離婚したことはご本人なりに「これから」を見据えての決断だったとも考えられます。
ちなみに、たけしさんのように熟年離婚することは終活の1つだともいわれています。
当サイトでも熟年離婚に関してをトピックにしてまとめているので、離婚問題と終活について気になる方は是非読んでいただければと思います。
コロッケさん
#鎌倉新書 の #いい葬儀 が運営する【ニッポンの終活】
一年に一度でいいから、ノーギャラで人のために動こうよ。芸人、コロッケ が語る終活とは。#コロッケ #終活事情 #エンディングノート #葬儀 #ゆずりは #武田鉄矢・コロッケ特別公演https://t.co/eCrZa0Fnji— 株式会社 鎌倉新書 (@kamashin_CC) March 26, 2019
芸名 | コロッケ |
生年月日 | 1960年3月13日 |
所属事務所 | ファインステージ |
公式ブログ・SNS | コロッケ Profile |
主な出演番組 | 「ものまねグランプリ」「ものまね王座決定戦」「ものまねバトル」 |
老若男女問わずにファンの多いモノマネ芸人のパイオニアともいえるコロッケさん。
▼コロッケさんと終活
株式会社鎌倉新書が運営する日本最大級の葬儀相談・依頼サイト「いい葬儀」内のコンテンツ「ニッポン終活~ニッポンの終活 人生の最後をどう考えるか~」にて自身の”終活観”を語っています。
「終活のようなこともされているのか?」という問いに対してコロッケさんは
エンディングノートも、全部ではないけれど、少しずつ書き始めています。
保険などは書かなくていいんですよ、調べればわかるし、財産がある人は、弁護士に話しておく方が早いだろうし。
それより、何歳の時にこの曲が好きだった、子どもの頃にあの場所で怪我をしたとか、そういうことをエンディングノートに書いておくと、人生のちょっとした反省になります。
そういう思い出を全部書いて、残す財産がないなら最後のページに「揉めなくて済んだだろう?」って書いておくとか。
エンディングノートを書くと、生き方考え方が「精一杯生きていよう」とか、「人と話するときは精一杯話そう」となりますね。出典: いい葬儀「ニッポンの終活」
と、答えていました。
普段モノマネをしているコロッケさんを思うとギャップに感じる方もいるかもしれませんが、終活に対して明確な自身の終活観を持たれているというのがわかります。
実はコロッケさんは自身初となった主演映画「ゆずりは」で葬儀社の部長役を演じられました。
以来、心の中には「ゆずりは」がずっとある状態だとも語られています。
▼映画「ゆずりは」予告編
※2018年6月公開
コロッケさん自身の中では映画出演前から何かしらの終活観は持っていたのかもしれません。
葬儀社の部長を演じたという経験からご本人の終活観がよりプラスになるものとなっているんじゃないでしょうか。
▼映画「ゆずりは」が気になる方は原作本を一度読んでみるとよいでしょう。
「生きる」とは?
「死」とは?
特に「死」は誰しもが避けて通れないもので、答えのない難しい問題でもあります。
そういった中でも「生」と「死」この二つの描写が若い世代の方に対してもわかりやすく書かれていると感じました。
まとめ
終活を行っている、もしくは終活観を持っている芸人・お笑いタレントについて紹介しました。
日頃お茶の間に笑いを届ける役割の芸人さんやお笑いタレントの方の終活・終活観は興味のある方は結構いるんじゃないでしょうか。
今回取り上げたいとうあさこさんの終活を受けて、森三中の黒沢かずこさんが老後のことを考えて生命保険に入ったというのもいわれています。
他にはコンビ芸人「ペナルティ」のヒデさんは終活アドバイザーの資格を持っていたり。
今後も芸人・お笑いタレントや有名人の終活事情については発信されてゆくものだと予想されます。
その中で、いわゆる「おひとりさま」と呼ばれる女性(芸能人やタレントのみならず一般の方でも)は終活のことを考える方が増えてきています。
「おひとりさま終活」にオススメの本を下記事で紹介していますので、あわせてお読みいただければ幸いです。