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一周忌の案内が届くと、香典袋の表書きと包む額で手が止まります。三回忌が何年後なのか、七回忌や十三回忌はいつなのか、自分で数えると合わないこともあります。年忌法要は亡くなった年を1回目と数えます。一周忌だけが満1年後で、三回忌は満2年後、七回忌は満6年後です。曹洞宗・浄土宗・浄土真宗本願寺派の案内をもとに、一周忌から五十回忌までの年と日付を整理しました。法事の香典の表書きと金額の考え方も載せています。亡くなった日を入れるだけで日付が出る計算ツールもあります。
結論
- 一周忌は満1年後、三回忌以降は回忌の数字から1を引いた年数の後です
- 法事の香典の表書きは御仏前が基本で、御香典や御供物料も使えます
- 御霊前は葬儀向けの表書きです。浄土真宗は葬儀でも御仏前を使います
- 法要は祥月命日に営むのが正式で、都合がつかないときは命日より前に行うとする宗派の案内があります
- 香典の額は公的な統計が見つからず、関係の近さ・会食の有無・地域で変わります
- 二十三・二十七回忌を行うか二十五回忌にまとめるかは、地域と寺院で違います
- 日取りは菩提寺と相談し、遅くとも1か月ほど前までに決めます
目次
- 年忌法要は何年目に営むか|一周忌から五十回忌の早見表
- 三回忌が満2年になる数え方
- 二十三・二十五・二十七回忌と区切りの違い
- 命日と法要の日の関係|前に寄せるときの考え方
- 年忌が同じ年に重なったとき
- 法事の香典の表書き|御仏前・御香典・御供物料
- 一周忌の香典の額を決める考え方
- 年忌ごとの満年数・表書き・服装の格
- お布施・御車代と香典は別の袋
- 案内を受けたときと営む側が決めること
- 年忌法要と香典でよく聞かれること
- 年忌法要の準備で確かめること
年忌法要の日付計算(一周忌から五十回忌まで)
亡くなった日を入れると、各年忌の命日と西暦年が出ます。今日から見て次の法要と、前に寄せる場合の土日の候補も分かります。入力した内容はどこにも送られません。
祥月命日(亡くなった月日と同じ日)を基準に、一周忌は満1年後、三回忌以降は回忌の数字から1を引いた年数の後で計算しています。土日の候補には祝日を入れていません。二十三回忌と二十七回忌を行う地域と、二十五回忌にまとめる地域があるため、3つとも出しています。実際の日取りは菩提寺と相談して決めてください。
年忌法要は何年目に営むか|一周忌から五十回忌の早見表

仏教では、亡くなった日から数えて決まった年に法要を営みます。これを年忌法要(年回法要)と呼びます。浄土宗の公式サイトは、亡くなって一年目を一周忌とし、以降は「三と七のつく年」に行うと案内しています。本願寺派の寺院の案内では、一周忌のあとに七回忌・十三回忌・十七回忌・二十五回忌・三十三回忌・五十回忌と続きます。どの案内でも、一周忌と三回忌が最初の2回で、その次が七回忌です。
| 法要 | 読み方 | 亡くなってから | 亡くなった年が2024年なら |
|---|---|---|---|
| 一周忌 | いっしゅうき | 満1年 | 2025年 |
| 三回忌 | さんかいき | 満2年 | 2026年 |
| 七回忌 | ななかいき | 満6年 | 2030年 |
| 十三回忌 | じゅうさんかいき | 満12年 | 2036年 |
| 十七回忌 | じゅうななかいき | 満16年 | 2040年 |
| 二十三回忌 | にじゅうさんかいき | 満22年 | 2046年 |
| 二十五回忌 | にじゅうごかいき | 満24年 | 2048年 |
| 二十七回忌 | にじゅうななかいき | 満26年 | 2050年 |
| 三十三回忌 | さんじゅうさんかいき | 満32年 | 2056年 |
| 五十回忌 | ごじゅっかいき | 満49年 | 2073年 |
満年数の根拠は2つあります。浄土宗が「二年目が三回忌、六年目が七回忌」と案内していること。本願寺派の寺院が、一周忌1年後・三回忌2年後・七回忌6年後・十三回忌12年後・十七回忌16年後・二十五回忌24年後・三十三回忌32年後・五十回忌49年後としていることです。二十三回忌と二十七回忌の22年・26年は、同じ規則(回忌の数字から1を引く)で計算した値です。
「今年は誰の法要にあたるのか」を逆から調べたいときは、次の表で確かめられます。
| 法要 | 2026年に営む | 2027年に営む | 2028年に営む |
|---|---|---|---|
| 一周忌 | 2025年に亡くなった方 | 2026年 | 2027年 |
| 三回忌 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
| 七回忌 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
| 十三回忌 | 2014年 | 2015年 | 2016年 |
| 十七回忌 | 2010年 | 2011年 | 2012年 |
| 二十三回忌 | 2004年 | 2005年 | 2006年 |
| 二十五回忌 | 2002年 | 2003年 | 2004年 |
| 二十七回忌 | 2000年 | 2001年 | 2002年 |
| 三十三回忌 | 1994年 | 1995年 | 1996年 |
| 五十回忌 | 1977年 | 1978年 | 1979年 |
浄土宗の公式サイトは、年末に「次の年に年忌にあたる方がいないか」を確かめるよう勧めています。年が替わる前に、この表で翌年分を見ておくと、寺や親族への連絡が早くできます。四十九日までの数え方は四十九日の早見表、初七日の香典は初七日の香典の表書きで扱っています。
三回忌が満2年になる数え方
三回忌を「亡くなって3年後」と受け取って、1年遅れの準備をしてしまう間違いがあります。本願寺派の寺院の案内は、三回忌を往生された年を1回として数えるため、2年後と説明しています。浄土宗の公式サイトも、仏事では数え年を用いるので二年目が三回忌になると案内しています。
数え方は次の2段階で考えると迷いません。
- 一周忌:亡くなった日の1年後の祥月命日(満1年)
- 三回忌以降:回忌の数字から1を引いた年数の後の祥月命日
たとえば2024年3月10日に亡くなった方なら、一周忌は2025年3月10日です。三回忌は2026年3月10日、七回忌は2030年3月10日になります。三回忌は一周忌のちょうど1年後なので、法要が続けて2年連続になります。
数え間違いを避ける
「七回忌は7年後」と数えると1年遅れになります。回忌の数字から1を引いた年数が、亡くなった年からの経過年数です。一周忌は、年が替わって最初に来る命日ではなく、満1年後の命日です。
2月29日のようにうるう年だけにある日が命日の場合、翌年以降の平年に同じ日がありません。この扱いを定めた宗派の公式な案内は確認できませんでした。2月28日にする例も3月1日にする例も聞くため、日付は菩提寺に確認するのが確実です。
二十三・二十五・二十七回忌と区切りの違い
十七回忌までは宗派が違っても同じですが、そのあとは案内が分かれます。二十三回忌と二十七回忌を営む地域と、二十五回忌にまとめる地域があるためです。
| 案内の出どころ | 十七回忌のあと | 区切りの考え方 |
|---|---|---|
| 浄土宗の公式サイト | 二十三・二十七回忌と続く(三と七のつく年) | 三十三回忌か五十回忌のあとは先祖になると信じられてきた。五十回忌のあとは50年ごとに営む |
| 本願寺派の寺院の案内 | 二十五回忌。地域によっては二十三・二十七回忌に分ける | 五十回忌までお勤めし、以降は50年ごと |
| 本願寺派の公式サイト | - | 「五十回忌でおしまい」ではなく、生きている限り勤めて仏縁を持つよう案内している |
「弔い上げ」は、年忌法要の最後の法要を指して使われる言葉です。上の表のように、三十三回忌や五十回忌を一つの節目と見る考え方がある一方で、本願寺派は区切りを前提にしていません。どの回忌で弔い上げにするかは、宗派・地域・家で違います。最後を何回忌にするか迷ったら、菩提寺と親族で早めに話し合うのが確実です。
この記事の早見表と計算ツールには、二十三・二十五・二十七回忌を3つとも載せています。営む回忌に印を付けて使ってください。
命日と法要の日の関係|前に寄せるときの考え方
法要の日が平日にあたると、参列者の都合から休日にずらすことが多くなります。曹洞宗の公式ページは、年回法要を祥月命日またはお逮夜に営むのが正式であり、都合がつかないときは祥月命日にあたる日より前に行うのがよいと案内しています。お逮夜は命日の前夜を指します。
| 法要を営む日 | 案内の内容 | どこの案内か |
|---|---|---|
| 祥月命日(亡くなった月日と同じ日) | 正式な日 | 曹洞宗の公式ページ |
| お逮夜(命日の前夜) | 正式な日として並べて挙げている | 曹洞宗の公式ページ。浄土宗の計算ツールも命日の前夜を基点に選べる |
| 命日より前の休日 | 都合がつかないときはこちらがよい | 曹洞宗の公式ページ |
| 命日の前後 | 家族の集まりやすい日で勤める | 本願寺派の寺院の案内 |
| 命日より後の休日 | 公式な案内は見つからず、寺の判断 | 未確認。菩提寺に聞く |
曹洞宗の案内は「前に寄せる」方向ですが、本願寺派の寺院は「前後」と書いています。後ろに寄せてよいかは宗派と寺で分かれるので、休日の候補を決める前に、菩提寺に確認してください。本ページの計算ツールは、前に寄せる場合の候補として命日の直前の土曜と日曜を出します。祝日は入れていないため、カレンダーで確かめてください。
日取りを決める時期について、曹洞宗の公式ページは、菩提寺とよく相談したうえで遅くても1か月くらい前までに決めるよう案内しています。寺に別の行事が入っている日は避けることになるため、希望の日が取れないこともあります。
年忌が同じ年に重なったとき
身内の年忌が同じ年に重なることがあります。たとえば2026年は、2020年に亡くなった方の七回忌と、2014年に亡くなった方の十三回忌が同じ年です。曹洞宗の公式ページには、この場合の考え方が書かれています。
- 2つ以上の法要を合わせるときは、新しい方の命日に合わせるのが一般的(七回忌と十三回忌なら七回忌の命日)
- 一周忌は、ほかの年忌と合わせることを避けたほうがよい
- できれば三回忌ぐらいまでは、ほかの法要と重ねずに丁重に営みたい
合わせて営む場合、香典の表書きは同じ「御仏前」で足ります。ただし案内状に、どなたの何回忌を合わせて営むのかを書いておくと、参列者が迷いません。
法事の香典の表書き|御仏前・御香典・御供物料
法事の表書きは、曹洞宗の公式ページに一覧があります。葬儀では「御霊前」、法事では「御仏前」を使うと整理されています。
| 表書き | 読み | 案内されている使いどころ |
|---|---|---|
| 御仏前 | ごぶつぜん | 法事で、故人の仏前に供える金品に使う |
| 御香典・御香奠 | おこうでん | 霊前に香を供えてほしいという意味。御仏前と同じように使われる |
| 御香華料 | おこうげりょう | 御香典と同じように使う |
| 御供物料 | おくもつりょう | 供物(御供)の代わりに添える金包みに使う |
| 御供 | おそなえ | 花や菓子・果物などの供物に付ける |
| 御霊前 | ごれいぜん | 葬儀で故人の霊前に供える金品。法事では使わない整理 |
| 御布施 | おふせ | 葬儀・法事で僧侶へ渡す金包み。参列者の香典とは別 |
浄土真宗の本願寺派は、公式サイトで別の考え方を示しています。故人の霊ではなく仏さまに捧げるので、他家の葬儀や法事に参列するときは、書くなら「御仏前」という案内です。ほかに「御供」「御香典」「御香資」が使われるとしています。浄土真宗では、葬儀の場でも御霊前を使わない扱いです。宗派が分からないときは、曹洞宗と本願寺派の両方の案内に出てくる「御仏前」か「御香典」が使いやすい表書きです。
書き方の実際(水引の色や名前の書き位置、中袋の金額の書き方)は、香典袋の書き方の記事にまとめています。薄墨や筆の使い分けも、そちらで確認できます。
一周忌の香典の額を決める考え方
「一周忌 香典」で調べて、いちばん知りたいのは額だと思います。ただ、法事の香典の額について、調査主体と調査年を原文で確認できる公的な統計は見つかりませんでした。ネットの記事に並ぶ金額は、葬儀社や出版社の経験にもとづく目安で、数字は記事ごとに少しずつ違います。そのため、ここでは金額を数字では書かず、決め方を整理します。
| 決める軸 | どう考えるか | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 故人との関係 | 近い親族ほど多めに包む家が多く、友人・知人は控えめにする | 同じ立場の親族に、前回の法事でいくら包んだか聞く |
| 会食の有無 | 会食に出る場合は、食事の費用も含めて考える人がいる。法要だけで失礼する場合は、会食分は考えなくてよい | 案内状に会食の記載があるか見る |
| 引き物(お返し)の有無 | 持ち帰りの品がある場合は、その分も見込む人がいる | 施主や幹事に聞く |
| 地域・家の習慣 | 地域によって包む額の目安が違う | 同じ地域の親族や、施主の家族に聞く |
| 案内状の書き方 | 供物や香典を辞退すると書かれていれば、その指示に従う | 案内状の文面を読み直す |
額に迷うときは、同じ立場の人にそろえるのが失敗の少ない方法です。親族が複数いる場合は、年長の兄弟姉妹や施主に「みなさんどのくらい包みますか」と聞いておくと、1人だけ多すぎたり少なすぎたりすることを避けられます。
金額を中袋に書くときは、旧字体の大字(壱・弐・参など)を使う書き方があります。書き方の例はお布施の書き方の漢数字早見表が参考になります。
年忌ごとの満年数・表書き・服装の格
回忌が進むと、法要の規模も装いも少しずつ簡素になっていく家が多くなります。ただし規則ではなく、家と寺院によって違います。次の表の表書きと満年数は先に挙げた案内にもとづき、服装は当サイトの喪服の格の記事の整理にそろえた目安です。
| 法要 | 満年数 | 表書き | 服装の格(目安) | 規模の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 一周忌 | 満1年 | 御仏前・御香典 | 準喪服(四十九日・一周忌の欄) | 親族を招く家が多い |
| 三回忌 | 満2年 | 御仏前・御香典 | 準喪服〜略喪服(三回忌以降の欄) | 親族を招く家が多い |
| 七回忌 | 満6年 | 御仏前・御香典 | 略喪服が中心 | 身内だけに絞る家が増える |
| 十三回忌 | 満12年 | 御仏前・御香典 | 略喪服が中心 | 身内だけに絞る家が増える |
| 十七回忌 | 満16年 | 御仏前・御香典 | 略喪服が中心 | 家と寺で営む・営まないが分かれる |
| 二十三・二十五・二十七回忌 | 満22・24・26年 | 御仏前・御香典 | 略喪服が中心 | 地域で営む回忌が違う |
| 三十三回忌・五十回忌 | 満32年・49年 | 御仏前・御香典 | 略喪服が中心 | 区切りとして営む家がある |
表書きは、どの回忌でも御仏前と御香典で変わりません。回忌が進んでも、表書きを変える必要はありません。服装について、曹洞宗の公式ページは、施主側は略礼服などが一般的としています。参列者は華美にならないよう気をつけ、数珠を持参します。案内状に服装の指定があれば、それが優先です。「平服で」と書かれていても、普段着を指すのではなく、略喪服の意味で受け取るのが無難です。
仏前に供える灯りの色については、本願寺派の公式サイトが、ろうそくは三回忌までが白色で七回忌以降は朱色のものを用いると案内しています。供花や供物の色も、三回忌までは赤を避けるとされます。お供え物の選び方は法事のお供え物の記事にあります。
お布施・御車代と香典は別の袋
法事では、香典のほかに僧侶へのお礼を準備する場面があります。浄土宗の公式サイトは、香典はお通夜や葬儀で参列者が喪主に渡す金品、お布施は法事や葬儀で僧侶に渡す金銭だと説明しています。参列者が出すのは香典、施主が出すのがお布施で、袋も別です。
本願寺派の公式サイトは、僧侶に渡す金封は「御布施」とするのが適切で、「御礼」「御経料」「回向料」は趣旨から合わないと案内しています。お布施の書き方はお布施の書き方、僧侶の交通費や会食を辞退されたときの御車代・御膳料は御車代・御膳料の記事で確認できます。
案内を受けたときと営む側が決めること
案内を受けた側が確かめること
- 日時と場所(寺・自宅・会館)、会食の有無
- 香典や供物を辞退する旨が書かれていないか
- 服装の指定(「平服で」とあれば略喪服)
- 出欠の返事の期限と連絡先
数珠は法要で使うため、忘れずに持参します。出席できないときは、早めに施主へ連絡します。香典や供物を送りたいときは、受け取るかどうかが施主の考え方で変わるため、先に連絡を入れておくと確実です。
営む側(施主)が決めること
曹洞宗の公式ページは、次の流れで準備するよう案内しています。日取りが内定したら、まず菩提寺に連絡して日程を調整します。施主家の都合がよい日でも、寺で別の行事が入っていることがあるためです。
- 菩提寺と日取りを相談する(遅くても1か月前まで)
- 故人に縁の深い人を招く場合は、案内状に日時・場所・塔婆の有無を書く
- 案内状に定型はないが、寺までの案内図を添えると親切
- 自宅で営むときは、お仏壇を整える
近親者だけの法事なら、口頭の連絡だけでも済むとされています。大勢を招く場合に、案内状を出して準備を進めます。
年忌法要と香典でよく聞かれること
- 三回忌は亡くなってから何年後ですか
- 満2年後です。往生した年を1回目と数えるため、一周忌の翌年にあたります。七回忌は満6年後です。
- 一周忌の香典に御霊前と書いてもいいですか
- 曹洞宗の公式ページでは、御霊前は葬儀、法事は御仏前と整理されています。法事では御仏前か御香典にしておくと無難です。浄土真宗は、葬儀でも御霊前を使いません。
- 浄土真宗の法事で御香典と書いても大丈夫ですか
- 本願寺派の公式サイトは、書くなら御仏前とし、ほかに御供・御香典・御香資が使われると案内しています。御香典も使われている表書きです。
- 命日が平日なら、いつ法要を営めばいいですか
- 曹洞宗は、都合がつかないときは命日より前に行うのがよいと案内しています。本願寺派の寺院は命日の前後としています。寺ごとに考え方が違うため、菩提寺と相談して決めます。
- 二つの年忌が同じ年に重なったら、まとめて営めますか
- 合わせて営めます。曹洞宗の案内では、新しい方の命日に合わせます。一周忌だけは、ほかの年忌と合わせずに営むのがよいとされています。
- お布施と香典は同じ袋に入れていいですか
- 入れません。香典は参列者が施主に渡すもの、お布施は施主が僧侶に渡すもので、渡す相手が違います。
- 何回忌まで法事を営めばいいですか
- 宗派と家で違います。浄土宗は三十三回忌か五十回忌を節目としてきた考え方を示し、本願寺派は五十回忌で終わりではないと案内しています。菩提寺と親族で話し合って決めます。
- 一周忌の香典はいくら包めばいいですか
- 公的な統計は確認できませんでした。関係の近さ・会食の有無・地域で変わるため、同じ立場の親族にそろえて決めます。
- 神式やキリスト教式の法要にも当てはまりますか
- この記事は仏式の年忌法要が対象です。神式の玉串料などは、玉串料の記事で扱っています。
年忌法要の準備で確かめること
要点
- 満年数は一周忌1年・三回忌2年・七回忌6年・十三回忌12年
- 法事の香典は御仏前か御香典。浄土真宗は葬儀でも御仏前
- 日取りは菩提寺と相談し、遅くても1か月前までに決める
- 香典の額は数字で決めず、同じ立場の人にそろえる
年忌法要は、数え方さえ押さえれば日付は簡単に出せます。亡くなった日が分かれば、上の計算ツールで一周忌から五十回忌までの命日と曜日が確認できます。日付が出たら、最初にすることは菩提寺への連絡です。寺の予定と親族の予定がそろう日が、実際の法要の日になります。
香典の額と表書きは、案内状の文面と、同じ立場の親族の動きを手がかりに決めると迷いません。迷うときは、施主に「何をお持ちすればいいですか」と聞いても失礼にはなりません。
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本記事は、曹洞宗公式ページ「法事の営み方」と浄土宗公式サイトの「よくあるご質問」「中陰表・年回表」をもとにしています。浄土真宗本願寺派公式サイトの「よくあるご質問」と、本願寺派寺院の年忌法要の案内も参照しました(いずれも2026年10月26日に確認)。年忌の数え方・法要の日取り・表書き・服装は、宗派・地域・寺院によって異なります。実際の手続きでは、菩提寺や施主の案内に従ってください。





















