任意後見制度とは?将来型・移行型・即効型の違いと始め方の全体像

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認知症などで判断する力が落ちたときに、「誰に、何を、どこまで任せるか」を、元気なうちに自分で決めておく制度——それが任意後見制度です。名前は聞いたことがあっても、いつ始まるのか、何をしてもらえるのか、いくらかかるのかが分からないという方がほとんどです。この記事では、制度の全体像、3つの契約のかたち(将来型・移行型・即効型)の違い、始めるまでの流れを、順に整理しました。いちばん誤解が多い「いつ効力が発生するか」から説明します。

この記事の結論

  • 任意後見は「元気なうちに、自分で後見人を選んでおく」制度です
  • 契約しただけでは始まりません。家庭裁判所が任意後見監督人を選んで、はじめて効力が生じます
  • 契約は公正証書でつくる必要があります。手書きの契約書では効力がありません
  • かたちは3つ。将来型・移行型・即効型のどれを選ぶかで、始まる時期が変わります
  • 任意後見人に取消権はありません。本人がした契約を後から取り消すことはできません
  • 見守り契約・財産管理契約・死後事務委任契約と組み合わせて使うのが一般的です
  • 始めるのに年齢の決まりはありません。判断する力があるうちにしか結べません

この記事でわかること

  1. 任意後見制度とは何か
  2. 判断能力が落ちると何が起きるか
  3. 制度の全体像は2段階
  4. 3つの契約型の違い
  5. 任意後見監督人とは
  6. できること・できないこと
  7. 一緒に結ぶ4つの契約
  8. どう組み合わせるか
  9. 始め方は5ステップ
  10. いつ始めればよいか
  11. デメリットと限界
  12. 途中でやめられるか
  13. 相談先の選び方
  14. よくある質問12問

任意後見制度とは何か【まず結論】

任意後見制度は、判断する力が十分にあるうちに、将来に備えて「この人に、この範囲のことを任せます」と契約しておく制度です。契約の相手(任意後見人になる予定の人)も、任せる内容も、自分で決められます。ここが最大の特徴です。

項目任意後見制度
いつ決めるか判断する力があるうち
誰が後見人を選ぶか自分で選びます
何を任せるか契約で決めた範囲だけです
契約の形式公正証書でなければなりません
いつ効力が生じるか家庭裁判所が監督人を選んだとき
記録法務局に登記されます
監督する人任意後見監督人
途中でやめられるか条件つきでできます

いちばん多い誤解

「契約したその日から、後見人が動いてくれる」わけではありません。任意後見契約は、いわば予約です。実際に効力が生じるのは、判断する力が落ちてきたときに、家庭裁判所へ申し立てて任意後見監督人を選んでもらった時点です。ここを取り違えると、「契約したのに何もしてくれない」という話になります。

「判断する力が落ちる」と、具体的に何が起きるか

制度の必要性は、ここを見るといちばん分かります。判断する力が落ちたと確認されると、日常のさまざまな手続きが止まります。

できなくなること実際に困る場面
預貯金の引き出し・解約生活費や入院費が動かせなくなります
不動産の売却施設の費用を家の売却でまかなえません
施設の入所契約契約を結ぶ人がいなくなります
保険の請求・解約受け取れるはずのお金が止まります
遺言書を書くこともう書けません
贈与・相続対策できなくなります
任意後見契約を結ぶことこの制度自体が使えなくなります

「家族だから代わりにできる」とは限りません

同居していても、家族というだけで本人の預金を動かしたり、不動産を売ったりする権限はありません。金融機関が本人の状態を把握すると、窓口での手続きを断られることがあります。そのときに使えるのが後見の制度で、前もって備えておく形が任意後見です。

制度の全体像|契約から開始までの2段階

  1. 第1段階:契約する。公証役場で、任意後見契約を公正証書として作成します。この時点では、後見人はまだ何もしません
  2. 第2段階:家庭裁判所へ申し立てる。判断する力が落ちてきたら、家庭裁判所に任意後見監督人の選任を申し立てます
  3. 監督人が選ばれると、契約の効力が生じます。ここではじめて、任意後見人としての仕事が始まります
第1段階(契約時)第2段階(開始後)
いつ判断する力があるうち判断する力が落ちてから
場所公証役場家庭裁判所
後見人の仕事まだありません契約した範囲で始まります
費用公正証書の作成にかかる実費など監督人の報酬などが続きます
誰が動くか本人と後見人予定者本人・親族・後見人予定者が申し立てます

3つの契約型|将来型・移行型・即効型の違い

任意後見契約には、いつから支援を受けるかによって3つのかたちがあります。名前は法律で決まったものではなく、実務での呼び分けです。

将来型移行型即効型
いま元気か元気です元気ですすでに不安があります
契約と同時に始まる支援ありません財産管理などが始まります
任意後見が始まる時期判断する力が落ちてから判断する力が落ちてから契約後すぐ
組み合わせる契約見守り契約財産管理委任契約
向いている人まだ何も困っていない体が不自由になってきた軽度の低下が始まっている
注意点連絡が途切れると開始が遅れます権限が広くなりやすいです契約できる状態かの確認が要ります

将来型を選ぶ場合

いちばん基本のかたちです。いまは元気で、支援は必要ない。けれど将来に備えて決めておきたいという方が選びます。

将来型の弱点は「気づいてもらえないこと」

契約から実際に開始するまで、10年以上あくことも珍しくありません。その間に連絡が途絶えると、判断する力が落ちたことに誰も気づかず、申し立てが遅れます。これを防ぐために、将来型では見守り契約をセットで結ぶのが一般的です。月に1回の電話、年に数回の訪問といった約束を、契約の形にしておきます。

移行型を選ぶ場合

判断する力はしっかりしているが、体が不自由で外出や手続きが難しいという方に向いています。財産管理委任契約を同時に結び、契約した日から、通帳の管理や支払いの代行を頼めます。そして判断する力が落ちた段階で、任意後見へ移ります。

時期使う契約監督する人
契約直後〜財産管理委任契約いません
判断する力が落ちてから任意後見契約任意後見監督人

移行型でいちばん注意する点

財産管理委任契約の期間は、監督する人がいません。本人が元気なうちは自分で確認できますが、力が落ちてきた時期に「そろそろ任意後見へ移る」という申し立てが行われないまま、委任契約のまま続いてしまうことがあります。移行の判断を誰がするのかを、契約時に決めておいてください。

即効型を選ぶ場合

すでに軽い低下が始まっているが、契約の意味は理解できるという段階で結び、契約後すぐに家庭裁判所へ申し立てるかたちです。使われる場面は限られます。

即効型は慎重に扱われます

「契約を結べるだけの判断する力が本当にあったか」が、あとで問題になりやすいかたちです。公証人も慎重に確認します。この段階まで来ている場合は、任意後見ではなく法定後見のほうが適していることもあります。専門家に相談したうえで判断してください。

任意後見監督人とは|この人がいて初めて始まります

任意後見監督人は、任意後見人がきちんと仕事をしているかを見る人です。家庭裁判所が選びます。自分では選べません。多くの場合、弁護士や司法書士などの専門家が選ばれます。

項目任意後見監督人
誰が選ぶか家庭裁判所です
何をするか後見人の仕事を確認し、裁判所へ報告します
本人の家族はなれるか配偶者・親・子などはなれません
報酬家庭裁判所が決め、本人の財産から支払われます
いつまで続くか任意後見が続くあいだ、ずっとです
断れるか監督人なしで任意後見は始められません

「監督人がつく」のは、本人を守るしくみです

負担が増えるように見えますが、後見人が財産を勝手に使えないようにするための歯止めです。家族を後見人にした場合でも監督人はつきます。これは家族が信用されていないからではなく、制度としてそう決まっているためです。

任意後見人にできること

分野できることの例
お金の管理預貯金の管理、支払い、年金の受け取り確認
不動産賃貸の管理、契約で定めていれば売却の手続き
契約ごと施設の入所契約、介護サービスの契約
役所の手続き介護保険の申請、各種届出
医療費・施設費支払いの手続き
税金納税の手続き
本人の様子の確認定期的に訪問し、状況を把握します

※ できる範囲は「代理権目録」という書面で契約時に決めます。書いていないことはできません。

任意後見人にできないこと

できないこと理由
本人がした契約の取り消し任意後見人に取消権はありません
手術などの医療行為への同意後見人の権限には含まれません
入院・入所の身元保証人になること後見人の役割とは別のものです
実際の介護や家事手続きを担う立場です
本人の財産を家族のために使うこと本人のために使う財産です
亡くなったあとの手続き後見は死亡で終わります
結婚・離婚・養子縁組の代理本人だけが決められることです
遺言書の作成本人しか書けません

取消権がないことの意味

訪問販売などで本人が不利な契約を結んでしまっても、任意後見人はそれを取り消せません。取消権があるのは法定後見のほうです。被害が繰り返される場合は、法定後見へ切り替える判断が必要になることがあります。ここは任意後見の明確な限界です。

一緒に結ぶことが多い4つの契約

任意後見だけでは、契約前の期間と、亡くなったあとが空白になります。そこを埋めるために、次の契約を組み合わせるのが一般的です。

契約カバーする期間内容
見守り契約契約後〜任意後見が始まるまで定期的な連絡と訪問
財産管理委任契約判断する力があるうち通帳の管理や支払いの代行
任意後見契約判断する力が落ちてから死亡まで財産管理と契約ごと
死後事務委任契約死亡後葬儀・納骨・解約などの手続き
遺言死亡後財産を誰に渡すかを決めます

空白ができやすいのは「前」と「後ろ」

任意後見が守るのは「判断する力が落ちてから、亡くなるまで」だけです。それより前の期間は見守り契約、亡くなったあとは死後事務委任契約と遺言で埋めます。とくにおひとりさまの場合、死後事務委任契約がないと、葬儀と部屋の片づけを誰も進められません。

どの契約を組み合わせるか【状況別】

状況おすすめの組み合わせ
元気で、近くに家族がいる任意後見(将来型)
元気だが、ひとり暮らし見守り+任意後見+死後事務
体が不自由になってきた財産管理委任+任意後見(移行型)
子がいない夫婦見守り+任意後見+死後事務+遺言
身寄りがない4つすべてを検討します
すでに低下が始まっている専門家に相談し、法定後見も含めて検討します

法定後見との関係

後見の制度には任意後見と法定後見の2つがあります。ごく簡単に言えば、「元気なうちに自分で決めておくのが任意後見、判断する力が落ちてから家庭裁判所が決めるのが法定後見」です。

任意後見法定後見
いつ決めるか落ちる前落ちたあと
誰が後見人を選ぶか自分家庭裁判所
取消権ありませんあります
権限の範囲契約で決めた範囲類型により法律で定まります

どちらが優れているという話ではありません。選べる時期が違うだけです。詳しい比較と選び方は、別の記事にまとめています。

始め方|契約するまでの5ステップ

  1. 任せたいことを書き出すお金の管理か、施設の契約か、家の売却まで含めるか。ここが契約の中身になります
  2. 頼む相手を決める家族か、専門家か。引き受けてもらえるかを必ず先に確認します
  3. 相談する公証役場、または弁護士・司法書士などへ。案文をつくってもらいます
  4. 公証役場で契約する公正証書として作成します。本人が出向くのが原則ですが、出張してもらう方法もあります
  5. 登記され、保管する法務局に登記されます。証書と、頼む相手の連絡先を家族に伝えておきます

いつ始めるのがよいか

きっかけ考えること
60代に入った早すぎることはありません
配偶者が亡くなった頼れる人が減った時点が節目です
ひとり暮らしになった見守りとセットで考えます
物忘れが気になり始めた早めに動く必要があります
入院・手術が決まった先に財産管理の手当てを検討します
親の介護で大変さを知った自分のことも決めておく好機です

「まだ早い」で先送りできない理由

任意後見契約は、判断する力があるうちにしか結べません。力が落ちてしまうと、選べるのは法定後見だけになり、誰が後見人になるかは家庭裁判所が決めます。「自分で選びたい」のであれば、選べる時期は元気なうちだけです。

費用の全体像

費用は「契約するときにかかるもの」と「始まってから続くもの」の2段階に分かれます。

時期主な費目
契約するとき公正証書の作成にかかる実費、専門家に依頼する場合はその報酬
申し立てるとき家庭裁判所への申立費用、診断書などの書類代
始まってから任意後見監督人の報酬(続きます)
始まってから専門家に頼んだ場合の後見人報酬

見落とされやすいのは、始まってから続く費用です。監督人の報酬は本人の財産から支払われ、後見が続くあいだ、ずっとかかります。金額の目安と内訳は、別の記事で詳しく整理しています。

よくある勘違い7つ

勘違い実際は
契約したらすぐ支援が始まる監督人が選ばれてからです
後見人を家族にすれば監督人はつかない家族が後見人でも監督人はつきます
後見人が家の売却を自由にできる契約に書いていなければできません
だまされた契約を取り消してもらえる任意後見人に取消権はありません
後見人が介護をしてくれる手続きを担う立場です
亡くなったあとの片づけも頼める死後事務委任契約が別に必要です
いったん決めたら変えられない開始前ならいつでも解除できます

契約から開始までを時系列で見る

言葉だけでは分かりにくいので、ひとり暮らしの方が70代で契約した場合の流れを並べてみます。年数はあくまで一例ですが、どの時点で何が起きるかの見当がつきます。

時期起きることそのとき効いているもの
契約した年公証役場で契約。見守り契約も同時に結ぶ見守り契約
数年後月1回の電話と、年2回の訪問が続く見守り契約
ある年訪問時に、支払いの滞りが見つかる気づける状態にあったこと
その直後受診し、診断書を取る
1〜2か月家庭裁判所へ監督人選任を申し立てる任意後見契約
選任後任意後見が始まる。通帳の管理と支払いを引き継ぐ任意後見契約
その後施設の入所契約を後見人が行う代理権目録に書いてあること
死亡時任意後見はここで終わります
死亡後葬儀・納骨・解約を進める死後事務委任契約と遺言

この流れで分かること

任意後見だけでは、始まりも終わりもうまくつながりません。「支払いの滞りに気づけた」のは見守り契約があったからで、「葬儀と解約が進んだ」のは死後事務委任契約があったからです。契約を1本だけ結んで安心してしまうのが、いちばん多い落とし穴です。

デメリットと、知っておくべき限界

  • 取消権がありません(不利な契約を後から取り消せません)
  • 始めると、監督人の報酬が続きます
  • 契約で決めた範囲しかできません(書き漏らすと動けません
  • 医療行為への同意はできません
  • 身元保証人にはなれません
  • 亡くなった時点で終わります(死後の手続きは別契約が必要です
  • 契約から開始まで年数があくと、連絡が途切れる恐れがあります

途中でやめられるのか

時期やめられるか方法
監督人が選ばれる前いつでもできます公証人の認証を受けた書面で通知します
監督人が選ばれた後正当な理由と家庭裁判所の許可が必要です家庭裁判所へ申し立てます
後見人を変えたい状況によります専門家に相談してください
本人が亡くなった自動的に終わります

相談先の選び方

相談先向いている場面
公証役場契約の形式や手続きを聞きたい
地域包括支援センターまず何から考えるか整理したい
市区町村の高齢福祉の窓口費用の助成があるか知りたい
成年後見の中核機関・支援センター制度全体の相談
弁護士・司法書士契約の内容を細かく決めたい
社会福祉協議会後見の手前の支援も検討したい

最初の一歩は、無料の窓口で構いません

いきなり専門家に頼まなくても、地域包括支援センターや市区町村の窓口で、制度の説明と地域の相談先を教えてもらえます。そこで「自分の場合、どの契約を組み合わせるべきか」の見当をつけてから、専門家に相談すると、話が早く進みます。

よくある質問

任意後見は契約したらすぐ始まりますか
始まりません。判断する力が落ちてきた段階で家庭裁判所へ申し立て、任意後見監督人が選ばれてはじめて効力が生じます。
手書きの契約書でもよいですか
認められません。任意後見契約は公正証書で作成する必要があります。公証役場で手続きします。
誰に頼めばよいですか
家族でも専門家でも構いません。大切なのは、引き受ける意思があるかを事前に確認しておくことです。選び方は別の記事で詳しく整理しています。
任意後見監督人は自分で選べますか
選べません。家庭裁判所が選びます。配偶者や子など近い親族は監督人になれません。
監督人をつけずに始められますか
できません。監督人が選ばれることが、任意後見が始まる条件そのものです。
任意後見人は介護もしてくれますか
介護そのものは行いません。介護サービスの契約や費用の支払いといった手続きを担う立場です。
入院のときの身元保証人になってもらえますか
なれません。後見人の役割には含まれていません。身元保証は別に手当てが必要です。
亡くなったあとの葬儀も頼めますか
任意後見は本人が亡くなった時点で終わります。葬儀や納骨、解約の手続きを頼むには、死後事務委任契約を別に結びます。
認知症と診断されたら、もう契約できませんか
診断があっても、契約の意味を理解できる状態であれば結べる場合があります。ただし慎重な確認が必要になるため、早めに専門家へ相談してください。
途中でやめられますか
監督人が選ばれる前なら、いつでも解除できます。選ばれたあとは、正当な理由があるとして家庭裁判所の許可を得る必要があります。
家族がいれば、任意後見はいりませんか
家族がいても、家族というだけで預金を動かしたり不動産を売ったりする権限はありません。家族が動きやすくするためにも、契約しておく意味があります。
費用はどのくらい続きますか
任意後見が始まっているあいだ、監督人の報酬は続きます。金額は家庭裁判所が決め、本人の財産から支払われます。

まとめ

この記事の要点

  • 任意後見は「元気なうちに、自分で後見人を決めておく」制度です
  • 契約しただけでは始まりません。監督人が選ばれてはじめて効力が生じます
  • 契約は公正証書で作成します
  • かたちは将来型・移行型・即効型の3つ。始まる時期が違います
  • 取消権はなく、医療同意も身元保証もできません
  • 前後の空白は、見守り契約と死後事務委任契約で埋めます
  • 判断する力があるうちにしか結べません

任意後見は、いま何かをしてもらう制度ではなく、将来の選択肢を自分の手元に残しておくための制度です。使わずに済めばそれがいちばんよく、使うことになったときには、「誰に任せるか」を自分で決めた状態で始められます。まずは、任せたいことを紙に書き出すところからで構いません。

本記事は制度の一般的な説明を目的としたものです。個別の契約内容、費用、手続きの可否は、状況によって異なります。実際に契約を検討される際は、公証役場、弁護士、司法書士、地域包括支援センター、市区町村の窓口など、専門の相談先にご確認ください。

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