秋田県の葬祭費一覧|25市町村の金額・大潟村は7万円【2026年版】

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秋田県で家族を亡くし、国民健康保険の葬祭費を申請しようとしている方へ。県内13市9町3村、25市町村の国民健康保険条例と公式ページ、申請書を確認しました。秋田県の葬祭費は22市町村が5万円で、潟上市と五城目町は6万円、大潟村は7万円です。7万円は、終活.comがこれまで調べた府県の中でいちばん高い額です。75歳以上の後期高齢者医療は5万円です。秋田市は申請日によって振込日が決まり、北秋田市の申請書には窓口で受け取る欄があるなど、手続きにも違いがあります。

この記事の結論

  • 秋田県の国保の葬祭費は22市町村が5万円
  • 大潟村は7万円、潟上市と五城目町は6万円
  • 後期高齢者医療は県内一律5万円
  • 秋田市は15日までの申請なら月末、16日以降なら翌月15日に振込
  • 秋田市は新聞のおくやみ欄でも喪主を確認できる
  • 由利本荘市は葬祭費とは別に市外火葬補助金(上限2万円)がある
  • 美郷町は条例で死産は支給しないと定めている

この記事でわかること

  1. 秋田県の葬祭費はいくらか
  2. 25市町村の早見表
  3. 額ごとの市町村
  4. 後期高齢者医療の葬祭費
  5. 大潟村の7万円
  6. 潟上市と五城目町の6万円
  7. 秋田市の葬祭費
  8. 仙北市の経過措置
  9. 喪主を確かめる書類
  10. 振込口座と委任状
  11. 振込の時期と窓口払い
  12. 前の勤め先の保険から出る場合
  13. 交通事故のとき
  14. 申請期限
  15. おくやみ窓口と申請場所
  16. 火葬の費用と補助
  17. 市町村の終活支援
  18. 他府県と比べる
  19. 埋葬料との関係
  20. よくある質問
  21. まとめ

秋田県の葬祭費は5万円が中心|大潟村は7万円

国民健康保険の加入者が亡くなると、葬儀を行った人は住んでいた市町村に申請して葬祭費を受け取れます。秋田県では25市町村のうち22市町村が5万円で、潟上市と五城目町が6万円、大潟村が7万円と、5万円より高い市町村が3つあります。

秋田県は、5万円より少ない市町村が1つもない県です。額が高い3市町村に住んでいた方は、後期高齢者医療(5万円)や会社の保険(5万円)より国保のほうが多いので、請求先を取り違えないようにしましょう。

秋田県で最初に確かめたいこと

まず住んでいた市町村の額を早見表で確かめましょう。そのうえで、振込日の決まりや口座の名義を確認しておくと、受け取りまでの見通しが立ちます。

【25市町村一覧】秋田県の葬祭費 早見表

13市9町3村の額と条例の条、担当の課を並べました。

市町村葬祭費条例担当
秋田市5万円第6条国保年金課
能代市5万円第5条市民保険課
横手市5万円第5条国保年金課
大館市5万円第5条保険課
男鹿市5万円未確認生活環境課
湯沢市5万円第5条市民課
鹿角市5万円未確認市民課
由利本荘市5万円第4条医療保険課
潟上市6万円未確認市民課
大仙市5万円第5条保険年金課
北秋田市5万円第7条市民課
にかほ市5万円第6条市民課
仙北市5万円第6条国保市民課
小坂町5万円第6条町民課
上小阿仁村5万円第7条住民福祉課
藤里町5万円第5条町民課
三種町5万円第5条健康推進課
八峰町5万円第6条福祉保健課
五城目町6万円第7条健康推進課
八郎潟町5万円第7条住民生活課
井川町5万円第6条町民生活課
大潟村7万円第4条福祉保健課
美郷町5万円第5条福祉保健課
羽後町5万円第6条健康福祉課
東成瀬村5万円第7条住民生活課

※2026年9月時点で、各市町村の国民健康保険条例(例規集)と公式ページ・申請書を確認した結果です。男鹿市・潟上市は公式サイトに例規集へのリンクがなく、鹿角市は例規集が特殊な閲覧方式で本文を開けなかったため、額は公式ページで確認しました。大館市・小坂町・上小阿仁村・東成瀬村は公式ページに額がなく、条例本文で確認しています。

額ごとに分けると|5万円・6万円・7万円

25市町村を額で分けると次のとおりです。

額市町村数
7万円大潟村1
6万円潟上市・五城目町2
5万円上の3市町村以外のすべて22

5万円より高い3市町村は、いずれも八郎潟の周りにあります。近くの市町村でも、大潟村と八郎潟町では2万円の差があるので、亡くなった時点の住民票の住所を先に確かめてください。

後期高齢者医療の葬祭費|秋田県後期高齢者医療広域連合は5万円

75歳以上の方(一定の障害があり認定を受けた65歳以上の方を含む)は、秋田県後期高齢者医療広域連合の条例第2条により5万円です。申請は住んでいた市町村の窓口で行います。

項目広域連合の案内
額5万円(県内一律)
受け取れる人葬祭を行った人。扶養・生計維持・同一世帯などの条件は問わない
必要な書類会葬礼状やお悔やみ欄、領収書など、葬祭執行者と葬祭日を確認できるもの
申請書の欄死亡理由で第三者行為(交通事故等)かどうかを選ぶ

大潟村・潟上市・五城目町では、国保のときは6万〜7万円だった方が、75歳を過ぎて後期高齢者医療に移ると5万円になります。遠い親族や知人が葬儀を出した場合でも、葬祭を行った人なら申請できます。

大潟村の葬祭費は7万円|申請書は世帯主の欄

大潟村は条例第4条で葬祭費を定め、公式ページで「葬祭費の支給額は7万円です。」と案内しています。申請は福祉保健課の窓口に葬祭費給付申請書を出します。

大潟村の申請書は、ほかの市町村とつくりが違います。申請者の欄が「世帯主」になっていて、受取代理人の欄もあります。振込先は「秋田銀行 大潟支店」と「大潟村農協」の2つが印字されています。世帯主が亡くなった場合や、喪主が別の世帯の場合は、誰が申請するかを窓口で確かめてから書類を作りましょう。

潟上市と五城目町は6万円

潟上市は公式ページで「葬祭費が6万円支給されます」と案内し、申請書にも60,000円と印字しています。例規集へのリンクが公式サイトになく、いつから6万円なのかは確認できませんでした。申請書には交通事故などの第三者行為を書く欄があります。

五城目町は条例第7条で定め、公式ページでは「遺族に対し、葬祭費(60,000円)が支給されます」と書いています。潟上市はエンディングノート「もしもに備える安心ノート」と別冊を配り、書き方講座も開いています。

秋田市の葬祭費|申請日で振込日が決まる

秋田市は条例第6条で5万円と定め、公式ページで振込日の決まりをはっきり書いています。

項目秋田市の案内
申請日が1日〜15日申請月の末日に振込
申請日が16日〜末日申請月の翌月15日に振込
電子申請スマート申請でできる
喪主と葬祭日の確認葬儀日程、領収書、新聞のおくやみ欄など
ご遺族支援コーナー事前予約制。利用日の3日前(土日祝を除く)までに電話

秋田市では、どの日に申請しても振込まで最長で1か月ほどです。ご遺族支援コーナーは、2026年10月1日から終了時刻を午後4時45分に早めて試行します。市営墓地や見守りは秋田市のおひとりさま終活ガイドで紹介しています。

仙北市の経過措置|2008年9月までは7万円

仙北市の条例の附則には、葬祭費を下げたときの経過措置が残っています。2006年10月1日施行の改正で、2008年9月30日までに亡くなった方は7万円とし、その後に亡くなった方から今の5万円になりました。

基準は亡くなった日です。ほかに額の改定の附則が読めたのは、秋田市(1997年、葬祭日が基準)と大館市(2009年1月施行、死亡日が基準)で、令和に入ってから額を変えた市は見当たりませんでした。

喪主を確かめる書類|新聞のおくやみ欄も使える

葬儀を行った人と葬祭日を確かめる書類として、市町村や広域連合が挙げているものです。

市町村・団体挙げている書類
秋田市葬儀日程、領収書、新聞のおくやみ欄など
広域連合(後期)会葬礼状やお悔やみ欄、領収書など
八郎潟町喪主と窓口で手続きする人の個人番号がわかるもの。印鑑は朱肉を使うもの
藤里町死亡届のときに申請の案内を同時に行う

秋田市と広域連合では、新聞のおくやみ欄も喪主と葬儀の日を示す書類になります。会葬礼状を作らなかった場合は、新聞のおくやみ欄を切り抜いて持っていくとよいでしょう。

振込口座と委任状|喪主と相続人が違うとき

振込先の口座についての決まりです。

市町村口座の決まり
大館市原則、喪主の口座(おくやみハンドブック)
羽後町葬祭執行者以外の口座なら申請書の委任状欄
三種町喪主以外が代理で受け取るなら喪主の印鑑も持参
由利本荘市喪主以外の口座に振り込むなら印鑑が必要
八峰町喪主と相続人が違う場合はそれぞれの口座情報が必要
男鹿市・美郷町公金受取口座も使える(男鹿市は市に住民登録がある方)

八峰町は、喪主へ葬祭費を支給すると案内したうえで、喪主と相続人が違う場合の口座についても書いています。喪主と相続人が別の人なら、2人分の通帳を用意して窓口へ行きましょう。

振込の時期と窓口払い|湯沢市と北秋田市

秋田市のほかに、振込までの目安を書いているのは湯沢市で、「約1ヶ月から1ヵ月半」としています。羽後町は死亡届のページで「葬祭費は口座振込となります」と書いています。

北秋田市の申請書には、支払方法として「口座振込」と並んで「窓口支払」の欄があります。職員が書く欄には「滞納」「他保」「第三者」の有無もあり、保険税の未納や他の保険、交通事故の有無を窓口で確かめていることがわかります。

前の勤め先の保険から出る場合|藤里町・八峰町の2つの例

会社の健康保険をやめて間もなく亡くなった場合は、前の保険から埋葬料が出ることがあり、そのときは国保からは出ません。藤里町と八峰町は次の2つを挙げています。

国保から出ない例(藤里町・八峰町)
社会保険等(本人)を脱退してから3か月以内の死亡
死亡日の3か月以内に傷病手当金または出産手当金の継続給付を受けている

湯沢市も「退職してから3か月以内に亡くなったとき」を例に挙げ、大仙市は「国保加入後3か月以内で、それ以前に社会保険の被保険者だった場合」と書いています。大潟村・潟上市・五城目町では国保のほうが会社の保険より多いので、どちらから出るかを必ず確かめてください。

交通事故のとき|申請書の第三者行為の欄

湯沢市・潟上市・八峰町・羽後町・大潟村と広域連合の申請書には、交通事故などの第三者行為かどうかを選ぶ欄があります。

八峰町の申請書は、第三者行為を選ぶと「国民健康保険の葬祭費は支給されないことがあります。」と注意しています。相手の保険から葬儀の費用が出る場合は、申請の前に担当課へ事情を伝えておきましょう。

申請期限|公式に書いている市町村は少ない

期限を公式ページやハンドブックに書いている市町村です。

市町村公式の書き方
大館市葬儀を行った翌日から2年以内(おくやみハンドブック)
藤里町葬祭を行った日の翌日から2年が過ぎると時効により申請できない
八峰町葬祭を行った日の翌日から2年
横手市時効は2年間(起算日の書き方なし)

ほかの市町村は期限を書いていませんが、2年で時効になるのは同じです。7万円の大潟村や6万円の2市町は額が大きいぶん、申請し忘れると損も大きくなります。

おくやみ窓口と申請できる場所

秋田市のほか、能代市と北秋田市もご遺族支援コーナーを予約制で設けています。能代市は希望日の2開庁日前まで、北秋田市は3開庁日前までに予約し、北秋田市は1日3枠で「葬儀がお済みで、落ち着いてからのご来庁」をすすめています。

男鹿市は、市役所の生活環境課のほか若美支所・各地域コミュニティセンター・いとく市民サービス窓口でも申請でき、自宅の近くで手続きできる市です。三種町も各支所の地域生活係で受け付けています。羽後町は、質問に答えると必要な手続きがわかる「おくやみ手続きナビ」を案内しています。

火葬の費用と補助|由利本荘市の市外火葬補助金

由利本荘市は、葬祭費とは別に市外火葬補助金を設けています。市内の斎場が使えず市外で火葬した場合に、使用料相当額を上限2万円まで補助し、申請は火葬した年度の3月31日までです。

東成瀬村は、湯沢火葬場の使用料3千円、南部広域斎場(増田)の5万円を案内しています。どの火葬場を使うかで費用が大きく変わるので、葬儀社と日程を決める前に確かめておきましょう。東成瀬村は葬祭費を「死亡届提出後(約1週間後位)の手続き」として案内しています。

市町村の終活支援|エンディングノートを配る市

葬祭費の手続きと合わせて知っておきたい、市の終活の取り組みです。

市取り組み
秋田市・仙北市エンディングノート「大切な方への絆ノート」を無料で配布
潟上市市のエンディングノート「もしもに備える安心ノート」と別冊。書き方講座も
大仙市人生会議の案内と「健康おうえん手帳」

空き家や住まいの終活については秋田県の住まいの終活の記事にまとめています。

他府県と比べる|秋田県は高めの額

終活.comで同じ方法で調べた府県と並べました。

府県国保の葬祭費後期高齢者医療
秋田県5万円が中心、6万円が2、7万円が15万円
石川県5万円(川北町は6万円)5万円
栃木県・茨城県5万円5万円
広島県・島根県3万円3万円
愛媛県1万円〜2万円2万円

6万円の市町村は石川県の川北町にもありましたが、7万円は大潟村だけでした。北陸の例は石川県の葬祭費一覧で確かめられます。

会社の健康保険の埋葬料との関係|秋田県では国保が多い市町村も

協会けんぽや健康保険組合に入っていた方の場合は、市町村の葬祭費ではなく埋葬料を勤め先の健康保険に請求します。

秋田県の葬祭費会社の健康保険の埋葬料
額5万円(潟上市・五城目町6万円、大潟村7万円)5万円
請求先住所地の市役所・町村役場協会けんぽの支部・健康保険組合
扶養の家族が亡くなった場合—被保険者に家族埋葬料

多くの市町村では同額ですが、3市町村では国保のほうが1万〜2万円多くなります。亡くなった方の資格確認書やマイナ保険証の保険者名を見て、請求先を決めましょう。

よくある質問

秋田県の葬祭費はいくらですか
22市町村が5万円、潟上市と五城目町が6万円、大潟村が7万円です。後期高齢者医療は県内一律5万円です。
大潟村の葬祭費はいくらですか
公式ページで7万円と案内しています。申請書の申請者欄は世帯主で、受取代理人の欄もあります。
秋田市ではいつ振り込まれますか
申請日が1日〜15日なら申請月の末日、16日〜末日なら翌月15日です。
会葬礼状がない場合はどうすればよいですか
秋田市は新聞のおくやみ欄も使えます。後期高齢者医療もお悔やみ欄や領収書で確認します。
電子申請はできますか
秋田市はスマート申請で葬祭費を申請できます。
窓口で現金を受け取れますか
北秋田市の申請書には支払方法として窓口支払の欄があります。ほかの市町村は窓口で確かめてください。
喪主と相続人が違う場合は
八峰町では、それぞれの金融機関口座の情報(通帳)が必要と案内しています。
死産の場合も葬祭費は出ますか
美郷町は条例で、死産による葬祭費は支給しないと定めています。
市外の火葬場を使ったら補助はありますか
由利本荘市は、市内の斎場が使えず市外で火葬した場合に上限2万円を補助しています。
申請期限はいつまでですか
葬祭を行った日の翌日から2年です。藤里町・八峰町・大館市などが案内しています。
退職したばかりの家族が亡くなった場合は
退職後3か月以内などは前の健康保険から埋葬料が出ることがあり、その場合は国保の葬祭費は出ません。
会社の健康保険だった場合はどうなりますか
市町村の葬祭費ではなく、協会けんぽや健康保険組合に埋葬料(5万円)を請求します。

まとめ

この記事のまとめ

  • 秋田県の葬祭費は5万円が中心、後期高齢者医療も5万円
  • 大潟村は7万円、潟上市・五城目町は6万円
  • 秋田市は申請日で振込日が決まる
  • 喪主の確認に新聞のおくやみ欄が使える市がある
  • 由利本荘市は市外火葬補助金がある
  • 期限は2年

秋田県の葬祭費は5万円以上で、住んでいた市町村によっては7万円になります。まず住所地の額と、申請書の申請者欄が誰になっているかを確かめることが大切です。

早見表で額と担当課を確かめたら、口座のわかるもの、本人確認書類、会葬礼状か領収書(または新聞のおくやみ欄)をそろえて、国保の資格喪失の届出と同じ日に申請しましょう。喪主と相続人が別の人なら、両方の口座情報を用意してください。

本記事は、秋田県内25市町村の国民健康保険条例(例規集)・公式ページ・申請書と、秋田県後期高齢者医療広域連合の条例・案内をもとに、2026年9月時点で確認できた内容を整理したものです。必要書類や窓口の運用は変わることがあり、公式ページに記載がない項目も、制度や決まりがないという意味ではありません。申請の際は、お住まいだった市町村の担当窓口で最新の内容を必ずご確認ください。

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