鳥取県の葬祭費一覧|2万円と3万円・大山町は火葬のみ対象外【2026年版】

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鳥取県で葬儀を終え、国民健康保険の葬祭費がいくらもらえるか調べている方へ。鳥取県の4市14町1村、19市町村の国民健康保険条例を1つずつ読み、公式ページと申請書もあわせて確認しました。鳥取県の葬祭費は、鳥取市・岩美町・智頭町・八頭町の4市町が3万円、残る15市町村が2万円です。75歳以上の後期高齢者医療は県内一律2万円です。さらに大山町は公式ページで「火葬のみの場合は支給対象外」と書いていて、見送り方によっては受け取れないことがあります。額の分かれ方と、市町村ごとの手続きの違いを整理しました。

この記事の結論

  • 国保の葬祭費は3万円が4市町、2万円が15市町村
  • 3万円は鳥取市・岩美町・智頭町・八頭町
  • 米子市・倉吉市・境港市は2万円
  • 後期高齢者医療は県内一律2万円
  • 大山町は火葬のみは支給対象外と明記
  • 米子市は加害者から葬祭費用の賠償を受けると支給しない
  • 伯耆町の振込先は郵便局以外

この記事でわかること

  1. 鳥取県の葬祭費はいくらか
  2. 19市町村の早見表
  3. 3万円の市町と2万円の市町村
  4. 大山町の火葬のみの扱い
  5. 後期高齢者医療の葬祭費
  6. 鳥取市の葬祭費
  7. 米子市の葬祭費
  8. 倉吉市の葬祭費
  9. 岩美町の振込先の選び方
  10. 葬儀を行った証明の書類
  11. 振込口座の決まり
  12. 申請期限
  13. 会社の健康保険と交通事故
  14. おくやみ窓口と新聞への掲載
  15. 北栄町の条例改正
  16. 公式ページが見つからない町
  17. 他府県と比べる
  18. 埋葬料との差
  19. よくある質問
  20. まとめ

鳥取県の葬祭費は2万円か3万円|まず結論

国民健康保険に加入していた方が亡くなったとき、葬儀を行った人は住んでいた市町村に葬祭費を申請できます。鳥取県では19市町村すべての条例本文を読むことができ、額は3万円と2万円の2つに分かれていました。

3万円なのは鳥取市・岩美町・智頭町・八頭町の4市町だけで、米子市や倉吉市を含む15市町村は2万円です。同じ県内でも、亡くなった方の住所によって1万円の差が出ます。

大山町に住んでいた方は注意

大山町は公式ページで「火葬のみの場合は支給対象外」としています。通夜や告別式をせずに見送る予定なら、葬儀の形を決める前に町へ確認してください。

【19市町村一覧】鳥取県の葬祭費 早見表

4市14町1村の額と、条例の条、担当の課を並べました。

市町村葬祭費条例担当
鳥取市3万円第6条保険年金課
米子市2万円第9条保険年金課
倉吉市2万円第6条保険年金課
境港市2万円第5条市民課 保険年金係
岩美町3万円第8条住民生活課 保険係
若桜町2万円第6条税務住民課
智頭町3万円第6条福祉課
八頭町3万円第7条町民課
三朝町2万円第6条未確認
湯梨浜町2万円第6条健康推進課
琴浦町2万円第6条すこやか健康課
北栄町2万円第6条健康推進課 国保医療室
日吉津村2万円第7条福祉保健課
大山町2万円第7条健康推進課(窓口は住民課・各支所)
南部町2万円第7条町民生活課
伯耆町2万円第7条健康対策課
日南町2万円第7条未確認
日野町2万円第7条健康福祉課
江府町2万円第7条住民生活課

※2026年9月時点で、19市町村の国民健康保険条例(例規集)と公式ページ・申請書を確認した結果です。境港市・若桜町・智頭町・八頭町・三朝町・湯梨浜町・琴浦町・北栄町・日南町は、公式ページに額がないか葬祭費のページが見つからず、額は条例本文で確認しています。

鳥取県は、ほかの府県と比べて公式ページに額を書いていない町が多いのが特徴です。町のサイトで額が見つからなくても、条例では定められているので、窓口に問い合わせれば案内してもらえます。

3万円の市町と2万円の市町村|東部の一部だけが3万円

額ごとに分けると、3万円は県の東部にある4市町に限られます。同じ東部でも若桜町は2万円です。

市町村
3万円鳥取市、岩美町、智頭町、八頭町4
2万円米子市、倉吉市、境港市、若桜町、三朝町、湯梨浜町、琴浦町、北栄町、日吉津村、大山町、南部町、伯耆町、日南町、日野町、江府町15
後期高齢者医療県内すべて2万円

鳥取市に住んでいた方でも、75歳以上で後期高齢者医療に入っていた場合は2万円です。国保の3万円と混同しないようにしてください。ここ数年で5万円から3万円に下げた府県もありますが、鳥取県の19市町村では、令和に入ってから額を下げたと確認できた附則はありませんでした(北栄町の2024年改正は内容を確認できていません)。

大山町は火葬のみを支給対象外と明記

大山町の公式ページには、「ただし、火葬のみの場合は支給対象外となります」と書かれています。この決まりは条例にはなく、町の案内ページに書かれている運用です。

大山町での手続きは、住民課または各支所の総合窓口室でまとめてでき、必要なものは喪主の通帳だけと案内されています。火葬だけで見送る予定の大山町の方は、葬儀社と相談する前に健康推進課か住民課に、どこまでが支給の対象になるかを確認してください。ほかの18市町村は、火葬のみの扱いを公式ページに書いていません。

後期高齢者医療の葬祭費|鳥取県後期高齢者医療広域連合は2万円

75歳以上(一定の障害がある方は65歳以上)の方の葬祭費は、鳥取県後期高齢者医療広域連合の条例第2条で2万円です。申請は住んでいた市町村の窓口で行い、支給は広域連合から行われます。

項目広域連合の案内
必要なもの会葬礼状や葬儀の領収書など、葬儀をしたことがわかるもの
振込まで「振込みまでは、日数がかかります」と案内
期限葬祭を行った日の翌日から2年
口座名義カタカナで左づめ。濁点・半濁点は1文字、姓と名の間は1字あける
申請書の欄死亡の原因(交通事故などか、それ以外か)を選ぶ

広域連合は振込までの日数を具体的に書いていません。葬儀代の支払いに充てるつもりなら、申請のときに市町村の窓口でおおよその振込時期を聞いておくと予定が立てやすくなります。

鳥取市の葬祭費|3万円とおくやみコーナーの予約

鳥取市は条例第6条で3万円と定め、県内で3万円を支給する4市町の中で唯一の市です。

項目鳥取市の案内
3万円
期限葬祭執行の日の翌日から起算して2年で、請求権は時効により消滅
支給されない場合会社の健康保険の被保険者だった人が資格喪失後3ヶ月以内に亡くなり、健康保険から埋葬料が出る場合
おくやみコーナー予約制。とっとり電子申請サービスで3開庁日前までに予約
利用の目安死亡届が住民票に反映した後。市外に死亡届を出すと日数がかかることがある

鳥取市のおくやみコーナーは、死亡届が住民票に反映してからでないと手続きできません。入院先など市外で死亡届を出した場合は、反映までに日数がかかるので、予約日は余裕を持って選んでください。鳥取市の終活の支援については鳥取市のおひとりさま終活で紹介しています。

米子市の葬祭費|2万円と交通事故の扱い

米子市は条例第9条で2万円と定めています。条の番号が県内でいちばん大きい市です。

項目米子市の案内
2万円
支給されない場合交通事故など第三者の行為による死亡で、加害者から葬祭費用の賠償(自賠責保険の葬祭費など)を受ける場合
世帯主が亡くなった場合世帯全員分の資格確認書が必要
おくやみコーナーとっとり電子申請サービスか電話で予約。平日は1時間ごとの枠

交通事故で亡くなり、相手の自賠責保険から葬儀費用が支払われる場合、米子市の葬祭費は受け取れません。示談や保険金の内容に葬儀費用が含まれているかを確かめてから申請してください。

倉吉市の葬祭費|喪主名義の通帳と委任状

倉吉市は条例第6条で2万円と定め、公式ページで「葬儀の日の翌日から2年を過ぎると支給されません」と期限を明記しています。申請者以外の名義の口座に振り込む場合は委任状が必要です。

2025年7月に改訂された倉吉市のおくやみガイドブックでは、通帳を「葬祭執行者(喪主)名義」と指定しています。また、新聞や地元ケーブルテレビのおくやみ欄への掲載を希望するかどうかも、市が確認する項目に入っています。倉吉市では喪主本人の通帳を用意しておけば、委任状を書かずに手続きを進められます。

岩美町の振込先の選び方|3種類の口座から選ぶ

岩美町の葬祭費は3万円で、公式の申請書には「30,000円」と印字されています。申請書の振込先の欄が、ほかの市町村より細かく分かれています。

振込先の種類内容
岩美町公金振込口座町に登録している振込口座
公金受取口座(マイナポータル)マイナポータルで登録した口座
受取委任口座別の人の口座に振り込む。委任状が必要

申請書には死亡の原因(第三者行為など)を書く欄もあります。町に口座を登録していない場合は、公金受取口座を登録しているかどうかをマイナポータルで先に確かめておくと、窓口で迷いません。

葬儀を行った証明の書類|北栄町は規則で決めている

葬儀を行ったことを確かめる書類の決め方を比べました。

市町・団体書類の決まり
北栄町給付規則第4条で「死亡診断書又は埋火葬許可書の写し」を添付
智頭町通帳の写し、マイナンバーが確認できるもの、印鑑、資格確認書または資格情報のお知らせ
大山町喪主の通帳
伯耆町申請書に葬祭執行年月日の欄。役場が埋火葬許可証などで確認する欄がある
広域連合(後期)会葬礼状や葬儀の領収書など

北栄町は、今回調べた町村の中で例規に添付書類まで書いている唯一の町です。埋火葬許可書は火葬のあと納骨で使うため、申請前に写しを取っておくことを忘れないでください。

振込口座の決まり|伯耆町は郵便局以外

口座についての決まりを比べました。

市町口座の決まり
伯耆町振込先は郵便局以外
倉吉市喪主名義の通帳。申請者以外の名義なら委任状
江府町申請書と委任状が1枚。受取人を定めて葬祭費の受領を委任する欄
岩美町町の公金振込口座・公金受取口座・受取委任口座から選ぶ
智頭町葬祭費を振り込む通帳の写し

伯耆町では、ゆうちょ銀行の口座を書いても振込先として受け付けてもらえません。喪主が地元の銀行や農協などの口座を持っているかを確かめてから申請書を書いてください。

申請期限|書いているのは3市町と広域連合

期限を公式に書いている市町と広域連合の書き方です。

市町・団体公式の書き方
鳥取市葬祭執行の日の翌日から起算して2年で時効
倉吉市葬儀の日の翌日から2年を過ぎると支給されない
南部町葬祭執行の日の翌日から起算して2年
広域連合(後期)葬祭を行った日の翌日から2年

ほかの町村は期限の記載がありませんが、2年を過ぎると請求できない点は同じです。2万円と額が小さくても、国保の資格喪失の届出と一緒に済ませておきましょう。

会社の健康保険と交通事故|支給されないケース

葬祭費が支給されない場合として、市町が公式に書いている例です。

市町公式の書き方
鳥取市会社の健康保険の被保険者が資格喪失後3ヶ月以内に亡くなった場合は、健康保険から埋葬料
智頭町社会保険の被保険者だった人が国保加入後3月以内に亡くなった場合は、社会保険から埋葬料
南部町会社の健康保険の資格を喪失してから3か月以内の死亡は、健康保険の埋葬料
米子市加害者から葬祭費用の賠償を受ける場合は支給しない

会社の健康保険の埋葬料は5万円なので、退職して3か月以内に亡くなった場合は、前の勤め先の健康保険に先に連絡するほうが受け取れる額が大きくなります。条例の書き方では、町村は「同一の死亡につき」、広域連合は「同一の葬祭につき」重ねて支給しないとしています。

おくやみ窓口と新聞への掲載|三朝町は防災無線も

死亡後の手続きの案内と、お知らせの掲載についての違いです。

市町内容
鳥取市おくやみコーナーは予約制。電子申請で3開庁日前まで
米子市おくやみコーナーは電子申請か電話で予約。平日は1時間ごとの枠
倉吉市新聞・地元ケーブルテレビのおくやみ欄への掲載希望を市が確認
三朝町死亡届の前に火葬の予約が必要。新聞おくやみ欄・ケーブルテレビへの掲載、防災無線での放送、町からの弔電は「希望された方のみ」

三朝町では、防災無線での放送や新聞への掲載は希望者だけです。家族葬で知らせたくない場合は、死亡届のときに希望しないと伝えることができます。

北栄町の条例改正|2024年4月施行、基準は亡くなった日

北栄町は、2024年4月1日施行の改正で葬祭費の条文を改めています。附則では、施行日以後に亡くなった人に新しい規定を当て、それより前に亡くなった人は「なお従前の例による」としています。改正前の額は町議会の審議結果にも件名しかなく、確認できませんでした。

鳥取県の市町村の附則は、ほとんどが亡くなった日を基準に新旧の規定を分けていて、智頭町だけが「支給事由発生」を基準にしていました。葬儀の日で区切る附則は見当たりませんでした。

公式ページが見つからない町|琴浦町・北栄町・日南町など

琴浦町・北栄町・日南町は、国保の葬祭費を案内する公式ページが、国保の一覧や組織別のページ、おくやみのページをたどっても見つかりませんでした。境港市と三朝町も、葬祭費だけを説明するページは見つかっていません。

こうした市町でも条例で額は決まっています。ページが見つからない場合は、死亡届を出すときに役場の窓口で「国保の葬祭費も申請したい」と伝えるのが確実です。日南町と三朝町は担当課も確認できなかったので、代表電話で国民健康保険の担当につないでもらってください。

他府県と比べる|鳥取県は2万円が中心

終活.comで同じ方法で調べた府県と並べました。

府県国保の葬祭費後期高齢者医療
鳥取県2万円(15市町村)・3万円(4市町)県内一律2万円
長崎県・大分県2万円2万円
香川県3万円と5万円が混在3万円
富山県・福岡県・奈良県3万円が中心3万円
大阪府・茨城県・三重県・福井県5万円5万円

同じ中国・四国地方でも、香川県は3万円と5万円、鳥取県は2万円と3万円というように、県の中で額が分かれるところがあります。詳しくは香川県の葬祭費一覧長崎県の葬祭費一覧で確認できます。

会社の健康保険の埋葬料との差|2万円なら3万円の差

協会けんぽや健康保険組合に入っていた方が亡くなった場合は、市町村の葬祭費ではなく埋葬料を請求します。

鳥取県の葬祭費会社の健康保険の埋葬料
2万円または3万円5万円
請求先住んでいた市町村協会けんぽの支部・健康保険組合
2万円の市町村なら3万円、3万円の市町なら2万円

鳥取県では、どちらの保険に請求するかで受け取れる額に2万〜3万円の差が出ます。亡くなった方の保険証や資格確認書に書かれた保険者名を見て、請求先を間違えないようにしてください。

よくある質問

鳥取県の葬祭費はいくらですか
国民健康保険の葬祭費は、鳥取市・岩美町・智頭町・八頭町が3万円、ほかの15市町村が2万円です。後期高齢者医療は県内一律2万円です。
米子市の葬祭費はいくらですか
条例第9条で2万円です。世帯主が亡くなった場合は世帯全員分の資格確認書が必要です。
倉吉市の葬祭費はいくらですか
条例第6条で2万円です。期限は葬儀の日の翌日から2年で、申請者以外の口座に振り込む場合は委任状が必要です。
火葬だけでも葬祭費はもらえますか
大山町は火葬のみの場合は支給対象外と明記しています。ほかの市町村は公式ページに記載がないので、窓口に確認してください。
交通事故で亡くなった場合はどうなりますか
米子市は、加害者から葬祭費用の賠償(自賠責保険の葬祭費など)を受ける場合は支給しないと案内しています。
鳥取市のおくやみコーナーは予約が必要ですか
予約制で、とっとり電子申請サービスから3開庁日前までに予約します。死亡届が住民票に反映した後に利用できます。
ゆうちょ銀行の口座に振り込めますか
伯耆町は振込先を郵便局以外としています。ほかの市町村は窓口に確認してください。
後期高齢者医療の葬祭費はいつ振り込まれますか
広域連合は「振込みまでは、日数がかかります」とし、具体的な日数は書いていません。申請時に窓口で目安を聞いてください。
申請期限はいつまでですか
葬祭を行った日の翌日から2年です。鳥取市・倉吉市・南部町と広域連合が公式に書いています。
北栄町で必要な書類は何ですか
給付規則で、死亡診断書または埋火葬許可書の写しを添付すると定めています。
退職してすぐ亡くなった場合は
鳥取市・智頭町・南部町は、会社の健康保険の資格を失ってから3か月以内の死亡なら健康保険から埋葬料が出ると案内しています。
会社の健康保険だった場合はどうなりますか
市町村の葬祭費ではなく、協会けんぽや健康保険組合に埋葬料(5万円)を請求します。

まとめ

この記事のまとめ

  • 鳥取県の国保の葬祭費は3万円の4市町と2万円の15市町村
  • 後期高齢者医療は県内一律2万円
  • 大山町は火葬のみは対象外
  • 米子市は加害者の賠償があると支給しない
  • 伯耆町は郵便局以外の口座
  • 会社の健康保険なら埋葬料5万円

鳥取県の葬祭費は、住んでいた市町村と、入っていた保険の種類で額が決まります。公式ページに額がない町も多いので、早見表で確かめてから準備を進めてください。

早見表で額と担当課を確認し、喪主名義の通帳、本人確認書類、会葬礼状や埋火葬許可証の写しをそろえて、国保の資格喪失の届出と同じ日に申請してください。火葬だけで見送る場合や交通事故が原因の場合は、事前に窓口へ相談しておくと安心です。

本記事は、鳥取県内19市町村の国民健康保険条例(例規集)・公式ページ・申請書と、鳥取県後期高齢者医療広域連合の条例・申請書をもとに、2026年9月時点で確認できた内容を整理したものです。必要書類や窓口の運用は変わることがあり、公式ページに記載がない項目も、制度や決まりがないという意味ではありません。申請の際は、お住まいだった市町村の担当窓口で最新の内容を必ずご確認ください。

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