群馬県の終活は医療の希望から|リビングウィルとノート2冊の分け方

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群馬県で「終活セミナー」と検索して何も出てこなかった方へ。講座はあります。名前が違うだけです。群馬県内で開かれている無料の講座は、「リビングウィル」「人生会議」「エンディングノート」「空き家相談」といった看板を掲げています。なかでも群馬らしいのが、医師が講師を務めるリビングウィルのセミナー。もしものときにどんな治療を望むかを、あらかじめ家族に伝えておくための会です。医療の希望から入るという順番を軸に、ノートを医療用と財産用の2冊に分ける考え方、市ごとの窓口、検索する言葉の言い換え表を順に見ていきます。

結論

  • 群馬県の講座は「終活」以外の名前で開かれています
  • 高崎市では医師が講師を務める無料のセミナーがあります
  • テーマはもしものときにどんな治療を望むかです
  • 館林市はノートを医療用と財産用の2冊に分けて配っています
  • 前橋市の講座は動画で公開されていて、自宅で見られます
  • 桐生市とみどり市には2市共同のノートがあります
  • 渋川市は講座を「呼ぶ」形(おおむね10人以上の団体)です
  • 空き家の相談会は、内容としては相続の相談です

目次

  1. まず結論|名前が違うだけ
  2. リビングウィルとは何か
  3. 医療の希望を先に決める理由
  4. 高崎市|医師が講師のセミナー
  5. 予約は前月から・少人数
  6. テキストは誰でも取り出せる
  7. 館林市|ノートを2冊に分ける
  8. 医療用と財産用の役割
  9. 前橋市|講座を動画で見る
  10. 動画のノートは窓口でもらえる
  11. 桐生市・みどり市|共同のノート
  12. 説明を受けてから渡されます
  13. 太田市|お話会という入り方
  14. 伊勢崎市|空き家相談は終活
  15. 渋川市|講座を呼ぶという手
  16. 藤岡・富岡・安中・沼田
  17. 高崎市|相続と成年後見の相談
  18. 検索する言葉の言い換え表
  19. 参加の前に確かめる10項目
  20. よくある質問
  21. 群馬県は医療の希望から始める

まず結論|群馬では、講座の名前が「終活」ではありません

群馬県内の市のページを順に見ていくと、あることに気づきます。終活に関する講座はきちんと開かれているのに、「終活セミナー」という名前がついていないことです。看板の言葉が違うだけで、中身は同じ。ここを知っているかどうかで、見つかる情報の量がまるで変わります。

実際の看板中身開いている部署の例
リビングウィルセミナーもしものときの治療の希望を決める高齢者福祉の相談センター
人生会議(ACP)医療とケアの希望を家族と話し合う高齢福祉・在宅医療の担当
エンディングノートの活用ノートの書き方公民館・介護保険の担当
空き家相談会実質は相続の相談住宅の担当課
無料法律相談相続・遺言市民相談の担当

リビングウィルとは何か

耳慣れない言葉かもしれません。病気や認知症、事故などで自分の判断が難しくなったとき、どんな治療を望むかを、あらかじめ書いて家族に伝えておくこと。それがリビングウィルです。

なぜこれが大事なのかというと、命の危険が迫った状態になると、およそ7割の人が自分で決めたり望みを伝えたりできなくなるといわれているからです。そのとき決めるのは家族です。何も聞かされていない家族は、迷い、そして選んだあとも長く悩みます。先に伝えておくことは、自分のためであると同時に、家族の負担を軽くすることでもあります。

「決める」より「話しておく」でかまいません

リビングウィルというと、重い決断を迫られるように感じます。けれども実際にすることは、家族に話しておくことです。「延命の処置は望まない」と決めきらなくても構いません。「痛みだけは取ってほしい」「最期は家にいたい」。この程度でも、家族にとっては大きな手がかりになります。そして一度決めたら変えてはいけない、というものでもありません。体の状態や気持ちが変われば、何度でも話し直せます。

医療の希望を先に決めると、あとが楽になります

終活というと、遺言書や葬儀の準備から入る方が多いです。けれども、順番としては医療の希望を先に決めるほうが楽です。理由は3つあります。

医療の希望を先に決める理由
1お金の話が出てこないので、家族と話しやすい
2いちばん早く必要になる場面が、医療の場面だから
3話しているうちに、財産や葬儀の話へ自然につながる

相続の話から始めると、家族は身構えます。「まだそんな話をしなくても」と言われて、そこで止まるのはよくあることです。ところが医療の希望の話は、家族が受け止めやすい。そして一度その話ができれば、「ついでに通帳の場所も言っておくね」と続けられます。

切り出す場面も選べます。入院した知り合いの話が出たとき、テレビで在宅医療の話題が流れたとき、健康診断の結果を家族に見せたとき。あらたまった席を用意する必要はありません。むしろ、あらたまるほど話しにくくなります。お茶を飲みながらのひとことで十分です。「もしものときはこうしてほしい」。たった一文でも、家族には残ります。

高崎市|医師が講師を務める無料のセミナー

群馬県内でも際立っているのが高崎市です。市は高齢者福祉の相談センターを設けており、専門家による相談と各種のセミナーを開いています。開所しているのは午前から夜までで、土曜と日曜も開いているのが特徴です。一般の相談は、開所中なら予約なしで受けられます。

ここで開かれているのがリビングウィルのセミナーです。費用は無料。講師は医療機関の医師が務めます。ふだんの診察では聞けない話を、時間をとって聞ける機会です。

予約は前月から。定員は少人数です

項目内容
費用無料
定員各回とも少人数の先着
時間1時間程度
予約開催の前月から受け付けます
持ち物筆記用具と飲み物だけ
申し込み電話または直接来所

定員が少ないので、受付が始まったら早めに

このセミナーは各回の定員が一桁の少人数です。しかも予約の受付は開催の前月から。気づいたときには埋まっている、ということが起こります。年に数回の開催なので、逃すと次は数か月先になります。受付が始まる月の初めに一度電話を入れておくのが確実です。市のページは更新されるので、月に一度は確かめてください。

配られるテキストは、誰でも取り出せます

ありがたいのは、セミナーで配られるテキストが、市の公式サイトから自由に取り出せることです。セミナーに参加できなくても、テキストだけ先に手に入れられます。

これは意外と使える手です。まずテキストを取り出して、家族と一緒に読んでみる。分からないところが出てきたら、そこを持ってセミナーへ行く。白紙で参加するより、はるかに得るものが多くなります。定員が埋まっていた月でも、テキストだけは手に入ります。

館林市|ノートを2冊に分けるという考え方

館林市は、人生会議の考え方を市のページで丁寧に説明したうえで、介護保険の担当課の窓口で2種類のノートを無料で配っています。ここが群馬らしい工夫です。

ふつう、エンディングノートは1冊です。医療の希望も、財産の情報も、家族へのメッセージも、全部が1冊に入っています。ところが実際に使う場面を考えると、この2つはまったく違います。

医療用と財産用、2冊の役割【比較表】

医療の希望をまとめる冊子家族が必要な情報をまとめるノート
いつ使うか入院・急変のとき亡くなったあと
誰が読むか医療や介護の関係者・家族相続の手続きをする家族
書く内容希望する治療とケア口座・保険・不動産の在りか
置き場所すぐ持ち出せる場所家族が分かる場所
更新の頻度体の状態が変わるたび年に一度でも足ります

2冊に分けると、置き場所を変えられます。医療の希望は、救急のときに持ち出せる場所へ。財産の情報は、他人の目に触れない場所へ。1冊にまとめてしまうと、この使い分けができません。財産の情報が入った冊子を、救急車に持ち込むことになるからです。

財産のノートに暗証番号は書かないでください

2冊に分けても、書いてよいことの線引きは変わりません。通帳の暗証番号、カードの番号、インターネットの取引のパスワードは書かないでください。書いてよいのは「どこの金融機関に口座があるか」までです。ノートは金庫ではありません。盗み見られたときの被害が、取り返しのつかないものになります。

前橋市|講座を動画で見られます

前橋市の公民館は終活の基礎的な講座を制作し、市の公式の動画として公開しています。内容は2本立てで、1本目が終活の基礎、2本目がエンディングノートの活用。それぞれ十数分の長さです。

動画の内容向いている人
1本目終活の基礎そもそも何をするのか知りたい方
2本目エンディングノートの活用ノートをもらったが書けない方

会場へ足を運ばなくても、自宅のテレビやスマートフォンで無料で見られます。これは、外出が難しい方、平日に動けない方、遠方の家族と一緒に見たい方にとって、現実的な選択肢です。途中で止められる、何度でも見返せるという利点もあります。講座は一度きりですが、動画は違います。

動画に出てくるノートは、窓口でもらえます

2本目の動画で紹介されている市のノートは、公民館やお近くの地域包括支援センターで配布されています。動画を見ながら書き進められる形になっているので、いきなり書店でノートを買うより、ずっと取りかかりやすいはずです。

「動画+ノート」は、書けない人向けの組み合わせです

エンディングノートを受け取ったものの、1ページも書かないまま引き出しに入っている。これは本当によくあることです。理由ははっきりしていて、何をどう書けばよいかが分からないからです。説明を聞きながら書くと、手が動きます。前橋市の形は、その説明をいつでも呼び出せるようにしたものです。まず動画を見る、次にノートをもらう。この順番のほうが続きます。

桐生市・みどり市|2つの市が共同で作ったノート

桐生市とみどり市、そして地域の医師会が共同で作ったのが、2市の地域版のエンディングノートです。もしものときに望む医療やケアを前もって考え、家族や医療とケアのチームと繰り返し話し合って共有する。そうした人生会議を進めるためのノートとして位置づけられています。

市の境をまたいで共同で作っている点が、この地域の特徴です。医療機関も生活圏も市の境で切れていないからという、実情に沿った作り方です。

窓口では、説明を受けてから渡されます

このノートの配布は、窓口で受け取る形です。しかも担当の職員から簡単な説明を受けたあとに渡してもらえます。置いてあるものを黙って持ち帰る形ではありません。

手間に思えるかもしれませんが、これは書き始めるうえで大きな助けになります。説明を聞いてから受け取ると、「どこから書けばよいか」が分かった状態で持ち帰れるからです。複数人でまとめて説明を聞きたい場合も相談に応じてもらえるとされています。家族と一緒に聞いておくと、あとの話が早くなります。

受け取り方よいところ気をつけること
窓口で説明を聞いて受け取る書き方が分かった状態で持ち帰れる窓口の開いている時間に行く必要があります
家族と一緒に説明を聞くあとで家族と話しやすくなります予定を合わせる手間はあります
解説の動画を見る時間を選ばず見られます質問はできません

桐生市では、行政書士や社会福祉士、ファイナンシャルプランナー、葬儀のアドバイザーといった専門家が終活の普及に取り組む市民活動の団体も、市の一覧に登録されています。市の窓口だけでなく、地域の団体が動いているという点も、この地域の特色です。地域の集まりで話を聞きたいときの選択肢になります。

太田市|お話会という入り方

太田市では、「終活が気になり始めた方へ」という趣旨のお話会が開かれてきました。参加費は無料で、参加者にエンディングノートが渡される回もあります。

市のトップページには出てこないことがあります

この種のお話会は、市の広報や、各地区の行政センターのたよりに載ることが多く、市全体のトップページには出てこないことがあります。市のホームページだけ見ていると、見落とします。太田市の場合は、生涯学習の担当が各センターの市民教室の情報をまとめて公開しているので、そちらもあわせて見ておくと取りこぼしがありません。地区のたよりは、たいてい紙で配られています。

伊勢崎市|空き家の相談会は終活そのものです

「うちの空き家をどうするか」という悩みは、そのまま相続の悩みです。伊勢崎市は、市内に空き家を持っている方や管理している方を対象に、費用のかからない相談会を開いています。

項目内容
費用無料
会場市役所の相談室
定員少人数の先着
1件あたりおよそ30分
対応する専門家回によって宅地建物取引士・司法書士・行政書士

ここで大事なのが、回によって出てくる専門家が違うということです。相続の登記まで聞きたいなら、司法書士が入る回を選んでください。売却や賃貸の話が中心なら宅地建物取引士の回です。選ばずに行くと、聞きたいことが聞けないまま30分が終わります。定員に満たない場合は当日の参加を受け付けてもらえることもあります。

伊勢崎市では、公民館の講座の一覧も随時更新して公開されています。市内に住んでいる方が対象で、受講料が無料のものも並びます。定員に達し次第、募集が終わる点だけ気をつけてください。

渋川市|講座を「呼ぶ」という手があります

渋川市には、市民が主催する学習会などへ市の職員が講師として出向く仕組みがあります。料金は無料(講座に必要な材料費などは実費)。対象は市内に住んでいる、または勤めている、通っている、おおむね10人以上の団体です。

項目内容
対象おおむね10人以上の団体
料金無料(材料費などは実費)
時間おおむね2時間以内
時間帯朝から夜まで。原則は平日、休日も相談可
申し込み開催の希望日の1か月前まで

用意されているメニューには、空き家の対策、成年後見の制度、市の高齢者福祉、住まいの耐震など、終活に直結するものが並びます。10人集めるのは大変そうに聞こえますが、自治会の役員会や趣味の会くらいの人数で足ります。すでにある集まりに声をかけるだけで成立します。

藤岡市・富岡市・安中市・沼田市|相談窓口から入る

市使えるもの特徴
藤岡市空き家の相談窓口(随時受付・無料)相談者が住んでいる場所は問われません
藤岡市弁護士による無料の法律相談相続・土地の境界・不動産。予約制
富岡市空き家の無料相談会(協会と共催の実績)最新の予定は担当課へ
安中市無料の法律相談と、無料の税務相談いずれも予約制。回数に上限あり
沼田市市のイベントの一覧「相談」「講座・講演」「健康・福祉」を見ます

藤岡市の空き家の相談窓口は、相談者の居住地を問わない点が特徴です。県外に住んでいて、実家が藤岡市にあるという方でも使えるということです。相談シートに記入して担当課へ出すと、電話または書面で回答が届く形になっています。

沼田市のように、市のイベントの一覧が分野別に分かれている市では、「相談」「講座・講演」「健康・福祉」の3つを開くのが早道です。終活という名前がついていない催しが、この3つに集まります。月に一度のぞく習慣をつけておくと、見落としにくくなります。

高崎市|相続と成年後見は、司法書士へ

相続や成年後見の悩みには、司法書士が応じてくれる相談があります。1組あたりの時間と、1日あたりの組数が決まっている予約制で、予約は相談日の前月から受け付けられます。

ここでも、聞くことを絞っておくことが効きます。1組の時間は限られています。家族の関係、不動産の場所と名義、預貯金や保険のおおまかな状況。この3つをメモにしていくだけで、話す速さが変わります。

持っていくメモ書く内容
家族の関係配偶者・子ども・きょうだいの有無と人数
不動産場所と、いまの名義が誰か
お金預貯金・保険・借入のおおまかな状況
いちばん困っていること一言で書きます

相談の場では、細かい金額まで求められることはほとんどありません。必要なのは「誰がいて、何があって、何に困っているか」の輪郭です。通帳や権利証の原本を持っていくべきかどうかは、予約のときに確かめておいてください。持っていかなくてよいものを抱えて行くと、それだけで気が重くなります。

相談は無料でも、依頼すると費用がかかります

ここは間違えやすいところです。相談そのものが無料でも、実際に手続きを頼めば費用がかかります。遺言書の作成、相続の登記、成年後見の申立て、不動産の売却や解体は、いずれも依頼すれば有料です。無料相談を受けたからといって、その場で依頼を決める必要はありません。費用の総額、追加でかかるもの、どこまでやってくれるのかを書面で確かめてから決めてください。

隣の市の制度は、そのままでは使えません

市の講座や相談は、その市に住んでいる方が対象のものが中心です。検索して見つけた制度が隣の市のものだったというのは、よくある間違いです。気になる仕組みを見つけたら、まず「どの市のものか」を確かめてください。そのうえで、お住まいの市に同じものがあるかを電話で聞くのがいちばん早い方法です。ない場合も、似た仕組みを案内してもらえます。

検索する言葉を変える【言い換え表】

最後に、この記事でいちばん役に立つ表を置いておきます。「終活」で出てこないときは、この言葉に置き換えて検索してください。

探しているもの入れてみる言葉
医療の希望を決めたい市の名前+リビングウィル/人生会議
ノートがほしい市の名前+エンディングノート
相続の相談をしたい市の名前+空き家 相談会
法律の相談をしたい市の名前+無料法律相談
講座を呼びたい市の名前+出前講座
今月の予定を知りたい市の名前+広報/イベントカレンダー

参加の前に確かめておく10項目

  • 市内に住んでいることが条件かどうか
  • 個人向けか、団体向けの出前講座か
  • 定員と、予約の受付が始まる日
  • 先着順か抽選か
  • 相談は何分か、何組までか
  • 年度内に使える回数の上限
  • その回に出てくる専門家の種類
  • 持ち物の指定はあるか
  • 資料だけ先に取り出せるか
  • 家族だけでも相談できるか

群馬県の終活について、よくある質問

「終活セミナー」で検索しても出てきません
看板の名前が違うためです。「リビングウィル」「人生会議」「エンディングノート」「空き家相談」で探し直してください。中身は同じでも、名前が違います。
リビングウィルとは何ですか
もしものときにどんな治療を望むかを、前もって書いて家族に伝えておくことです。命の危険が迫った状態になると、およそ7割の人が自分で伝えられなくなるといわれています。
一度決めたら変えられませんか
いいえ。何度でも話し直せます。体の状態や気持ちが変われば、内容も変わって当然です。一度で決めきろうとしないでください。
セミナーの費用はかかりますか
高崎市のリビングウィルのセミナーは無料です。ただし定員が少人数の先着で、予約の受付は開催の前月からです。早めに申し込んでください。
セミナーに行けません。資料だけもらえますか
もらえます。セミナーで配られるテキストは、市の公式サイトから取り出せます。参加できない月でも、資料だけ先に手に入ります。
エンディングノートは何冊も要りますか
2冊に分ける考え方があります。館林市は医療の希望をまとめる冊子と、財産や手続きの情報をまとめるノートを配っています。使う場面も置き場所も違うので、分けると扱いやすくなります。
ノートに暗証番号は書いてよいですか
書かないでください。書いてよいのは「どこの金融機関に口座があるか」までです。番号を書くと、盗み見られたときの被害が大きくなります。
外出が難しいのですが、講座を受けられますか
受けられます。前橋市の講座は動画で公開されており、自宅のテレビやスマートフォンで無料で見られます。途中で止められ、何度でも見返せます。
空き家の相談会に行けば、相続の話も聞けますか
回によります。司法書士が入る回なら相続の登記まで聞けます。宅地建物取引士の回は売却や賃貸が中心です。回を選んでから申し込んでください。
出前講座は1人でも呼べますか
おおむね10人以上の団体が対象です。ただし自治会の役員会や趣味の会くらいの人数で足ります。新しく会を作る必要はありません。
市に配布がなくても、ノートは手に入りますか
手に入ります。法務省と日本司法書士会連合会のエンディングノート、国土交通省などの住まいのエンディングノートが無料で公開されています。
まず何から始めればよいですか
医療の希望を家族に話すことからです。お金の話より切り出しやすく、いちばん早く必要になります。そこから財産や葬儀の話へ自然につながります。

群馬県は医療の希望から始める

要点

  • 群馬県の講座は「終活」以外の名前で開かれています
  • 高崎市は医師が講師のリビングウィルのセミナーを無料で開催
  • 定員は少人数、予約は前月から。逃すと次は数か月先です
  • テキストは参加しなくても取り出せます
  • 館林市はノートを医療用と財産用の2冊に分けています
  • 前橋市の講座は動画で自宅から見られます
  • 空き家の相談会は、回によって出てくる専門家が違います
  • 渋川市の出前講座はおおむね10人以上の団体で申し込めます

群馬県の終活は、「終活」という言葉を捨てたところから始まります。リビングウィル、人生会議、エンディングノート、空き家相談。この4語で調べ直すだけで、見つかる情報の量が変わります。そして最初の一歩は、医療の希望を家族に話すことです。「痛いのは嫌だ」「最期は家がいい」。それだけで十分な始まりになります。そこから先は、市の窓口が引き受けてくれます。

本記事は、群馬県内の自治体および関係機関が公表している情報をもとに、一般的な進め方として整理したものです。セミナーや相談会の実施の有無、開催の回数、定員、予約の受付の時期、対応する専門家の種類、配布物の内容と配布の場所は、変更されることがあります。年度によって内容が変わる場合もあります。実際に利用される際は、お住まいの市町村の窓口および各機関の公式の案内をご確認ください。医療上の判断や制度の適用については、主治医および各窓口にご相談ください。

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