徳島県の終活は映画と講座から|託児・字幕つきの学びと相談窓口

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終活の講座に行きたくても、行けない理由はいくつもあります。小さな孫を預けられない、耳が遠くて聞き取れない、そもそも堅い話から入るのが気が重い——。徳島県の取り組みは、そこに手が届いています。無料の託児がついた講座、字幕とヒアリングループを用意した映画の無料上映、そして公証人にまで無料で相談できる窓口。この記事では、参加をあきらめなくてよい配慮を示したうえで、相談窓口の使い分け、市ごとのノートまでまとめました。

この記事の結論

  • 徳島県は「参加しやすさ」への配慮が整っています
  • 無料の託児がついた講座があります(事前の申し込みが必要です)
  • 映画の無料上映には、字幕とヒアリングループが用意されました
  • 徳島市では公証人にも無料で相談できます
  • 弁護士は予約制、司法書士や公証人は原則予約不要です
  • 徳島市のノートには相談窓口の情報も載っています
  • 阿南市のノートは「これから取り組みたいこと」まで書けます

この記事でわかること

  1. 徳島県の特徴
  2. 4つの配慮
  3. 映画から入る方法
  4. 映画は相談会ではありません
  5. 無料の託児がある講座
  6. 託児は2日前までに
  7. 字幕とヒアリングループ
  8. 法テラスと共催の法律講座
  9. 徳島市の暮らしの相談
  10. 公証人に無料で相談できます
  11. 予約が要る・要らない
  12. 相談先の簡単な選び方
  13. 成年後見支援センター
  14. 徳島市のノート
  15. ノートに窓口の情報も
  16. 阿南市の「たまて箱」
  17. 吉野川市の配布場所
  18. 空き家の相談
  19. 市町別の窓口一覧
  20. よくある質問12問

まず結論|徳島県は「参加しやすさ」が整っています

用意されているもの費用
1映画の無料上映(終活がテーマ)無料
2無料の託児(1歳から就学前まで)無料
3日本語字幕とヒアリングループ
4法テラスと共催の法律講座無料
5公証人を含む5種類の無料相談無料

「行きたいのに行けない」を減らす工夫がここまで揃っている県は、多くありません。子育てと介護を同時に抱えている方、耳が遠くなってきた方——これまで対象から外れていた人が参加できる形になっています。

最初の電話で聞くのは、この3つで足ります

「終活の講座や上映会の予定はありますか」、②「託児はありますか」、③「エンディングノートは配っていますか」。2つ目を聞くのを忘れないでください。あると分かれば、参加できる可能性が一気に広がります。ただし託児は事前の申し込みが必要です。

★参加をあきらめなくてよい4つの配慮

これまでの壁用意されている配慮
子どもや孫を預けられない無料の託児(1歳から就学前まで)
耳が遠くて聞き取れない日本語字幕・ヒアリングループ
堅い話から入るのが気が重い映画から入る
専門家の話は難しそう法テラスと共催の入門的な法律講座
定員限られているので早めに申し込みます
申し込み託児は開催日の2日前までが目安です

映画から入るという方法

項目内容
形式終活と人生の再出発を描いた映画の無料上映
費用無料
向いている方堅い講座から始めることに抵抗がある方
配慮日本語字幕/ヒアリングループの設置
託児無料。開催日の2日前までに申し込みます
探し方県や市の広報・公式サイトのイベント欄

「終活セミナー」と聞くと身構える方でも、映画なら誘いやすいものです。しかも家族と一緒に見に行けるのが大きい。見終わったあとに「うちはどうする?」と話せれば、それだけで一歩進みます。入口は柔らかいほうが、続きます。

映画は相談会ではありません

上映会で個別の相談はできません

映画はあくまで「考えるきっかけ」です。具体的な相続・成年後見・認知症について相談したい場合は、映画の鑑賞とは別に、自治体や専門家の相談窓口を利用してください。順番としては、映画で全体像をつかむ → 気になったことを窓口で聞く——この流れがいちばん無駄がありません。

無料の託児がついている講座

項目内容
対象の年齢1歳から就学前まで
費用無料
申し込み講座の申し込みとは別に、託児の申し込みが必要です
締切開催日の2日前まで
申込先託児の担当窓口へ直接申し込みます
向いている方子育てと親の介護を同時に抱えている方

「終活の講座に子どもを連れて行くのは無理」と思い込まないでください

親の終活を考える世代は、子育ての真っ最中であることが少なくありません。「預け先がないから」であきらめてきた方は多いはずです。託児があると分かれば、その壁は消えます。ただし講座の申し込みとは別に、託児の申し込みが必要です。ここを見落とすと、当日預けられません。

託児は2日前までに申し込みます

  1. 講座の情報を見つける託児の有無を最初に確かめます
  2. 講座に申し込む定員があるので早めに
  3. 託児に別途申し込む担当の窓口へ直接。ここが別なのがポイントです
  4. 締切を守る開催日の2日前までが目安です
  5. 持ち物を確認する子どもの持ち物について聞いておきます

字幕とヒアリングループ

配慮どんな方に役立つか
日本語字幕聞き取りにくい方/音を追うのが負担な方
ヒアリングループ補聴器を使っている方
何が変わるか聞き返す負担がなくなります
何が変わるか内容についていけるので、最後まで参加できます
確かめ方案内に記載があります。なければ申し込みのときに聞きます
そのほか相談の場では、筆談に応じてもらえることもあります

「耳が遠いから参加をやめた」という理由は、実はとても多いのです。専門用語が並ぶ場ならなおさら聞き取れません。字幕やヒアリングループがあると分かっていれば、参加の判断がまったく変わります。案内に書かれていない場合でも、申し込みのときに聞いてみてください。

法テラスと共催の法律講座

項目内容
主催県の支援センターと法テラス
テーマの例相続の基本
対象相続について知識がない方も参加しやすい内容です
対象将来、家族へ財産を残す立場になる方
費用無料
定員限られています。早めに申し込んでください
託児無料の託児が用意されることがあります

徳島市の「暮らしの相談」5種類

相談の種類相談できること
弁護士相続人どうしのもめごと・法律全般
司法書士不動産の名義変更・相続登記
行政書士紛争のない遺言書・遺産分割協議書の作成相談
公証人公正証書遺言・任意後見契約
不動産売買・賃貸のこと
費用無料
時間・対象原則1人30分以内。市民が対象です

★公証人に無料で相談できます

項目内容
公証人とは公正証書を作る立場の人です
相談できること公正証書遺言・任意後見契約
費用市の相談枠では無料
予約原則として予約は不要です
注意当日の混雑状況によっては相談できないことがあります
そのあと実際に公正証書を作る場合は、法律で定められた手数料がかかります

公証役場に行かずに、公証人に聞けるのは貴重です

公正証書遺言や任意後見契約は、最終的に公証役場で作ります。けれど「公証役場に行く」というだけで、敷居が高く感じるものです。市役所の相談窓口で、しかも無料で聞けるなら、その一歩がずいぶん楽になります。「作ると決めていないけれど話を聞きたい」段階でも構いません。

予約が要る相談・要らない相談

弁護士相談司法書士・行政書士・公証人など
予約事前予約制です原則として不要です
申し込み希望日の2開庁日前まで
方法電話または窓口当日、窓口へ
注意締切を過ぎると受けられません混雑すると相談できないことがあります
時間原則1人30分以内
対象市民が対象です

「予約不要」でも、行けば必ず相談できるとは限りません

司法書士や公証人などの相談は予約が要りませんが、当日の混雑状況によっては相談できないことがあります。とくに月末や年度末は混みます。早い時間に行くのが確実です。また弁護士相談は希望日の2開庁日前までに申し込む必要があります。「明日相談したい」では間に合いません。

相談先の簡単な選び方

状況相談先
相続人どうしでもめている弁護士
不動産の名義変更をしたい司法書士
争いのない遺言書・協議書を作りたい行政書士
公正証書遺言・任意後見契約を考えている公証人
不動産の売買や賃貸不動産の相談
分からないとき市民生活の相談窓口で内容を伝えれば振り分けてもらえます

相談時間は原則30分です。窓口を間違えると、それだけで1回分を失います。いちばんの分かれ目は「もめているかどうか」。争いがあるなら弁護士、なければ司法書士・行政書士・公証人。この線引きだけ覚えておいてください。

成年後見支援センター

相談できることひとこと
認知症になった親の財産を管理したいいちばん多い相談です
制度を利用すべきか知りたい決めていない段階でも構いません
法定後見と任意後見の違い準備の方法がまったく違います
家庭裁判所への申立ての方法
頼れる親族が少なく将来が心配
費用無料。平日に相談できます

判断能力が下がってからでは、選べない制度があります

任意後見は、判断能力が十分にあるうちにしか結べません。下がってから使えるのは法定後見で、そのときは家庭裁判所が支援者を選びます。誰が選ばれるかは自分では決められません。制度を使うか決めていない段階でも、早めに相談して問題ありません。

徳島市のマイエンディングノート

書ける内容ひとこと
自分の基本情報まずここから書けます
もしものときの医療・介護元気なうちにしか書けません
葬儀・お墓などの希望家族がいちばん迷うところです
家族や大切な人へのメッセージ
預貯金・保険・不動産などの財産在りかを書きます。暗証番号は書きません
配布場所市の健康長寿の担当課/各支所/地域包括支援センター
注意在庫や配布の対象は、受け取り前に窓口へ確認してください

ノートに相談窓口の情報も載っています

「ノート1冊で、どこに連絡すればよいかまで分かる」作りです

徳島市のノートには、高齢者向けの相談窓口の情報も収められています。つまり書く欄と、調べる情報が1冊にまとまっているということ。困ったときに「どこへ連絡すればよいか」を、そのノートから探せます。家族にとっても、置き場所さえ分かっていれば、そこから全部たどれます。

エンディングノートと遺言書は別のものです

ノートは家族へ希望や情報を伝えるためのものです。財産の分け方に法的な効力を持たせたいなら、要件を満たした遺言書が必要です。そして書いたあとは、ノートの存在と保管場所を、信頼できる家族へ伝えてください。

阿南市の「たまて箱」(これからを書く)

書ける内容ひとこと
プロフィール・家族との思い出振り返りから始められます
預貯金・保険・契約しているサービス存在を整理します
遺言書の有無と保管場所家族が探すときに役立ちます
遺影の準備意外と忘れられがちです
希望する葬儀・埋葬の方法
今後の人生で取り組みたいこと「これから」を書く欄があるのが特徴です
入手市が公開しており、印刷して使えます

「人生の最期」だけでなく、「これから取り組みたいこと」を書く欄があるノートは珍しいものです。終活を「終わりの準備」ではなく「これからの設計」として扱っている、ということ。気持ちが重くならない作りなので、最初の1冊としても向いています。

暗証番号やパスワードそのものは書かないでください

金融機関や契約しているサービスを整理できるノートですが、暗証番号やパスワードそのものを書き込まないでください。ノートを紛失したり、盗まれたりしたときの危険が一気に大きくなります。書くのは「どこにあるか」までで十分です。

吉野川市|訪問看護ステーションでも配布

項目内容
ノートの目的もしものときに希望する医療やケアを整理するため
費用無料
配布場所市の長寿・いきがいの担当課
配布場所市の医師会の訪問看護ステーション
大切なこと一度書いたら終わりではありません
見直し健康の状態や暮らしによって考えは変わります
誰と話すか家族とかかりつけ医と、繰り返し話し合ってください

訪問看護ステーションでも受け取れる、というのは意味のある配置です。すでに医療や介護のサービスを使っている方は、役所へ行かなくても手に取れます。そしてその場で看護師に「これはどう書けばよいか」を聞ける——これは窓口でもらうより一歩進んだ形です。

空き家の相談と、整理しておく情報

相談の前に整理することひとこと
空き家・実家の所在地まずここからです
現在の登記の名義人固定資産税の通知書で分かります
相続人の状況何人いるか、連絡が取れるか
建物の管理の状況誰が見ているか
売却・賃貸・解体などの希望方向だけでも決めておきます
窓口市の住宅の担当課(空き家の担当)
費用相談は無料。売却・登記・解体の依頼は有料です

徳島県 市町別の窓口【一覧表】

主な取り組み
徳島市暮らしの相談5種類(弁護士・司法書士・行政書士・公証人・不動産)/成年後見支援センター/マイエンディングノート/空き家の相談窓口
阿南市終活ノート「たまて箱」(これから取り組みたいことも書けます)
吉野川市エンディングノートの無料配布(市の窓口・訪問看護ステーション)
県の取り組み法テラスと共催の法律講座/終活をテーマにした映画の無料上映
そのほかの市町村地域包括支援センターと社会福祉協議会が窓口です
県内共通司法書士会・法務局・公証役場

窓口の名称・実施内容・講座や上映会の開催時期・託児の条件・配布物の在庫は変わることがあります。最新の内容は、各市町村および各機関の公式の案内でご確認ください。

悩み別|徳島県内でどこへ相談するか

相談したいこと最初に行く窓口
まず柔らかく学びたい映画の上映会・法律講座
子どもを預けて参加したい託児のある講座(2日前までに申し込み)
耳が遠くて聞き取れない字幕やヒアリングループのある催し
相続でもめている弁護士(予約制)
名義が親のまま司法書士
公正証書遺言・任意後見公証人(原則予約不要)
判断能力が心配成年後見支援センター
エンディングノートがほしい市の窓口・訪問看護ステーション
実家が空き家になりそう市の住宅の担当課

申し込む前に確認する10項目

  • 市民などの居住条件はあるか
  • 託児はあるか。締切はいつか
  • 字幕やヒアリングループはあるか
  • 定員は何名か
  • 予約が必要か、当日受付か
  • 予約が必要な場合、締切はいつか
  • 相談時間は何分か
  • 家族と一緒に参加できるか
  • 持っていく資料の指定はあるか
  • 相談のあとの手続きは有料になるか

よくある質問

徳島県の終活セミナーはどこで探せばよいですか
県や市の広報・公式サイトのイベント欄が確実です。徳島県では終活をテーマにした映画の無料上映や、法テラスと共催の法律講座が開かれています。定員があるので早めに申し込んでください。
子どもを預けて参加できますか
無料の託児が用意されることがあります。1歳から就学前までが対象です。ただし講座の申し込みとは別に、託児の申し込みが必要で、開催日の2日前までが目安です。
耳が遠いのですが参加できますか
できます。映画の上映会には日本語字幕とヒアリングループが用意されました。案内に記載がない場合は、申し込みのときに確認してみてください。
映画の上映会で相談もできますか
できません。映画は考えるきっかけの場です。具体的な相続・成年後見・認知症の相談は、自治体や専門家の窓口を別に利用してください。
公証人に無料で相談できますか
できます。徳島市の暮らしの相談では、公正証書遺言や任意後見契約について公証人に相談できます。原則として予約は不要ですが、混雑すると相談できないことがあります。
弁護士相談の予約はいつまでですか
希望日の2開庁日前までに、電話または窓口で申し込みます。「明日相談したい」では間に合いません。司法書士や公証人などの相談は原則予約不要です。
どの専門家に相談すればよいですか
もめているなら弁護士、名義変更は司法書士、争いのない遺言書や協議書は行政書士、公正証書遺言や任意後見は公証人です。分からなければ、市の相談窓口で内容を伝えれば振り分けてもらえます。
エンディングノートは無料でもらえますか
もらえます。徳島市・吉野川市が市の窓口で配布しており、阿南市のノートは公開されていて印刷して使えます。在庫や配布の対象は、受け取り前に窓口へ確認してください。
役所に行かずにノートを手に入れられますか
吉野川市では、市の医師会の訪問看護ステーションでも配布しています。また阿南市のノートは印刷して使えます。すでに医療や介護のサービスを使っている方は、その場で受け取れます。
ノートに書けば、そのとおりに財産を分けてもらえますか
いいえ。ノートに法的な効力はありません。財産の分け方を法的に決めたいなら、要件を満たした遺言書が必要です。書いたあとは保管場所を家族に伝えてください。
医療の希望は一度書けば終わりですか
いいえ。健康の状態や暮らしの環境によって考えは変わります。家族とかかりつけ医と、繰り返し話し合ってください。これが人生会議の考え方です。
まず何から始めればよいですか
市の窓口に電話して、エンディングノートをもらうことからです。そのとき「終活の講座や上映会の予定はありますか」「託児はありますか」とあわせて聞いておいてください。どちらも無料です。

まとめ

この記事の要点

  • 徳島県は「参加しやすさ」への配慮が整っています
  • 無料の託児(1歳から就学前)がある講座があります
  • 託児は講座とは別に、2日前までの申し込みが必要です
  • 映画の上映会には字幕とヒアリングループが用意されました
  • 徳島市では公証人にも無料で相談できます(原則予約不要)
  • 弁護士相談は希望日の2開庁日前までに予約が必要です
  • 徳島市のノートには相談窓口の情報も載っています
  • 阿南市のノートは「これから取り組みたいこと」まで書けます

徳島県の終活は、「行けない理由」をひとつずつ潰してくれる作りになっています。子どもがいても、耳が遠くても、堅い話が苦手でも参加できます。まずは市の窓口に電話して、講座の予定と託児の有無を聞いてください。あわせてエンディングノートをもらえば、その日から始められます。

本記事は、徳島県内の自治体および関係機関が公表している情報をもとに、一般的な進め方として整理したものです。講座や上映会の開催時期・定員・託児の条件と締切・設備の有無、窓口の名称、相談の予約の方法と時間、配布物の在庫は、変更されることがあります。実際に参加・相談される際は、お住まいの市町村の窓口および各機関の公式の案内をご確認ください。

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