京都府の葬祭費一覧|26市町村すべて5万円・宇治市は即日支給【2026年版】

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京都府で家族を見送り、国民健康保険の葬祭費を申請しようとしている方へ。府内15市10町1村、26市町村の国民健康保険条例と公式ページ、申請書を確認しました。京都府の葬祭費は26市町村すべてが5万円で、75歳以上の後期高齢者医療も5万円です。額はそろっていますが、宇治市は窓口で即日支給し、京都市は2025年4月から郵送の受付を「給付事務センター」にまとめ、向日市は保険料の滞納がないことを要件にするなど、受け取り方は市町村で大きく違います。

この記事の結論

  • 京都府の国保の葬祭費は26市町村すべて5万円
  • 後期高齢者医療も府内一律5万円
  • 宇治市は窓口で即日支給
  • 京都市の郵送申請は国保・後期医療給付事務センターへ
  • 京都市は費用負担のない葬祭でも支給すると申請書に明記
  • 向日市は保険料の滞納がないことを支給要件にしている
  • 城陽市・八幡市・久御山町・宇治田原町には火葬料の補助がある

この記事でわかること

  1. 京都府の葬祭費はいくらか
  2. 26市町村の早見表
  3. 後期高齢者医療の葬祭費
  4. 京都市の葬祭費
  5. 宇治市の即日支給
  6. 福知山市のオンライン申請
  7. 保険料の滞納があるとき
  8. 葬儀の証明書類がないとき
  9. 振込口座と委任状
  10. 支給までの日数と窓口払い
  11. 前の勤め先の保険から出る場合
  12. 申請期限
  13. 火葬料の補助
  14. おくやみ窓口の予約
  15. 死亡届のときの手続き
  16. 市町の終活支援
  17. 近畿の府県と比べる
  18. 埋葬料との関係
  19. よくある質問
  20. まとめ

京都府の葬祭費は26市町村すべて5万円

国民健康保険の加入者が亡くなると、葬儀を行った人は住んでいた市町村に申請して葬祭費を受け取れます。京都府では26市町村の条例がすべて5万円で、条例の書き方が「5万円」か「50,000円」かの違いがあるだけでした。

額はそろっていますが、受け取るまでの日数は、即日から2か月程度まで市町村によって大きく違います。急いで現金が必要なのか、郵送で済ませたいのかによって、確かめておくことが変わります。

京都府で最初に確かめたいこと

額で迷うことはないので、どこに申請するか(京都市は郵送先が区役所と違う)と、保険料の滞納がないかを先に確認しましょう。

【26市町村一覧】京都府の葬祭費 早見表

15市10町1村の額と条例の条、担当の課を並べました。

市町村葬祭費条例担当
京都市5万円第8条区役所・支所(郵送は給付事務センター)
福知山市5万円第6条保険年金課
舞鶴市5万円第6条保険医療課
綾部市5万円第6条の2市民・国保課
宇治市5万円第7条国民健康保険課
宮津市5万円第8条税務・国保課
亀岡市5万円第8条保険医療課
城陽市5万円第8条国保医療課
向日市5万円第8条医療保険課
長岡京市5万円第8条医療年金課
八幡市5万円第9条国保医療課
京田辺市5万円第6条国保医療課
京丹後市5万円第7条保険事業課
南丹市5万円第9条市民課
木津川市5万円第6条国保年金課
大山崎町5万円第10条健康課
久御山町5万円第7条国保健康課
井手町5万円第9条保健医療課
宇治田原町5万円第8条健康医療課
笠置町5万円第7条税住民課
和束町5万円第6条税住民課
精華町5万円第6条国保医療課
南山城村5万円第6条保健医療課
京丹波町5万円第6条税住民課
伊根町5万円第7条住民生活課
与謝野町5万円第6条保健課

※2026年9月時点で、各市町村の国民健康保険条例(例規集)と公式ページ・申請書を確認した結果です。26市町村とも条例本文で額を確認しました。舞鶴市・城陽市・京田辺市・南山城村は、額を書いた公式ページが見つからず、条例本文だけで確認しています。

後期高齢者医療の葬祭費|京都府後期高齢者医療広域連合は5万円

75歳以上の方(一定の障害があり認定を受けた65歳以上の方を含む)は、京都府後期高齢者医療広域連合の条例第2条により50,000円です。申請先は、亡くなった方が住んでいた市区町村です。

項目広域連合の案内・申請書
額5万円(府内一律)
申請先被保険者が住んでいた市区町村
必要な書類領収書や会葬礼状。喪主の氏名・被保険者の氏名・葬祭執行日が書かれたもの
申請書の文言他の者が葬祭を行ったと権利を主張した場合は関係者間で解決することを誓約

後期高齢者医療では、書類に喪主・亡くなった方・葬儀の日の3つがそろって書かれていることが求められます。会葬礼状に葬儀の日付がない場合は、領収書も一緒に持っていきましょう。京都市の後期高齢者医療の郵送申請も、国保と同じ給付事務センターで受け付けています。

京都市の葬祭費|郵送は給付事務センター、来所は区役所

京都市は条例第8条で50,000円と定めています。2025年4月1日から、葬祭費などの給付は「京都市国保・後期医療給付事務センター」がまとめて処理しています。

項目京都市の案内
郵送での申請国保・後期医療給付事務センター(郵送申請のみの受付)
窓口での申請各区役所・支所の市民総合窓口室
費用負担のない葬祭申請書に「費用負担のない葬祭を行った場合にも支給します」と記載(詳しい内容を聞かれる)
区による違い中身は同じ。京北は右京区役所京北出張所、洛西は西京区役所洛西支所などと管轄が分かれる

センターに直接行っても受け付けてもらえないので、窓口で申請したい場合は区役所・支所へ行く必要があります。京都市には、身寄りのない単身高齢者向けの「単身高齢者万一あんしんサービス」もあり、詳しくは京都市のおひとりさま終活の記事で紹介しています。

宇治市は窓口で即日支給

宇治市は条例第7条で5万円と定め、公式ページに「窓口にて申請してください。窓口にて即日支給します。」と書いています。申請したその日に受け取れるのは、京都府内で調べた範囲では宇治市だけでした。

持っていくのは、印鑑、本人確認のできるもの、葬祭を行った証明(会葬礼のハガキ、葬儀社発行の領収書など)です。証明書類には亡くなった人と葬祭を行った人の両方の名前が必要です。喪主以外が窓口に来る場合は、委任状と来庁者の印鑑・本人確認書類も持っていきます。

福知山市はオンライン申請もできる|火葬のみの注意書き

福知山市は条例第6条で5万円と定め、窓口・郵送・オンラインの3つの方法で申請できます。申請書では公金受取口座も選べます。

ただし、オンライン申請の一覧には「※火葬のみの実施の場合は、申請できません」と書かれています。オンラインだけの制限なのか、火葬のみでは支給されないという意味なのかはページから読み取れません。通夜や告別式をしない火葬だけの見送りだった方は、窓口に問い合わせてから申請方法を選んでください。

保険料の滞納があるとき|向日市は滞納がないことが要件

保険料(税)の滞納と葬祭費の関係を公式に書いている市町です。

市町公式の書き方
向日市支給要件に「亡くなられた方の世帯に、向日市国民健康保険料の滞納がないこと」
京田辺市国保税を1年6か月納めないと保険給付を一時差し止め、滞納分を差し引ける(給付全般)
井手町滞納がある場合は、支給額を滞納分に充てるようお願いする場合がある

向日市は滞納がないことを支給の条件にしています。亡くなった方の世帯に保険料の未納がないかを、申請の前に医療保険課で確かめると、支給までの見通しが立ちます。

葬儀の証明書類がないとき|申立欄や見積書で申請できる市

領収書や会葬礼状がそろっていなくても申請できる扱いをしている市です。

市扱い
綾部市領収書や会葬礼状がない場合は、申請書の葬祭執行申立欄で申請できる
八幡市見積書でも可(おくやみハンドブック)
長岡京市コピーでもかまわない。申込控えでも可
京丹後市必要書類は資格確認書と口座がわかるものの2点
与謝野町会葬礼状や施行証明

伊根町は、葬儀の領収書を窓口でコピーするため原本を持ってくるよう求めています。書類の扱いは市町村ごとに違うので、原本とコピーの両方を持っていくと安心です。

振込口座と委任状|喪主名義が基本

振込先の口座についての決まりです。

市町口座の決まり
木津川市喪主名義。委任状は申請用と受け取り用の2種類。ゆうちょ銀行は通帳が必要
伊根町申請人名義の銀行口座
福知山市・宮津市・京丹後市・南丹市申請書で公金受取口座を選べる
宇治市喪主以外が窓口に来るなら委任状

木津川市は、喪主以外が申請する場合と受け取る場合で委任状の種類が違います。どちらの委任状が要るかを確かめないと、窓口で書き直しになることがあります。

支給までの日数と窓口払い

支給の時期や方法を公式に書いている市町村です。

市町支給の時期・方法
宇治市窓口で即日支給
伊根町申請受付月の翌月末までに振込
笠置町申請から支給まで1〜2か月程度
宇治田原町申請書に窓口払いのチェック欄がある

笠置町は町が死亡を確認できない場合、死亡診断書か埋火葬許可書の写しを付けると規則で決めています。町外の病院で亡くなった場合は、写しを取っておいてから死亡届を出しましょう。

前の勤め先の保険から出る場合|市町によって書き方が逆

会社の健康保険をやめて3か月以内に亡くなった場合の扱いは、市町によって書き方が分かれています。

市町公式の書き方
京都市・宇治市・京丹後市国保からは出ない
久御山町国保に加入して3か月以内なら、以前の社会保険から埋葬料が出るので国保の支給はない
福知山市(ハンドブック)埋葬料か国保の葬祭費のいずれかを選択できる
宇治市被扶養者だった人が亡くなった場合は国保から支給

福知山市のハンドブックだけ「選択できる」と書いていて、ほかの市町と説明が逆になっています。退職から3か月以内に亡くなった場合は、前の勤め先の健康保険と市町村の両方に確かめるのが確実です。

申請期限|書いていない市町村が多い

期限を公式ページに書いている市町の書き方です。伊根町は「葬儀の執行日の翌日から2年」、大山崎町は今のページで「葬祭日の翌日から2年」としています(2019年更新の別ページは「死亡の翌日から2年以内」と書いていて食い違いがあります)。

笠置町・和束町・広域連合は「2年」とだけ書き、宇治市・亀岡市・城陽市・京田辺市などは書いていません。書いていなくても葬祭費は2年で時効になるので、葬儀が済んだら早めに申請しましょう。

火葬料の補助|市内・町内に火葬場がない市町

市内や町内に火葬場がないため、市外・町外の火葬場で払った料金の一部を補助している市町です。

市町補助の内容上限・期限
城陽市払った料金と地元料金の差額の2分の1上限40,000円
八幡市払った料金と地元料金の差額の2分の1上限50,000円
久御山町住民料金との差額の7割上限50,000円。火葬許可の日から6か月以内
宇治田原町住民料金との差額の2分の1上限40,000円。火葬許可の日から6か月間

久御山町と宇治田原町は、申請期限が火葬許可の日から6か月で、葬祭費の2年よりずっと短くなっています。伊根町の町営火葬場は町外の方は料金が倍額で、霊柩車の使用料は無料です。

おくやみ窓口の予約|亀岡市はリレー方式

死亡後の手続きをまとめて案内する窓口の予約方法です。

市予約の期限・方法特徴
亀岡市2日前まで、電話かネット4課の職員がリレー方式で説明。1日最大4枠
城陽市2日前までおくやみ窓口コンシェルジュ
八幡市3開庁日前まで個室。1日2枠
綾部市4開庁日前まで1日2枠
舞鶴市予約日から3営業日以降に来庁1組1時間

京丹後市は本庁のほか、大宮・網野・丹後・弥栄・久美浜の5つの市民局でも申請でき、自宅に近い窓口を選べます。

死亡届のときの手続き|舞鶴市と大山崎町

舞鶴市は、死亡届を出すときに斎場の予約と使用料の支払いまで一度に済ませられます。大山崎町は、死亡届のときに亡くなった方の名前を「広報おおやまざき」と地元紙の洛西版に載せるよう申し出ることができます。

大山崎町の申請書の職員確認欄には、死亡一時金や未支給年金の対象かどうかを確かめる欄もあります。精華町は、亡くなった方が国保に入っていなくても、国保加入者がいる世帯の世帯主だった場合は手続きが必要だと案内しています。

市町の終活支援|舞鶴市の老い支度ノート

京都市はパンフレット「あなたらしく生きていくための備え」を作り、舞鶴市は「まいづる老い支度ノート」、長岡京市は項目別に分けたエンディングノートをPDFで配っています。

そのほかの市町村では、公式サイト上で終活支援は見つかりませんでした。府内のセミナーや相談窓口の選び方は京都府の終活セミナーの記事にまとめています。

近畿の府県と比べる|奈良県以外は5万円

終活.comで同じ方法で調べた府県と並べました。

府県国保の葬祭費後期高齢者医療
京都府5万円(26市町村すべて)5万円
大阪府5万円5万円
滋賀県5万円(19市町すべて)5万円
三重県5万円5万円
奈良県3万円(川上村は5万円)3万円

隣の奈良県は3万円なので、木津川市や精華町から奈良市へ住所を移して亡くなった方は2万円少なくなります。近畿の府県は奈良県の葬祭費一覧、滋賀県の葬祭費一覧で確かめられます。

会社の健康保険の埋葬料との関係|京都府では同じ5万円

協会けんぽや健康保険組合に入っていた方の場合は、市町村の葬祭費ではなく埋葬料を請求します。

京都府の葬祭費会社の健康保険の埋葬料
額5万円5万円
請求先住所地の市役所・町村役場(京都市は区役所か給付事務センター)協会けんぽの支部・健康保険組合
扶養の家族が亡くなった場合—被保険者に家族埋葬料

額は同じなので、大事なのは請求先を取り違えないことです。亡くなった方の資格確認書やマイナ保険証の保険者名を見てから動きましょう。

よくある質問

京都府の葬祭費はいくらですか
国民健康保険の葬祭費は26市町村すべて5万円です。後期高齢者医療も府内一律5万円です。
京都市ではどこに申請しますか
郵送なら京都市国保・後期医療給付事務センター、窓口なら各区役所・支所の市民総合窓口室です。センターは郵送のみの受付です。
その日のうちに受け取れる市はありますか
宇治市は窓口で即日支給すると案内しています。
費用がかからなかった葬儀でも支給されますか
京都市の申請書には、費用負担のない葬祭を行った場合にも支給すると書かれています。その場合は詳しい内容を聞かれます。
火葬だけの場合はどうなりますか
福知山市のオンライン申請は、火葬のみの場合は申請できないと書かれています。窓口で確かめてください。
保険料の滞納があるとどうなりますか
向日市は世帯に滞納がないことを支給要件にしています。京田辺市・井手町も滞納分に充てる扱いを案内しています。
領収書や会葬礼状がない場合は
綾部市は申請書の葬祭執行申立欄で申請でき、八幡市は見積書でも可としています。
喪主以外の口座に振り込んでもらえますか
木津川市は委任状があれば可能で、申請用と受け取り用の2種類があります。
退職したばかりの家族が亡くなった場合は
多くの市町は国保からは出ないとしていますが、福知山市のハンドブックは埋葬料か葬祭費を選べると書いています。両方に確かめてください。
市外の火葬場を使ったら補助はありますか
城陽市・八幡市・久御山町・宇治田原町に補助があります。久御山町と宇治田原町は火葬許可の日から6か月以内に申請します。
申請期限はいつまでですか
葬祭を行った日の翌日から2年です。伊根町や大山崎町が公式ページで案内しています。
会社の健康保険だった場合はどうなりますか
市町村の葬祭費ではなく、協会けんぽや健康保険組合に埋葬料(5万円)を請求します。

まとめ

この記事のまとめ

  • 京都府の葬祭費は26市町村すべて5万円、後期高齢者医療も5万円
  • 宇治市は即日支給、笠置町は1〜2か月
  • 京都市の郵送は給付事務センター、窓口は区役所
  • 向日市は滞納がないことが要件
  • 4市町に火葬料の補助がある
  • 期限は2年

京都府の葬祭費はどこでも5万円です。差が出るのは、受け取るまでの日数、申請先、保険料の滞納の扱いです。

早見表で担当課を確かめたら、喪主と亡くなった方の名前がわかる領収書か会葬礼状、口座のわかるもの、本人確認書類をそろえて、国保の資格喪失の届出と同じ日に申請しましょう。火葬料の補助がある市町では、そちらの申請期限にも気をつけてください。

本記事は、京都府内26市町村の国民健康保険条例(例規集)・公式ページ・申請書と、京都府後期高齢者医療広域連合の条例・申請書をもとに、2026年9月時点で確認できた内容を整理したものです。必要書類や窓口の運用は変わることがあり、公式ページに記載がない項目も、制度や決まりがないという意味ではありません。申請の際は、お住まいだった市町村の担当窓口で最新の内容を必ずご確認ください。

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