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「大阪 終活 セミナー」で検索してみたものの、どこに行けばいいのか分からず困っていませんか。実は、大阪府内には無料で相談できる公的な窓口がたくさんあります。
終活と聞くと、なんだか重たいテーマに感じてしまう方も多いと思います。
でも、意外と「まずは話を聞いてみる」これだけで十分なんです。
今回は、大阪市・堺市・東大阪市・豊中市・吹田市・高槻市を中心に、高齢者の方やそのご家族が安心して相談できる公的な窓口・無料セミナーの探し方を、連絡先まで含めて具体的にまとめました。
そもそも「終活セミナー」ってどんなことをするの?

民間の終活セミナーとの違い
終活セミナーには、葬儀社や保険会社が主催する民間のものと、市区町村や社会福祉協議会が主催する公的・無料の終活セミナーがあります。
公的な終活セミナーや相談会は、特定の商品やサービスへの勧誘を目的としていない点が大きな特徴です。エンディングノートの書き方、遺言や相続の基礎知識、介護や医療の希望の伝え方など、中立的な立場でじっくり教えてもらえます。
「何をどう相談したらいいか分からない」という段階でも窓口の方が丁寧に整理してくれます。
誰が相談できるの?
多くの窓口はご本人だけでなくご家族からの相談も受け付けています。
「親の終活が心配だけれど、本人はまだ話したがらない」というご家族の相談も珍しくありません。
相談前に準備しておくと話がスムーズなもの
特別な準備は必要ありませんが、次のようなものがあると、窓口での話がぐっとスムーズになります。
- 今いちばん気になっていること(相続、お墓、おひとりさまの不安など)を、一言でいいのでメモしておく
- エンディングノートをすでに書き始めている場合は、そのノート
- お薬手帳や、かかりつけ医の連絡先(介護・医療の希望を相談する場合)
- ご家族と一緒に相談する場合は、事前に「誰が同席するか」を伝えておく
もちろん、何も準備がなくても相談は始められます。窓口の方が「まず何からお困りですか」と聞いてくれますので、思いつくままに話すだけでも大丈夫です。
まずはここから|大阪市の終活相談「将来あんしんエール」

大阪市にお住まいの方に、ぜひ知っておいていただきたいのが、大阪市社会福祉協議会が令和8年7月から開始した終活相談事業「将来あんしんエール」です(出典:大阪市社会福祉協議会「終活に関する相談」)。
身寄りがいない場合の不安、判断ができなくなったときの備え、財産の相続、遺言書、自分らしい最期の迎え方など、終活にまつわるさまざまな悩みを、専門の相談員がじっくり聞いてくれます。死後事務のこと、遺贈のこと、家財の処分のことまで幅広く相談できるのも心強いポイントです。
相談方法と場所
事前予約制で、相談は無料・秘密厳守です。面談は大阪市立社会福祉センター(大阪市天王寺区東高津町12番10号、近鉄「大阪上本町」駅から徒歩3分、大阪メトロ「谷町九丁目」駅から徒歩7分)で行われます。
相談時間は、平日(土日・祝日、年末年始を除く)の10時〜11時、11時〜12時、13時〜14時、14時〜15時、15時〜16時の中から選べます。1回あたり原則1時間の枠で、予約状況によっては担当者が時間を調整することもあります。
対象は大阪市内にお住まいで終活に関心がある方。申込みからおおむね1週間以上先の日程で予約するのが基本です。ご本人だけでなく、ご家族からの申込みも可能です。
問い合わせ先
電話またはFAXとなっております。
電話:06(4303)4180(受付は平日9時〜17時)
FAX:06(6765)5607(FAXにてお申込みの場合は担当者から、電話またはFAXによる連絡のうえ、日程等を調整します。)
「予約なんて面倒そう」と思うかもしれませんが、実は電話一本で済みます。まずは気軽に問い合わせてみてください。
大阪市内で「地域包括支援センター」を使うという方法もあります

終活は社会福祉協議会だけでなく、お住まいの地域の「地域包括支援センター」でも相談の入り口になります(出典:大阪市「地域包括支援センター(高齢者相談窓口)」)。
介護・福祉・保健に関する高齢者の総合相談窓口として、大阪市が委託した法人が公正・中立な立場で運営しており、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)、社会福祉士、保健師や看護師などの専門職が対応してくれます。成年後見制度の活用や虐待防止など、高齢者の権利を守る取り組みも行っているので、終活とあわせて相談しやすい窓口です。
大阪市内には北区・都島区・福島区・此花区・中央区・西区・港区・大正区・天王寺区・浪速区・西淀川区・淀川区・東淀川区・東成区・生野区・旭区・城東区・鶴見区・阿倍野区・住之江区・住吉区・東住吉区・平野区・西成区の各区にセンターが設置されており、区によっては複数のセンターに分かれています。担当地域は区役所の高齢福祉業務担当に確認できるほか、大阪市のサイトから一覧表やパンフレット(PDF)をダウンロードすることもできます。
「うちの区はどこに連絡すればいいんだろう」と迷ったときは、区役所に一本電話すれば教えてもらえますので、難しく考えなくて大丈夫です。
堺市|社会福祉協議会とエンディングノートの活用

堺市では、堺市社会福祉協議会(堺市堺区南瓦町2-1 堺市総合福祉会館内、電話:072-232-5420)が地域の高齢者福祉の相談窓口として、権利擁護や地域包括支援に関する情報提供を行っています(出典:堺市社会福祉協議会、大阪府社会福祉協議会「市町村社協リンク集」)。認知症サポーター養成講座など、高齢者やご家族向けの講座・イベント情報も随時発信されているので、公式サイトのお知らせ欄をこまめにチェックするのがおすすめです。
また堺市は、堺市公式サイトから無料のエンディングノート(PDF)をダウンロードして使うことができます(出典:堺市「エンディングノート」)。印刷して自分のペースで書き進められるので、「セミナーに行く前に、まず自分で少し整理しておきたい」という方にも向いています。
いきなり全部埋めようとすると大変なので、まずは書けるところから少しずつで埋めていくといいでしょう。
東大阪市|「終活支援(エンディングサポート)事業」が充実

東大阪市は、高齢者が安心して生活できる体制づくりの一つとして終活支援(エンディングサポート)事業を実施しており、大阪府内でも特に取り組みが充実している自治体の一つです(出典:東大阪市「終活支援(エンディングサポート)事業」)。民間事業者(株式会社鎌倉新書)との事業連携協定にもとづき、複数のサービスが無料で提供されています。
無料のエンディングノート・終活ガイドブック
市役所9階の高齢介護課や、市内の地域包括支援センター、福祉事務所、老人センターで、エンディングノートと終活ガイドブック「私と家族の終活べんり帳」を無料配布しています。「モノの整理」「介護」「相続」「不動産」「葬儀・お墓」「おひとり様の終活」といったテーマごとに、知っておきたい情報や考え方のポイントがまとめられた冊子です。
無料の終活相談ダイヤル
民間企業との協定にもとづき、終活支援相談ダイヤル「0800-222-5313」(通話料無料)が開設されています。介護、見守りサービス、遺言作成、エンディングノート、相続、葬儀、お墓、遺品整理まで、終活に関わるさまざまな相談に平日9時〜17時で対応してもらえます。
終活セミナー・研修も開催
市民や、地域で高齢者福祉に関わる方々を対象に、終活に関するセミナーや研修も実施されています。参加人数などに応じて、動画視聴形式・オンライン形式・対面形式を調整してもらえるので、開催を希望する場合は下記へ相談してみましょう。
問い合わせ先:東大阪市福祉部高齢介護室 高齢介護課 電話:06(4309)3185 ファクス:06(4309)3814
豊中市・吹田市・高槻市|社会福祉協議会が相談の窓口に

豊中市・吹田市・高槻市でも、それぞれの社会福祉協議会が高齢者の生活相談や地域福祉活動の窓口になっています(出典:大阪府社会福祉協議会「市町村社協リンク集」)。
- 豊中市社会福祉協議会:豊中市中桜塚2-29-31 地域共生センター東館2階 電話:06-6841-9393
地域福祉活動や高齢者支援に関する情報を発信。エンディングノートの資料も用意されています(出典:豊中市社会福祉協議会、豊中市「エンディングノート」) - 吹田市社会福祉協議会:吹田市出口町19-2 市立総合福祉会館内 電話:06-6339-1205
高齢者の総合相談や地域包括支援に関する情報提供を行っています(出典:吹田市社会福祉協議会) - 高槻市社会福祉協議会:高槻市城西町4-6 市福祉文化会館内 電話:072-674-7496
地域の福祉活動やボランティア情報とあわせて、高齢者向けの相談窓口を案内しています(出典:高槻市社会福祉協議会)
各市とも、終活セミナーの具体的な開催日程は時期によって変わります。「今度いつ開催されるのか」は、公式サイトのお知らせ欄や、電話での問い合わせが一番確実です。詳しくはお住まいの市区町村の社会福祉協議会窓口にご確認ください。
大阪府全体からまとめて探したいときは
「自分の市の社協のサイトが見つからない」というときは、大阪府社会福祉協議会のリンク集から、府内すべての市町村社協のホームページに一括でアクセスできます(出典:大阪府社会福祉協議会「市町村社協リンク集」)。
このリンク集は「北摂ブロック」「河北ブロック」「河南ブロック」「泉州ブロック」に分かれており、大阪市・堺市もあわせて府内全市町村の社協の所在地・電話番号が一覧で確認できます。今回ご紹介した豊中市・吹田市・高槻市以外にお住まいの方も、まずはここからお住まいの市区町村のページを探してみるのが近道です。
エンディングノートに書いておきたい主な項目

セミナーや相談の前に、エンディングノートで一般的によく取り上げられる項目を知っておくと、当日の話がぐっと具体的になります。法的な効力はありませんが、ご家族が困らないための備えとして、多くの自治体でこうした項目が案内されています。
- 自分自身のこと(生年月日、血液型、かかりつけ医など)
- 財産のこと(不動産、預貯金、保険、有価証券、借入金など)
- 介護や医療の希望(延命治療への考え方、告知の希望など)
- 葬儀やお墓についての希望
- 持ち物や家財の整理についての考え方
- 家族や大切な人へのメッセージ
すべてを一度に書き上げる必要はありません。堺市や豊中市、東大阪市のように、無料でエンディングノートを配布している自治体も多いので、まずは自治体版を取り寄せて、書けるところから埋めていくのがおすすめです。
終活セミナー・無料相談を選ぶときの注意点|悪徳業者を避けるために

終活が広く知られるようになった一方で、残念ながら終活セミナーを名目に高額な契約を迫るような悪質な業者も存在すると言われています。安心して相談するために、次のポイントを覚えておいてください。
- 市区町村・社会福祉協議会・地域包括支援センターなど、公的な機関が主催しているかを確認する
- セミナー中や相談後に、特定の商品(墓地・仏壇・保険など)への契約を強く勧められないかに注意する
- 「今日決めないと損」「今だけ特別価格」など、その場での即決を迫る雰囲気がないか気をつける
- 資料代や会費など、無料のはずなのに費用を求められないかを確認する
- 迷ったときは、一人で判断せずご家族や地域包括支援センターに相談してから決める
公的な相談窓口であれば、無理な勧誘の心配はありません。判断に迷ったときほど、まずは行政や社協の窓口に相談してみるのが一番の近道です。
「怪しいかも」と少しでも感じたら、その場で決めずに、いったん持ち帰って家族に相談してください。
まとめ|大阪府で終活セミナー・無料相談会を探す5つのポイント
- 大阪市在住なら、まずは「将来あんしんエール」(06-4303-4180)に相談してみる
- 地域包括支援センターは、終活の入り口としても気軽に使える総合相談窓口
- 東大阪市は無料の相談ダイヤル・エンディングノート・セミナーが特に充実
- 堺市・豊中市などはエンディングノートを無料配布しているので、まず書いてみるのもおすすめ
- 市区町村が分からないときは、大阪府社会福祉協議会のリンク集からまとめて探せる
終活は、誰か一人で完璧に仕上げるものではありません。窓口の方に少しずつ手伝ってもらいながら、あなたのペースで進めていけば大丈夫です。
📞 まずはお近くの公的窓口へ、気軽にご相談を
「何から始めたらいいか分からない」という段階でも、まったく問題ありません。お住まいの地域の窓口に電話をするところから、始めてみませんか。
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