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「終活」
それは、人生の終末期を考えること。
多くの人は、配偶者や子どものために行いますが、独身の方も色々と考えることはできます。
特に女性の場合は「女性特有の病気」などもあるため、この点について備えておく必要があるでしょう。
この記事では、上記のように女性だからこそ考えておくべきポイントに重点をおき、終活で考えるべきことを紹介しています。
▼この記事を読んで理解できること ・独身女性の終活で考えるお金 ・独身女性の終活で考える医療 ・独身女性の終活で考える介護 ・上記の点で不安を覚えたら使いたいサービス など |
目次
独身女性の終活とは
終活といえば「人生の終わりに向けて、子どもや家族のために行う活動」と考える人も多いですが、独身の方も実践している人は多いです。
決して「終活は独身者に関係ない」ということはありません。
終活とは、より良い終わりを迎えられるように準備する活動でもあります。
中にはペットを飼っている人もいるかもしれませんが、突然あなたが死んでしまったら、ペットも困ってしまうわけです。
子どもや家族のためだけでなく、自分自身やペットのために行うことも大切な終活です。
独身女性が終活で考えるべきこと
終活をする上で考えるべきことは、独身者でも既婚者でも基本は同じです。
しかし独身女性だからこそ考えておくべきことや、独身者だからこそ考えておきたいこともあります。
ここでは特に考えておきたい3項目を紹介します。
・お金
・医療と保険
・介護
ほか、終活の基本であるエンディングノートも書いておくとよいでしょう。
では、上記3つのポイントとエンディングノートについて、それぞれ紹介していきます。
お金
終活をする上で、お金について考えることはとても大切です。
「それって独身女性とか関係なくない?」
「独身既婚、男女問わずに大切でしょ」
こんな声も聞こえてきそうですね。
もちろん仰るとおりなのですが、独身女性の場合は特に考えるべき項目だと思います。
なんとなくで言ってるわけではなく、明確な理由があります。
それは「男女間の賃金格差」です。
昔に比べると格差は縮小していますが、現在も無くなったわけではありません。
出典:厚生労働省
上記資料を一通りご覧になっていただくとわかりますが、平成29年時点でも男性と女性の賃金は「月89,400円」と大きな開きがあります。
年間にすると「約100万円」もの差があるわけです。
もちろん全ての女性が対象というわけではありません。
中には男性よりも稼いでいるキャリアウーマンもいると思います。
しかし平均でみると上記資料のように大きな開きがあるのが実状です。
つまり、生涯賃金にも大きな開きが生まれるわけです。
ですので女性の方は、男性よりもお金についてしっかりと考えておく必要があります。
将来のお金に関しては、公的年金もありますが、年金だけでは2,000万円不足してしまう「老後資金2,000万円問題」などもありました。
ですので年金だけに頼るのも心なしか不安を覚えるはずです。
その場合は「iDeCo(イデコ)」などの活用がオススメです。
イデコとは自分で年金を積み立てる制度のことです。
イデコを活用することで、公的年金とは別に年金を受け取ることができるので、その分お金に余裕を持たせることができます。
詳しくは記事後半【独身女性の終活でオススメのサービス】にて紹介します。
また、終活でお金について考えることは色々とあります。
・老後資金
・介護や医療
・葬儀やお墓
終活は、より良い最期を迎えられるようにする活動です。
より良い最期を迎えるには、有意義な時間を過ごすことが大事ですね。
そのためには、少なからずある程度まとまったお金は必要になると思います。
ですので先ほど紹介したイデコなどを活用して、老後を有意義に過ごせるように準備する必要があります。
詳しくは後ほど【医療と保険】【介護】で紹介しますが、医療や介護が必要になったときにかかるお金も考えておきましょう。
また、死後のことを考えておくのも終活の一環です。
葬儀やお墓もタダではありません。
自身が希望する葬儀・お墓の形によっては費用もかかるので、この分のお金について考えておくことも大事です。
最近では、葬儀の生前契約もできますし、お墓は生前のうちに購入することもできます。
希望する葬儀やお墓がある場合は、事前に購入したりするのも終活の一環となります。
終活をする上でかかる費用は、以下の記事で紹介していますのでご参考ください。
これから紹介する「医療と保険」「介護」の項目も、最終的にはお金に繋がります。
つまり、お金さえあればある程度は何とかなるから「一番にお金について考えよう」ってことです(笑)
医療と保険
独身女性の方が終活をするときは、医療と保険のことは特に考えるべき項目だと思います。
理由は女性特有の病気が色々とあるからです。
「それって独身関係なくない?」
「女性ならみんな考えることじゃないの?」
もちろん仰るとおりなのですが、既婚女性の場合はご主人がいますよね。
ご主人が仕事をしていれば収入があるので、すぐに生活に困るということもないはずです。
しかし独身女性の場合は、一人なので病気になってしまうと収入が減ってしまうリスクがあります。
最悪の場合は長期入院などになり、収入が途絶えて生活に困ってしまうこともあるわけです。
そのため、医療と保険のことはしっかりと考えておく必要があります。
女性特有の病気は色々とあります。
・乳癌
・子宮癌
・卵巣癌
・乳腺症
・子宮内膜症
・子宮筋腫
・卵巣機能障害
もっともよく耳にするのは乳癌だと思いますが、これは女性がかかる癌の中でも最も多いものです。
今は平気でも、いつこのような病気になるかわかりません。
2014年の情報となりますが
出典:国立がん研究センター がん情報サービス
女性のがんで最も多かった部位は「乳房」、つまり乳癌となっています。
癌による死亡割合(年齢部位別)は以下の通りです。
出典:国立がん研究センター がん情報サービス
年齢を重ねるごとに乳房の割合は小さくなっていきますが、60代までは乳癌がトップとなっています。
癌というものは早期発見ができるかどうかで、治療方法や生死も左右されてきます。
そのため、定期的な検診はとても大事です。
しかし検診だけでなく、癌を患ってしまったときのことを考えるのも大事です。
医療費も安くはありませんので、カバーできるように医療保険への加入も検討しましょう。
収入が途絶えてしまうリスクを考慮するのでしたら、所得補償保険に入ったり、特約がある場合はそれをつけるのもよいと思います。
介護
医療と同じように介護について考えることも大事です。
介護に関しては、以下の2つのケースを考えます。
・自身に介護が必要になったとき
・ご両親に介護が必要になったとき
まずは自身に介護が必要になったときのことを考えてみましょう。
結婚している場合は、子どもや配偶者の手助けもあるかもしれません。
しかし独身である場合は、基本的にはご自身で何とかするしかないです。
介護が必要になる頃にはご両親もご高齢か、既に他界している可能性があります。
そのため、元気なうちに介護が必要になったときのお金のことなど考えておくようにしましょう。
公的な介護保険もありますが、老人ホームなどへ入居する場合はそれなりにお金がかかることもあります。
次にご両親に介護が必要になったときのことを考えてみましょう。
この場合は、大きく分けて2つの選択肢があると思います。
・老人ホームなどの施設へ入居してもらう
・自身で面倒をみる
老人ホームなどの施設へ入居する場合、金銭的負担があります。
ご両親にある程度の財産があれば問題ありませんが、ぎりぎりの生活を送っている場合は入居費用がないのであなたが出すことになるかもしれません。
そうなると大きな金銭的負担が生じる可能性があります。
自身で面倒をみる場合は肉体的負担が大きくなります。
介護サービスは色々とあるので、上手く活用することで仕事を続けることはできるかもしれません。
しかし、介護は想像以上の重労働であるため、体が持たず介護に専念する方もいます。
仕事を辞めて介護に専念する場合は、収入が途絶えてしまうので経済的に困窮する可能性もあります。
ですのでご両親に介護が必要になったときのことも、元気なうちから考えてできることはしておくようにしましょう。
一番はご両親と話し合うことが大事です。
介護保険やサービスのことは下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
エンディングノートも忘れずに!
終活の基本であるエンディングノートも書くとよいでしょう!
エンディングノートとは、自分の情報や意思を記載し、家族などに伝えるためのノートです。
記載内容は人それぞれありますが、主に以下の内容があります。
・自分の情報(マイナンバーなど)
・資産(預金や不動産など)
・気になること(ペットのことなど)
・家族や知人(連絡先など)
・医療や介護(持病や延命治療の有無など)
・葬儀やお墓(宗教宗派、遺影のことなど)
・相続や遺言(相続財産や遺言書の有無など)
・家族へのメッセージなど
色々と書くことができます。
上記には相続や遺言の項目もありますが、エンディングノートは遺言書のように法的効力はありません。
そのため、遺言を残す場合は別途遺言書も用意しましょう!
エンディングノートはまっさらなノートに自身で項目を作って書くこともできますが、各項目があるエンディングノートも販売されています。
下の記事ではオススメのエンディングノートをランキング形式で紹介しているので参考にしてみてください!
独身女性の終活でオススメのサービス
さて、ここまでご覧になっていかがでしたか?
お金に関すること
医療に関すること
介護に関すること
それぞれの項目で不安を覚えたのではないでしょうか。
不安のまま終わってしまうと夜も眠れないと思うので、最後にそんな不安を少しでも軽減できるオススメのサービスを紹介したいと思います!
iDeCoをはじめて老後資金に余裕を持たせよう!
前述したように、老後資金のことを考えるのなら「iDeCo」がオススメです。
公的年金では2,000万円不足する「老後資金2,000万円問題」もありました。
一部では2,000万円でも足りないという声もあるくらいです。
もちろん「iDeCoをはじめたら貯蓄は必要ない」というわけではありません。
貯蓄もしつつ、iDeCoも活用するのがベストです。
早くからはじめることで、老後資金にかなり余裕を持たせることができるので、お金に関する不安がある場合は「iDeCo」をはじめてみてはいかがでしょうか。
iDeCoは銀行や証券会社がサービスを提供しています。
自身のメインバンクを利用するのもよいですし、証券会社を選択するのもよいでしょう。
詳しい条件やメリットなどは下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
キャリアップで収入自体を底上げしよう!
iDeCoなどの活用も一つの手段ではありますが、もっと効率的なのが収入をあげることです。
今の会社でも昇給はあるかもしれませんが、一気に上がることはそうそうないでしょう。
しかし転職なら一気に収入アップを目指すこともできます。
もちろん全ての人に該当するわけではありませんので絶対によいとはいえませんが、今の収入に満足されていないのでしたら転職するのもひとつの手段として考えておきましょう。
キャリア女性向けの転職サービスですと「LiBzCAREER」があります。
豊富なルートでキャリア女性の転職をサポートしてくれるので、本気で転職を考える際は利用してみてもよいでしょう。
他にはWeb・ゲーム業界に特化した【マイナビクリエイター】という転職支援サービスもあります。
業種によっては特化している転職サービスを利用したほうが、より良い転職ができる可能性もあります。
決断力は大切ですが、適当に選ぶのではなく、しっかり内容を確認した上でより良い転職をしましょう。
お墓を持たない?それなら納骨堂や樹木葬がオススメ!
お墓を持たない選択をする人も増えています。
そういう方には「納骨堂」や「樹木葬」がオススメです。
納骨堂とは、遺骨を安置しておく施設のことをいいます。
樹木葬とは、墓石の代わりに樹木を用いたお墓のことです。
納骨堂や樹木葬の場合、墓石を購入する必要がないのでその分費用は安くなります。
最近では「女性専用の納骨堂」や「女性専用区画がある樹木葬」などもあるので女性の方にオススメです。
また、独身の場合はお墓を継承してくれる人がいないというケースが多いので、永代供養を選択される方もいます。
永代供養とは家族に代わって、寺院や霊園にお墓を管理していただくものです。
永代供養をできる納骨堂や樹木葬もありますので、選択肢として覚えておくとよいでしょう。
下の記事では永代供養について詳しく紹介しています。
色々なタイプがあるのでぜひご覧になってみてください。
もしものために自分にあった保険選びをしよう!
医療に関する不安を覚えた人も多いでしょう。
最終的に医療もお金と繋がるのですが、こちらについては貯蓄やiDeCoではなく、医療保険の加入を検討しておくとよいでしょう。
医療保険に加入するとき、以前なら複数の保険会社へ直接資料請求をしたり、保険の営業を受けて加入する方が多かったと思います。
しかし最近は保険の見直しサービスも増えてきて、自分で資料を取り寄せる必要はなくなってきています。
保険の見直しサービスを利用することで、専門家に相談しながら保険プランを決めることができます。
保険に関することがよくわからない人でも、自身の要望を伝えることで、的確な保険プランを提案してくれるのでオススメです。
また、医療以外に介護の保険もありますので、介護に関して不安を覚えた人はこちらも合わせて検討するとよいでしょう。
保険に関しては、下の記事で詳しく紹介しているのでご参考ください。
将来の介護に備えて脱毛しておこう!
介護に関する不安で「お金」もあると思いますが、それは先に書いたiDeCoや保険を活用することで、軽減することができます。
それ以外の視点でみていくと「毛」です。
「介護と毛、関係なくない?」
という声も聞こえてきそうですが、最近は将来の介護に備えて脱毛する人も増えています。
特に人気の部位は「わき」や「VIO(アンダーへア)」などムレやすいところを中心に行うようです。
具体的な理由は衛生面を考えて脱毛をします。
介護が必要になると好きなときにお風呂に入れません。
中にはオムツを必要とする人もいます。
上記のような場合、脱毛をしているとムレや臭いの軽減に繋がります。
脱毛できるところは「医療機関」と「医療機関以外」があります。
一概にどちらがよいとは言えませんが、医療機関のほうが安心感はあります。
脱毛はヤケドや肌トラブルを引き起こすこともあります。
そうした場合、医療機関では診察・治療を行えますが、医療機関以外では処置をすることはできません。
上記の点を考慮した上でオススメなのは医療脱毛となっております。
医療脱毛も色々とありますのでご自身にあったものを選択するといいでしょう。
脱毛に関しては、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
人生のパートナーをみつけてみませんか?
終活とは、より良い終わりを迎えられるように準備する活動です。
つまり、より良い人生を送るために行う活動です。
そのため、「好きで独身でいるわけじゃない」という方にとっては、素敵なパートナーを見つけることも終活のひとつになると考えられます。
今まで機会がなかった方も、この機会に婚活をはじめてみてはいかがでしょうか。
「結婚しても自分らしくいきていきたい」
「今の仕事が好きだから結婚しても続けていきたい」
そのような女性にはキャリ婚がオススメです。
キャリ婚は名前の通り「はたらく女性が納得できる結婚を」をコンセプトにした婚活サービスです。
登録男性も、この点は理解している人が多いので、知り合ってから問題が発生することは少ないです。
また、サイト上でアプローチできるのは女性のみとなっているので、極端な言い方をすると「変な人から連絡がくることはない」です。
効率的にパートナーを見つけたい方は、ぜひキャリ婚を利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
独身女性の終活で特に考えておくべき項目を紹介しました。
「独身に限らず女性全般じゃない?」
という声も聞こえてきそうですが、結婚している場合は旦那さんがいるので、もしものときに助け合うことができます。
しかし独身の場合は「基本は一人」であるため、その分色々と考えて備えておく必要があります。
また、ご両親が既に他界していたり、一人暮らしされている場合は他にも考えることがあります。
死後の手続きのことや、孤独死についてです。
この点については、下の記事で紹介しているので参考までにご覧になってみてください。